メンバー同士がとても仲が良いことでも有名なBTSですが、若い男の子が7人も集まり、まして性格も育ってきた環境も違うメンバーなので、初めて出会った第一印象で感じたことも様々だったのでしょう。
そこで今回は、BTSメンバーそれぞれの第一印象についてご紹介します。
お互いの第一印象は?
BTSはさまざまな場面で出会った頃の印象について語ってくれています。今では考えられない姿のメンバーも中にはいたようですので、メンバー加入順で第一印象をご紹介したいと思います。
RM
まずはリーダーのRMから。
ジョングクがBigHitエンターテイメントの事務所に入ったのは、RMが練習している姿を見てカッコいいと憧れたためというのは有名な話ですよね。
そんな憧れのRMにジョングクが初めて出会った時、RMはパンツ一丁だったそうです。
RMは、宿舎にいた時にはじめてジョングクと出会い、まさか訪問客が来ると思っていなかったため下着で行動していたと語っています。
また、SUGAは
「RMさんは事務所に入る前のビデオを見たり、歌を聴いていたので初めて会った時はすごく不思議でした。
でも、若いとき根拠のない自信があって、俺の方が上手いしって。若かったので、最後には俺が勝つぜみたいなことを思ってた。とにかくRMさんと初めて会った時は不思議でした」
と語っています。
お互い若かったということもありますし、同じアンダーグラウンドで活動していた2人だからこそライバル心を抱いていたのかもしれませんね。
テテはRMの第一印象を「芸能人を見るような気分でした。とてもソウルの人みたいで」と語っています。
すでにアンダーグランドで活動し、RMをデビューさせようという軸の元、BTSの練習生が集められているので、メンバーからみたRMの第一印象は一歩前を歩いている、芸能人のようなオーラを放った存在だったのかもしれないですね。
SUGA
続いてはSUGAです。
SUGAの第一印象をRMは「SUGAさんは初めて会ったときからシックでなんというか、「俺はSUGAだ」って感じでした。」と語っています。
ジョングクはSUGAの第一印象について「SUGAさんはハットを被ってて服がすごく派手でした。だから、あの人誰だろうって気になって。
すごく派手でかっこよくて、それから僕が事務所に入ってすぐ練習生の月末評価があったんですけど、そのときにラップを歌う姿がめちゃくちゃかっこよくて、本当にかっこいい人たちだけを集めたんだなって思いました。」と語っています。
J-HOPEは「一番印象に残っているのはSUGAです。初めて地方からソウルに上京し、宿舎へ到着してドキドキしていたら、SUGAがパンツ一丁だったのでビックリした」と話していました。
それに対しジミンも「僕もはじめて会った時、SUGAはパンツ一丁でした」と話しています。
現在のSUGAがパンツ一丁でいることが想像つきませんね。
RMやジョングクの第一印象を聞くと、SUGAは絶対成功する!というギラギラした部分が出ていたのかも知れないですね。
J-HOPE
ホソク〜お誕生日おめでとう🎉❤️
誰に聞いても第一印象絶対良い人で、その第一印象を上回るぐらい知れば知るほど良い人😣
いつも笑顔にしてくれてありがとう
ホソクは永遠に希望だ!#홉생일ㅊㅋ #HappyHopeDay pic.twitter.com/rFOKhzdAg8— ジ ヘ (@VtnIsm) February 17, 2017
続いてJ-HOPEです。
J-HOPEの第一印象についてジミンは、釜山からやってきたジミンを新沙駅のバス停まで迎えに行ったのが2人の初対面でした。「ジミンさんですか」と声をかけて印象に残っている、と語っています。
2人ともダンスという共通点があったのでJ-HOPEがジミンに「たくさん交流しようね」と言ったのに、その後6か月、全く交流がなかったと、のちに少し不満を漏らしていました。
