エンゼルスの大谷翔平投手([birth day=”19940705″])がオールスターゲームの前日に行われたホームランダービーで得た参加金15万ドル(約1650万円)を球団職員へ寄付したと地元紙で伝えられております。
大谷翔平投手のこの行動にSNS上では、「小さい子たちだけでなく、みんなにとって最高のお手本になるべき存在」、「一流の行い」、「本当のエンジェル」、など、称賛の声が相次いでいました。
こういう行動をさらっとやってのけるところがさすがですね。これまでにも、大谷翔平投手の人柄の良さ、選手からもファンからも愛される理由がわかる行動がありましたのでみてみましょう。
大谷翔平がホームランダービーの賞金を球団に寄付!
さすがスーパースター✨
寄付もしただろうけど、優勝🏆️してたら球団職員は幾ら貰えたんだろ【MLB】大谷翔平が“太っ腹” 総額1650万円を球団職員30人に贈呈、HR競争の賞金活用(Full-Count)#Yahooニュースhttps://t.co/nVf7PXMTlU
— 赤いイナズマ (@akaiinazuma0331) July 17, 2021
ホームランダービーの優勝賞金は100万ドル(約1億1000万円)で準優勝は50万ドル(約5500万円)と言われていました。
大谷選手は1回戦でナショナルズのソト選手と対戦し、2度の延長戦になるなど激闘を演じましたが惜しくも敗れてしまいました。それでも、ホームランダービーの参加金として、15万ドル(約1650万円)を手にしています。
すると大谷選手は、その参加金15万ドル(1650万円)を、球団関係者の方々へ日頃の感謝の気持ちを込めてという形で、寄付をしたというのです。
大谷選手の努力によって勝ち取ったホームランダービーの出場権、それで得た参加金ではありますが、その努力を支えてくれているのが、球団関係者であるという考え方があるからこそできる行動ですね。なんて素晴らしいのでしょう。
選手は花形でその努力や頑張りはメディアなどで人の目に触れることが多いですが、それを支える裏方の仕事はどうしても認知されにくいところですよね。そういうところにもしっかりと「気配り」「配慮」ができる大谷選手は本当にカッコいい!
ちなみに、球団関係者は、球団トレーナー・クラブハウス職員・広報など含めて30人程になるようです。単純計算ではありますが、寄付額は1人当たり5000ドル(約55万円)というところですね。
大谷選手は、賞金の金額に関係なく、出場前から球団関係者に寄付すると決めていたようですので、もし優勝していたら、賞金100万ドル(約1億1000万円)ですので、1人当たり3万3333ドル(約366万)!ちょっとした宝くじに当たった感じですね。
それでも突然の臨時収入に球団関係者の皆さんも喜んだことでしょう。こういった粋な計らいが出来るところも大谷選手の魅力の一つですね。
常日頃から感謝の気持を持っていないとできないことだと思います。
大谷翔平はファンに対しても神対応!
ゲームセット直後、敵地ボストンのスタジアムで、ネットの下から差し出されたボール⚾️にサインしてた。神対応。#大谷翔平 #エンゼルス pic.twitter.com/CgKA5xGgC6
— ©︎ゲヴァラ™️// (@geva_geva_geva) May 17, 2021
大谷選手が、ファンから愛される理由は、実績だけではなく、試合以外での行動が絶賛されているからです。
大谷選手は恒例イベントであるレッドカーペットショーへの参加、ホームランダービーへの出場をはじめ、史上初めて投打二刀流でMLBオールスターゲーム出場を果たすなど、忙しい2日間を過ごして、大変疲れもあったと思われます。
オールスターゲームを終え、私服に着替えて水原一平通訳とともに帰宅する為、通路を歩いていたところ、突然近寄ってきた関係者にサインを求められたようです。
すると、大谷選手は手に持っていた荷物を足元に置き、ボールとペンを受け取り、疲れた表情を見せることなくサインに応じたようです。
この一部始終がロサンゼルス・エンゼルスの公式ツイッターで公開されたようで、瞬く間に話題となり、「オーマイガー! 彼は立ち止まってボールにサインするぐらい優しい」「彼は本当に優しいし紳士的な人だ!!」など、称賛のコメントが多数寄せられたようです。
その一方で、「少しは休んで、ショウ」「ショウヘイよ、永遠に!ゆっくり休息をとってくださいね」など、マウンド以外でも超一流な対応を続ける大谷選手に対し、身体を気遣うファンも多かったようです。
#オオタニサン #大谷翔平 #エンゼルス
オールスター出場選手や、レジェンドからも、サインお願いされて嫌な顔せずに、サインして、帰ってる途中にサインお願いされてもサインして、オオタニサンは、プレーだけじゃなく、人間性が、出来てるんだろうなぁ。両親や、今までの監督さんが教えたのかな?— たつべえ (@Jiphe5MkR2Fp67s) July 15, 2021
大谷翔平はマウンドでも紳士的!
