アジア諸国内でも離婚率が高い韓国。未成年の子供がいる夫婦は約40%、子どもがいない夫婦は約57%となり、この結果は芸能界でも例外ではありません。
今回はスピード離婚に至ってしまった韓国俳優のみなさんについて、ご紹介します。
スピード離婚をした韓国俳優夫婦5選
結婚という大きな環境の変化が影響することで、今まで良好だった関係が悪化したり「想像とは違った……」となることは不思議ではなく、また少なくありません。
夫婦はなぜ離婚という選択をしたのでしょうか?一緒に見ていきましょう。
イ・チャン×イ・ミニョン
引用元:https://ameblo.jp/luxury-lohas/entry-10022785735.html
1組目は、結婚からわずか12日後に離婚にいたったイ・チャンさんとイ・ミニョンさんです。
ドラマ「親への手紙」での共演をきっかけに交際を開始、数か月後には世間に結婚を発表し幸せな生活を過ごしているかと思われていました。しかし、その新婚生活は12日間というとても短い期間で終わりを告げます。
その決定打は、イ・ミニョンさんに対するイ・チャンさんの暴行でした。イ・ミニョンさん側は「イ・チャンの暴力によって鼻を骨折、蹴られたことにより流産した」と、手術を受け入院している様子の写真とともに主張したものの、イ・チャンさん側はそれを否定。
その後、お互いに様々な理由で相手を告訴。法廷争いだけでなく、家庭内暴力という社会問題として発展していきました。当初はイ・ミニョンさんへの同情の声も大きかったのですが、しだいに「みっともない痴話げんかに展開させたね」という意見も。
泥沼化した関係に区切りがついたのは、騒動勃発から約2年後。イ・ミニョンさんが「これ以上苦痛な法的攻防を続けたくない。愛する家族と知人に対する根拠のない誹謗やデマが流れることによる傷を受けたくない」と彼女の疲労がうかがえるコメントを発表。
「これ以上耐えられない虚偽報道と組織的な誹謗中傷の書き込みを止めること」という切実な願いとともに、控訴を取り下げたことによって事件は終わりを迎えたのでした。
現在、イ・ミニョンさんは俳優業に復帰。近年ではNETFLIX内配信ドラマ「結婚作詞 離婚作曲」に出演し、6月に放送を予定している「魔女は生きている」にキャスティングされています。
イ・チャンさんは2010年に1歳年下の一般女性と再婚されましたが、俳優として復帰作となる作品への出演はないようです。
LJ×イ・ソンジョン
引用元:https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1976854
2組目は、交際から45日目に結婚した男性タレントのLJさんと女優のイ・ソンジョンさんです。
お二人は夫婦揃って多くのテレビ番組に出演するなど、世間に仲睦まじい姿を披露。しかし、結婚からわずか4ヵ月後に離婚にいたっていたため、すでに戸籍上では他人となっていたお二人がその事実を隠し、夫婦としてテレビ番組に出演していたことも話題となりました。
離婚の原因は性格の不一致によるもので、お互い同意のもとだったため❝友達であり、芸能界の同僚関係に戻った❞と報道されました。また、LJさんは「嫌いだった時もあったが、本当に愛して結婚した」とのちにテレビ番組内で発言。
イ・ソンジョンさんも「軽率だった。あまりにも短い交際期間で判断してしまったので、性格などが合わなかった」と前置きをした上で「自分が選択したことだから後悔はしていない」と、結婚から離婚までを振り返っています。
現在はお二人とも独身とされており、過去にLJさんはアイドルグループT-ARAの元メンバー、リュ・ファヨンさんに対し「2年交際した仲だ」と主張するも、リュ・ファヨンさん側は否定。さらにLJさんからデート内暴力を受けたと告白し、世間から非難を受けました。
一方のイ・ソンジョンさんは、北京オリンピック銅メダリストのバドミントン選手、ファン・ジマンさんとの恋愛を公開。しかし結婚には至らず、テレビ番組内で破局を認めています。
LJ、元妻イ・ソンジョンへの思いを語る「殺したいほど嫌いだった時もあったが、本当に愛して結婚した」 http://t.co/1pwe2gpQ2n
— Kstyle (@Kstyle_news) August 11, 2014
イ・ドンゴン×チョ・ユニ
チョ・ユニ&イ・ドンゴン、突然の離婚発表…スピード婚から3年(公式全文)https://t.co/v0O76Q0KGO#チョ・ユニ #イ・ドンゴン
— Kstyle (@Kstyle_news) May 28, 2020
3組目は、突然の離婚発表をして話題となったイ・ドンゴンさんとチョ・ユニさんです。
お二人は2017年に韓国国内で放送された「月桂樹洋服店の紳士たち」と題されたテレビドラマでの共演をきっかけに交際に至りました。同年5月には結婚を発表し、12月には長女となるロアちゃんが誕生しています。
