「メンタルなんにんもいる人」というTwitterアカウントを立ち上げ、多重人格者であることを公表しているharuさんが注目されています。
なんと10人もの人物がharuさんの中に存在するということで、一体どのような経緯があってそのようなことが起こったのでしょうか。
haruさんの生い立ちは母子家庭で、父親は既に他界していることも語られていました。
性別の変化などもあり、小さい頃から苦労が多く壮絶な人生だったharuさんですが一体どのような人物なのか気になります。
演技じゃないの?という声も上がっていますがそちらの真相についてもまとめていきたいと思います。
haru多重人格者の生い立ちは母子家庭で壮絶だった!
haruさんは、1996年に女の子として誕生しています。
こうして見ると普通の女の子のように見えますが、haruさんは子供の頃から別の人格がいることを感じていたということを告白しています。
haruさんのこれまでの年表をまとめると
1996年:兵庫県で女の子として誕生
3歳:お兄ちゃんのような声が聞こえる。自分が女であることも違和感を覚え始める
6歳:赤いランドセルが嫌で自らお腹を切ろうとしてしまう
小2:両親が離婚。母親に引き取られ、祖父母宅で暮らし始める
小学校時代:不登校になり授業は欠席するも、別人格がいた為成績が伸びていく
小6:父親が他界
中1:成績が下がり始める。「起立性調節障害」と診断される
中2:うつ病を発症
中3:別人格が現れる。成績も上がり、高専を受験し合格
高1:性別が女性であることに限界を感じ始める。病院で性同一性障害と診断される。
高3:親の仕事の都合で転校。別人格が増える。担任がharuさんに違和感を感じ病院での診察を勧めたところ、「解離性同一性障害」と診断される。
19歳:性被害を受け自殺未遂
22歳:社会に不安を抱き自殺未遂
一年一年、かなり壮絶な人生ですね…。
小2の時に両親が離婚し、母親に引き取られ、小6で父親が他界されていたとういことで父親との関わりはこれまであまり多くなかったのかもしれません。
性に対して3歳という幼い年齢で違和感を感じ始めていたことにも驚きです。
別の人格が現れたのは小学生からとのことですが、その人格が試験問題を解いていたというエピソードも語られているharuさん。
そこだけを聞くと羨ましい感じもしますが、それ以外での苦労の方が絶対に大きいですよね。
自ら命を絶とうとしていた過去
haruさんは19歳と22歳の時に自ら命を絶とうとされるなど、これまで多くの葛藤を抱えながら生きてこられたことが伺えます。
haruさんはこれまでに以下の診断を受けています。
・解離性同一性障害(DID)
・性同一性障害(GID)
・多動性障害(ADHD)
解離性同一性障害とは
解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい、英: Dissociative Identity Disorder ; DID)は、解離性障害のひとつである。 かつては多重人格障害(英: Multiple Personality Disorder ; MPD)と呼ばれていた。
引用:Wikipedia
解離性同一性障害というのが多重人格者を意味しているんですね。
人の声を聞き取りづらい人格がいた。聴覚で情報を処理することが苦手で、普通の会話に困り感を抱える男の子だ。18歳、それは聴覚過敏が酷くて教室に居づらかった頃。彼の記憶はその時のままで止まっているだろうけど、再び時間は動き出した。疲れ果てて、音が聞こえなくなる前に。お帰り、駿。
— haru@メンタルなんにんもいる人 (@hr_3200) January 28, 2020
haruさんは「メンタルなんにんもいる人」というアカウントで更新しており、Twitterでも度々多重人格で現れる人物について呟いています。
「日常が途切れる世界」 pic.twitter.com/Tqlih5t563
— haru@メンタルなんにんもいる人 (@hr_3200) November 17, 2018
半年前からフォロワーと実際に会う活動をされており、参加するにはharuさんの交通費と飲食代+5,000円がかかる形になっています。有料なんですね。
haruの中に存在する10人の人格とは?
haruさんの中には現在10人の人格が存在していることを告白されています。
- 洋祐、23歳。3歳のころからいるとされる交代人格のまとめ役。
- 結衣、16歳女子高生。嵐の二宮ファン。
- はると、6歳。飛行機が好き。
- 悟、13歳。酢額や物理が好きで圭一に教えてもらっている。
- 圭一、25歳。コミュ障だが賢く、学生時代にテストを受けていたとされる人格。エンジニアとして活動しているのも彼。
- 灯真、中高生。ピアノが得意
- 圭吾、19歳。洋祐が意図的に出せる。
- 悠、年齢不明。男でも女でもなく不登校時に形成。過去リスカした人格。
- 付、年齢不明。深夜に家を飛び出す癖。
- 航介、17歳。高専時代にいた?
引用:あるテレ
年齢は6歳から不明の人格まで様々。
性別の割合としては女性より男性が多くなっています。
性別は女性→男性へ…ホルモン注射も
haruさんは自分が女性であることに昔から違和感を感じており、現在は男性として生きています。
本物の男性に近づくべく、ホルモン注射も打っているharuさん。
風貌は男性っぽい印象を受けますね。
2月3日放送の「一番だけが知っている」では恋人ができたことを報告していますが、お相手は女性なので恋愛対象は女性であることがわかります。
haruのwikiプロフィール
haruさんは現在24歳で、通信制の大学に通っています。
大学では心理学を学ばれていているとのことですが、Twitterでの自己紹介欄には
「放デイ保育士で塾講師でエンジニア」とも書かれているので、お仕事もされてるようですね。エンジニアの仕事は10人の人格者のうちの一人、圭一さんがされているとのことです。
塾講師や保育士などは人前に立って人と接する仕事なので、急に人格が変わったら相手もかなりビックリしそうです。
noteでは少し明るい日記のような内容のものを投稿しており、2020年の目標を以下のように掲げています。
・本を100冊読む
・50万円貯金する
・メガネを買い換える
・救急救命講習に行く
・裁判の傍聴に行く
・1人旅をする
・秩父神社に行く
・社会福祉士の模試を受ける
こうして見るとごく普通の若者の目標に感じられますね。
社会福祉士の模試を受けることを目標とされているということです。
社会福祉士とは、福祉系では、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士と並ぶ、名称独占資格の国家資格であり、相談援助の対象者は、身体障害者【視覚・聴覚障害、呼吸器機能障害など】、生活困窮者、ひとり親の家庭など、心身や環境上の理由によって日常生活を送るのに支障がある方々になります。
ご自身も家庭環境や生い立ちで苦労されたことから、社会福祉士として働くことを視野に入れられているのでしょうか。