他にも、ジンが初めてJ-HOPEに会った時にJ-HOPEはパンツ一丁の姿で、とても印象に残っているそうです。
ジン
テヒョンがソクジンと練習室で初めて会った時、広い肩をしたジンヒョンが「座りな」って言ってたのが印象的だったって言ったらホソクがそれは強烈な第一印象だねって言ってたの思い出して吹いた pic.twitter.com/npDqinqBNF
— ヴィ子ᰔᩚ⁷ (@taevlove1230) July 23, 2021
次にメンバー最年長で長男のジンです。
テテは「ジンさんは第一練習室で初めて会い、練習生のときはレッスンのない子たちがみんな第一練習室か第二練習室に集まっていたんですけど、そのときに広い肩を持ったジンさんが「座りな」って言ってくれたのが印象的でした。」と語っています。
第一印象から肩幅のイメージだったのでしょうか(笑)
BTSでダンスや歌が初心者だったジンは人一番努力しています。
デビュー当時は現在のような明るいキャラクターではなく、クールだったと言われているジン。まさか今のようなオヤジギャクをいう性格に豹変するとは、メンバーも思わなかったでしょうね。
ジョングク
続いて黄金マンネ・ジョングクです。
RMはジョングクの第一印象について「ジョングクさんはこれまで何回も話ましたげど、どう見てもピュアボーイって感じでした。典型的なアイドルの卵のイメージで澄んでいて無垢な少年でした。」と語っています。
SUGAは「ジョングクさんは完全に子供でしたね。彼とは4歳差なんですけど、僕の目には子供に見えました。
大人っぽくもないし、だからといって幼すぎてもないし中学2年生らしかったです。何も知らない無垢な感じで。」と言っています。
テテは「ジョングクはとても内気で全然喋らなくてお風呂に入る時も、メンバーが寝るのを待ってからお風呂に入るんです。」っ言っているほど内気だったと語りました。
現在はのびのびしているジョングクに対し、メンバーは「今はもう僕達には制御できません」と答えています。
人見知りのジョングクは毎日泣いていたそうです。
優しいヒョンが支えてくれたからこそ、今のような明るいジョングクが誕生したのですね。
テテ
次に四次元ボーイ・テテ。
J-HOPEはテテの第一印象について「テテはお父さんと一緒にソウルに上京してきてて寮に入ったことを今もよく覚えてます。キャップを後ろ向きにかぶっていて、この子はやんちゃな子なんだろうなって思いました。」と語っています。
ジミンは「テテの第一印象は赤の下着でした。赤の下着一枚に赤いキャップをかぶっていました僕はあのときものすごくかっこいいと思い、芸能人っぽい。さすが練習生だなって思いました。」と言っています。
RMは「2011年9月にノニョンドンの2階の2ルームを使っている時に、テテがやってきて、その時は坊主頭で挨拶をぺこりとしたかと思ったら部屋をぐるっと見渡していて、見た感じ、本当に言うことを聞かなさそうだな」と思ったそうです。
J-HOPEもRMもテテの第一印象について「やんちゃ」「言うことを聞かなさそう」という印象だった様子。まさかこんなに繊細で心優しい性格だとは思わなかったでしょうね。
ジミン
最後はジミンです。
テテは「僕はジミンさんを初めて見たのはオーディションビデオでした。そのとき、一緒にいたメンバーたちと言ってたんですよ。「この子ダンスうまいね」って。」と語っています。
オーデションの時からジミンのダンスは光っていたようです。
ここまでまとめてみて、初めて会った時にパンツ一丁だったという話が沢山出てきたことが、何ともおかしいですよね。
デビューしたての頃、「一度洗濯を出すと洗濯の量が多くて、自分のパンツは戻って来ない。誰かが自分のパンツを履いている。」とも話していました。
パンツ一丁で出会い、パンツを共有していく。
なんだか微笑ましい関係です。
現在はメンバー同士がリスペクトする関係に!
