イ・ボムスさんといえば、90年代より数多くの映画やドラマに出演してきた人気俳優です。
代表作には、ドラマ「オンエアー」「ジャイアント」「サラリーマン楚漢志(チョハンジ)」などがあり、近年は大ヒット映画シリーズ「犯罪都市 NO WAY OUT」にも出演し、韓国で2024年に公開される続編「犯罪都市4」にも出演しています。
今回は、イ・ボムスさんの経歴、泥沼離婚やスピード婚などプライベートについてもご紹介します。
イ・ボムスはどんな人?
韓国俳優イ・ボムス、離婚訴訟中に翻訳家の妻が衝撃内容をSNSで暴露「昨年から自宅の出入り禁じられている」https://t.co/U6n0xkTCHm#イボムス #韓国俳優 #訴訟
— よろず~ニュース (@yorozoonews) March 23, 2024
1969年10月16日生まれのイ・ボムスさんは、大学在学中より舞台俳優として活動をスタートし、1990年に映画デビューを飾ります。
広く知られるようになったのは2000年代に入ってからで、当時韓国映画の人気が高まっていた日本でもいくつも出演作が公開されています。
その中でも転機となったのが大ヒット映画「ベテラン」を手掛けたリュ・スンワン監督による2006年の映画「シティ・オブ・バイオレンス -相棒-」で、この作品により演技賞を複数受賞し広く知られるようになります。
その翌年には、イ・ヨウォンさんと共演したドラマ「外科医ポン・ダルヒ」が最高視聴率25%を記録するヒット作となり、その後も「オンエアー」「ジャイアント」「Dr.JIN」「サラリーマン楚漢志(チョハンジ)」「アイリス2」など出演作が軒並みヒットしていきます。
そんなイ・ボムスさんは、長い下積み時代を経て30代半ばで人気俳優となった方で、脇役として数多くの作品に出演し、出演映画にスマッシュヒット作が多いのも特徴です。
その一方で、大学で学生たちに演技指導などもしており、まだ無名時代に演技学院で講師のアルバイトをした際の教え子には、ハ・ジョンウさんやキム・ガンウさん、SHINHWAのキム・ドンワンさんなどがいたそうです。
おすすめ作品
30年以上に及ぶ芸能生活の中でかなりの出演数を誇るイ・ボムスさんですが、その作品の中で特におすすめな作品をいくつか紹介したいと思います。
ジャイアント
イ・ボムス「ジャイアント」 ノーカット完全版 DVD-BOX3 日本版https://t.co/ixEaZvJL1e pic.twitter.com/ij55vNvjWc
— 綺麗に行こうかいこうよ (@mi_xhg) April 11, 2016
真っ先に紹介したいイ・ボムスさんの代表作といえばやはり2010年に放送されたドラマ「ジャイアント」でしょう!
高度経済成長期の韓国ソウルにある江南(カンナム)地域は、何もなかった農村地帯からわずか40年で経済や文化の中心地域として発展し、地価が数十万倍にも跳ね上がった「黄金の地」と呼ばれています。
しかし、そこまでの急速な発展の背景には様々なドラマがありました。
男性視聴者には男たちの野望と成功を描いたサクセスストーリーとして人気となり、女性視聴者からはそんな男たちに翻弄される女たちのラブストーリーとして注目され、10%台でスタートした視聴率は最終回には40.1%という大ヒットとなりました!
現実に起きたいくつかの事件をモチーフとしたこのドラマは、韓国の急速な経済成長や民主化への流れを描きながらも、韓国ドラマ王道の復讐劇や複雑な愛憎関係も描かれており、主人公が苦境に陥りながらも最後には勝利するというストーリーになっています。
主人公役のイ・ボムスさん以外に、パク・ジニさん、チュ・サンウクさん、ファン・ジョンウムさん、パク・サンミンさん、チョン・ボソクさんらが出演しており、
子役としてヨ・ジングさん、キム・スヒョンさん、ナム・ジヒョンさんらが出演しているなど豪華なキャスティングにも注目です。
サラリーマン楚漢志(チョハンジ)
イ・ボムス、韓国版半沢直樹「サラリーマン楚漢志〈チョハンジ〉」主人公を語るインタビュー動画公開開始!http://t.co/UMDhwF89hK pic.twitter.com/KFLb7MR23g
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2012年に放送されたドラマ「サラリーマン楚漢志(チョハンジ)」は、「ジャイアント」のスタッフとキャストが再集結して制作されたサクセスコメディです。
項羽と劉邦の対決を描いた中国の歴史小説「楚漢志」をモチーフに、製薬会社で働くサラリーマンが不老不死の新薬を巡る争いに巻き込まれるというもので、こちらも視聴率20%超えのヒット作となりました。
不老不死の薬というものを別にすれば企業ドラマということになるのですが、この企業戦士の悲哀を歴史上の戦いのように描いているのが特徴で、
韓国ドラマならではの裏切りや陰謀が描かれながらも、有名な「項羽と劉邦」の戦いをパロディにしたかのようなコメディとなっているんです!
