韓国ドラマファンをドキドキさせてくれる、ラブストーリーに多く出演する韓国女優のみなさん。自身が演じるヒロインやキャラクターに真摯に向きあうあまり、共演した相手役を好きになってしまうこともあるそうです。
今回はそんな共演した相手を好きになったと告白した、韓国女優4名をご紹介します!
共演して相手役を好きになった事を告白した女優
「共演した相手を好きになることは、演技のためにもいいことだ」と前向きにとらえ、恋愛感情を自身の成長に活かす女優の方も。
そして共演をきっかけに、ドラマだけでなく現実でも交際に発展し、結婚したカップルもいるのだとか。国内外問わず、多くの作品で活躍する韓国女優の方々は、どのように自分の気持ちと向き合っているのでしょうか?
・キム・ソヨン
キム・ソヨン「2021 SBS演技大賞」で大賞を受賞!「ペントハウス」は5冠を達成(総合)https://t.co/B1hGUEmAr9
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1人目は、1994年のドラマ「恐竜先生」でデビューしたキム・ソヨンさんです。
代表作は日本でも放送された2009年のドラマ「IRIS‐アイリス‐」であり、本作品でキム・ソヨンさんは北朝鮮の工作員であるキム・ソンファとして登場。韓国国内での最高視聴率は50.2%を記録し、日本を含めた海外での撮影も話題となりました。
また、2010年のドラマ作品である「検事プリンセス」では、パク・シフさんと共に主演。わがままな会長令嬢で新人検事のマ・ヘリを演じ、それまでのキム・ソヨンさんのイメージとは一変したコミカルなキャラクターとして、新たな魅力を披露しています。
キム・ソヨンさんは韓国のバラエティ番組で「共演者を好きになったことがある」と告白し、共演者を驚かせました。ドラマの撮影が終わったら告白しようと思っていたくらい好きだったと話したものの、ドラマ終了と同時にその気持ちが湧かなくなったとしています。
相手に恋心を抱くことはあっても、交際に至ることはなかったと発言したキム・ソヨンさんですが、数年後に共演を通して実際に恋人同士へと発展した方が。2016年に放送された「ハッピーレストラン~家和萬事成~」で共演した、イ・サンウさんです。
同作品ではエリート男性と結婚するも、息子を失ってから姑との関係が悪化したへリョン役としてキム・ソヨンさんが登場。そしてへリョンがどうしても惹かれてしまう医師のジゴンをイ・サンウさんが演じています。
共演をきっかけに熱愛を噂されたお2人。2016年9月に双方の所属事務所はこれを認め「撮影後から交際を始めた」と発表し、新たな俳優カップルが誕生したことを祝福しました。
そして翌年の2017年3月に「6月に結婚を予定している」と所属事務所が公表。共演カップルから晴れて夫婦になった2人に、多くのドラマファンからの喜びの声が寄せられました。
・キム・ソヒョン
キム・ソヒョン、爽やかなドレス姿を披露…魅力的な笑顔https://t.co/xKqT8rzfP1
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2人目は、2006年のドラマ作品「ドラマシティー‐10分間、あなたの些細な」にて子役デビューを果たした、キム・ソヒョンさんです。
1999年6月4日にオーストラリアで生まれたキム・ソヒョンさんは、7歳の頃から子役として活躍。最高視聴率46.1%を記録した時代劇「太陽を抱く月」では、王を愛するあまり嫉妬や焦りに心を蝕まれる王妃、ユン・ボギョンの幼少期を演じています。
近年では、同じく子役から活躍するユ・スンホさんとの共演作「仮面の王イ・ソン」に出演。2019年にはNetflixオリジナルドラマ「恋するアプリ Love Alarm」にて主演のキム・ジョジョを演じ、2021年には同作品のシーズン2も配信されました。
キム・ソヒョンさんは、実際に交際まで発展した相手はいないながらも「本当に相手の俳優が好きな気がするほど、演じる女性が相手を愛するということを私自身もしていると思う」と発言しています。
彼女自身、演技をしていると考えてしまうと没入できず演技もうまくいかないと考えており、共演者を好きになることは自然なことと捉えているようです。
また、これまでは子役として忙しくしていたため、恋愛経験がないと話し「演技のためにも、20代で必ず恋愛をする」と宣言。これからの出演作品で共演した相手とカップルになる可能性もあるかもしれません!
