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【SUGAとPSY】意外な組み合わせ?コラボした経緯は?

BTSメンバーのSUGAと韓国で超有名なラッパーPSY(サイ)がコラボした「That That (prod. & feat. SUGA of BTS)」が2022年4月29日にリリースされました。当初は意外な組み合わせに驚いた方も多かったですよね。

今回は「【SUGAとPSY】意外な組み合わせ?コラボした経緯は?」をお届けします。意外と思われたSUGAとPSY(サイ)のコラボでしたが、どちらも世界的アーティストに変わりはなく「That That」は素晴らしい楽曲でMVも見ごたえ十分!

また後日公開されたビハインド映像では、「That That」でコラボに至った理由やアメリカ進出した時のお互いへの気持ちを語っていたシーンも。

韓国を代表するアーティストであるふたりのアメリカ進出の話題も盛り込みましたので、ぜひ最後までご覧ください♪

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PSYってどんな人?

PSY(サイ)は韓国出身のラッパー・ソングライター兼音楽プロデューサーです。2019年には総合エンターテインメント会社「P NATION」を設立し、現在では事務所代表としても活躍中。

 

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「江南スタイル」が爆発的ヒットを飛ばし、その名が世界中へ知れ渡ったPSY(サイ)は一体どのような人物なのでしょうか?親しみやすい風貌でコミカルな印象が強いPSY(サイ)ですが、実は数々の輝かしい功績を残してきたアーティストでもあります。

彼の最大のヒット曲「江南スタイル」は特に欧米諸国での人気がすさまじく、YouTubeで公開されたMVは当時38億回再生という驚異的な再生回数を叩き出しました。現在では45億回を超え、まだまだ記録を伸ばし続けています。

またアメリカの「ビルボードチャートHot 100」で韓国人初の最高2位にランクイン。1963年に日本人の坂本九さんの「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」以来のアジア人としての快挙でもありました。

韓国・ソウルの江南区(カンナム)というお金持ちが集まる地区で、裕福な家庭に生まれたPSY(サイ)。祖父は半導体検査機器製造会社の「DI(ディアイ)」の創業者、父はDI社の大株主・代表理事と正真正銘のお坊ちゃまです。

しかしPSY(サイ)は事業を継がず、世界大学ランキング61位のアメリカ・ボストン大学へ留学。「他人から創作を学ぶよりも、自ら音楽を創作する方法を学びたい」との意思でバークリー音楽大学へ転入したことから彼の音楽人生が拓けたのです。

今回コラボしたThat Thatはどんな曲?

2022年4月29日にリリースされた「That That (prod. & feat. SUGA of BTS)」は公開と同時に大きな反響を呼び、ふたりの爆イケラップの虜になった方も多いはず。楽曲は軽快なラップで、何度もリピートしてしまうほどの中毒性が特徴です。

また楽曲だけではなくMVへの注目度も高く、西部劇を思わせるセットでPSY(サイ)の表情演技やSUGAとの息の合ったダンスも必見の価値あり・・・!

そして最注目ポイントはPSY(サイ)とSUGAが共同で手掛けたという歌詞です。明るい曲調とは違い歌詞にはPSY(サイ)の最大のヒット曲「江南スタイル」との決別を歌った曲なのだそう。

PSY(サイ)はアルバムのショーケースで「江南スタイルとの決別です」と、「今現在流行っている若者に負けた。もう次のステップに進む」という意味が含まれていることが語られ韓国内では大きな反響を呼びました。

なので今回「江南スタイル」で世界へと飛び出した先駆者のPSY(サイ)と「Dynamite」で世界に認められたBTSのSUGAとの「That That」はただのコラボ曲ではなく、世代交代を思わせる楽曲であることが分かりましたよね。

なぜコラボしたの?意外な経緯

PSY(サイ)とSUGAのコラボに驚き、ふたりにどんな接点があったのだろうと不思議に思っていたファンも多かったとのこと。実は今回のコラボについて意外な経緯があったことが明らかになりました。

SUGAにプロデュースをしてほしいと思うアーティストがたくさんいる中、なんとSUGAからPSY(サイ)に「歌ってほしい曲がある」と直接オファーしたそうなのです。その当時のエピソードを韓国の人気バラエティー番組「知ってるお兄さん」で語っていました。

https://youtu.be/25X1NJ0OWww

2017年以来約5年ぶりに出演したPSY(サイ)は、「知らない番号から電話がきたと思ったらSUGAだった。曲を提供したい。歌ってくれませんか」とSUGAから突然連絡がきたとのこと。

そこから共同で作業を進め「That That (prod. & feat. SUGA of BTS)」が完成したと語られていました。

またYouTubeで公開されたビハインドではあくまでもプロデュースという形で、MV出演はおろかあんな激しいダンスを一緒に踊るとは考えていなかったと語っていたSUGA。

彼はプロデュースする時はいつもオンラインだったため、一緒に仕事をした人と親しくなることはなかったそう。しかしPSY(サイ)はSUGAとなんとか会おうとし、コミュニケーションを密にとることで今回のようなコラボ作品になったとのこと。

SUGAにとっては予想外のことのようでしたが、ファンにとっては堪らないコラボ曲になりPSY(サイ)には感謝しかないですよね♪

さらにこのビハインドでは過去にBTSがアメリカへ進出するうえでSUGAはPSY(サイ)に助けられたというエピソードが語られていました。

「BTSが2017年に初めてアメリカに行ったのですが、苦しかった時、どうすべきか助言を求めたいと思っていました」と。

また「感謝ですよ。江南スタイルでアメリカに行く道を作ってくれた。彼のおかげでBTSがスムーズに入っていけたんです」と、進むべき道を作ってくれていたPSY(サイ)に感謝の気持ちを語っていました。

PSY(サイ)のヒット曲「江南スタイル」は7週にもわたって「ビルボードチャートHot 100」で2位を維持し続けていたことはご存じでしょうか。

入れ替わりの激しいチャートで7週にもわたり、しかもアメリカで無名の歌手が2位をキープすることは本当にすごいことなのです。

その当時のことをPSY(サイ)は「1位になれなかったんです。壁は高かった。ただ当時の自分は『自分の次の曲で1位になれる』と思っていたんです。僕自身が悔やむ部分でもあります」と振り返っていました。

「江南スタイル」の次に「GENTLEMAN」で1位を狙いましたが、MVに問題があるとして韓国の地上波KBSでは放送禁止になるというアクシデントが。その後「江南スタイル」以上のヒット曲に恵まれませんでした。

悔しい思いをしたと語ったPSY(サイ)は「次にアメリカに行く韓国アーティストには1位を獲ってほしい」と願っていたことを明かし、BTSが「Dynamite」で「ビルボードチャートHot 100」で1位を獲った時にはとても嬉しく誇らしかったとのことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はSUGAとPSY(サイ)が「That That」でコラボした経緯や、楽曲について詳しくご紹介しました。まさかSUGAからのオファーでコラボが実現していたことに驚いた方も多かったのではないでしょうか。

しかもプロデュースだけするつもりがPSY(サイ)の強い押しで、激しいダンスやMVに出演することになったというエピソードもとても面白かったですよね♪

「That That」はSNSでダンスチャレンジが流行するなど、世界中で話題を集め大ヒットとなりました。これからもSUGAのプロデューサーとしての活動に要注目です!

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