後継者争いや新薬開発を巡っての企業同士の競争という社会派な一面がある一方で、それを皮肉ったり風刺した演出になっており韓国ドラマの中ではかなり珍しい作品です。
「項羽と劉邦」のパロディなので元々の話を知っていると更に楽しめますが、知らなくとも軽快かつ痛快なサラリーマン讃歌として気軽に見ることもできます。
前妻とのスピード離婚について
2003年11月30日に大学時代から10年間交際を続けてきた同級生と結婚したイ・ボムスさんですが、結婚からわずか40日で別居し、結婚から5ヶ月後には離婚しています。このスピード離婚は、お相手の母親との相性が良くなかったのが原因と言われています。
イ・ユンジンと離婚調停中で泥沼?
離婚前後より人気が高まってきたイ・ボムスさんは、やがてイ・ユンジンさんと交際に発展し、2010年5月22日に再婚を発表します。
お相手のイ・ユンジンさんはイ・ボムスさんより14歳年下の、アナウンサーや、通訳、コラムニストとして活動していた人物で、英語教師をしていたときには俳優のRain(ピ)さんに教えていた時期もあったそうです。
イ・ボムスさんも英語力向上のために指導してもらっていたところから交際、結婚に至り、結婚後は2011年3月に長女、2014年2月に長男を授かっています。
ちなみに、二人のお子さんはモデル活動やバラエティ番組にも出演していることで知られています。
このように家族も有名となったイ・ボムスさんでしたが、そんな中、大学で学生たちに演技指導をしていたイ・ボムスさんにパワハラ疑惑が浮上します。
パワハラ疑惑の真偽については分かっていませんが結果として辞職しているようです。
一方で妻のイ・ユンジンさんが2023年12月にイ・ボムスさんとの離婚を明らかにし、2024年3月に離婚訴訟中だと発表するのです。
これについてはイ・ボムスさん側も破局は認めていますが、イ・ユンジンさんの主張については否定しています。
イ・ユンジンさんがSNSに掲載したその主張とは、離婚の原因がイ・ボムスさんの“性”的な私生活にあるというものでした。
イ・ユンジンさんは、「奇妙な形の二重生活、隠密な趣味生活、鍵までかけてそこまで大切に保管していたもの、靴下の中に隠して使っていた携帯電話まで。これは真心を尽くした家族への裏切りだ。これ以上知りたくもない」と暴露しています。
言葉を濁しているため正確なことは分かりませんが、何か家族に隠していることがあり、それが原因となっているようです。
イ・ユンジンさんによると、これまでイ・ボムスさんは協議別居を回避し、協議離婚の提案も無視したことで、離婚調停もできず10ヶ月が経過したとしています。
これでは泥沼の離婚裁判をするしかなく、それでは2年はかかってしまうと嘆いています。
さらに、娘が海外の中学へ進学する道を選択したという理由で2023年末からソウルの家の出入りを禁止されているとし、承認と監視なしには下着も取ってこれないと記しています。
息子さんとも離れて暮らしているそうで、連絡することは止められてはいないものの、イ・ボムスさんが子供たちにひたすら母親の悪口を言うため母親に連絡してこなくなり、息子さんも自分の意志でイ・ボムスさんと暮らしたいと表明しているといいます。
しかし、イ・ユンジンさんも業界の人々の悪口を15年間聞かされてきたようで、それでは洗脳されてしまうと語っています。
このように、離婚の理由はイ・ボムスさんが浮気をしたり、家族へ暴力をふるったことではないようなんですが、イ・ボムスさんの何か特殊な性癖と偏った考えに問題があるようで、姑と気まずい間柄にあることも離婚の理由の1つとされています。
どうやら、イ・ボムスさんは相当保守的な家庭で育ったようで、イ・ユンジンさんの家族と違い多くかなりストレスを受けたようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
俳優として実力がある方ですが、パワハラ疑惑浮上以降、イ・ボムスさんに関する様々な実態が浮かび上がってきているようですね。
現在の状況については、ほとんどがイ・ユンジンさん側からの意見なのでこれが全て正しいとは思えませんが、その全てが嘘とも思えません。
気になったのは、イ・ボムスさん側が“離婚調停中”だと発表しているのに対して、イ・ユンジンさん側は“離婚訴訟中”だとしているんです!この捉え方の違いが大きな問題なのかもしれませんね。