韓国の兵役制度は、今では日本でも知られており、人気俳優や人気歌手が兵役により芸能活動できなくなってしまい、悲しむファンの姿がテレビに映し出されることもありますよね。
兵役制度のみの人もいますが、軍人として働き続ける男性もおり、有名な韓国女優の中には父親が軍人という人もいるのです。
愛国心も強く、厳格な性格とも考えられる軍人のお仕事ですが、そんな家族に育てられた韓国女優を紹介します。
父親が軍人の韓国女優6選
父親の職業が軍人である、韓国女優を6名紹介します。
コ・アラ
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1990年2月11日生まれで、2023年現在33歳となったコ・アラさんは、女優やモデルとして活躍している方です。
「SMベスト選抜大会」で友達のバックダンサーとして出演しましたが、その大会では大賞を受賞し、芸能界デビューを果たしています。
2013年には、人気ドラマ「応答せよ1994」に出演し、人気女優の仲間入りとなり、日本でも日本テレビ系列のドラマ「華麗なるスパイ」に出演しました。
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芸名はAraとして活動しており、ドラマでは、流暢な日本語を披露し、日本の芸能界でもインパクトを与えたのです。
そんな、コ・アラさんの父親は現役空軍元士で、30年以上勤続しているんだとか。
その影響から、コ・アラさんは韓国空軍の広報大使に選ばれており、空軍モデルとして活動し、航空ショーなどのイベントに参加していました。
「空軍と結んだ大切な縁に感謝し、空軍のすてきな姿を知らせるために一生懸命努力します」と空軍広報大使に任命された際に思いを伝えていたそうです。
空軍で働くお父さんからしたら、自慢の娘なのではないでしょうか。
パク・ボヨン
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1990年2月12日生まれで、2023年現在33歳のパク・ボヨンさんは先ほど紹介したコ・アラさんと同じ歳の女優さんです。
パク・ボヨンさんは、中学生の時に映画サークルに所属しており、映画サークルで作成した作品に人形役として出演しました。
その時に初めて演技をし、映画サークルで活動を進めているうちに芸能関係者の目に留まり事務所と契約することになったのです。
2006年のドラマ「秘密の校庭」で芸能界デビューをし、当時新人俳優だったイ・ミンホさんと共演しました。
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その後「王と私」「力の強い女ト・ボンスン」など、ドラマや映画で活躍し、テレビCMにも多く出演。
テレビでパク・ボヨンさんを見ない日はないと言われるほど活躍している女優さんです。
そんなパク・ボヨンさんの父親は、30年以上にわたって、特殊部隊で軍人として勤めており、そんな父親の影響から、規則正しい生活をしてきたというパク・ボヨンさん。
幼い頃は、スカートや短いズボンを履くことを禁止され、門限も厳しく決められていたんだとか。
しかし、厳しかった環境でも、女優として活動することにご両親は、反対はしなかったそうです。
生活のルールは厳しく教え、子供の夢を応援するすてきな家族のようですね。
イ・ヨンエ
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1971年1月31日生まれのイ・ヨンエさんは、2023年現在52歳の女優さんで、映画やテレビドラマで活躍している女優さんです。
イ・ヨンエさんは、小学四年生の時に友人の父親の会社で作っている参考書のモデルを依頼されたことがきっかけで、女優になったんだとか。
14歳には雑誌のモデルとして正式に芸能界デビューを果たしました。
1993年にはドラマ「お宅の夫はいかがですか」で女優デビューを果たし、1994年にはSBS演技大賞で新人賞を受賞し、高く評価されたのです。
2005年には日本でも大ヒットした「宮廷女官チャングムの誓い」で主人公のチャングムを演じ、日本でも人気の女優となりました。
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北朝鮮の金正日総書記が生前にイ・ヨンエさんの熱烈なファンだったことでも有名です。
そんな、イ・ヨンエさんの父親は、朝鮮戦争に参戦した軍人だったことが知られています。
その関係からか、軍士官学校やその地域、兵士のための音楽会経費など様々な支援をしており、ウクライナ戦争にも1億ウォン寄付したそうです。
様々な方面で支援をするイ・ヨンエさんは、撮影現場でも、明るく気さくで優しい性格で、ビタミンと呼ばれていたそうですよ。
ハン・ジミン
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1882年11月5日生まれのハン・ジミンさんは2023年現在40歳の女優さんで、テレビドラマや映画で活躍されています。
