グループやソロでのリリースだけではなく、国内外のアーティストと積極的にコラボをして多くの名曲を生み出しているBTS。
これまでに様々なアーティストとコラボをしてきたBTSですが、中には意外なアーティストとのコラボやあまり知られていないお宝映像も!
ということで今回は、BTSがこれまでにアーティストとコラボした楽曲について調べてみました!
イ・スンギの楽曲にJ-HOPEとRMが参加
J-HOPEとRMがデビュー前の2011年にコラボしたのは、韓国で歌手、俳優、タレントとマルチに活動するイ・スンギさん。「国民の弟」「国民の息子」と呼ばれるほど知名度も好感度も高いイ・スンギさんとデビュー前からコラボしていたとはすごいですね。
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J-HOPEとRMがラップで参加したのは、イ・スンギさんが2011年にリリースしたアルバムに収録された「君を笑顔にする歌」。楽曲制作にはBTSの生みの親であるパンPDと、BTSの多くの楽曲に携わるPdoggさんも参加しています。
当時はデビュー前ということもあり2人の参加は大きな話題にはなりませんでしたが、2020年にイ・スンギさんが5年ぶりにリリースしたアルバム「THE PROJECT」に「君を笑顔にする歌」が再収録されました。
すると再収録をきっかけにJ-HOPEとRMの知られざる過去のコラボが話題となり、「君を笑顔にする歌」はアルバムのタイトル曲以上に視聴される結果に。スンギさんもある番組で「上場前の株式を持っていた気分」と話すほどでした。
「Perfect Christmas」にRMとジョングクが参加
BTSとしてデビューして半年後の2013年12月、RMとジョングクは事務所の当時の先輩たちと一緒に「Perfect Christmas」をリリースしました。
2人のほかに、当時は同じ事務所だった2AMのチョグォンさん、イム・ジョンヒさん、8eightのジュヒさんが参加したこの曲は、5人のハーモニーが美しいクリスマスソング。
HYBE LABELSのYouTubeで公開されている映像では、初々しいビジュアルで歌唱するジョングクとRMの姿を見ることができます。2人が男女ミックスのグループでパフォーマンスをしている様子は新鮮ですね。
このときにコラボしたイム・ジョンヒさんはあるインタビューで当時を振り返って、「BTSがグローバルスターになることは時間の問題だと思った」、「素晴らしいメンバーで構成されたと思う」とBTSの印象を語りました。
「Family Song」をGFRIENDと一緒にキャンペーンでコラボ
韓国の学生服ブランド「Smart学生服」の広告で、ガールズグループのGFRIENDとコラボしたこともありました。
2016年にSmart学生服が主催する「家族愛の日」キャンペーンに参加したBTSは、GFRIENDとともにキャンペーン映像「Family Song」を公開。「Family Song」は、BTSとGFRIENDのメンバーが「家族を大切にしよう」と若い世代に向けて歌う楽曲です。
公開された映像では、BTSが制服姿でバスケットボールをしたり、教室でおしゃべりしたりといった爽やかで高校生らしいシーンがたくさん。さらに2組が一緒に踊るダンスもとっても可愛い仕上がりになっています。
BTSもGFRIENDも当時からダンスパフォーマンスのレベルの高さで知られるグループでしたが、「Family Song」のダンスは簡単な振りつけでメンバーのキュートな表情が印象的です。普段の彼らとは違うコンセプトのパフォーマンスが見られるのも、コラボならではですね。
このコラボから3年後、BTSが所属するHYBEは、GFRIEND が所属するSource Musicを買収。同じ傘下になったことでファンの間ではBTSとGFRIENDの再コラボが噂されていましたが、GFRIENDは2021年5月に解散してしまい、再タッグは実現しませんでした。
「ONE DREAM ONE KOREA」の楽曲にジョングクが参加
2015年にジョングクが参加したのは、「ONE DREAM ONE KOREA」という朝鮮半島の統一を願う曲。
この曲は光復と南北分断70年目に作られたキャンペーンソングで、EXOのベクヒョンさん、KARAのギュリさん、GOT7のヨンジェさん、Red Velvetのウェンディさんなど、韓国を代表するK-POPアイドル達が参加しています。