出演した番組で堂々とお互いに対する愛情を語ったり、ロアちゃんを含めた家族写真を公開するなど、まさに❝幸せな家庭❞を築いていた夫婦でしたが、結婚から3年後に離婚を発表。
性格の不一致を乗り越えることができなかったことが原因とし、長期にわたる話し合いによって離婚という選択をしたとされています。
現在、チョ・ユニさんはバラエティ番組でロアちゃんと暮らす日常を公開するなど積極的にメディアに露出。その番組内で「ロアの教育のために、離れて暮らすパパの誕生日を祝うケーキを作った」と明かし、共演者を驚かせました。
一方のイ・ドンゴンさんは一時期、バラエティ番組への出演が期待されましたがそれも叶わず、目立った活動は行っていない状態。復帰作はいつになるのか、ファンの期待と注目が集まっています。
チョン・ギョウン×元ウエディングデザイナー
【新番組「#ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~」登場人物紹介⑤】チャン・フンナム(#チョン・ギョウン)幼くして両親を亡くし、聴覚障害の兄に育てられた。家族思いで努力家のエリート。ジャンホの投資会社で働いていたが、両親が残した会社を再建するため、兄と共に働くことになる。 pic.twitter.com/3OtMxKOWbc
— BS朝日 韓国ドラマ (@bsa_kan_dra) April 10, 2019
4組目は、2004年に俳優デビューを果たし、音楽番組のMCも過去につとめた経験もあるチョン・ギョウンさんと一般女性です。
チョン・ギョウンさんは2014年4月、3年間の交際期間を経て1歳年上の一般女性と結婚。当時、結婚に関連した記者会見を開いたチョン・ギョウンさんは「僕はとても幸せな男。婚約者は明るい人で、僕をよく笑わせてくれた。料理も上手だ」と堂々と愛を語りました。
その他にも「プロポーズは友人と準備したサプライズで」「これからお互いのことを思いながら生きていく必要がある」など、記者の様々な質問に対して丁寧に応答していました。
しかし、2016年3月に離婚と相手に対する離婚請求訴訟を行ったことを発表。離婚理由は具体的には公表されてはいませんが、やはり性格が合わなかったのではないかとされています。
現在、チョン・ギョウンさんは2017年9月にクラシックピアノ専攻の音大生だった、10歳年下の一般人女性と再婚。自身のInstagramでツーショットを積極的に公開するなど、結婚から約5年が経った今も仲睦まじい様子をアピールされています。
チョン・ギョウン、妻との幸せ溢れるキス…3年前に撮影した幸せ溢れるウェディンググラビア公開https://t.co/Q5SR2aW35Q
— Kstyle (@Kstyle_news) July 12, 2020
チャン・シニョン×一般男性
チャン・シニョン、美人すぎる2児のママ!?次男ジョンウくんとの可愛らしい親子ショットを公開https://t.co/SnPhelZN3b
— Kstyle (@Kstyle_news) January 24, 2020
最後にご紹介するのは、ドラマ「いばらの花」で主役を演じたことでも有名なチャン・シニョンさんと一般男性です。
チャン・シニョンさんは18歳でのデビューから5年後の23歳に結婚と妊娠を発表。お相手の一般男性は半導体部品業者の社長を父親にもつ御曹司であり、当時まだ新人女優だったチャン・シニョンさんとの結婚は韓国国内で注目されました。
結婚後「家庭を持ってからは、演技にもっと集中できるようになった」と発言するなど、公私ともに順風満帆に思われていましたが、結婚から3年でその生活にピリオドを打ちました。
離婚理由は「ともに生活をしていましたが、すれ違いが発生。息子のために家庭を維持しようとしましたが、修復ができなくなった」と、別居を経ての選択だったと公式に発表。
しかし、そのすれ違いだけが離婚理由ではなく「事業が失敗し借金を背負うことになったのに、妻のチャン・シニョンさんに隠していた」「本人の同意なく妻を連帯保証人にしたり、ビジネス上で都合よく利用した」とされていますが、その是非は公表されていません。
現在、チャン・シニョンさんは「いばらの花」で共演した俳優、カン・キョンジュンさんと公開恋愛期間を含めた5年の交際を経て再婚。プロポーズから結婚までの軌跡をテレビ番組で公開するなど、韓国国内で話題となりました。
また、2019年10月に次男となるジョンウくんが誕生しています。
まとめ
今回は、スピード離婚にいたってしまった俳優5組をご紹介しました。いかがでしたか?
離婚は結婚と同様に❝新たな道を歩む選択をした❞ということですので、俳優の方々にはまた新たな幸せを発見したり、それを継続することで、ファンのためにも精力的に活動してほしいですね!