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チェテウォン(崔泰源)SKグループ会長の経歴は?隠し子や横領の過去がヤバい

韓国の資産規模3位の財閥であるSKグループ・チェテウォン(崔泰源)会長の1兆円離婚裁判が話題になっています。

離婚訴訟を起こしたチェテウォン会長に対し、妻である盧素英(ノ・ソヨン)夫人が請求した慰謝料の額はなんと1兆円。

1兆って…全然ピンと来ない数字で完全に次元が違いますよね。

更に、その高額過ぎる慰謝料に加えてSKグループの持ち株会社に当たる「SK」の株式を42.30%も求めているというので驚きです。SKグループはもしそれ程までに大きな株式を失ったらどうなってしまうのでしょうか。

どうやら奥様がそれ程までに要求してしまう背景には、チェテウォン会長の過去の行いにも原因があるようです。

ということで今回は、SKグループの会長であるチェテウォン会長の経歴や隠し子・横領疑惑についてもまとめていきたいと思います。

チェテウォン(崔泰源)SKグループ会長の経歴は?

チェテウォン会長のwikiプロフィール

「최태원 SK 프로필」の画像検索結果"

引用:https://insight-community.tistory.com/1445

名前:チェ・テウォン(崔泰源)

韓国名:최태원

生年月日:1960年12月3日

年齢: 59歳(2019年12月時点)

出身地:韓国京畿道水原市

職業:SKグループ会長

大学:高麗大学校・シカゴ大学

チェ・テウォン会長は1960年生まれの現在59歳です。

SKグループはチェテウォン会長の叔父にあたるチェジョンゴン氏が創設された会社になりますが、チェジョンゴン氏が他界されてからはチェテウォン会長の父親のチェジョンヒョン氏が会長を務めていました。

父親のチェジョンヒョン元会長が1998年に亡くなられたことで、チェテウォン会長は38歳という若さでSKグループの会長に就任しています。

完全なる同族経営の典型という感じですね。

SKグループの会長職以外にも、韓国ハンドボール協会の会長も務めています。

チャテヒョン会長の経歴

1992年:線径経営企画室部長
1993年:線径アメリカ取締役待遇
1996年:線径常務取締役
1997年1月:有功事業開発チーム長常務取締役
1997年12月〜1998年8月:SKグループの総合企画室長代表取締役副社長
1998年9月~現在:SKグループ代表取締役会長

チャテヒョン会長はシカゴ大学卒業後、SKグループに入社しています。

大学卒業からSKグループ入社までに3年程空白の期間がありますが、この間に何をされていたのかはわかっていません。

こちらの経歴をご覧の通り、入社から僅か6年余りでSKグループの会長となっています…。6年で財閥の会長になるなんて、一般企業では到底考えられないですよね。財閥の同族経営の凄さを感じさせられます。

チャテヒョン会長の学歴

1979年:新日高校を卒業
1983年:高麗大学物理学の学士
1987年:シカゴ大学の経済学の学士号
1989年:シカゴ大学大学院経済学修士・博士統合課程修了

チャテヒョン会長は、韓国の新日高校・高麗大学を卒業した後はアメリカのシカゴ大学に留学しています。

最終学歴は大学院卒で、シカゴ大学在学中にノソヨン夫人と出会い、学生結婚されました。

財閥の息子と大統領の娘という組み合わせが凄いですよね…。

学生時代に盧泰愚(ノムヒョン)元大統領の娘・ノソヨウン夫人と結婚

引用:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58526

チェテウォン会長は大学時代にノソヨン夫人と1983年に結婚されました。

財閥家の王子と現職大統領家の姫の結婚式は、五輪開会4日前のことで、全国民の羨望の中で盛大に行われたそうです。

ここまではお姫様と王子様のようなストーリーですが、二人の関係性は10年以上も前から冷め切っていたと言われています。

二人の間には1男2女の子供がいて、既に皆さん成人されています。

ノソヨウン夫人はノムヒョン大統領の娘さんということで、財閥同士の政略結婚だったということでしょうか。夫人はノムヒョン大統領の次女にあたります。

2015年にチェテウォン会長は夫人と別居しており、内縁の妻と婚外子がいることを公表しています。

何というか、愛の無い結婚だったのでしょうか…。まるで韓国ドラマそのものの世界を見ているようです。

2017年7月にはチェテウォン会長の方からノソヨン夫人に離婚調停を申請していましたが、双方が合意することができず進行中の状態でした。

これは夫人の立場からするとかなり色々な思いが湧いてきそうですね。

ノソン夫人は現在58歳で、アートセンター館長の役職に就かれています。

隠し子や横領の過去がヤバい

(写真:チエンシ財団)

引用:https://tfmedia.co.kr/mobile/article.html?no=67692

こちらが内縁の妻と呼ばれている女性です…。

お名前は、キム・ヒヨンさんというそうです。

とても美人ですね…!!そして若い。。

キム・ヒヨンさんのプロフィール

名前:キム・ヒヨン

国籍:アメリカ

年齢:40代

職業:チェンシ財団理事長

2015年にチェテウォン会長は内縁の妻・キム・ヒヨンさんという存在がいるということと、キム・ヒヨンさんとの間に娘がいるということを告白しています。

やはり圧倒的過ぎる経済力があるとこんなに若くて綺麗な人とも関係性を持てるんですね。。

キム・ヒヨンさんは米国籍を持つ40代の韓国系の女性で、二人の間に生まれた娘さんは現在8歳だそうです。チェテウォン会長が50歳を過ぎてできた子供なんですね。

キムヒヨンさんは、チエンシ財団の理事長を務めており2015年にチェテウォン会長が内縁の関係を公表して以降は公式行事にも同席していたそうです。

公表したからと言って公式行事にも同席する堂々とした感じは中々のものですよね。

ノソヨン夫人の取った驚愕の行動と発言

2015年に内縁の妻と婚外子の存在を公表すると共に、離婚の申し入れをしたチェテウォン会長。

この事実を受け、ノソヨン夫人は計り知れないショックを受けたのではないかと予想されますが、夫人の発言は驚くべきものでした。

なんと、

「離婚はしない」「家族を守る為に婚外子も引き取る」

と言ったのです。

到底普通の人では言えない内容です。やはりそれだけ背負うものが違っていたということでしょうか。しかし今回は夫人の方から1兆円を越える請求の離婚裁判…。きっと様々な心境の変化があったのでしょうね。

過去には横領罪で有罪判決を受けていたチェテウォン会長

チェテウォン会長は、2013年2月22日に特定経済犯罪加重処罰法の背任容疑で逮捕されていた過去があります。

500臆ウォンもの金額横領の疑いで実刑を受け服役していましたが、2015年8月、朴槿恵大統領によって特赦を受けています。

その辺も何だか黒い繋がりを感じてしまいますよね(笑)

お金と権力!という匂いを存分に感じさせられます。