2020年年明け、令和になって初の放送となった『マグロに賭けた男たち2020』。
今回も多くのファンが待ちわびており、放送中はTwitterでトレンド入りを果たしたり放送終了後も「感動した」とネットでの声が飛び交うなど大きな反響を呼んでいました。
しかし一部では、「マグロに賭けた男たち」はヤラセであり、山本さんの実際の性格もTVとは違うとも言われているようです。
そこで今回は、「マグロに賭けた男たち」のヤラセ疑惑や、その疑惑内容に対する漁師たちの見解などについてまとめていきたいと思います。
マグロに賭けた男たちはヤラセって本当?
マグロに賭けた男たち2回目視聴❣️
感動した😭#マグロに賭けた男たち pic.twitter.com/2TXydjittA— 特価茶羽化@特価120% (@poikatu3939) January 13, 2020
「マグロに賭けた男たち」はヤラセではないかという声が一部であります。
荒波を渡る漁師たちが、一匹のマグロと格闘しながら釣り上げていくシーンは見ていて本当に感情移入しますし、感動しますよね。
これがヤラセだとしたらやはりショックな部分もあるのではないかと思いますが、ネットでは「マグロに賭けた男たち」のヤラセについてこのような意見がありました。
あの番組はヤラセと捏造で事実とは異なります。ドラマ程度で見てください。ほとんどのマグロ漁師は それを嫌い 取材を拒否しています。テレ朝のヤラセ攻勢は異常です。
山本さんはあんなにドジやヘタレではありません。基本中の基本が出来ない漁師なら誰も相手にしません。長男の奥さんも実家は漁師です。父の山本さんを知っているから息子に嫁がせるわけで 延縄船の船頭も長男を引き受けてくれました。
漁師の世界は そんなに甘い世界じゃないです。西日本のマグロ漁師が大間で簡単にマグロが釣れますか?海の環境が違う。大間No.1漁師の山崎さん、今回は出演ありませんでしたが 以前 船から転落し 死にかけた位で大間の波は半端じゃないです。
テレビでは天気がいい日しか映っていませんが 西日本の人の感覚で大間の海と付き合ったら ほとんど休みじゃないですか?毎日 大間の波にビビると思いますよ。
引用:Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋は匿名での投稿になる為、はっきりした事実かどうかまではわかりませんが地元の人であるような感じで書かれていますね。
番組きっての人気者である山本秀勝さんについても、実際の性格と違うというようなニュアンスで触れられていますが、お馴染みのトラブルなどもヤラセだというのでしょうか?
山本さんあるある
・電気ショッカーがきかない
・糸が絡まる
・糸が切れる
・エサを鳥に取られる
・痺れを切らした渡辺篤史に「山本さーん!!」と叫ばれる
#マグロに賭けた男たち— おりある (@real625) January 12, 2020
あの山本さんが、演出の為にそんなキャラを演じているとは中々信じられませんが…。
ほとんどのマグロ漁師はヤラセであるから出演を拒否しているとも書かれていますが、今回の放送で出演された「若手ナンバーワン」の南兄弟も以前は出演を断っていたようです。
疑惑内容や大間の漁師の真相を調査
ネット上でヤラセという声が出ている原因として、以下の疑惑内容が挙げられているようです。
・釣り上げたばかりのマグロの眉間に神経締めをしたような跡がある
■神経締めとは?
神経締めとは、人の手で脳死状態を作り出す締め方です。 脳が出す『死にました』という命令信号を、神経を破壊することによって行き渡らないようにします。 ちょっと残酷な気もしますが、これもお魚を美味しく食べるに編み出された人間の知恵です。
引用:https://somanoonchama-mag.com/blog/31
素人には到底わからない部分ですが、釣りの経験者などは釣り上げた直後の映像が不自然だと感じる人がいたんですね。
この細かい作業を海中で行うのは不可能だということから、ヤラセではないのかという声が出たようです。
しかし、これに対してマグロ漁師の南さんは以下のような見解を述べ、疑惑を完全否定しています。
ヤラセ疑惑に対する南芳和の主張
マグロ漁師 ヤラセ疑惑に反論 https://t.co/ZTWRWrUweh 「ネットでヤラセじゃないかって指摘されてるの見たけど、このシロートが!って思ったね」そう憤るのは、青森県・大間のマグロ漁師・南芳和さん(33)だ。彼が出演したドキュメンタリー『マグロに賭けた男たち』(テレビ朝日系、2月18日放送)… pic.twitter.com/6D6M3k3DUY
— Gnews (@Gnews__) April 1, 2018
──釣ったばかりのマグロに、すでに神経締めの跡があったことから、ヤラセではないかと言われていますが、実際はどうなのですか?
「ああ、あれはさ、わい(俺)はマグロにカギをひっかけてクレーンでぶら下げた状態で神経締めしているけえ、甲板さ上がったときにはもう穴が空いとるんだ。
普通は甲板の上でマグロば押さえつけて神経締めするけど、わいは少しでも鮮度を良くして美味いマグロば届けたいけえ、そうしとるんよ。研究した結果じゃけえ、ヤラセは絶対にないよ」
「わいは役者じゃないけえ、カメラの前で芝居みたいなことしたら、ぎこちなくなってしまう。でも、神経締めの跡があるからおかしいとか、ずいぶん細かいところまで見てるんだなあと感心したわ」
このように語られた後に、続けて南さんらしいプロとしての姿勢を感じられるメッセージでまとめられていました。
「お客さんがせっかく大間のマグロさ食ったのに、思ったより美味くないなんてことがあったら申し訳ないけえ、鮮度には一番こだわってる。クレーンで吊り上げた状態で神経締めしているっていうのは、真似されたくないからあまり言いたくなかったけど、疑惑があるならちゃんと答えたいからね」
「こんなふうにネットで叩かれるのが面倒だからテレビに出たくなかったんだけど……でも、大間のマグロのことを多くの人に知ってもらえたなら、出て良かったよ」
引用:https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0401/sgk_180401_4181582373.html
南さん、実に男らしい受け答えですね!
南さんは大間の漁連を代表して都内で行われた有識者が集う「マグロミーティング」にも大間の漁師代表として参加されています。
確かに、あんな裏表の無さそうな男たちがカメラの前で芝居をするとは思えないですよね。
ましてや山本さんがカメラの前で奮闘している姿が芝居だとしたら、どんな一流俳優よりも演技派ではないでしょうか(笑)
何よりも、生活をかけてマグロ漁をされているので芝居をしている暇などは無いのではないかとも思いますね。
どうしてもTV番組で多くの人に注目を浴びるとこのような意見も出てくるかと思いますが、「マグロに賭けた男たち」を楽しみにしているファンは数多くいるのでこれからも是非奮闘する姿を応援していきたいと思います!