どちらも人気韓国女優として活躍している、キム・ゴウンさんとパク・ソダムさん。同い年である2人は、たびたび似ていると話題に。
今回はキム・ゴウンさんとパク・ソダムさんそれぞれのプロフィールとともに、いつからか浮上した不仲説についてもご紹介します。
キム・ゴウンはどんな人?
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名前:キム・ゴウン(김고은) |
生年月日:1991年7月2日 |
身長:167cm |
出身地:韓国・ソウル特別市 |
キム・ゴウンさんはソウルで生まれ、その後父親の仕事都合で中国・北京へ移住し、3歳から中学1年までの約10年間を過ごすことに。映画が好きだったという父親の影響で、多数の映画作品を視聴する機会が多く、やがて映画制作の道へ進むことを志します。
制作スタッフやシナリオライターを目指して、芸術高校の演劇映画科へと進学しますが、先生がキム・ゴウンさんに対して演技の道へと進むべきだとすすめたことにより、演技活動を開始。そして2012年の大学在学中に、映画作品「ウンギョ 青い蜜」でデビュー。
同作品では、ハン・ウンギョという名の女子高校生役として登場。70歳の老詩人であるイ・ジョギョを翻弄する少女といった、強烈なキャラクターを演じて視聴者に衝撃を与えたキム・ゴウンさん。
この作品に出演したことをきっかけに、韓国でもっとも威厳のある青龍映画賞や大鐘賞の新人女優賞をはじめとした12の映画賞を獲得しました。
これをきっかけにドラマ作品にも出演し、2015年の「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」で大学生のホン・ソルとして主演したのを皮切りに、2016年から2017年にかけて放送された人気作品「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」にチ・ウンタク役で主演。
その後も人気シリーズ作「ユミの細胞たち」では、平凡な会社員のキム・ユミを演じるなど、ヒットメーカーとして活躍。刺激的な役どころから、誰もが憧れるヒロインまで、幅広い役柄を演じられる女優として愛されています。
刺激の強い役柄でデビューし、涼しげな印象からクールまたはシックな性格ではないかと思われそうなキム・ゴウンさんですが、実は人懐っこい性格なんだとか。また、家族想いでもあり「家族や自分が幸せになるように生きていきたい」と話しています。
打ち解けるまでは時間がかかったり、バラエティ番組ではなかなか素が出せず黙ってしまう面もあるようですが、作品で共演した女優イ・エルさんからは「子犬のようにかわいい」と言われたことも。
現在キム・ゴウンさんは、9月から放送中のドラマ作品「シスターズ」に出演中。とても貧乏な家庭に生まれ育ち、普通に生きたいというありふれた願いを夢に持つオ・インジュ役として、視聴者の心と視線を奪っています。
パク・ソダムはどんな人?
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名前:パク・ソダム(박 소담) |
生年月日:1991年9月8日 |
身長:165cm |
出身地:韓国・ソウル特別市 |
かつて数学の先生になることを夢見ていたパク・ソダムさん。しかし、高校生時代に観劇したミュージカル「グリース」に心を打たれ、演技の道へ進むことを決意しますが、両親の反対にあってしまいます。
なんとか両親を説得し、韓国芸術総合学校へ進学。韓国芸術総合学校は、日本でも有名な韓国俳優であるチャン・ドンゴンさんやイ・ソンギュンさん、そしてキム・ゴウンさんも在籍していた名門校です。
韓国芸術総合学校で演技だけではなく、映像などの裏方業務に関する知識をたくわえ、多数のオーディションに参加。映画作品を中心に出演作を増やしていき、2015年には1300万人を動員した名作「ベテラン」に名前の無い役どころでしたが、出演を果たしています。
役者として最初の転機となったきっかけのひとつは、映画作品「プリースト 悪魔を葬る者」に出演したことでした。同作品でパク・ソダムさんは悪霊にとりつかれた女子高生のイ・ヨンシンを演じ、劇中で丸坊主姿を披露したことも話題となります。
そしてパク・ソダムさんの名を一気に国内外へと広めたきっかけとなったのは、大ヒット映画作品「パラサイト 半地下の家族」への出演。劇中で半地下住宅に暮らすキム家の長女、キム・ギジョンを演じ、視聴者に激烈な印象を与えることに成功します。
キム・ギジョンが短気で口の悪いキャラクターだったため、誤解されがちですが、パク・ソダムさん自身はとてもおしゃべりで明るく、人と会うことが好きな性格をしているんだとか。また、仕事のオンとオフがはっきりしていることも特徴の1つだそう。
近年では、2022年1月に韓国国内で公開されたアクション映画作品「特送」にて主演に抜擢。成功率100%、お金になるならなんでも運ぶ特送ドライバーであるウナとして登場し、新たな魅力を披露しています。
また、プライベートでは2021年12月に甲状腺乳頭がんを患い、手術を受けたことを所属事務所を通して公表。さらに2022年2月の回復に専念している期間中、世界的流行となっている感染症に罹患して回復したことを伝え、ファンから心配と安堵の声が寄せられました。
その後、2022年5月に第58回百想芸術大賞のプレゼンターとして参加し、術後5ヵ月ぶりに公の場へ。現在は着実に仕事へ復帰し、自身のInstagramでは笑顔で仕事に取り組む姿が公開されています。
2人は似ている?
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一重が印象的な顔立ちであることから、よく「似ている!」といわれたり「見分けがつかない」と話題になるキム・ゴウンさんとパク・ソダムさんのお2人。同年代で大学が同じだったり、デビュー作が映画といった経歴の共通点もあるため、混乱する人もいるようです。
パッと見た印象があまりにも近いせいで混同されがちですが、一部のファンからは「案外似ていないよ」という意見も。
見分け方としては、パク・ソダムさんはまだ幼さも残る顔であるところ、キム・ゴウンさんは大人っぽさが勝る顔立ちであるところが2人の大きな違いだといわれています。また、日本の女優である剛力彩芽さんや、安藤サクラさんに似ているといった声もあるようです。
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不仲説について
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華やかな芸能界の裏話のひとつとして浮上したのは、キム・ゴウンさんとパク・ソダムさんの不仲説です。
過去に映画出演のオファーがあったパク・ソダムさんは、出演を快諾。しかしオファーを出したにもかかわらず、映画関係者がキム・ゴウンさんの存在を知ったことでパク・ソダムさんが演じるはずの役柄を、キム・ゴウンさんに変更したのは世間に知られている話だそう。
また、似た外見の印象を持つ2人が同じ役柄の候補に挙がるたび、キム・ゴウンさんが選ばれることが多かったといいます。
比較されることが多かったのではないかと推測される2人。それに加えて、イベントの打ち上げパーティーで顔を合わせたキム・ゴウンさんとパク・ソダムさんでしたが、キム・ゴウンさんの挨拶をパク・ソダムさんが無視したところを目撃したという噂もありました。
しかし噂は信ぴょう性があるのかといったらそうでもなく、憶測でしかありません。もし不仲であることが事実であっても、2人は国内外で支持されるプロフェッショナルですから、どのような場で顔を合わせたとしても問題なくやり過ごすのではないでしょうか。
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まとめ
外見の印象や、高い演技力を持つところはもちろん、年齢や同じ芸術総合学校出身であることなど、共通点が多いキム・ゴウンさんとパク・ソダムさん。
似ていたとしてもまったく異なる魅力で、視聴者を映画作品やドラマ作品に引きこむ2人。これからの活躍にも期待したいですね!