2006年から2007年に放送された『朱蒙(チュモン)』で注目を浴び、3つ子のパパとしても知られているソン・イルグクさんの家族についてや経歴を調べてみました。
妻は判事という事で政略結婚の噂もあったようですが、馴れ初めや、2人の間に生まれた息子たちについても詳しく調べましたので是非ご覧ください。
ソン・イルグクはどんな人?
この投稿をInstagramで見る
- 生年月日:1971年10月1日
- 身長:185cm
- 血液型:A型
ソン・イルグクさんは、1998年のMBC公開採用タレントに合格して芸能活動を開始しました。
1997年の26歳の時にアメリカで語学研修中だったイルグクさんは、当時、通貨危機で帰国しなければならない状況になり韓国へ戻ってくることとなります。
その時に、ドラマ『龍の涙』の撮影現場で会ったベテラン俳優のユ・ドングンさんから「私が君の条件なら俳優になる」と言われたことが芸能界入りのきっかけだそうです。
そもそも何故撮影現場に行ったかというと、実は、イルグクさんの母親も1981年から2008年まで数多くの映画やドラマに出演していた女優で『龍の涙』にも出演していたからでした。
引用元:https://m.ilbe.com/view/11375126314
母親のキム・ウルドンさんは、女優経験もありながら国会議員の経験もある、とても優秀な方なんです。イルグクさんには、2歳離れた妹がいて現在は活動をしていませんが女優出身なので、芸能一家と言えるのではないでしょうか。
김을동 “낙선” 진심으로 축하드립니다. pic.twitter.com/dRpE6dwap3
— 대치동 나팔🎗 (@Schalom1004) April 13, 2016
ドングンさんに言われたことで、俳優という職業に興味を持つようになり、1998年MBCタレント公開採用27期でデビューし、しばらくは、チャン・ジュナという芸名で活動をしていましたが、2002年のドラマ『止まらぬ愛』から本名で活動を始めたのです。
実は母親に内緒でオーディションを仮名で受けたそうで、その時の名前がチャン・ジュナだったのかもしれません。
もともと20代半ばまでは、100㎏を超える体重だったそうですが、俳優を意識するようになってからダイエットを始め、70㎏半ばをずっと維持しているとか。
当時は水を飲むだけで太る体質だったけど、数年間菜食主義者として暮らし減量したといつかのインタビューで話していたイルグクさん。チャン・ジュナという芸名でも数多くの作品に出演していて約20本ほどありますが、ほとんどの作品が名前のない役ばかりでした。
2003年のドラマ『張禧嬪-チャン・ヒビン- 』では、主に助演クラスで活動し、こちらは、母親のウルドンさんと共演したドラマでもあるんです。そして、助演を務めていくうちに人生の転換点となる作品である2004年のドラマ『愛情の条件』に出会います。
非倫理的ドラマ作家として知られたムン・ヨンナムさんの作品で、この当時はそのようなドラマは考えられなかったため、放送当初から期待が大きく、最高視聴率45.4%を記録した大ヒット作になりました。
こちらの作品は、人生の選択を誤った女性の物語で、結婚に結びつかない婚前同棲や不倫などが題材にされたドラマなのですが、実は男性主演のチソンさんがスケジュールの関係で途中降板したことにより、新しく主演として抜擢されたのがイルグクさんだったのです。
元々50話だった内容も60話に延長され、イルグクさんの役は、アメリカで公認会計士の資格を取ったエリートでした。
ハン・ガインさん演じる女性と結婚をしますが、妻には結婚歴や子供のことで秘密があり、それを知った夫は激怒しつつも許す男に変わる様々な演技を披露し、大変な人気を集めたとか。
最終回のエンディングも、途中で変更されたイルグクさんが飾り劇を締めくくる栄光を手にすることになり、その年の演技大賞のベストカップル賞もイルグクさんとガインさんが受賞することになりました。
その後、知名度を上げ2004年から2005年に放送された大人気ドラマ『海神(ヘシン)』や、2006年から2007年の『朱蒙(チュモン)』で、より一層注目されるようになり、同年のMBC演技大賞で最高賞である最優秀男優賞を受賞したのです。
そらもう『朱蒙』ですよチュモン
あんな寝食忘れる程夢中になったドラマは後にも先にもない#初めてハマった韓流ドラマ pic.twitter.com/TszcxD7pan— 杏 (@haengbap) January 29, 2020
数々のドラマや舞台に出演し活躍をしているイルグクさんですが、2016年のドラマ『チャン・ヨンシル 〜朝鮮伝説の科学者〜』が最後の出演で、それ以降のドラマ出演はありません。
2008年に結婚し、2012年に3つ子が生まれ、こちらの『チャン・ヨンシル 〜朝鮮伝説の科学者〜』には、特別出演で3つ子も出演したんですよ。とても可愛いですね。
判事の妻との馴れ初めは?政略結婚って本当?