それぞれがいろんな第一印象を持っているBTSですが、今ではメンバー同士がリスペクトする関係になっています。
メンバーがメンバーへ向けたメッセージをご紹介したいと思います。
J-HOPE:RM
「RMさんは本当に自分の人生をありのまま楽しんでると思います。受け入れるところは謙虚に受け入れて(自分の人生に)満足しながらも自分のやるべきことをやる。怠けないように自分をコントロールできる。自己省察がしっかりできている人だと思います。」
RMが自己省察ができるというのは納得ですよね。自分のやるべきことをやり、だからリーダーとしても率先しているのが分かります。
RM:ジン
「ジンさんは「晩ごはん一緒に食べない?」「明日釣り行かない?」とかよく聞いてくれるんですよ。
デビュー7.8年経ったらメンバーを誘うのってちょっとためらっちゃうところがあるんですけど、さらっと誘ってくれるからいつもありがたく思ってますし、年上なのに偉そうにもしないし、自ら年下メンバーに近づいてきてくれる心の広い人だと思います。」
確かに長い年月が経過し、毎日一緒に仕事もしているとなかなか誘いにくかったりしますよね。けれどもジンはそういった垣根を作ることなく、メンバーと接しているようですね。
ジン:テテ
「Vさんは太っ腹です。ものすごく。一緒にごはんを食べることがあったら自分から「おごる」って言ってくれるんですよ。前にみんなでごはん食べたじゃないですか、そのときも結構な値段だったのに奢ってくれるって言うのでびっくりしました。
そのときにすごく太っ腹だなと思いました。」
年下だとつい奢られようと思う人もいるかも知れませんが、テテは「奢る」という派なんですね。
テテ:SUGA
「SUGAさんはライブ(生歌)が本当にうまいです。この人半端ないなと改めて思いました。」
テテは常にSUGAの音楽を賞賛する言葉を発していますし、公演でもSUGAのソロ曲を披露することもありました。
SUGAの音楽のファンでもあり、尊敬も感じているようです。
SUGA:グク
「ジョングクさんはなんて言うか幼くしてそれも思春期に仕事を始めたじゃないですか。そういう人はかなり多いけど、こうしてしっかりとした大人になれたのは本人が色々考えた結果だと思うんです。すごく誇らしいです。」
SUGAが言うように、若い頃から芸能界で活動しているジョングクですが、擦れていない性格ですよね。何事にも一生懸命で努力家のジョングク。
その姿勢はスーパースターになっても変わらないので、メンバーからもARMYからもマンネとしてずっと愛されているのでしょう。
グク:ジミン
「ジミンさんは言葉が必要ですか?同じステージに立つ人ですけど、ステージの上ですごくかっこいい姿を見せてくれるので、色々学ばせてもらうことも多いですね。もちろん言葉にはしませんけど見守ってますよジミンさん。」
ジミンのダンスの実力はもちろん、その魅せ方をリスペクトしているジョングク。多くを説明しなくても、ARMYもよく分かっています!
ジミン:J-HOPE
「J-HOPEさんは存在自体が素晴らしいです。BTSのメンバーだから褒めたいし、僕たちのお兄ちゃんだから褒めたいし、僕たちが弟だから褒めたいです。愛してます。」
ジミンはJ-HOPEを見て、こんなにも誠実でいることがカッコいいんだと教えてもらいました。と手紙を送っていることもあるので、J-HOPEの存在が素晴らしいという言葉は本心だと思います。
また「リスペクトする人は?」の質問に
ジン:僕たちのメンバー
SUGA:RM
J-HOPE:マイメンバー
RM:SUGA
ジミン:メンバー
テテ:J-HOPE
ジョングク:BTS
と、全員がBTS内で答えています。こんなグループが他にあるでしょうか。
まとめ
今回はBTSのお互いの第一印象をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
第一印象の感じ方は様々ですが、今となってはリスペクトし合っているBTS。お互いを理解し、尊敬し、友達や家族でもない、特別な関係が形成された素晴らしいグループですよね。
これからも、どこまで快進撃を繰り広げるのか楽しみです!