さらに、当時は新政治民主連合の代表だった文在寅(ムン・ジェイン)大統領もレコーディングに参加。この曲は韓国の学校では教科書に記載されるほど有名な曲だそうです。
また、キャンペーンの一環で2015年に開催されたイベント「ONE K CONCERT」では、たくさんの出演者とともにBTSの他のメンバーも参加して「ONE DREAM ONE KOREA」を歌唱しました。
In My Feelings Challengeに参加したJ-HOPEのダンスがMVに
2018年にはDrakeの楽曲「In My Feelings」のミュージックビデオにJ-HOPEが登場して多くのARMYを驚かせました。
これは当時流行した「In My Feelings Challenge」にJ-HOPEが参加したことから生まれたもの。「In My Feelings」の曲に合わせて走行中の車のドアを開けたままダンスするというチャレンジが流行し、一般人だけでなく著名人も次々に動画をSNSにアップして盛り上がりました。
J-HOPEはこのチャレンジをTwitterにアップ。するとその映像が「In My Feelings」のミュージックビデオのエンディングに使われて、大きな話題になりました。
ミュージックビデオに使用されたのは数秒ですが、TwitterにはJ-HOPEがチャレンジに参加したときに投稿した動画が今も残されています。J-HOPEの軽やかなダンスがかっこいいですね。
#InMyFeelingsChallenge #HopeOnTheStreet pic.twitter.com/Bm8bxtKsFq
— 방탄소년단 (@BTS_twt) July 23, 2018
Becky GとJ-HOPEがコラボ
大きな結果を残すコラボとなったのが、アメリカの女性ラッパー、Becky GさんとJ-HOPEがコラボした「Chicken Noodle Soup」。
この曲はJ-HOPEがダンスを習い始めたころのお気に入りだった楽曲「Chicken Noodle Soup (feat. AG aka The Voice of Harlem)」のサビを引用し、再解釈したもの。J-HOPEが韓国語、Becky Gさんがスペイン語の歌詞を作詞しました。
耳に残るサビのフレーズと鳥の羽ばたきのようなダンスが印象的なこの曲は、アメリカビルボードの「HOT100」にランクイン。これは当時BTSメンバーのソロ曲で初めての快挙でした。
また、ミュージックビデオの再生回数は2022年3月現在で3億3000万回を越えています。
このコラボ以降、J-HOPEとBecky Gさんは親交を深めているようで、BTSが初めて「今年のアーティスト賞」を受賞した2021年の「アメリカン・ミュージック・アワード」では、J-HOPEとBecky Gさんが久しぶりの再会を喜ぶ様子も目撃されました。
「Snow Flower」をテテがPeakboyと共同プロデュース
人脈王と呼ばれるほど芸能界に知人が多いテテは、その人脈でこれまでに様々なコラボを行ってきました。テテが2020年に共同プロデュースで楽曲を発表したのは、ウガファミリーの友人であるラッパーのPeakboyさん。
ウガファミリーとは韓国芸能界イチ有名な仲良しグループで、テテとPeakboyさんのほかに、パク・ソジュンさん、チェ・ウシクさん、パク・ヒョンシクさんが参加しています。
そんな仲良しグループのPeakboyさんとテテがコラボした「Snow Flower」は、コロナ禍でつらい思いを過ごす人たちを思って作られた曲。クリスマスにサプライズで公開するというのもテテらしくて素敵でしたね。
テテはほかにもPeakboyさんの楽曲「同胞ヘア」のミュージックビデオにウガファミリーで友情出演したり、パク・ソジュンさん、チェ・ウシクさんが出演するドラマにそれぞれ楽曲を提供したりと、ウガファミリーの交流がきっかけで生まれた様々なコラボがあります。
今後もテテの人脈から新たなコラボが生まれるかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたか?今回はBTSがこれまでに行ったコラボの一部をご紹介しました。デビュー前の貴重な音源やまだ初々しいパフォーマンスなど、お宝がたくさんでしたね。
グループやソロでの活動では見ることができない、いつもとは違った音楽スタイルが楽しめるのもコラボの醍醐味ですね。今後もどんなコラボが見られるのか楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました。