日本でもかなりの注目を集めた映画『私の頭の中の消しゴム』に出演していたチョン・ウソンさんは、役者だけではなく、映画監督としてもデビューし活動をしていますが、実は幼い頃とても貧しい家庭で育ったそうです。
そんなウソンさんの経歴や、過去の恋愛事情について詳しく調べてみましたので是非ご覧ください。
チョン・ウソンはどんな人?
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- 生年月日:1973年4月22日
- 身長:186cm
2男1女の末っ子として生まれたチョン・ウソンさんは、貧しい幼年時代を送ったそうです。貧民街と言われていたソウル市トンジャク区サダン洞の山奥に住んでいて、再開発地域の中でも最後まで残った家がウソンさんの家だったとか。
ある日、帰宅したら門が壊れていたため家の壁の隙間から入り、また別の日には、家の壁が取り壊されて目が覚めると山の下が見えたりしたこともあった、という壮絶な幼年時代でした。
引用元:https://www.wowkorea.jp/news/enter/2008/0603/10044878.html
立ち退き猶予措置があれば、ほかの再開発地域に引越し、また最後まで残ったウソンさん一家。
貧しさのあまり、お腹いっぱい食べることができなかったウソンさんでしたが、幼い頃から背は高くたびたび「大人」扱いされることもあり、中学3年生の時にはハンバーガー店で浪人生と偽ってアルバイトをした事もありました。
そのため、幼年時代は学業よりもアルバイトを一生懸命したそうです。
「貧乏」と言っていい程の暮らしを経験しながらも、それほど大きな不幸感は感じなかったそうですが、教師たちが生徒の住む場所について差別をすることには不満があったとか。
そして、勉強も好きではなかったため、銀行の下っ端の事務員にでもなれたらと思い商業高校に進学しましたが、高校1年生の時に自主退学。
そのままハンバーガー店のバイトは続けていたウソンさんですが、彼を一目見ようと毎日のように女子学生たちでごった返すほどの人気だったのです。
ハンバーガー店のトイレに行く壁には、ウソンさんを恋慕する女子学生たちの落書きがたくさんあって、ウソンさんのおかげで店が繁盛していたこともあり、社長が時給を上げてくれたりと優遇されていました。
その後、カフェでアルバイトをしていた時代に、芸能関係者の目に留まりスカウトされてモデルの仕事を始め、社会生活を始めるようになったウソンさん。
1994年、モデルとアルバイトを掛け持ちしている時に、オリオンのCMを通じて初めて大衆に顔を知らせ、以後、優越したマスクと186cmの長身で注目され、週末の芸能番組などに姿を現し、業界での認知度が上昇しました。
そして、1994年の映画『千年愛クミホ』のオーディションを受け主演を獲得し、俳優としてデビュー。
しかし、この時の演技はウソンさん本人も見ていられないと言うほどだったとか。
共演者のチャン・ドンゴンさんの妻コ・ソヨンさんの演技もあんまりだったことで、ソウル内の観客数は174,707人で、良い結果を残すことができなかった映画になってしまいました。
主演の2人が新人だったという事もあり残念な結果になってしまったようですね。
続いて、1995年のドラマ『アスファルトの男』や、1996年の映画『ボーン・トゥ・キル』に出演。
どちらも演技力の悪評と重なり、映画の観客数は132,262人と大失敗となり、その後、同年に出演したドラマでも評価が悪く視聴率の心配もするほどだったのです。
序盤に20%を超える視聴率を記録したものの、結局30~40代の視聴者には背を向けられ、以後、ウソンさんはしばらくドラマに出演しませんでした。
ドラマには出演しなかったウソンさんですが、映画には1年に1本ペースで出演していて、日本では2005年に放映された2004年の映画『私の頭の中の消しゴム』が大成功。
その時の映画のワンシーン「これを飲んだら付き合うんだ」というセリフが流行りました。
2007年には映画監督としてもデビューしているウソンさん。映画監督としてはまだ話題作はないようですが、今後の作品を期待したいですね。
そして、2011年から2012年にかけて放送していたドラマ『パダムパダム・彼と彼女の心拍音』から演技が良くなったという評価もあります。
ウソンさんは、デビューから現在まで雰囲気とビジュアルで、特に男性に人気が高いため演技力にはあまり影響しないという声もあり、ただ、表情の作り方や目つきは良い方だと高評価を得ているんですよ。
