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【韓国ドラマ】ミセン-未生-出演者の現在は?見どころやあらすじも!

韓国での初回放送から、8年を迎えようとしている人気韓国ドラマ「ミセン-未生-」ですが、この作品に出演していたキャストたちの現在はどうなったのでしょうか。

今回は「ミセン-未生-」出演者のその後や、ドラマのあらすじや見どころをご紹介。視聴済みの方も、まだ観たことがないという方も、ぜひご覧ください。

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ミセン-未生-はどんなドラマ?

「ミセン-未生-」は、ソウル市に生まれ、囲碁の才能があるチャン・グレを中心に物語が進みます。プロの囲碁棋士も所属する組織、韓国棋院の研究生として入段を目指していたチャン・グレは、その才を少しずつ伸ばす努力をしていました。

その一方で、体の具合が芳しくなかった父親の代わりに、アルバイトで家庭を支えていたチャン・グレ。高校も中退しましたが、高卒認定を取得することで最終学歴は高卒になりました。

さらに第107回研究生入段会で目標としていた入段に届かず、年齢制限により今後の入段チャンスもはく奪されてしまいます。その間に、父親も亡くなってしまったことにより、大きな挫折経験と心労を、チャン・グレは背負うことに。

その後、母親のツテで会社に入社することになるものの、職場の人間とコミュニケーションが上手くとれず、社会経験がないため仕事もできない日々。やがて同僚や上司からうとまれるようになり、自己都合による退職へと追い込まれてしまいます。

退職後は兵役期間へ突入し、除隊後はフリーターとして銭湯や運転代行のアルバイトをこなす毎日を過ごしていました。しかし前職の社長の知人である「ワン・インターナショナル」の専務取締役が力添えをし、インターン社員として仮採用されることになります。

この作品は、社会経験がなかったチャン・グレが他を圧倒する努力で成長し、囲碁で伸ばした洞察力で活躍していくまでの過程を描いた物語であり、韓国だけでなく日本でも度々話題になっている社会問題も多く取り上げたドラマです。

韓国ドラマといえば、憧れるような恋愛物語をイメージする方がまだまだ多いかもしれませんが、この「ミセン-未生-」は❝恋愛要素❞や❝韓国ドラマっぽさ❞といったものが一切ないことが、魅力的なところの1つです。

挫折を味わってきたチャン・グレは、一体どのように成長していくのでしょうか。社会の荒波のなかでも、懸命に頑張る現代人にこそ、視聴してほしい韓国ドラマとなっています。

出演者の現在は?

「ミセン-未生-」は、多くの俳優たちの代表作となり、その後も大活躍している出演者ばかり。ドラマで主演作が増加した方、また、活躍の場を映画業界に移し、国際的な人気を得た方も。

年月を重ねて、新たな魅力をどんどんと増していった出演者の現在をチェックしましょう!

・イム・シワン(チャン・グレ)

 

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最初にご紹介するのは、主人公であるチャン・グレを演じたイム・シワンさんです。

「ミセン-未生-」出演後、時代劇ドラマ「王は愛する」で、世子のワン・ウォンとして主演をつとめたのを最後に、兵役期間へ。2019年3月に除隊し、ドラマ「他人は地獄だ」にて、俳優業に復帰しました。

その後も主演として抜擢される実力派俳優として活躍。2020年のドラマ「それでも僕らは走り続ける」では、国会議員とトップ女優の息子として生まれ、さらにはゴルフ界の女帝といわれる姉をもつ、陸上短距離韓国代表の主人公であるキ・ソンギョムを演じています。

また、2022年のドラマ「トレーサー」シリーズでは、大企業の裏金を管理する会計士から国税調査官へと転身し❝ゴミ置き場❞と呼ばれる租税5局のチーム長となり活躍する、ファン・ドンジュとして主演をつとめました。

現在、韓国で上映されている映画「非常宣言」では、日本でも知名度が高い俳優、ソン・ガンホさんやイ・ビョンホンさんらと共演。イム・シワンさんは、行先を決めず空港へ向かう、ミステリアスなキャラクター、ジンソクを劇中で好演しています。

さらに、韓国国内で発生した自然災害に対して寄付を行ったことも報じられているイム・シワンさん。高い演技力と華やかさの裏で、支援活動も積極的に行っている彼の今後が、多くの人から期待されています。

・カン・ソラ(アン・ヨンイ)

 

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続いてご紹介するのは、実力者でありながら男社会の圧力に苦労するアン・ヨンイを演じたカン・ソラさんです。

「ミセン-未生-」出演以前からも、注目度の高かったカン・ソラさん。2015年には「幸せのレシピ~愛言葉はメンドロントット」で、済州島で再起を図る主人公、イ・ジョンジュとして出演しました。

また、2020年にはコメディ映画「シークレット・ジョブ」に出演。劇中では、廃業が危ぶまれる動物園で働き続ける、責任感にあふれた獣医のハン・ソウォンを演じています。

プライベートでは、2020年8月に年上の一般男性との結婚を電撃発表。お相手の職業は漢方医と報じられ、患者に対して親切で丁寧な態度をとることから「紳士的なイケメン医師」と評判な人物だといわれているようです。

2021年4月には第一子となる長女が誕生。同月には10年所属してきた芸能事務所との再契約を果たしたことを報告し、現在多くのファンから復帰作はいつになるのかと待ち望まれている状態です。

・カン・ハヌル(チャン・ベッキ)

続いて紹介するのは、学歴もスキルも持ち合わせた優等生のチャン・ベッキを演じたカン・ハヌルさんです。

「ミセン-未生-」出演後、若年層に名前が知られるきっかけとなったドラマ作品「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」に第8皇子ワン・ウクとして登場。日本でも人気の俳優、イ・ジュンギさんやIUさんとの共演が話題となりました。