イルグクさんの妻は、1976年生まれで5歳年下のチョン・スンヨンさん。
引用元:https://tvshowdictionary.tistory.com/3887
ソウル大大学院法学科博士課程を卒業後すぐに、司法試験に合格したエリートで、日本語、英語、中国語、フランス語が話せるんです。
スンヨンさんが、33歳の頃に釜山地裁判事として任用され、その後、仁川地裁で働いていて、2021年2月の情報ではソウル西部地方裁判所の判事をしているとのことですので、おそらく現在も変わらずだと思います。
2人は、2006年に知り合いの紹介で会うことになったそうですが、当時ドラマ『朱蒙(チュモン)』の撮影中で忙しかったイルグクさん。スンヨンさんも司法3次試験の準備中で忙しく、電話でお互いの安否確認をする程度だったのです。
そして、司法試験に最終合格した2006年の11月末から本格的に交際を始めたとか。
実は、司法試験の1次2次がとても難しく3次は面接で通過儀礼程度だったのでそこまで大変ではなかったのですが、イルグクさんの撮影スケジュールが忙しい事を悟ってスンヨンさんは待っていたそうなんです。さすがエリートの妻は凄いですね。
2人は、1年あまりの恋愛期間を経て2008年に結婚しました。このように恋愛結婚だと、ある番組で話されていたのですが、イルグクさんの母親が国会議員であり、母方の祖父は政治家という家系だったため、政略結婚という噂が浮上したのです。
しかし、説明したように2人は恋愛結婚で、政略結婚ではなくイルグクさんの一目惚れだったとか。結婚後、2012年3月に妻のスンヨンさんは3つ子を出産しました。
子供は3つ子!イクメンパパが大人気!
2012年3月に生まれた3つ子ですが、本当は簡単に産めるわけでもなく苦痛は想像を絶するものだったそうです。
この投稿をInstagramで見る
一般的には、お腹の中で大体3㎏前後の赤ちゃんが入っていますが、3人となるとそれ以上お腹の中に入っていることになり、赤ちゃんのスペースがないのも事実で、そんなこともあり当時の担当医はとても心配し、1人の子を諦める事も考えた方が良いと言われたとか。
しかし、2人は諦めず毎日が緊張だったそうですが、無事に3つ子を産むことができ、テハン、ミングク、マンセと名付けられました。3人の名前を合わせると「大韓民国万歳」という意味になるのです。
2014年7月から3つ子と育児番組『スーパーマンが帰ってきた』にレギュラー出演したイルグクさんですが、ドラマなどの出演はあったものの、バラエティ番組などに出演したことがなく口下手な性格でもあり、番組に合わないのではないかと一部で心配の声もあったとか。
しかし、番組に出演した後、3つ子と共にするエピソードは、率直な姿と共に意外な感覚で視聴者に大きな笑いを与えたのでした。1人の子供でも大変なのに3人の小さな子供たちの面倒をみているイルグクさんは、まさにイクメンパパ。
この投稿をInstagramで見る
妻のスンヨンさんは、一般人であるうえ判事という職業の特性上むやみに芸能番組に出演することが難しく、放送中ほとんど出演する事はありませんでしたが、声だけ時々出演したり顔がすべて映らないように考慮されていました。
その為、他のテレビなどでイルグクさん家族が紹介されたりする時もスンヨンさんと映っている写真と思いきやこちらはモデルさんなんだとか。いろいろ、事情があるようですね。
引用元:https://yurajun.tistory.com/1502
そして、3つ子と番組に出たことによって国民的人気を得て、2014年のKBS芸能大賞では最高エンターテインメント賞を受賞し、2015年にはKBS芸能大賞優秀賞を受賞したのです。
3つ子は2014年KBS芸能大賞で人気賞を受賞し、約1年半の出演でイルグクさんのスケジュールの都合により降板となりました。その後の3つ子たちは、テレビ番組のレギュラー出演などはないもののイルグクさんのインスタなどからは成長を見ることができます。
この投稿をInstagramで見る
まとめ
ソン・イルグクさんについてご紹介しましたがいかがでしたか?現在はあまり俳優活動をしていないようですが、妻が忙しいため育児をほとんどイルグクさんが担当しているそうです。番組内だけではなくずっとしているんですね。
なので、仕事がないのではなく仕方なく仕事を減らしているようで、2011年以降はドラマや映画活動はほとんどなく、主に演劇俳優として活動しているんです。
3つ子がもう少し大きくなったらドラマ出演など観られるチャンスがあるかもしれませんので、乞うご期待ですね。