大谷選手は、試合中のマウンドにいても紳士的なんです。2021年7月26日(日本時間27日)のロッキーズ戦に「2番・投手」で先発。7回5安打1失点と好投し、今季5勝目をマークした試合の中での1コマです。
4回表のマウンドではロッキーズの4番ストーリー選手の左手に当ててしまいます。当たった場所が場所だけにかなり痛そうにしていました。しかし、大谷選手はその様子に対して、声をかけたり謝ったりする様子はみられません。
これには、理由があって、日本では死球を与えた際には、帽子を取って頭を下げ謝罪するという光景を見かけると思いますが、メジャーリーグでは、死球を与えても謝ってはいけないという暗黙のルールがあるからなんです。
メジャーリーグでは、真剣勝負の中で当たってしまったのなら謝る必要はない、謝るということは、意図的に当てたと解釈されるようです。
わかるようなわからないような・・・意図的に当てたわけじゃないから謝るという考えの方がしっくりくるような気もしますが、文化の違いなんでしょうね。
しかし、大谷選手はやはり日本人。このイニングの終了後ベンチに引き上げる際に、さりげなくストーリー選手に近づくと、声をかけるシーンがありました。
Relieved Story seems to be OK.
Ohtani apologizes and Story says OK😭👏👏
大谷くんの謝罪に”大丈夫、気にするな”のストーリー🙏#大谷翔平 pic.twitter.com/vBla2fydEn— R 0 0 17_Sub (@sub__r00_17) July 27, 2021
暗黙のルールを破る瞬間でしたが、実際の映像を米メディアが公開すると、日米のファンから「両方紳士や」「彼が大好き」などとコメントが寄せられたようです。
なんと受け入れられてしまった。暗黙のルールさえ変えてしまうのか大谷選手は!
恐るべしショウヘイ・オオタニ!
大谷翔平の人間性について海外の反応は?
大谷翔平
ボクシング界のスーパースター
パッキャオにも興味持たれる。#shoheiohtani #大谷翔平#Angels #Ohtani #大谷 https://t.co/b9ONXZwnBb— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) July 18, 2021
ホームランダービー参加で得た賞金15万ドル(約1650万円)を球団スタッフ約30人に配ったという大谷選手の記事は、競技の枠を越えて大きな反響を呼んでいるようです。
この記事に対し、世界6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級休養王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)までが自身のツイッターでコメントを投稿していました。
パッキャオ氏は、自身の練習風景などを主にツイートしている中で、「God Bless Shohei Ohtani(大谷翔平に神のご加護を)」とのメッセージを添えました。
世界的スーパースターにも一目置かれる存在のようです。
以前には、バスケット界やサッカー界のスーパースターも試合の観戦に訪れる等、競技の垣根を越えて注目される大谷選手。日頃からの行動も今の結果に繋がっているのでしょうね。
まとめ
今回は、大谷選手のプレー以外の部分、人柄という部分に主に触れてきましたが、粋な計らいや神対応など、一つ一つの行動をさらっとやってのける姿、カッコいい!そりゃ好きになりますよ!って感じですね。
あとは、メジャーリーグの暗黙のルール。日本人からすると少し理解しがたい部分もあるのかなと思いますが、そんなルールを破っても称賛される大谷選手はさすがです。
他にも複数の暗黙のルールがあるのですが、そのうち大谷選手が全て変えてしまう日もくるのではないでしょうか。
大谷選手が選手やファンから愛されるのは、プレーだけでなく、それ以外の所での行動も素晴らしいからということがわかりました。日々の積み重ねがよい結果を生み出す象徴かもしれませんね。
私も常日頃の行動を見つめ直し、みんなに好かれる人間になるぞ~!
最後まで読んでいただきありがとうございました。