お正月になると毎年恒例の「大間のマグロ漁師」に関連する番組が放送されますね。
昔から続くマグロの一本釣りを通して様々な漁師のドラマが生まれ、ついTVを見入ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで気になるのが大間のマグロ漁師さん達の年収です。
1本釣りは一攫千金のようなイメージもありますが、果たして年収はいくら位なのでしょうか?
また、TVでは大間のマグロ漁師さんの生活苦のような様子が放送されますが、本当はお金持ちとも言われています。
今回は、気になる大間のマグロ漁師の収入(年収)について調べていきたいと思います!
大間のマグロ漁師の収入(年収)はいくら?
大間のマグロ漁師の年収について、このような書き込みを発見しました。
大間漁師です。(マグロ漁師ではありませんが)
通常、1年中マグロを狙っているワケでもないですし、マグロは4ヶ月、5ヶ月しか時期がありません(4ヶ月、5ヶ月しかマグロが大間にいません)
なので、全て全てマグロに懸かってるワケでもないですから、ウニやタコ、イカ、ブリ・・・ と他の狙いになります。
私は地元民なのでわかりますが、一本釣りをやる方は全て全てお金を持っています。(大間民全てとは言えないですが)
もし、苦なら決まった給料を貰える、仕事をしますよね。
視聴者には貧乏に見えるかもしれませんが、裏では違います。
その時、苦をしていたとしたら、
コリを見てもう一生マグロ釣りなんてやってないですよ。お金があるからこそ出来ることだと思います。
何度も言うようですが、金に余裕があるからこそ出来る職業です。貧乏がわざわざ、獲れるか獲れないか(金が入るか入らないか)わかってもいない職業をやるワケがありません。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1224528302
なんと、大部分の大間のマグロ漁師の方はお金持ちという実情が大間の漁師の方が語られていました。
TVだと、不安定な生活で子育ても苦労していたり普段の生活も質素な様子だったのでこれはかなり以外です。
確かに全く見合わない収入で生活できないとなれば、他の仕事を探しますよね。
しかし一方ではこのような意見もありました。
実はお金持ちって本当?
大間のマグロ漁師にはもちろん裕福な人も沢山いますが、中にはそれ程収入が多くなく金銭的に苦労しているケースもやはり存在しているという見解もありました。
年収にかなりの開きがある大間のマグロ漁師
初競りで、青森・大間産のクロマグロが1億5540万円の値をつけた。
1億5540万円のうち5.5%は荷受会社、
4.0%が大間漁協、1.5%が青森県漁連に入る。残る約1億4000万円に最高税率40%の所得税がかかるので、
手取りは8300万円ほどになりそうだ。
ただし来年にはさらに住民税が10%、
少なくとも1400万円が引かれることになる。だが、マグロ漁はただ儲かるだけの商売ではない。
「釣れればいいけど、1か月全然釣れないときもある。それでも燃料代は毎日かかる。マグロで儲かるなんて大間違いだよ」
大間の漁業関係者たちも、揃って厳しい現状を口にする。
「船を買うために数千万円も借金し、
釣れなければ燃料代で借金ばかりがかさんでいく。燃料代は年々上がって、1回の漁で少なくとも5万円程度はかかる。
それでもマグロを釣らないと収入はゼロだから、休むわけにはいかない。年間で数千万円の水揚げがある船がある一方で、
300万~400万円しかない船もザラ。厳しい世界ですよ」
www.news-postseven.com/archives/20130120_166944.html
1匹のマグロから、かなりの税金が引かれてしまうんですね…。
やはりマグロの水揚げ量には船によってかなりの差があり、厳しい世界であることは間違いなさそうです。
月3000円のアパートで暮らされている大間のマグロ漁師の方も以前放送されていたということで、皆が皆お金持ちということでもないのかもしれませんね…。
日本のマグロ漁師の平均年収は以下になります。
マグロ漁師の平均給料・給与
マグロ漁師の平均給料・給与(月収) 43万円
マグロ漁師の平均年収 526万円~693万円
- 20代の給料:30万円
- 30代の給料:40万円
- 40代の給料:60万円
- 初任給:30~万円
※乗組員の階級により年収に変動あり
平均年収が526万円~693万円と、一般企業のサラリーマン以上の水準になりますね。
ただ、これはあくまでも「平均」としての情報になりますので実際はかなり所得に開きがある可能性は高そうです。
特に大間のマグロ漁師は船の設備がかなり豪華な人も見かけるので、年収1,000万円を突破しているケースも多いのではないでしょうか。
日本で年収1000万以上の収入がある人はごくわずかなので、これが30代や40代で実現できたとしたらかなり夢があるという見方もできます。
一攫千金を狙う世界としてTVで取り上げられるのも納得できる金額ですね!
2021年のマグロの初競りでは2,084万円で落札
【 初競り 】2021年1月5日、豊洲市場で初セリが行われ、すしざんまいは151キロの大間のマグロを買い付け、他の業者が。最高値で、大間のマグロ235キロを2084万円で買い付けた。
ちなみに、2019年はすしざんまいが最高値の3億3360万円で買い付け。#すしざんまい #初競り #マグロ #鮪 pic.twitter.com/dwblkwBHcv— 東スポ写真部 (@tospophoto) January 4, 2021
2021年のマグロの初競りでは、 田中稔さんが釣り上げた大間産の208.4kgのマグロが2,084万円で落札されました。2020年の初競りでは1臆9千万円で落札されていたので、価格としては大きく下回った形になりました。
そうは言っても、1匹の値段が2,000万円以上というのは夢がありますね!
今回、一番マグロを競り落としたのは、仲卸業者「やま幸」と銀座をはじめ、海外にも店を構える寿司店「銀座おのでら」の共同落札で、毎年恒例のすしざんまいの社長ではなかったようです。
燃料や船の維持費など、経費もかなりかかる仕事かと思いますがこうして取引額をすごい価格です。
ここ最近はマグロの漁獲量が減り、大間でもマグロが少なくなっているとのことですが今後も頑張っていって欲しいですね。