日本では涙の女王はチェ・ジウさんで有名ですが、韓国ではスエさんが涙の女王と言われていました。「涙の女王」は演技ではなく本物だと言われるほどだったのです。そんなスエさんの出演作もご紹介します。
演技力も抜群のスエさんの、結婚や熱愛彼氏についても詳しく調べてみましたので経歴なども併せて是非ご覧ください。
スエはどんな人?
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- 生年月日:1979年9月16日
- 身長:168㎝
- 血液型:A型
スエさんは、1999年のドラマ『学校2』でデビューをしましたが、この時は10話のみの端役でした。同年に同じく端役で682話もある長編ドラマ『順風産婦人科』にも出演経験があります。
実は役者になる前に、少しの間モデル活動もしていたスエさんは、モデル仲間と一緒に4人組アイドルとしてグループに入りラッパーを担当し練習に励んでいたのだとか。残念ながら4人組アイドルはデビューすることができませんでした。
そして、2002年の『初恋』で本格的にデビューを果たし、こちらの作品でハスキーボイスで個性的な演技が良かったと大注目されたのです。
とても話題になり、テレビ局にはスエさんに関する問い合わせが頻繁にあり、ドラマ関係者からも注目されるようになったのだとか。当初スエさんは、近年珍しい真剣な演技と物悲しさが妙に共存するような個性と紹介され、この時に「涙の女王」と言われたのです。
2003年の2月から4月にかけて放送されたドラマ『ラブレター』で初の主演を果たし、演技大賞新人賞を受賞し、その後、2004年の映画『ファミリー』に初出演し大ヒットのスクリーンデビューとなりました。
こちらの作品でも新人女優賞を総なめし、合計6つの賞を獲得したのです。
ドラマや映画、バラエティ番組と幅広く活躍し、順調に知名度を高め、人気を集めていったスエさんは、2015年に高橋克典さんや南野陽子さんが所属している大手芸能事務所の会長に見初められ、専属契約を結びました。
こちらの事務所には、ハリウッド俳優としても活躍している渡辺謙さんもいて、渡辺謙さんが日本で放送していた韓国ドラマ『野王~愛と欲望の果て~ 』を観てスエさんの演技に一目ぼれしたことがきっかけだったとか。
事務所から直々に声がかかり、スエさんは新年パーティーに参加するため1人で来日し初めて会長に対面したそうです。その時会長は、ちゃんと自分を持っている人で、礼儀正しく周囲への気配りもできて、人間性が素晴らしかったと感動していたとのこと。
【スエ】渡辺謙も“一目ぼれ” 韓国の「涙の女王」が、「ケイダッシュ」と専属契約! 日本でも芸能活動開始! http://t.co/9HjhjOoyg4 pic.twitter.com/HE1GV3U05U
— 面白☆ぼっとんがーる!《相互フォロー》 (@Botton_Girl) August 27, 2015
日本で活動するため日本語も一生懸命勉強していたそうですが、結局日本での活動をしないまま現在はホームページにも載っていません。この先、他の事務所からのオファーがあれば日本での活動もあるかもしれませんので楽しみに待ちましょう。
出演作品は?
「涙の女王」と言われ物悲しさが妙に共存する個性のある真剣な演技のスエさんの作品は、どのようなものがあるのでしょうか。
初主演を果たし、演技大賞新人賞を受賞した2003年のドラマ『ラブレター』は、医学部に通う男女3人の友情と恋愛、そして成長を描いたドラマです。ただの恋愛だけではなく、宗教が関係してくる内容になっていて悲劇的で重圧感のある物語となっています。
スエは、ラブレターじゃ?ないですか?これこれ
ちなみに向かって右が、チョヒョンジェ 左端が、チャングムのチ・ジニ! pic.twitter.com/m6ukXWQ1BZ— りんさん (@gbm0817) September 25, 2019
続いて、2004年の映画『ファミリー』ですが、韓国で動員数200万人を記録した、感動のヒューマン作です。傷害事件で3年間、服役していたスエさん演じるジョンウンが出所し家族の元へ戻るのですが、3度の前科がある娘を受け入れられない父親。
『ファミリー』原題『家族』他人の罪を被り刑務所に入った娘と病気の父 両者主演賞受賞納得のスエ チュ・ヒョンの演技力はいいものの設定と脚本の甘さから 全く泣けなかったのは残念 寡黙なオム・テウン 器の小さいパク・ヒスンも良いですよ pic.twitter.com/fZRiySroFw
— むさ(musA) (@ymusa2) May 18, 2016
幼い弟の3人家族ですが、父親はジョンウンを追い出すように仕向けるのです。ジョンウンはまた不良仲間の所に行ってしまい、犯罪を繰り返してしまうのですが、言葉ではうまく言えない父親は娘に立ち直ってほしいと思っているのが本音。
そんな口下手な親子関係を描いている物語で、感動シーンがたくさんあるのです。「涙が出っぱなし」、「とにかく悲しい..でも愛にあふれていて感動した」や、「家族の愛情の美しさに涙が止まらない」などのコメントがとても多くありました。
そして、2013年のドラマ『野王~愛と欲望の果て~ 』ですが、韓流スターのクォン・サンウさんと東方神起のユノさんとスエさんが主演を務めた作品です。
