最近話題の 「反日種族主義」という本をご存知でしょうか?
元ソウル大教授、現・李承晩学堂校長の李栄薫(イ・ヨンフン)氏が中心となり、韓国の現状に危機感をもつ韓国の学者やジャーナリストが結集してこの本が著されました。
2019年7月10日に韓国で出版され、日本でも2019年11月14日に「反日種族主義 日韓危機の根源」と韓国版と副題を変えて文芸春秋社から発売されました。
本の内容は、今日の日韓関係において大きな問題となっている「徴用工問題・竹島(独島)領有権問題・慰安婦問題」を扱っており、日本の朝鮮統治時代に対する韓国人の通念を真っ向から否定しているにもかかわらず、韓国でベストセラーとなっています。
日本でも発売日前にAmazonランキングで和書総合1位となるなど、大変注目が集まっています。
韓国では日本寄りの言論を行うと社会から売国親日などと社会から激しいバッシングやブーイングを受けることもあり、文在寅(ムンジェイン)大統領の側近で多数の不正疑惑を抱えているタマネギ男こと曺国(チョグク)元法相がFacebookを通して、「へどが出る本」と非難したこともあります。
あえてこの本を著した李栄薫(イ・ヨンフン)氏とはどのような経歴の持ち主なのでしょうか?
今回は、「李栄薫(イヨンフン)の経歴や反日種族主義に対する韓国人の反応は?」として紹介していきたいと思います!
李栄薫(イ・ヨンフン)の経歴
名前:李栄薫(イ・ヨンフン)
生年月日: 1951年9月10日
年齢:68歳 (2019年11月時点)
出身:大韓民国
高校:慶北高等学校
大学:ソウル大学商科大学経済学科
職業:ソウル大学名誉教授・李承晩学堂校長
イ・ヨンフン氏はソウル大学校を卒業しています。ソウル大学校と言えば日本の東京大学にあたる韓国の最高学府です。
ソウル大において韓国経済史研究で博士号を取得し、韓神大、成均館大を経てソウル大経済学部教授に就任しました。また、2008年12月9日-2009年2月27日の間には九州大学韓国研究センターの客員教授も務められています。
定年退職後は、定年退職後「李承晩学堂」と「李承晩TV」を設立し、現代史を国民に広く教える活動をしているそうです。
「李承晩TV」とは李承晩学堂の教授陣による講義をYouTube上で放送していて日本語の字幕もついているのですが、チャンネルの中にはやはり反日種族主義を打破しようという内容の動画もアップしています。
イ・ヨンフン氏が本当に韓国の将来を憂いて活動していることが伝わってきます。日韓問題が気になる方は要チェックYouTubeチャンネルだと思います。
李承晩学堂住所:大韓民国ソウル市中区退渓路20キル71 2階
反日種族主義に対する韓国人の反応
最近ブレイクしつつある韓国人youtuber「韓国男子TV Korean Boy TV」のジョングさんが反日種族主義を読んだ感想の動画をアップしています。
ジョングさんは最初のプロローグと最初の見出しを読んだ感想を次のように述べています。
- 「ほとんどの韓国人がこの本(反日種族主義)を読んだら、これはウソだ!激おこすると思います」
- 「今日初めてこの本を読んだんですが、今まで信じていたものが崩れるのは怖いです」
ジョングさんは今後も反日種族主義を読んだ感想を目次ごとに分けてYouTubeにアップロードしていくそうです。韓国で最も盛んに反日教育を受けた世代の韓国人の生の声を聴けますので、これからも注目していきたいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「李栄薫(イヨンフン)の経歴や反日種族主義に対する韓国人の反応は?」という内容でまとめさせていただきました。
「反日種族主義」こそが日韓関係を危機に陥らせている根源であり、克服することが韓国の先進化に必要であると説くイヨンフン氏、今後も日韓の関係が少しでも改善するよう、活躍を期待したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!