今や世界的大人気となったK‐POPアイドルグループのBTS。
撮り直しのできる収録とは違い、多くのファンの前で行われる生の舞台には、アクシデントが付き物です。
BTSもこれまで数々の舞台をこなす中で、様々なアクシデントを経験してきました。その時、彼らはどう対応してきたのでしょうか?
今回は、そんなアクシデントに対するメンバー達の対応と素晴らしいチームプレイをいくつかご紹介したいと思います。
ジンがステージ上で耳を感電?火傷?
そのアクシデントが起こったのは、2016年に開催された「釜山ワンアジアフェスティバル」の舞台上でした。BTSが「血、汗、涙」をパフォーマンスしている最中にあがった特殊効果の火花が、ジンの耳のあたりに飛んできたのです。
この動画の3:10~辺りで、その実際の様子が確認できます。耳を押さえて痛そうにしているのが分かりますね。かなりの至近距離で特殊効果があがったことも分かります。
イヤモニの近くに飛んだために感電の心配もされましたが、しばらく耳を押さえた後は何事もなかったかのように残りのパフォーマンスをこなしました。
「耳が赤くなっていた」という情報もあり、やはり火花が耳に当たったのは確かなようですが、それでもすぐに気持ちを切り替え冷静に舞台をこなしたジンのプロ意識にただ脱帽です。
ジン火傷???
なんかが打ち上がった後に耳おさえてる
いけるんかな??
こんな画像見てたらほんまにいたそう
絶対痛いのん我慢してて踊ってたよね歌ってたよね。
armyに心配かけまいと… pic.twitter.com/DIfMW6vhI9— ㅤ (@_kp99) October 24, 2016
ジンさんの耳のこと。たぶんですけど爆発の時の音で耳につけてるイヤモニに何かあったんじゃないかな…
火傷ではなさそうだけどとりあえず心配😔(;_;)
— m씨🧸 (@boudan____mmm) October 24, 2016
一歩間違えれば聴覚にも深刻なダメージを与えかねないとても危険なアクシデントでしたが、大怪我に繋がらなくて本当に良かったですね。
ジンがステージ上で目に火薬が入った?
また、この後もジンが別のアクシデントに見舞われます。同じ公演のエンディングで使用された爆竹の灰がジンの目に入る、というものでした。
幸いにジョングクが素早く水でジンの目を洗い、大事には至りませんでしたが、大惨事が起きてしまう可能性があります。
ジンの異変にいち早く気が付いて冷静に対処したジョングクは素晴らしいですね。
なにより、突然のアクシデントも即座に乗り越えるチームプレイ、数多くの舞台をこなしてきた彼らならでは、といったところでしょうか。灰が目に入れば角膜などを傷付けかねないですが、こうしてすぐに応急処置が出来たことで、大事に至らずに済んだのかもしれませんね。
火薬のすすみたいなものがジンさんの目に入ったみたい……
この動画を撮ったご本人も目に入ってすごく痛いみたい……
グクがすぐに水持ってきてあげてるって🥺🥺
次花火使われる時は改善されたらいいなぁ…… https://t.co/YEJ1plhW9R— kaede🎗 (@kaede30179741) October 29, 2019
人気歌謡スーパーコンサートで倒れる寸前のテテをジンが…
それは2017年に行われた「スーパーコンサートin大田」での出来事。
「DNA」のパフォーマンス中、顔色が冴えず、コンディションがあまり良くないように見えるテテを背後からさりげなく支えるジンの姿がネットで話題になりました。
170924 人気歌謡 スーパーコンサート ‘DNA’
曲のラスト テテの手首を持ち支えるジン🐯🐹24時間に及ぶ過酷な事前収録を終えほぼ休みなしでリハーサルとパフォーマンスをした日。みんなすごく疲れていてMCまで務めていたテテは心身共に辛かったと思う。
+pic.twitter.com/v7154Ggr0S— YUUKi (@YUUKi_yuki3) August 7, 2020
「前日にバンタンが歌番組のサノクをやっててそれが24時間かかり次の日の朝までかかりました。
同じ日に人気歌謡スーパーコンサート(イベント)があり、テヒョンはMCもやったのでその打ち合わせやリハなどあり1人寝る時間がなくフラついてたのでジンが支えてたと言われてます。
24時間休みなしで収録した後に続けて司会や舞台までこなせば、誰でもまともに立つことすら難しいですよね。あまりにも過酷なスケジュールだと言えます。
それをプロ意識でなんとか乗り越えようとするテテと、そんなテテを陰でしっかりと支えるジンの姿に誰もが感動しました。
メンバーの誰かが弱っていたら他のメンバーがすかさずフォローする。こんなことが当たり前に出来るのもまた彼らの魅力といえますね。長男であるジンが常にメンバーの事をよく観察しているということが、この件でよく分かります。
RMの墜落を防いだJ-HOPE
様々な舞台で公演するBTS。時にはしっかりと安全が確認されていないステージセットでパフォーマンスすることも。2020年のとある公演で起こった出来事もまたファンの間で話題になりました。
ステージの床の一部がしっかり閉まっておらず踏めば転んでしまう危険性があったのをホビが気づきナムを横に押し転ぶのを防いだ。
ホビの周囲を見る力、行動力、本当に尊敬でしかない。このクサズの神エピソード一生忘れない。 pic.twitter.com/tsda0mJUoC— 固定ツイ見てくださると嬉しいです!! (@Ami44703279) January 31, 2020
突然RMをグッと押し出すJ-HOPEの姿を見たARMY達は理由が分からず騒然としました。どうして彼は急にそんなことをしたのでしょうか?
しかし実際には床に空いていた穴にRMが落ちるのを防ぐ為、J-HOPEがとっさに取った行動だったんですね。しかもこの穴に気が付いていたのはJ-HOPEだけの様にも見えます。もしも誰も穴に気づかずそのまま前へ進んでいたら、きっと大事故は免れませんでしたよね。
自身もパフォーマンスに集中しながらの即座の対応力と、常に誰よりも舞台全体を見ているJ-HOPEの頼もしさに、感動した方も多かったのではないでしょうか。
まとめ
今回は急なアクシデントに対するBTSメンバーの対応をいくつかご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
何が起こるか分からない一発本番の舞台で、どんなアクシデントでも冷静に対処するメンバー達の姿にただただ感動するばかりですね。
彼らは当たり前のように振舞っていますが、実際は誰にでも出来る事ではありません。それなのに、パッと的確な対応が出来るのは、やはり長い年月をかけて多くの事を経験してきたのと、何よりチームワークの良さがあるからこそだと思います。
とはいえアーティストが舞台上で怪我をしたり事故に巻き込まれるなんて、決してあってはならないこと。これからも事故や怪我などがなく安全に素晴らしいパフォーマンスを披露し続けて欲しいものです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!