個展を開けば即完売!多くの画家に影響力を与えていて、作品は入手困難という”杉田陽平”さん。
石原慎太郎さんなど著名人からも、高い評価があるそうです。
私自身、失礼ながら彼の事を存じなかったのですが、興味深い方だなと感じました。
今回は、杉田陽平さんの年収や、盗作疑惑を調査していきたいと思います。
また、アート作品も見ていきましょう!
杉田陽平の絵は1枚300万円で年収は3億円?
17名の男性が才色兼備の女性の心を射止める為に日常では体験できないような、ゴージャスなデートをし、最後の一人が選ばれるまで過酷なバトルを繰り広げる、恋愛リアリティショー「バチェロレッテ・ジャパン」で一躍有名になった、”杉田陽平”さん。
「アートで愛を奪いとれ」というキャッチフレーズで出演しています。
オンラインショップを覗いてみると、並ぶのは「SOLD OUT」の文字。
多くが数十万円の絵で、画家としての地位が、しっかり確立されているようです。
高い物で”300万円” の値がついた作品もあるんだとか。年間100点の絵が売れています。
そんな彼の年収ですが、予想するには、かなりのバラつきがあります。
画家の収入は絶えず変動する為、年収の平均を出すのが極めて困難なようです。
因みに、プロの画家の年収の一例が800~900万円と言われています。
杉田陽平さんは、年間100点の絵が売れると考えると、1つ100万円以上する作品もあるので、平均40万円の作品が100点、売れたとしたら”年収4000万円”という事になります。
これは、あくまで予想ですし、先ほども”画家の年収は絶えず変動する”というように”安定しない職業”であると言えるようです。
経済状況によっても売れ行きが大きく変わり、「景気が悪い時」「政情が不安定な時」「株安の時」は、絵が売れません。
結論から言うと、杉田陽平さんの”年収が3億円”という可能性は、かなり低いのではないでしょうか。
どちらにしても、一流の画家という事は間違いなさそうですね。
杉田陽平の作品に盗作疑惑が…徹底検証!
2009年の展示会作品では、イエローモンキーのCDジャケットに似ていると指摘されました。
これだけを見ると盗作したとは思えませんが、2つの画像を重ねると、サイズが一致したのです!
さらに、2012年に開催された杉田陽平さんの個展で、写真家”TIM WALKER”の作品を模倣していたと指摘されています。
引用:https://otonajyoshitrend.com/wp-content/uploads/2020/10/sugitayouhei1.jpg
他にも、宮永愛子さんの2011年の作品コメントを、2012年に何度も杉田陽平さんが流用していた事も指摘されていました。
杉田陽平さんは、2013年11月29日にブログの中で、お詫びと題し投稿されています。
題 お詫び
この度は、ツイッター上で匿名の方から、ご指摘を受けました、ティム・ウォーカー氏と宮永愛子氏、山田詩美氏、中島みゆき氏の作品を、わたくし杉田陽平が盗用していると指摘を受けました。
上記四名の方の作品に大変影響を受けており、尊敬する存在として、実際に作品を参考にさせて頂いたのは事実です。
結果的にその方々、及び関係者の皆様にご迷惑をおかけする事になってしまい、本当に申し訳ありません。
心より深く御詫び申し上げます。今後このような事がないよう、真摯に反省し受け止めようと思います。
(杉田陽平 2013年11月29日)
2013年に”お詫び”したはずの杉田陽平さんですが、同年に渋谷で開催された個展「はてしない世界」でも盗作疑惑が出ました。
絵画を反転させて比較してみると、花畑に横たわる女性や色使いも似ていますね。
1点ならともかく、3点も盗作疑惑が出てくるとは驚きですよね。
杉田陽平のアート作品を紹介!
作品は自宅兼アトリエで描かれているそうです。
意外と、さっぱりしたアトリエといった印象ですね。整理整頓が得意で几帳面な方なんでしょうか。
画像だけでも美しさが伝わってきますよね。
肉眼で見ると、もっと美しい作品な事に間違いないでしょう。
額縁まで使って描いている所が独創的で素敵ですね。
自分の世界を、そのまま表現するのではなく、制限や制約、または他人の自我の中に自分を沈める。つまり、一旦インプットしたものを自分の中で上手く消化し、作品という形でアウトプットしているようです。
一見すると、アクリル絵具が垂れた状態で固めたように見えますが、実は”絵筆で一本一本、流れを描いている“そうです。
杉田陽平さんの、Instagramを見ていて私が一番、素敵だなと感じたのが、この金魚の絵。凄く優しさが伝わってきて、色使いも美しいなと思いました。
確固たるスタイルは決まっていないという、杉田陽平さん。
作品に真摯に向き合い、最高のカッコ良さを求め、極限までこだわり続ける事が、彼の個性なのではないでしょうか。
杉田陽平のwikiプロフィール
引用:https://motoyun-anl.com/wp-content/uploads/2020/10/2360-yoshikahorita-20190629.jpg
名前:杉田 陽平(すぎた ようへい)
生年月日:1983年10月28日
年齢:[birth day=”19831028″]歳
出生地:三重県津市
血液型:B型
職業:画家、現代美術家
学歴:武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業
代表作:「秘する花に包まれし家炎上し、儚き想い出を照らす涙の船」
家族:父、母、姉
特技:絵を描く事
公式Instagram:https://www.instagram.com/sugitayoheiart/
杉田陽平(作品購入)通販:https://ec.tagboat.com/eccube_jp/html/products/list.php?author_id=965&tngs_flg=0
杉田陽平さんは、2002年に美術予備校の新宿美術学院で知り合った同期生6人で、炎上アート集団「じゃぽにか」を結成し、芸術家としての活動をスタートさせています。
初期の頃は、アクリル絵具の皮をコラージュして制作する風景画や、ポートレートを描いていましたが、近年は「未知なる絵画をつくる」をテーマに、鑑賞者の既成概念を揺り動かす大胆で独特のフォルムの抽象画作品などを制作しているそうです。
また、受賞歴も多数あります。
「トーキョーワンダーウォール賞」2004年、2007年、2008年。
「シェル美術賞2007 中井康之審査員賞」2007年。
「第22回ホルベイン・スカラシップ奨学者」2007年。
「トーキョーワンダーシード」2008年、2009年。
「第4回アーティクル賞 塩原将志審査員賞」2010年。 その他、多数。
まとめ
いかがだったでしょうか?
杉田陽平さんの年収が本当に3億円あるのか、盗作疑惑の真相について掘り下げてきました。
年収については、ハッキリとした収入金額は分からなかったものの、画家として一流の年収がある事には間違いなさそうでしたね。
盗作疑惑は本人から謝罪もあり反省しているようでしたが、何のコメントもなく、認めているのかどうなのか分からない作品もあったので、そこは少し謎でした。
アート作品も、いくつか紹介しましたが、どの作品も杉田陽平さんらしさが出ていて、素晴らしかったと思います。
”SOLD OUT”の文字が並ぶのも納得でした。
日本人の一流の画家として素晴らしい作品を世に出し、これからも、もっと飛躍し活躍して欲しいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。