1月もあと数日で終わり、そろそろバレンタインデーの話題が出始める頃ですね。
バレンタインデーといえばチョコレートですが、高級チョコレートといえばゴディバですよね!今年も本命の彼や自分にご褒美で買う人も多いのではないでしょうか?
そんなゴディバですが、社長のジェローム・シュシャンさんを皆さんご存知ですか?
実はこのジェローム・シュシャンさんのおかげでわたしたちはゴディバを身近で手軽に買うことができているのです!
一体どういう事か気になりますよね?
今回はそんなゴディバジャパン社長ジェローム・シュシャンさんの経歴や年収、家族についてもご紹介したいと思います。
ゴディバジャパン社長のジェローム・シュシャン氏
ゴディバは知っているけど、社長ってどんな人なのか知らなかったりしますよね。
この方がゴディバジャパンの社長のジェローム・シュシャンさんです。
【引用元】https://w3i-topos.org/ja/profiles/chouchanjerome/
なんとも優しそうな社長さんですね。写真からチョコレートのいい匂いが漂ってきそう…(笑)
売り上げを3倍にした?!その方法は?
ジェローム・シュシャンさん実は凄腕の社長で、2010年に社長に就任してから2019年までに売上高は3倍にアップし、年商400億円と売り上げを伸ばしたそうです。すごいですよね!
この売り上げは日本だけのもので、世界のゴディバの中でNo.1なんだそうです。つまり日本人が1番ゴディバを食べているそうです。日本人はチョコが好きなんですね!
その秘密は『高級さ』と『親しみやすさ』の両立だそうで、昔はデパ地下でしか出店していなかったのを大型ショッピングモールにも出店を広め、コンビニでも商品の販売を行うなどしています。
【引用元】https://matome.naver.jp/odai/2142969267879603401/2142969966784402703
こちらは人気の『ショコリキサー』。だいたい630円前後と少しお高めですが美味しくてついつい飲んでしまいますよね!逆に高級なゴディバを630円前後で飲めるなら安く感じてしまいます。
このたくさんの人の目につく場所にお店を開き、その場所で1番の値段をつけることがポイントで、身近で親しみやすいのに高級感を損なわないのが売り上げを伸ばした理由なんだそうです。
また、高級感を生み出すのに商品の陳列の方法を1cm単位で決めていたり、スタッフの制服はコンシェルジュをイメージさせ、メイクは定期的にメイクアップ講座を開催したりと様々な取り組みをされています。
「むしろ私が社長に就任する前の3年間、既存店の売り上げや来客数は下がっていました。そういう中で、今年は15%増を目指そうと言ったところで、誰もついてこないと思うんですよ。
だから、目標はプレッシャーにならないように、5%増の予算を立てる。けれど、新商品は何にするか、どこに出店するか、どんな社員研修をやるか、といった毎日毎日やることは一所懸命ベストを尽くす。
これはいま日本の会社で一番足りないところだと思います。
『これやれ、あれやれ』と上から命令されてもやる気って出ないでしょう。私が社長に就任する前の3年間は、まさにそういう状態に陥りかけていました。
予算を達成できなくて、社員のモチベーションが下がる。達成できないと、上の人は『もっとやれ』と命令する。これはよくないですよね。ですから、『明るく、楽しく』と『一所懸命』、両方大事です」
【引用元】https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2018/果てなき挑戦心を抱いて/
ジェローム・シュシャンさんは結果よりもそのプロセスを大事にされる方で、結果を出すには日々自分ができるベストを行うことで結果が出てくると考えています。
これは29歳の時に始めた弓道から学んだことで、『正射必中』の考えだそうです。
【引用元】http://layouts24.rssing.com/chan-13045273/all_p426.html
私のビジネスの考え方は、来日してから30年間続けている弓道に影響を受けています。弓道には「正射必中(せいしゃひっちゅう)」という言葉があります。これは、正しく射れば必ず当たるという意味で、「的に当てることではなく、正しく射ることに集中する」。そうすれば必ず結果が付いてくるという考え方です。
【引用元】https://agenda-note.com/conference/detail/id=2168
弓道はただ的に矢を当てればいいというものではなく、『射法八節(しゃほうはっせつ)』といって矢を放つにも8つの動作があり、これを正確に行う必要があります。
この『射法八節(しゃほうはっせつ)』を正しく行えば必ず的に当たるということになります。
全く違う弓道とビジネスですが、弓道からの教えをヒントにビジネスで業績を上げているのでとても説得力があります。
わたしたちの日常にも『正射必中』の考えが当てはまるシーンは多くありそうですね!