チョン・ウソンの熱愛
ウソンさんは、これまで公開恋愛を2回しています。
1人目は年上の女性でデビュー前から付き合っていた一般人女性でした。芸能生命に影響を及ぼす恐れがあるかもしれない中で、ファンの前に出て堂々と恋人がいることを公表し公開恋愛をしていたウソンさん。
しかし、その女性とは10年以上の交際をした後、映画のインタビューの時に「別れて結構、日が経った。別れた後は、結婚のことは考えない」と話していました。
その後、2009年に、一般人の女性と付き合ってるという噂がありましたが、ウソンさんは熱愛説を否定し交際は事実ではありませんでした。
2人目の公開恋愛のお相手は、2011年のドラマ『アテナ:戦争の女神』で共演したイ・ジアさんで、フランスのパリを旅行している姿が写真に撮られ、ネット上で公開されたことがきっかけで熱愛が発覚。
引用元:https://www.wowkorea.jp/news/enter/2011/0322/10081599.html
当初はお互いの所属事務所はわからない事なので確認中だと伝えましたが、2011年3月20日に2人は交際を認め公開恋愛をしたのです。
ドラマの放送が終わる前に交際を始めた2人は、撮影現場でたくさんの話をしながらお互い徐々に惹かれていき、ドラマが終盤を迎えるころにはお互いが心を開いていったとか。
そして、ジアさんがパリに行く用事があったのでウソンさんも休息がてら一緒にパリに行った時に写真を撮られたのです。恋人との海外旅行はこの時が初めてだったといつかの番組で話していたウソンさん。
しかし、2人は3ヶ月という短い期間で破局となりました。
公開恋愛したイ・ジアは人妻だった!
2011年の3月にイ・ジアさんとの熱愛を認め、公開恋愛を始めたウソンさんでしたが、実は、ジアさんは歌手のソ・テジさんと結婚をしていたとか。
引用元:https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2044785
同年の4月にジアさんの過去が暴露された直後、2人は破局し、報道された内容が「チョン・ウソンはイ・ジアの隠された過去に衝撃を受けた」でした。
しかし、ウソンさんとの交際の時は離婚をしていて、慰謝料をめぐる訴訟を起こしていたのです。2人が恋愛を始めるにあたってジアさんはウソンさんに結婚と離婚経験があることを告白。
その相手が誰だったのかは、パリ滞在中に聞いたそうです。
その話を聞いた時、ウソンさんは嬉しかったと話し、話を聞く前までは、彼女は”宇宙人”など、さまざまな噂が出回っていたけど、それに反論することのできる根拠があることを知り、むしろ歓迎したとのことでした。
ジアさん本人の口から事実を聞かされていて、記事が出る事も事前に知っていたウソンさん。
ジアさんに対する誤解が晴れることを願いウソンさんは真実を話すために番組のオファーを引き受け、最後まで元恋人への配慮を忘れず全てを語ったのでした。というわけで、2人が交際していた時はジアさんは既に離婚していたのです。
結婚についても
ウソンさんは2016年のインタビューで結婚に対する率直な考えを明らかにしました。結婚はいつも願っていて、まだ運命の相手に出会えていないだけだと話したウソンさんの理想のタイプは、思いやりのある女性だとか。
引用元:https://s.wowkorea.jp/news/newsread_image.asp?imd=250
結婚に対して両親からの圧力を感じるそうですが、人生は計画通りにはいかないし、特に結婚はそうだと思うと話していたウソンさん。
結婚願望はあるようですが、なかなかタイミングが合わないようですね。2020年のインタビューでは、結婚のタイミングを忙しくて逃したとも話していて、もちろん子供もほしいし、家庭を持ちたい気持ちもあると語っていました。
すべてのことが人生そのものに依然として悩みが大きいと率直に打ち明けたウソンさん。良い出会いがある事を願いたいですね。
まとめ
チョン・ウソンさんについてご紹介しましたがみなさんいかがでしたか?恋愛面でも、とても真面目で相手の事を思いやる気持ちが大きい人だという事がわかりましたね。
結婚についてもまだ諦めていないようですし、いつか素敵な女性に出会ってハッピーな報告が聞けると嬉しいです。役者としても、映画監督としての作品も今後に期待していきましょう。