最近話題のHIROTSUバイオサイエンスが提供する「N-NOSE」(エヌノーズ)という線虫を用いたがん検査をご存知でしょうか?僅か尿1滴で85%という高精度でがんを検知することが可能な検査です。しかもステージ0や1の早期がんも検知することが可能だというのです。
そんなN-NOSEがついに2020年の1月から実用化されるとの事、気になるN-NOSEの予約はいつからどこで可能か?また、費用や体験談について調べてみました!
N-NOSEはどこでいつから予約可能?
「必要なのは尿1滴だけ」2020年1月に国内で実用化される驚異的ながん検査 | 文春図書館 著者は語る #がん検診は線虫のしごと #広津崇亮 #週刊文春 https://t.co/dJKD8pLGfS
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) October 29, 2019
2020年1月24日、ついに検査を申し込みできる病院の情報が公開されました。病院の情報は以下のリンク先からご確認ください。
公式の発表によると、一般客の窓口となる取り扱い施設数に制限がかかっているとのこと。情報が更新され次第、紹介していきたいと思います。
現在、法人様や健康保険組合様等への検査対応が集中していることから、一般のお客様の窓口となる取り扱い施設数に制限をかけさせていただいています。ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、今後順次拡大してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
N-NOSEの費用は?
アニサキスなどと同じ「線虫」の嗅覚で、尿のにおいからがんを検知する検査が来年にも実用化します。開発者の広津崇亮氏に聞きました。https://t.co/fQHsPMBqfN
— Shinya Nakazawa (@shinyanakazawa) June 8, 2019
N-NOSEは検査費用は9800円となっています。
N-NOSEの特徴は線虫(C. elegans)の非常に優れた嗅覚を利用してがんを検査します。従って線虫の飼育コストが検査費用に反映されるのですが、この飼育コストが非常に安価ということです。
ここで、個人で人間ドックに入って全身のがん検診を行う場合の一般的な費用をご紹介します。
人間ドックでは様々な種類の検査を行います。胃がんの検査であればバリウムを飲んでの胃X線検査、大腸がんの検査であれば大腸内視鏡検査、女性であれば乳がん検査のマンモグラフィ等、その他多数のがんの検査を半日から~1日かけて行います。
その費用は検査項目や内容、病院によりますが数万円~数十万円になることもあります。もちろん健康であったとしても検査費用は戻ってくることはありません。
それに対してN-NOSEは安く簡単に全身のがんの1次スクリーニングが可能です。
N-NOSEの体験談
N-NOSEは2020年1月から実用化となっており、2019年12月に実用化前のトライアルが実施されました。
トライアルに参加した50代男性と30代位の女性が参加理由と、体験談をコメントされていましたので紹介します。
参加理由:そろそろ(がんの)リスクが高いかなと
体験談 :尿だけで済むので非常に楽
参加理由:30歳を過ぎたら子宮や乳がんの検診を受けたほうがいいと
体験談 :定期的に受けられるなら受けていきたい
お二人共「N-NOSE」に対して、とても好意的な印象を持ったようです。やはり、尿1滴で検査ができるという手軽さは本物ですね。検査結果は以下のように「結果報告書」として報告されます。とても分かりやすい報告書ですね。
N-NOSEについて教育系YouTuberの反応
ここでは、教育系YoutuberのヨビノリたくみさんがN-NOSEについてYoutubeに動画をUPしていたのでご紹介します。
非常に分かりやすくN-NOSEについて解説していますね。
まとめ
日本人の2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで死亡すると言われています。
これまでのがん検査は「時間がかかる」「費用が高い」などの理由で受けられる人が限られていましたが、N-NOSEが実現することで沢山の人ががん検査を受け、がんの早期発見・早期治療が行われていくでしょう!
最後までご覧頂きありがとうございました!