スエさん演じるダヘは孤児院で育ち、同じところで育った装蹄師を目指して牧場で働くハリュを演じるクォン・サンウさんと大人になり再会し恋人関係になるのですが、ある秘密を共有したまま過ごしていくことに。
ちょっと古いけれどスエを好きになった最初のドラマは「夜王」だ「涙の女王」と言われるけれどこのドラマは
最後は大泣きしたよ pic.twitter.com/rEzhJXF639— GEJI(韓ドラ、スポーツ大好き) (@GEJI55247302) May 15, 2021
大企業の若き御曹司を演じるユノさんとダヘは偶然に出会い、のちに愛が芽生えるのです。
同じ女性ダヘを愛したために、信じた愛に裏切られ復讐に燃えるハリュと、本当の愛を知らない財閥の御曹司との三角関係が見どころの作品となっています。他にもたくさん出演しているスエさんの作品はこちらです。
★ドラマ
- 2021年から2022年 工作都市
- 2016年 ウチに住むオトコ
- 2015年 仮面
- 2011年 千日の約束
- 2010年から2011年 アテナ
- 2007年 9回裏2アウト
- 2004年から2005年 海神(ヘシン)
- 2004年 4月のキス
- 2003年から2004年 メリーゴーランド
★映画
- 2018年 上流階級
- 2016年 プロミス ~氷上の女神たち~
- 2013年 風邪
- 2010年 ミッドナイトFM
- 2009年 炎のように蝶のように
- 2008年 あなたは遠いところに
- 2006年 夏物語
- 2005年 ウエディング・キャンペーン
どれも面白い作品になっていますので是非、視聴してみて下さい。
熱愛彼氏や結婚の噂は?
1999年にデビューし順調に活躍していたスエさんは、2003年のまだ新人だった頃のインタビューで、本格的に演技者としての勉強を始めてからは彼氏はいないと話していたのです。その通り、ずっと熱愛報道もありませんでした。
新人時代が過ぎてデビューから10年以上たった2012年の1月に、映画やドラマの企画や制作を主に行っている韓国企業の代表を務めているチョン・テウォンさんと熱愛説が浮上したのです。
【保存記事】[マガジンM]製作者インタビューリレー③「仁川上陸作戦」製作したテウォンエンターテインメント チョンテウォン代表 https://t.co/dI88B3Ce3u クリミナルマインド韓国版を来年3月から撮影予定とか~ pic.twitter.com/qBGErZp6iS
— piroringo 비로링코 (@piroringo) December 8, 2016
2人の歳の差は17歳差で、歳の差を乗り越えて愛を育てていて、2人が親密な様子で食事をしていたり、旅行していたということが報道されました。そして、お揃いのファッションを身に着けていたことも指摘されている2人なんです。
しかし、スエさんの所属事務所はチョン・テウォン代表は恋人の仲ではなく、ただ親しくさせていただいているだけだと主張し、訂正報道を要求していたとのこと。悪意的に報道したので、法的措置をとるつもりだとも話していました。
このようにスエさんとチョン・テウォン代表の交際は事実無根だと所属事務所が強く否定したので2人の交際は違ったようです。スエさんは高校1年生の時に初めて彼氏ができたそうで、その彼は小学生の頃から好きだった初恋の相手だったとか。
その初恋の相手とどれぐらい交際していたのか気になるところですね。そんなスエさんは2022年の現在も結婚をしていません。
2012年のインタビューでは、娘役の赤ちゃんを見て初めて可愛いと思ったと話していて、自分自身に「結婚する時期になったのか?」と問いかけたこともあったのだとか。
そして、当初、彼氏はいませんが、36歳になる前には結婚したいと話していたスエさんですが、2022年現在は43歳になる年です。
2016年のインタビューでは、結婚したい年齢が変わって最初は32歳だったけど38歳に変わり、今は41歳ごろがいいと思っていると笑いながら話していました。結婚は必ず経験してみたいし、子供も感じてみたいと話していたスエさんですので今後も要チェックですね。
現在は引退したの?
スエさんは引退もしていませんし、引退の噂もありません。2021年から2022年にかけて韓国で放送されていたドラマ『工作都市』に出演していました。
JTBC公式より pic.twitter.com/936x56MbWU
— たこやき@韓ドラ情報局 (@takoyakikandora) November 11, 2021
こちらのドラマは、大手財閥グループが所属する美術館を背景にトップの座を目指して手段を選ばず、本能のまま突っ走るミステリードラマ。
スエさんは主演で、美術館の館長であり報道局のアンカーを務める夫を大統領にするために時期検察総長と手を組み、美術館の理事長と戦うのです。ドラマ『工作都市』の前は、少し期間が空いて2018年の映画『上流階級』で主演を務めていたスエさん。
今後のドラマや映画出演はまだ決まっていませんが、ここ10年の出演ペースを見るとゆっくりな方なので気長に待つのがいいかもしれません。
まとめ
韓国の涙の女王スエさんについてご紹介しましたが、みなさんいかがでしたか?受賞された作品もたくさんあり、見応えのある物ばかりなんですよ。
噂の彼氏情報もあまりなく、女優業を全うしているスエさんですが、そろそろ熱愛や、結婚の話があってもいいのではないかと思いました。これからも、そんなスエさんを応援していきましょう。