韓国俳優やK-POPアイドルのファンにとって、心配の種のひとつである兵役問題。一方で、韓国を代表する人気俳優のなかには、すでに兵役義務を終えている方も。
今回は芸能界で人気者になる以前、早急に兵役を終えている韓国俳優7名をご紹介します。
人気が出る前に兵役を終えている韓国俳優7選
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人気が出る前に兵役を済ませておくメリットは、人気絶頂時に活動休止による空白期間ができないことや、応援するファンに安心感を与えることが出来ることだといわれています。
まだ無名の大学生時代に入隊した方や、すでに活躍されているにもかかわらず、期限ギリギリではなく早期入隊を選択した方など、そのタイミングは様々のようです。
・パク・ソジュン
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1人目は、2012年から本格的に俳優活動を開始した、パク・ソジュンさんです。
ソウル芸術大学演技科に入学したパク・ソジュンさんですが、演技活動が思ったように上手くいかなかったことを悩んでいたといい、一度考えを整理するのも良いだろうと在学中の2008年に入隊。2010年5月に除隊されています。
除隊から2年後、ドラマ作品「ドリームハイ2」に出演し本格的な役者デビュー。その後、韓国国内で2014年4月から放送が開始された「魔女の恋愛」で、年上の女性を一途に愛する、ユン・ドンハを演じたことによりブレイクを果たしました。
2015年のドラマ作品「彼女はキレイだった」や、2017年の「サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～」などといったラブコメディドラマが軒並みヒットし、やがて❝ラブコメの神❞と呼ばれるようになるまで成長しました。
近年では、パク・ソジュンさんの新たな魅力が遺憾なく発揮されたドラマ「梨泰院クラス」が、日本でも大ヒット。同作品はNETFLIXで配信されている影響もあり、その人気はアジア圏内にとどまらず、世界中から注目される存在となりました。
韓国を代表する俳優の1人となったパク・ソジュンさんは、2023年7月公開予定の人気ヒーローシリーズ映画「ザ・マーベルズ」に出演が決定。どのような役柄で登場するのか、多くのファンからから関心が寄せられています。
・イ・グァンス
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2人目は、高校生の頃からモデルとして活動していた、イ・グァンスさんです。
俳優としてのデビューは、韓国国内で2008年から2009年にかけて放送されていたドラマ作品「その方が来られる」でした。イ・グァンスさんはこの俳優デビュー以前、20歳前後のときに入隊していたといわれています。
その後、ヒットドラマ作品「明日に向かってハイキック」に出演したのをきっかけに知名度が上昇。さらにバラエティ番組「ランニングマン」に出演して人気が爆発し「アジアプリンス」と呼ばれるようになりました。
近年では2021年度の興行収入2位を記録した映画「奈落のマイホーム」にキャスティング。過酷なサバイバルストーリーを描いた劇中では、大事故に巻き込まれる不運なキャラクターのキム代理を演じています。
・リュ・ジュンヨル
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3人目は、映画作品を中心に活動している、リュ・ジュンヨルさんです。
勉学に励んでいた学生時代、教育大学への進学を志望していたリュ・ジュンヨルさん。しかし、勉強をしている最中に立ったまま眠ってしまったことをきっかけに「これは自分が進む道ではない」と、一転、俳優を志すようになります。
浪人して入学した演劇映画科に在学中、2007年の20歳で入隊。公益勤務要員として2年服務する間は、繰り返し何度もサインの練習を繰り返していたんだとか。
バイトを多数経験した無名時代を乗り越えて、2015年から2016年にわたって放送された人気ドラマシリーズ「恋のスケッチ～応答せよ1988～」に、サッカーが好きなキム・ジョンファン役として登場。ブレイクを果たします。
その後、2017年に公開された映画作品「ザ・キング」では、主人公の幼なじみであるチェ・ドゥイルを演じ、高い演技力と存在感で映画作品に引っ張りだことなる実力派俳優に。
近年では主演をつとめた映画作品「フクロウ」が11月23日に韓国で公開。12月8日時点で観客動員数が200万人を突破しています。
・ユ・スンホ
