2020年3月1日、東京マラソンが開催され見事に大迫傑選手が日本新記録を達成しました。
コロナウイルスの影響で参加できなかった市民ランナーも大迫選手の走りに元気をもらったことでしょう。
大迫選手が今回の素晴らしい記録を打ち立てたのはもちろん本人の努力によるものですが、彼の使用するナイキの厚底シューズにも注目が集まっています。
大迫選手は一体どんな靴を使用しているのかご紹介したいと思います。
大迫傑のシューズはナイキ・アルファフライ
【東京マラソン】
大迫が日本記録更新し4位 五輪代表入り有力にhttps://t.co/NgJQOF3oox→レゲセが逃げ切り、2時間4分15秒で大会2連覇を達成。大迫は自身の日本記録を更新する2時間5分29秒の日本人トップで4位に入った
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 1, 2020
東京マラソンに参加した選手のシューズに注目すると、箱根駅伝で多くの選手が使用して話題となっていたピンク色(又はオレンジ&グリーン色)の厚底シューズがやはり目立っていました。
箱根駅伝から話題となっていたシューズの名前は【ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%】といい、使用者が長距離の新記録を連発しているということから世界陸連が禁止を検討する程でした。
結果として、ヴェイパーフライは禁止とならずにオリンピックでも使用することができる決定が下されましたが、シューズの底の厚さは40mm以下と言う制限が設けられてしまいました。
そんな制限ギリギリの39.5mmの厚底を持つナイキの新作シューズ【ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%】が今回の東京マラソンで大迫傑選手が使用したものとなります。
アルファフライの効果は?
日本新・大迫傑の足下はナイキの厚底新モデル 東京マラソンhttps://t.co/JIBef8wVlx
→本人は「新しいシューズもできたので、それが順位につながったと思う」と振り返る
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 1, 2020
大迫選手はアルファフライが「順位につながったと思う」と振り返ったそうで、確かな効果があるようです。
また、同じく東京マラソンでアルファフライを使用した山本憲二選手は従来モデルとの違いを「全然、変わる。踏み込んだときの感覚がバランスボールの上にいるような感じ。柔らかさに反発がプラスされる」と説明したとのこと。
強すぎるナイキシューズ
順位 | 名前 | 国籍(所属) | タイム | シューズ |
1位 | レゲセ | エチオピア | 2:04:15 | ヴェイパーフライ |
2位 | アブティ | ベルギー | 2:04:40 | ヴェイパーフライ |
3位 | レマ | エチオピア | 2:04:51 | アルファフライ |
4位 | 大迫傑 | ナイキ | 2:05:29 | アルファフライ |
5位 | カロキ | ケニア | 2:06:15 | アルファフライ |
6位 | エルアバシ | バーレーン | 2:06:22 | ヴェイパーフライ |
7位 | メングストゥ | エチオピア | 2:06:23 | アルファフライ |
8位 | 高久龍 | ヤクルト | 2:06:45 | ヴェイパーフライ |
9位 | 上門大祐 | 大塚製薬 | 2:06:54 | ヴェイパーフライ |
10位 | 定方俊樹 | HMPS | 2:07:05 | ヴェイパーフライ |
東京マラソン2020の男子トップ10が使用したシューズは全てナイキの厚底シューズとなっていました。トップアスリートがこれだけ使用・称賛するナイキのアルファフライですが、一般人にも購入可能ですので、是非試してみたいですね。