年収は?
ゴディバの売り上げを3倍に伸ばしたジェローム・シュシャンさんですが、気になるのが年収ですよね?
調べてみたところ、ゴディバジャパンは非上場企業のため役員報酬などは公開していない為分かりませんでした。
何億という噂もありますが、これだけ売り上げを伸ばしているのでそれぐらいもらっていても納得してしまいますね。
そんな和の心を持ったジェローム・シュシャンさんが1月30日に『カンブリア宮殿』に出演されます。
どんな内容になっているか楽しみですね!
ジェローム・シュシャン氏のwikiプロフィール!経歴は?
【引用元】https://hiroki-suzuki.com/jeromechouchan-target
名前:ジェローム・シュシャン
生年月日:1961年
年齢:59歳
出身地:フランス・パリ
出身大学:HEC Paris経営大学院
ジェローム・シュシャンさんは文学が好きで、世界各国のさまざまな国に興味があり、1983年の大学在学中に1人旅に出発し、最終目的として訪れたのが日本でした。
元々『禅』に関する書物を読んでいて、旅でも福井県の永平寺で修行を目的に訪れました。また、この思い出を論文にして雑誌のコンテストに応募したところ、優勝し再度日本を訪れることができたそうです。
この旅がきっかけに日本に興味を持ち、HEC Paris経営大学院を卒業後、1985年に日本法人の立ち上げスタッフを募集していたパリの老舗宝石店であるメレリオ・ディ・メレーに入社します。
その4年後にはフランス国立造幣局のモネ・ド・パリへ転職し、ここでも日本でのビジネス立ち上げに携わっています。
【引用元】https://www.atpress.ne.jp/news/86945
1999年にラコステ北アジアディレクターを務め、2002年からLVMHグループ・ヘネシーの日本担当のビジネス開発ディレクターを務めています。
ヘネシーで仕事をしていた際にフランスと日本の板挟みに悩んでいたジェローム・シュシャンさんにリヤドロから「日本法人の社長をしてみないか」と話があり、日本に行くことを決め、2005年リヤドロジャパン社長に就任しました。
リヤドロは磁器人形のブランドで、ジェローム・シュシャンさんはそこで雛人形や五月人形を提案し、その商品がヒットし業績が40%伸びたそうです。
2010年から現在はゴディバジャパン代表取締役に就任し、その後2019年には売上高を3倍に伸ばしました。
また同じ年に、29歳の時に始めていた弓道で国際弓道連盟理事に就任し、2013年弓道錬士5段を習得されています。
嫁(妻)や子供はいる?
ジェローム・シュシャンさんの奥さんやお子さんについて調べてみましたが、詳しい情報はありませんでした。
しかし、1992年に日本人女性と結婚されているようです。
どこでどのように知り合ったかはわかりませんが、日本文化が好きなジェローム・シュシャンさんなので日本人女性と結婚は必然的だったかもしれませんね。
また、結婚して今年で28年となると、成人されたお子さんがいる可能性もあります。もしかしたらお子さんもも弓道をやっているかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたか?
わたしたちが美味しい!と買っているゴディバのチョコレートにもこんな努力があったんですね!
それを仕掛けたのが日本大好きなジェローム・シュシャン社長だったんですね。
今度からはそんな背景を思い出しつつゴディバを美味しく頂きたいと思います(*´ω`*)
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!