K-POPアイドルグループや韓国ドラマなど、世界各国で人気の高い韓国芸能文化。ソンな芸能界で活躍するスターたちのなかには、なんと3か国以上話せる芸能人も！
今回は高い言語力で、グローバルに活躍する韓国俳優陣5名をご紹介します。
3か国語以上話せる韓国芸能人5選！
この投稿をInstagramで見る
日本はもちろん、アジア各国やアメリカ、ヨーロッパでもファンが多い韓国ドラマ。本人の努力の積み重ねはもちろん、所属する芸能事務所などの早期教育の影響もあってか、多言語を操る芸能人が増加しています。
ファンとの交流やドラマ内だけでなく、バラエティ番組で流ちょうな言語を披露し、驚かれた人も。言葉の天才とも呼べる韓国俳優の皆さんは、一体どのような方たちなんでしょうか？早速チェックしていきましょう！
・テギョン（2PM）
この投稿をInstagramで見る
1人目は俳優であり、K-POPアイドルグループである2PMのメンバー、テギョンさんです。
2008年に韓国大手事務所、JYPエンターテインメントから2PMとしてデビュー。2010年のドラマ作品「シンデレラのお姉さん」にて、主人公に一途な想いを寄せるハン・ジョンウとして出演し、本格的な俳優活動を開始します。
2013年には「君を守る恋～Who Are You～」でドラマ初主演。また、同年の映画作品「結婚前夜」で映画初出演ながら初主演を果たします。
そんなテギョンさんが話せる言語は、韓国語・日本語・英語・スペイン語・中国語の5ヵ国語。とくに英語は13歳のときにアメリカのボストンへ移住し、7年間滞在した経験があるためネイティブ並みの実力を持っています。
ですが言葉を使う機会があまりなく、記憶が薄れてしまったということで、2017年の時点で話せるのは韓国語・日本語・英語に減ってしまったんだとか。
現在、テギョンさんは韓国で9月から放送中のドラマ作品「ブラインド」に出演中。犯人を捕まえることに快感を覚えている無鉄砲な刑事、リュ・ソンジュンとして主演をつとめ、視聴者をハラハラさせるストーリーに引きこんでいます。
・チャ・ウヌ（ASTRO）
この投稿をInstagramで見る
2人目は、その端正な顔から「漫画から飛び出してきたような男」とニックネームが付けられたチャ・ウヌさんです。
2016年に韓国の芸能事務所であるFantagioから、K-POPアイドルグループASTROのセンターとしてデビュー。同年には音楽番組のMCを担当するなど、新人アイドルながらすでに多彩さを披露していました。
俳優活動はアイドルとしてデビューする以前から行っており、代表作には2018年のドラマ作品「私のIDはカンナム美人」や、日本でも有名な作品の1つである「女神降臨」など、多くのファンからそのビジュアルの良さを認められる存在へと成長しています。
アイドルや俳優、番組MCなどマルチに活躍するチャ・ウヌさんが話せる言語は、韓国語・英語・中国語。とくに英語は海外の方と意思疎通するのに全く問題がないレベルで、ある番組内では「どこで生まれたの？」と尋ねられるほどの流ちょうな英語を披露していました。
芸能界入りする以前は、韓国の名門校であるソウル大学に進学して裁判官になるという目標を持ち、中学校までは生徒会長をつとめる優秀な学生だったチャ・ウヌさん。学生時代、勉強を熱心に取り組んだ結果、現在の英語力を習得したといいます。
現在、チャ・ウヌさんは新ドラマ「ワンダフルデイズ」の主演をつとめることが発表されており、同作品はキスをすると犬になってしまう呪いをかけられてしまった女性と繰り広げるロマンスストーリー。放送前でありながら、すでに多くのファンから期待されています。
・キム・ソナ
この投稿をInstagramで見る
3人目は、学生時代に日本とアメリカの学校に通っていた経験があるキム・ソナさんです。
モデルのオーディションに合格したことをきっかけに芸能界入りしたあと、1998年のドラマ作品「勝負師」にてドラマデビュー。また、同年のドラマ作品「彼女の植木鉢No.1」では主演をつとめています。
キム・ソナさんの代表作といえば、2005年の「私の名前はキム・サムスン」であり、30歳の主人公、キム・サムスンを演じるために10キロも体重を増やして挑んだドラマ作品です。同作品は最終回に50.5％を記録し、一躍人気女優への仲間入りを果たします。
