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BTSがきっかけで起こった社会活動まとめ!ARMYの凄すぎる行動力!

BTSの世界的な活躍を語る上で欠かせないのが、BTSのファンであるARMYの存在。

ARMYは単にアーティストのファンとしてBTSを応援するだけではなく、ARMY同士で団結してさまざまな社会活動にも取り組んでいます。

今回は、ファン活動の域を超えた、世界各国のARMYの凄すぎる活動についてご紹介します。

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ARMYによる社会活動がすごい

BTSの成功の象徴として、世界中にいるARMYの存在がよく取り上げられますよね。

「Butter」でRMが「got ARMY right behind us」(僕たちのうしろにはARMYがいる)と歌っているように、ARMYたちはいつもBTSの活動を全力でサポートしています。

しかし、ARMYによるファン活動は、ただBTSのCDを購入したり、コンサートに足を運んだりするだけではありません。

ときには同じ考えや問題意識を持つARMYたちが結束して、社会問題に声を上げたり、慈善活動を行なったりと、社会を良くしようと行動しています。

これは、BTS自身が常に社会の問題に目を向け、楽曲や活動を通して発信を行っていることが影響しているでしょう。

BTSは2017年からユニセフの「LOVE MYSELF (私自身をまず愛そう)」キャンペーンに参加。自分自身を大切にしようというメッセージを継続的に伝え、収益の寄付も行っています。

また、人種差別やヘイトスピーチに抗議する声明も発表。


こういったBTSの活動や発信を通して、社会問題について学び、関心を持つようになったARMYも多いのではないでしょうか。

今回は、BTSをきっかけに団結したARMYが行った社会的な活動について、紹介していきます!

Black Lives Matter運動でBTSと同額を寄付

ARMYによる社会活動として大きなインパクトを残したのは、「Black Lives Matter運動」での同額寄付です。

2020年にアメリカで黒人男性が白人警官に暴行を受けて死亡した事件をきっかけに、世界中で人種差別への抗議を訴える「Black Lives Matter運動」が巻き起こりました。

BTSもこの活動に参加し、人種差別への抗議メッセージを発信。さらに、所属事務所とともに100万ドル(約1億1000万円)の寄付を行いました。


このニュースを知ったARMYは、すぐさま行動を起こします。ARMYによる慈善活動グループ「One In An ARMY(OIAA)」が、BTSと同額の寄付を集める「#MatchAMillion」キャンペーンを呼びかけると、24時間もたたずに目標額の100万ドルを達成。

BTSのファンダムの大きさと、ARMYの社会問題への関心の高さが伺えます。

「One In An ARMY」は、Black Lives Matter運動以外にも、あらゆる慈善活動を支援。毎月、さまざまな慈善団体に寄付を行っています。一過性の活動ではなく、持続的に社会を良くしようと活動しているのが素晴らしいですね。


このほかにも、ARMYはさまざまな寄付活動を世界中で展開。とくに、メンバーの誕生日にはプレゼントを贈る代わりにメンバーの名前で寄付や慈善活動を行うことが定番化しています。植樹をしたり、学校を建てたりと、その規模の大きさにも驚きです。

こういったARMYによる寄付活動は、BTSメンバーにも影響を与えているようですね。

J-HOPEは、児童福祉団体に寄付を行った際に、「世界中のファンが寄付活動を行っているので、僕もその善行に賛同して自ら行動したいと思った」とコメント。

また、SUGAが小児がんの財団に寄付をしたときには、「愛してくれたファンたちの愛に報いるため寄付をした」と明かし、さらに寄付の名義はARMYだったそうです。

お互いが良い影響を与え合いながら活動をしているBTSとARMYの関係がとっても素敵ですね。

トランプ元大統領の選挙活動を妨害

団結したARMYによる活動は、政治の世界にも影響を及ぼしています。2020年のアメリカ大統領選挙では、トランプ元大統領の選挙活動を妨害する動きがありましたが、その活動の拡散にK-POPのファン、とくにARMYが一役買っていたようです。

11月の選挙戦に向けて、トランプ元大統領はアメリカ南部のオクラホマ州タルサで大規模な集会を行うことを発表しました。

タルサは、かつて白人優越主義者による黒人住民の大虐殺がおきた土地で、さらに集会が予定されていた日は「ジューンティーンス」という奴隷制解放を祝うとても重要な日。

人種差別発言を繰り返すトランプ元大統領がタルサでジューンティーンスに演説を行うという挑発的な行為と、大規模な集会による感染拡大の懸念から、集会には批判が殺到していました。

しかし、トランプ陣営は、「100万人を超える参加申し込みがあった」と豪語し、会場に入りきれない参加者のために野外での演説も予定。しかし、実際に当日参加したのは6000人ほどで、会場には空席が目立ちました。

実はこの集会の前に、集会への偽の予約を促す投稿がTwitterやTikTok上で拡散。多くのフォロワーを抱えるARMYのアカウントがこの妨害行為への参加を呼び掛けたこともあり、投稿は瞬く間に拡散され、実際に偽の参加申し込みをしたARMYが多くいたようです。


この妨害行為はアメリカでも賛否を呼びましたが、多くのメディアで報道され、BTSファンの強い結束力を見せつけることとなりました。

セウォル号沈没事件の遺族を支援

続いては、BTSの楽曲春の日(Spring Day)」をきっかけに起こったイタリアでの活動をご紹介します。

2017年にリリースされた「春の日」は、韓国で2014年に起きたセウォル号沈没事故の追悼曲といわれています。

セウォル号沈没事故は、多くの未来ある若者の命が奪われた痛ましい海難事故です。海運会社のずさんな業務体制や、乗客を置いて真っ先に逃げ出した船長や船員の対応に、衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。

「春の日」のMVには、セウォル号事故の追悼シンボルである黄色いリボンや、事故で犠牲になった高校生を彷彿とさせる運動靴など、さまざまなモチーフが登場します。

これを受けて、ARMYたちは「春の日」のMVの解説動画を作り、改めてセウォル号事故の悲惨さを訴えました。

日本では大きく報道されたセウォル号沈没事故ですが、ARMYが作った「春の日」の解説動画をきっかけに事故について詳しく知ったという海外ARMYも多かったそうです。

イタリア人ARMYのプルビレンティさんも「春の日」をきっかけに事故について知り、事故を世界中に伝えるためにイタリア語と英語字幕での解説動画を公開します。

この動画はプルビレンティさんの想像を超えて大きな反響を呼び、なんと事故の遺族とプルビレンティさんの面会の場が設けられることに。韓国でプルビレンティさんと交流した遺族からは「真実を伝えてくれてありがとう」と感謝の言葉が送られました。

遺族にとっても、遠く離れたイタリアから声を上げたプルビレンティさんの行動は大きな慰めになったのではないでしょうか。プルビレンティさんはその後もセウォル号事故追悼の募金活動に参加するなど、サポートを続けているそうです。

BTSも事故の遺族を訪問し、1億ウォンの寄付を行っていたことが報道されました。ただ、あるインタビューで「春の日」はセウォル号の歌なのかと聞かれたRMは、「鑑賞する方々の解釈のままに残しておきたい」と明言は避けています。

RMが話したように、鑑賞する人の解釈によって「春の日」はセウォル号沈没事故の追悼曲となり、より多くの人に事故の惨劇を伝えるきっかけになりました。

まとめ

いかがでしたか?今回はARMYが行った凄すぎる社会活動についてまとめました。

BTSは社会問題への関心を積極的に表明していますが、彼らを応援するARMYもBTSに負けず劣らずさまざまな活動を行っているんですね。これからはARMYの活動にも注目したいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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