小学生の頃からモデルとして活躍し、ファッション雑誌のモデルの経験を経て、タレントに抜擢されました。
日本でも大人気となった「宮廷女官チャングムの誓い」で、主人公の友人のシンビ役を演じたことで、日本でも人気の女優さんです。
2006年にはドラマ「オオカミ」の撮影中にスタント車にはねられるという事故に遭ってしまう災難を経験。
しかし、その後「イ・サン」でヒロイン役を演じ、一躍トップ女優の仲間入りを果たしました。
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叔父がサッカーの元韓国代表であることも有名です。
そんなハン・ジミンさんの父親も軍人であることが知られており、空軍中佐出身で、空軍部隊の中で中華レストランを運営していたといわれています。
そのため、2歳年上の姉とよく店をお手伝いしていたそうで、当時から、美人姉妹で有名だったんだそうですよ。
訓練で疲れた空軍部隊の人たちの癒やしになっていたのではないでしょうか。
チョ・ユニ
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1982年10月13日生まれのチョ・ユニさんは、2023年現在40歳でテレビドラマや映画で活躍している女優さんです。
2002年のドラマ「オレンジ」で芸能界デビューを果たし、その後2011年のドラマ「私に嘘をついてみて」や2012年のドラマ「棚ぼたのあなた」などに出演しています。
2017年には「月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!」で共演した俳優のイ・ドンゴンさんとの結婚と妊娠を発表し、ビックカップルの誕生に話題になりました。
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2017年にお子さんも出産しましたが、2020年には離婚を発表したのでした。
そんな、チョ・ユニさんの父親も軍人で、一番厳しいと言われている海兵隊の主任だったそうです。
バラエティ番組で父親のことを、「職業軍人なのにひどい人物」と暴露したことがあり、父親が節約をすることが、幼い頃からストレスを感じていたというチョ・ユニさん。
反抗期には、呼ばれても無視していたというエピソードも語っており、厳しいお家に育てられたであろう、チョ・ユニさんにも反抗期があったと言うのが親近感の湧くエピソードですね。
ハン・ヒョジュ
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1987年2月22日生まれで2023年現在36歳のハン・ヒョジュさんは、日本でも人気の韓国を代表する女優さんの一人です。
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日本では、「春のワルツ」や「トンイ」で人気を集めました。
ハン・ヒョジュさんは、衣料ブランドのモデルにインターネットで応募し、2005年にモデルデビューを果たしています。
翌年の2006年には、日本でも放送された「春のワルツ」で主役に抜擢され、シンデレラと呼ばれるようになった女優さんです。
2009年にはドラマ「華麗なる遺産」に主演し、高視聴率を獲得し、2020年には、竹内涼真さん、藤原竜也さんが主演した映画「太陽は動かない」に出演し、日本でも活躍されています。
そんな、ハン・ヒョジュさんの父親は韓国空軍で仕事をしているそうで、その関係からか、2007年に空軍の広報大使に任命されたのです。
ハン・ヒョジュさんは過去のインタビューで、「今まで最も親の意見に反したことは俳優になったこと」と明かしていました。
しかし、空軍の広報大使としても活躍し、女優になったからこその活動で、親御さんへの恩返しをされている様子が伺えます。
過去に、元所属事務所の男性マネージャーらから、交際男性とのプライベート写真をマスコミに流すとし、ハン・ヒョジュさんの父親から1000万ウォン騙し取られたという報道がありました。
現所属事務所が警察に通報し、父親が、男らの検挙に積極的に協力したそうです。
結局、俳優活動を反対していたというハン・ヒョジュさんの父親ですが、娘の俳優活動を守る行動が今ではしっかりと応援する立場であることがわかりますね。
まとめ
父親が軍人の韓国女優6人を紹介しました。厳しい家庭で育った女優さんたちですが、娘を応援する優しい父親という印象でした。
父親が軍人であると、広報大使として任命されたり、寄付をしたり父親に対しての恩返しのような活動をしている女優さんの姿も印象的ですね。
女優として活動することを反対されていた女優さんも、活動を始めると応援してくれる父親の姿があったりで、お互いに支え合っているのもすてきな関係だなと感じました。
これからも、注目していきたい女優さんたちです。