韓国の芸能界ではスターが社会の規範となるべく、多くの芸能人が寄付やボランティアなどの社会貢献活動を行なっています。
その中から今回は、人気のある俳優が行なっている寄付活動について紹介したいと思います。
パク・ボヨン
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パク・ボヨンさんといえば、ドラマ「力の強い女 ト・ボンスン」、「ああ、私の幽霊さま」、映画「君の結婚式」、「私のオオカミ少年」など数多くのヒット作に出演する韓国を代表する女優の1人ですよね♪
パクヒョンシクとパクボヨンってまじでお似合いだった…このシーン永遠リピしたもん最後にポッポして力抜けるの死ぬわトボンスン pic.twitter.com/xA836aV3jH
— 미우ᴹᴵᵁ (@miu_kdr_room) March 20, 2022
「国民の妹」という愛称からフレッシュで可愛らしい印象のパク・ボヨンさんですが、実は韓国で「寄付スター」としての一面を持つ女優でもあるんです。
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パク・ボヨンさんは今年2022年の4月に韓国の救援団体である「希望ブリッジ」の高額寄付者の集まりである「オーナーズクラブ」に加入したことがわかり話題になりましたよね。
これまでにパク・ボヨンさんは2022年3月にも韓国東海岸で発生した大規模な山火事の被害を受け、同団体を通じて5000万ウォン(日本円で約500万円)を寄付しました。
2021年も慶尚北道の消防本部にマスク10万枚を寄贈したり、2020年は集中豪雨の災害被害者のために「希望ブリッジ」を通じて義援金を寄託して、韓国内で「寄付スター」としてのステップを歩んでいます。
チェ・シウォン
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チェ・シウォンさんといえば、SMエンターテイメント所属のSUPER JUNIORのメンバーですよね♪。グループの活動は、「SORRY,SORRY」や「Mr. Simple」など数多くのヒット曲でファンを獲得しました。
アイドルとしての顔を持つだけでなく、その優れたビジュアルと演技力で俳優としての活動も行なっています。
主演のドラマ「オー!マイレディ」や、今や時の人パク・ソジュンさんと共演し、日本でもリメイクされ話題になったドラマ「彼女は綺麗だった」など多くのヒット作に出演しています。
そんなチェ・シウォンさんも実は韓国で寄付スターとして数々の社会貢献活動をしていることで有名なんです!
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2010年にエイズ撲滅キャンペーンに参加して以来、2015年にユニセフ韓国委員会特別代表に任命され、さらに2019年には東アジア太平洋地域の親善大使まで任命されました。
その間チェ・シウォンさんは変わらぬ支援を続け、2021年11月にはユニセフ韓国委員会の高額寄付者の集まりである「ユニセフオーナーズクラブ」への加入も話題になりました。
同団体はユニセフ韓国委員会に1億ウォン以上寄付した人の集まりで他にも俳優アン·ソンギさん、ウォンビンさん、ソン·ジュンギさん、イ·ミンホさん、チャン·グンソクさんなど、豪華著名人が加入しています。
アン・ソンギ
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アン・ソンギさんと言えば「国民俳優」や「千の顔を持つ男」という愛称で親しまれ、映画ファンなら誰でも知っている韓国を代表する映画俳優の1人です。
子役時代から現在に至るまで160本以上の作品に出演し、中でも「シルミド」は韓国でのべ1000万人以上を動員する大ヒットとなりアン・ソンギさんの代表作にもなりました。
そんなアン・ソンギさんですが、「国民俳優」と呼ばれる所以がいくつかあるのです。1つ目は、映画の出演本数やそのどれもが名作であること、スキャンダルのないクリーンなイメージ、そしてもう一つは、寄付スターとしての一面です。
過去2008年には、光州市の養護学校に隔週刊誌「子ども科学東亜」100冊を寄付したり、2011年には、二酸化炭素濃度の削減運動である「350キャンペーン」ラジオ広告に出演した際の出演料全額を韓国環境財団に寄付しました。
そして去年2021年10月には、コロナ禍、経済的理由で治療を受けられない患者のために1億ウォン(日本円で1000万円)をソウル聖母病院へ寄付したことも話題になりました。
ウォンビン
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ウォンビンさんといえば、2000年に出演したドラマ「秋の童話」をきっかけにブレイクし、当時日本での韓流ブームの立役者になったことで有名ですよね。
また、2010年度韓国興行収入第1位を記録した映画「アジョシ」で主演を務めたり韓国を代表する俳優の1人てす。そんなウォンビンさんも、寄付スターとして日本への社会貢献活動も記憶に新しいと思います。
それは、2011年の東日本大地震の際にユニセフを通じて2億ウォン(日本円で2000万円)の寄付をしたことで、韓流ファンのみならず日本国民みんなを元気づけてくれました。
映画「アジョシ」から俳優活動をお休みしているウォンビンさんですが、またドラマや映画で再開して活躍する姿を見る日が楽しみですね♪
アジョシを見るまでは、恥ずかしいことに韓国映画を舐めまくっていたが、アジョシのウォンビンの鬼神の如き格好良さが全ての偏見を瞬殺していった アジョシがおじさんという意味と聞いた時、果たしてウォンビンをおじさんと言っていいのか、逡巡があった このアクションシーン、何度見ても良い pic.twitter.com/u9Xgag7lU1
— 鯖江 (@sabae444) February 14, 2022
キム・ユジョン
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最後にご紹介するのは、子役出身の女優キム・ユジョンさんです。
キム・ユジョンさんといえばドラマ「太陽を抱く月」でハン・ガインさん演じるヒロイン・ヨヌの幼少期を演じ話題になり、それ以外にも様々な名作ドラマに子役の頃から出演している芸歴の長い女優です。
雲が描いた月明かりNGシーン
NG出した時の笑顔が素敵😍#雲が描いた月明かり pic.twitter.com/hRETDqFWJy— 韓ドラinfo📺 (@K_info_TV) December 28, 2017
現在は子役のイメージを払拭し、大人の女優としてドラマ「雲が描いた月明かり」、「とにかく熱く掃除しろ!〜恋した彼は潔癖王子⁉︎〜」、「コンビニのセッピョル」など様々なドラマに出演しています。
そんなキム・ユジョンさんも、実は寄付スターとしての一面を持つ女優さんの1人なんです。
そしてキム・ユジョンさんの寄付の仕方はとてもかっこよく、これまで本人の名前を使わず代理人を立てて寄付を行なってきたんです!
そんなキム・ユジョンさんは2020年高額寄付者の集まりである「グリーンノーブルクラブ」の最年少会員となったことがニュースで話題になりました。
昨年2021年には、自身の9月22日の誕生日に児童福祉に取り組む『緑の傘 子供財団』に3000万ウォン(日本円で約300万円)を寄付したことで話題になりましたね。
キム・ユジョンさんは2022年5月現在22歳と若いながらも「寄付天使」という愛称で社会貢献活動をし、多くの人に様々な影響を与えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、5人の韓流スターの寄付について紹介してきました。それぞれ様々な団体に寄付や社会貢献活動をして大きな影響を与えていましたね。
日本の芸能界ではそれほど馴染みのない寄付ですが、韓国ではスターの見た目だけはない心の美しさも現れて、素敵なことですよね。
誰もが手本になるような活動を芸能人がしていくことによって、より多くの影響を様々な分野で及ぼしているんですね。
他にも寄付活動を行っている韓国芸能人は沢山いらっしゃるので、またご紹介したいと思います。