・イ・セヨン
【インタビュー】「袖先赤いクットン」イ・セヨン、ラブシーンがカットに?“台本には2PM ジュノが体にキスする場面があった”https://t.co/zvNnAjLlAO#イ・セヨン #袖先赤いクットン
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3人目は、5歳から子役として活躍。現在まで多くの時代劇に出演経験のあるイ・セヨンさんです。
イ・セヨンさんは幼児向け番組である「ポポポ」でデビューし、子役としては日本でも有名な時代劇作品「宮廷女官チャングムの誓い」にて、主人公チャングムのライバルであるチェ・クミョンの少女時代を演じています。
子役として活躍する子供たちの中でも、花形スターとされていたイ・セヨンさん。子役から女優として成長したあとも、多くの作品に出演し視聴者からその演技力の高さを評価されています。
その代表作に、イ・セヨンさんと同様に子役から活動を続けるヨ・ジングさん主演のドラマ「王になった男」があります。本作品でヨ・ジングさんは人間不信の王であるイ・ホンと、旅役者のハソンという、一人二役という難しい役どころを演じました。
そんなヨ・ジングさん演じるイ・ホンの妻であるユ・ソウン王妃として出演したイ・セヨンさん。心を病んでいたはずの王がふたたび優しい心を取り戻し、戸惑いながらも王に寄り添う姿は❝レジェンド級の王妃❞と絶賛され、ドラマの成功に貢献しています。
イ・セヨンさんはヨ・ジングさんとの共演を振り返り「愛されながら演技が出来て幸せだった。存在しているだけで頼りになった」と話し、一種の結婚生活を通してヨ・ジングさんのファンになったそう。
また、バラエティ番組に出演したときに❝夫❞と、スマートフォンに映るヨ・ジングさんの写真を公開。より良い演技ができるようにと、相手俳優を待ち受けにするのが秘訣だと話しています。
・スエ
【PHOTO】スエ、インタビューで見せた“爽やかで美しい笑顔” https://t.co/AnIFFWDTZl pic.twitter.com/rhmyNADxWG
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最後にご紹介するのは、韓国国内で涙の女王と呼ばれるベテラン女優、スエさんです。
元々はアイドルグループでデビューする予定だったスエさん。しかしグループが解散という結果となり、女優として芸能界を生きていくことに。
2002年のドラマ「初恋」にて女優デビューを果たすと、翌年の2003年に放送された「ラブレター」で主演の1人、医大生のチョ・ウナとして登場。女優としてデビューしてからまだ約6ヶ月しか経っていない、新人の主演抜擢は珍しいケースでした。
また、2013年の「野王~愛と欲望の果て~」では、男性の愛情を利用して大統領夫人にまで成り上がる悪女、チュ・ダヘを演じ話題に。悲しみを含んだキャラクターを演じることが多かったスエさんは、やがて涙の女王と呼ばれるほど、泣きの演技が評価されました。
スエさんがラブコールを送ったのは、2018年に韓国国内で上映された映画「上流社会」で共演したパク・ヘイルさん。パク・ヘイルさんはスエさん演じるオ・スヨンの夫、チャン・テジュンとして作中に登場しています。
スエさんは、デビューした時期が近いパク・ヘイルさんと一度は会ってみたいと願っていましたが、授賞式ですれ違う程度の縁でしかなかったと話し、機会が無かったことを悔やんでいたそう。
そしてパク・ヘイルさんに自身の夫役のオファーが渡ったことを知り「作品を必ず一緒にやってみたい」と言葉を添えたといいます。スエさんはパク・ヘイルさんを尊敬しており、実際に共演したその後のインタビューでは、作品に対する姿勢の良さも気になったそうです。
まとめ
今回は共演相手を好きになったことがあると、堂々と告白した韓国女優4名をご紹介しました。いかがでしたか?
相手役を本当に好きになってしまうくらい演技に没頭する才能が、これからも韓国女優のみなさんにとって良い作用になるといいですね!