その後も多くの名作に登場し、日本のファンも多いキム・ソナさんですが、実は中学と高校は日本で卒業しており、東京の調布市に家族で暮らしていたんだとか。高校卒業後はアメリカの大学へ進学したため、韓国語・日本語・英語を習得しています。
日本語の実力は女優として活動し始めたあとも衰えることはなく、2008年のドラマ作品「ラブ・トレジャー～夜になればわかること～」でも日本語を披露。また、来日インタビューでも自身が出演した映画作品の紹介を全て日本語で行うほどの実力を保っています。
現在は9月末から韓国で放送されているドラマ作品「The Empire：法の帝国」に出演中。父は弁護士、母は法学部教授といった法律家家庭に生まれた長女、ハン・ヘリュル役として主演をつとめています。
・ソン・シギョン
この投稿をInstagramで見る
4人目は、その甘い歌声で多くのファンを魅了し「鼓膜彼氏」と言うあだ名で親しまれている歌手、ソン・シギョンさんです。
大学1年生だった2000年、インターネットオーディションを通じてデビューの機会を掴み、同年11月にシングル「私に来る道」を発売。翌年開催された「第16回ゴールデンディスク」で新人歌手賞を獲得するなど、歌手として順調にキャリアを積むことに成功します。
その後、2017年には日本ファーストアルバム「DRAMA」をリリースしたことをきっかけに日本進出。高い言語能力をかわれ、翌年の2018年にはNHKの「テレビでハングル講座」のナビゲーターに起用されます。
ソン・シギョンさんの日本語能力は非常に高く、2018年8月には、最上級クラスの日本語能力検定「N1」に合格したことを報告しています。また、英語でのコミュニケーションも可能で「幼い頃から熱心に勉強したことで習得した」と努力家な一面をみせました。
現在も日韓ともに活躍中。10月頭には東京と大阪で約3年ぶりとなるファンミーティングを開催し、甘い歌声はもちろん変わらない日本語の実力でファンと直接コミュニケーションをとるなど、多くのファンを魅了して公演を大成功させています。
シギョンさんが日本語能力試験1級に合格いたしました！
これもひとえに皆様があたたかく応援をしてくださったおかげです。
ありがとうございます。シギョンさんから映像コメントが到着しましたので、
お届けいたします🤓#ソンシギョン #성시경 #JLPTN1 pic.twitter.com/VyXZlRfDZb— PURPLE OCEAN JAPAN (@sungsikyung_jp) August 22, 2018
・コ・アラ
この投稿をInstagramで見る
最後に紹介するのは、日本のドラマや映画作品にも出演した経験があるコ・アラさんです。
2003年に大手芸能事務所のSMエンターテインメントが主催するオーディション「第5回SM青少年ベスト選抜大会」でグランプリを獲得したのをきっかけに、ファッションモデル兼女優として活動を開始します。
代表作は2013年のドラマ作品「応答せよ1994」や、日本でも人気の俳優であるパク・ソジュンさんとの共演作「花郎-ファラン-」など、現代・時代劇問わず様々な作品に出演し、高い演技力を披露。また、演技力だけでなく言語能力も評価されています。
コ・アラさんが学んでいる言語は、日本語・英語・中国語・ドイツ語・フランス語の5ヶ国。とくに日本語はネイティブ並みの実力を持ち、映画作品「昴‐スバル‐」では、主人公のライバル役を全編日本語のセリフで演じきりました。
ここまで日本語が堪能な理由についてコ・アラさんは「会社で早期から教育を受けてきた。韓国語も英語も通じない先生と3ヵ月間部屋に一緒にいて、一日4時間勉強していた」と語っており、彼女の並大抵ではない努力のうえに成り立っていることが分かります。
近年では、映画作品「悲しい熱帯」でスクリーンに復帰することを発表。2016年の映画作品「探偵ホン・ギルドン：消えた村」から約5年ぶりとなる映画出演に、彼女のファンだけでなく、世界中の韓国映画ファンからの期待も多く寄せられています。
まとめ
マルチリンガルと聞くと、生まれ持った才能だと周囲からとらえられがちですが、その裏には必ず、本人のたゆまない努力があることがわかります。
英語や韓国語に限らず全ての言語を学ぶ方たちにとって、とても良いロールモデルとなる韓国俳優5名でした！