さらに2017年には、日本でもブームとなった「梨泰院クラス」の主人公を熱演した俳優としても有名な、パク・ソジュンさんとW主演をつとめた、映画「ミッドナイトランナー」に出演。その後、兵役期間へと突入します。

2019年3月に除隊され、ドラマ「椿の花咲く頃」にて復帰。方言のアクセントが強い、田舎町の警察官として働く青年、ファン・ヨンシクを演じたことにより、百想芸術大賞にて男性最優秀演技賞を獲得しました。

現在は、2022年7月末に放送が終了したドラマ「インサイダー」で、主役のキム・ヨハンを好演。また、韓国で10月から放送が予定されているドラマ「カーテンコール:木は立って死ぬ」にて、人気女優のハ・ジウォンさんとの共演作を控えています。

・ピョン・ヨハン(ハン・ソンニョル)

続いて紹介するのは、チャン・グレの同期でムードメーカーのハン・ソンニョルを演じたピョン・ヨハンさんです。

近年では、映画界での活躍がめざましいピョン・ヨハンさん。2021年3月に公開された「茲山魚譜」では、島外の世界に想いを馳せながら、勉学に没頭する漁夫のチャンデを演じました。

さらには韓国国内で人気作となり、10月に日本でも公開を予定されている映画「声/姿なき犯罪者」で主演として抜擢。振り込め詐欺の被害にあい、加害者である詐欺グループに潜入して復讐を試みるソジュンとして登場しました。

そのほか、日本映画にも出演。人気小説を実写化した「太陽は動かない」では、人気俳優の藤原竜也さんや竹内涼真さんらと豪華共演を果たし、今後は海外での活躍が期待されている俳優の1人です。

・イ・ソンミン(オ・サンシク)

続いて紹介するのは、正義感の強いワーカーホリックであるオ・サンシクを演じたイ・ソンミンさんです。

「ミセン-未生-」出演後は、映画作品を中心に活動。日本でかつて大ブームを起こしたK-POPアイドルグループ、少女時代のユナさんとの共演作「手紙と路線と小さな奇跡」では、無口な機関士のテユンとして登場しました。

また、Netflixオリジナルシリーズ「未成年裁判」が2月末から公開され、作中でイ・ソンミンさんは主要キャストのカン・ウォンジュンとして出演。韓国で実際に起きた事件をもとに製作された本作品は、視聴者に対し問題を提議するストーリーだと評判になっています。

主演作品の映画「対外秘:権力の誕生」が、イタリアのフィレンツェ韓国映画祭に公式招待されるなど、良作を求める人々のあいだでも知名度が上昇中です。

・キム・デミョン(キム・ドンシク)

続いて紹介するのは、チャン・グレの指導役で、カールした髪が印象的なキム・ドンシクを演じた、キム・デミョンさんです。

「ミセン-未生-」に出演したそのあとは、映画作品に多数出演。日本でも繰り返し放送される人気作品「トンイ」で主演をつとめた、ハン・ヒョジュさんとの共演映画「ビューティー・インサイド」では、主人公のキム・ウジンとして登場。

本作品は、朝目覚めるたびに違う容姿・性格・人種に変化する男性、キム・ウジンと、彼を愛するホン・イスのラブストーリー。キム・ウジン役には人気俳優のパク・ソジュンさんやパク・シネさん、さらには日本の女優、上野樹里が抜擢されたことでも話題となりました。

またドラマでは、Netflixでも配信されている「賢い医師生活」のヤン・ソッキョン役をつとめ、母と同居する繊細な性格をもつキャラクターを演じています。

2022年4月には、主演映画の「連鎖」が日本でも公開。親しみやすさのある雰囲気で、多くの人から支持されている俳優の1人として活躍しています。

・シン・ウンジョン(ソン・ジヨン)

最後にご紹介するのは、高い能力を持ち、家庭と仕事を両立させようと奮闘するソン・ジヨンを演じたシン・ウンジョンさんです。

「ミセン-未生-」のような現代劇はもちろん、時代劇「華政」では、継室王妃の仁穆大妃を演じるなど、ジャンルを問わない演技の幅広さで多くの作品に出演。

2018年には、イ・ジュンギさんが主演をつとめるドラマ「無法弁護士~最高のパートナー~」に出演。イ・ジュンギさん演じるポン・サンピルの母であり、正義感あふれる人権派弁護士のチェ・ジネを演じたことで、視聴者に強烈な印象を残しました。

2022年7月末日から、日本で初放送されたドラマ「内科パク院長」では、見た目からは想像できない毒舌家である肛門外科院長の、ソヌ・スジを好演。ギャップあるキャラクターを見事に演じ、視聴者に新たな魅力を伝えています。

続編はあるの?

最終回では、続編を思わせるような結末を迎える「ミセン-未生-」ですが、現在続編となる新シーズンを制作しているといった報告・発表などはありません。

「ミセン-未生-」の原作であるウェブ漫画は、2018年5月に完結。続編を作ることは十分に可能ですが、公式に制作されている様子がないのが現状です。

同作品は日本でもリメイクされ、人気アイドルの中島裕翔さんが主演したこともあり、若年層にも視聴されました。ミセンシンドロームと呼ばれる社会現象を起こし、人気作品となったドラマの1つであるため、今も続編を望むファンが多くいるようです。

まとめ

今回は、社会的問題を取り扱い、現代社会で働く人たちにこそ視聴してもらいたいドラマ「ミセン-未生-」の出演者の現在を取りあげました。いかがでしたか?

「ミセン-未生-」はヒューマンドラマであり、韓国ドラマは恋愛ものばかりでは?という印象を持って、少し苦手意識を持っている方にもおすすめの作品です!

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