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4人目は、幼少期から活動を開始し、高い演技力が評価されているユ・スンホさんです。
演技力の高さから「国民の弟」と呼ばれ、人気を得ていたユ・スンホさん。子役時代から青年へと成長したあとも、主演として起用された日本ドラマのリメイク作品「プロポーズ大作戦」や、優しい面と冷徹な面を持ち合わせた登場人物を演じた「会いたい」に出演。
これからの活躍も期待されていた矢先の2012年12月、ユ・スンホさんが所属する事務所が来年入隊を電撃発表。そして発表通り翌年の2013年3月に入隊し、2014年の12月に除隊されています。
除隊後すぐに活動を再開したユ・スンホさんは、大ヒット作品となるドラマ「リメンバー～記憶の彼方へ～」で、弁護士役として主演。2017年の時代劇ドラマ作品「仮面の王 イ・ソン」では、仮面をかぶせられたまま育った王のイ・ソンを演じました。
2022年10月には、新ドラマ「取引」の主演にキャスティングされたことを発表。また、シネマティックロードムービー「Off the Grid 秘密の足跡」に出演することが決定しており、台本なしのリアリティー番組内でみせる姿がどのようなものか、期待されています。
・ユ・ヨンソク
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5人目は、ボランティア活動や寄付活動にも高い関心を持っている、ユ・ヨンソクさんです。
映画作品「オールドボーイ」のオーディションに合格し、2003年から俳優活動を開始。しかしすぐに活動を休止して、2005年からほかの軍よりも厳しいことで有名な空軍に入隊し、2007年に除隊されました。
2008年のドラマ作品「総合病院2」で復帰したあと「建築学概論」や「私のオオカミ少年」で着実に知名度を上昇させることに成功。そして2013年に、人気シリーズ「応答せよ」の第2弾「応答せよ1994」に出演したことにより、ブレイクを果たします。
現在は、先日から放送が開始された「愛と、利と」に主演のハ・サンス役として登場。すれ違う男女の様子を女優のムン・ガヨンさんと表現し、これからのストーリー展開が期待されている新作ドラマのひとつとして、多くの韓国ドラマファンが注目しています。
・ピョン・ヨハン
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6人目は、中国に留学していた経験がある、ピョン・ヨハンさんです。
中学時代から演技に触れ、俳優としての活動を目標にしていた一方で、父親の勧めにより中国のハルビンへ留学。約3年間、勉学に勤しんでいたピョン・ヨハンさんですが、再び父親が「韓国へ戻ってきなさい」と言い、プレゼントとして軍隊令状が渡されたんだとか。
その後除隊され、韓国芸術総合学校演劇院に進学。2011年の映画作品「土曜勤務」で俳優デビューを果たし、2014年にはドラマ作品「未生‐ミセン‐」で、主人公の同期でありムードメーカーのハン・ソンニュルを演じたことで、ブレイクに成功しています。
近年では、映画作品「ハンサン‐龍の出現‐」に出演。韓国で動員数730万を超える大ヒット作品となった同タイトルは、2023年3月17日より、日本でも随時公開される予定です。
・チョン・へイン
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最後にご紹介するのは、スカウトをきっかけに芸能界入りを果たした、チョン・へインさんです。
元々志望していた大学の進路を、スカウトをきっかけに演劇演芸科に変更。在学中に入隊し、軍用トラックを運転する師団長運転兵として軍務期間を過ごしました。
2014年のドラマ作品「百年の花嫁」で俳優デビューしたのち、2016年から2017年にかけて韓国国内で放送された「トッケビ～君がくれた愛しい日々」にて、ヒロインの初恋相手であるチェ・テヒを演じたことで注目されます。
2017年にはファンタジーロマンスドラマ「あなたが眠っている間に」に出演したことにより、本格的にブレイク。2018年の恋愛ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」では、年上女性に想いを寄せるソ・ジュニを演じ、アジア圏内を中心に大人気となりました。
現在も多くの作品に出演が確定しており、人気主演ドラマの続編である「D.P.‐脱走兵追跡官‐2」や、映画作品「ベテラン2」の公開を控えています。
まとめ
早期に兵役を終え、順調に活躍の場を広げている韓国俳優のみなさん。軍務期間による空白期間も今後ありませんので、これからの活動も安心して応援できますね！
