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【BTSのソロ活動をしない理由】グループ活動にこだわった理由と今後について

7人の個性がきらりと光るBTSは、K-POPグループの中でも群を抜いて仲が良いことで有名です。個性的なのに不思議と調和がとれている絶妙なバランスを保っていますよね。

今や世界を股にかけて活躍するBTSですが、そんな彼らのソロ活動は決して多くありません。なぜ彼らは『グループ活動』に重きを置いているのでしょうか。

今回はBTSがソロ活動ではなくグループ活動にこだわる理由や、ARMYが予測する今後の展望についてまとめてみました。

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BTSは積極的にソロ活動を行わないグループ

2013年6月13日にデビューしたBTSは、これまで長い年月をメンバーと共にしてきました。グループと言えど、活動を重ねていくうちに個々でやりたいことができたり、違ったジャンルに挑戦したりするため、ソロ活動を増やしていくことは通常よくあることですよね。

しかしBTSは積極的にソロ活動をしていません。とはいっても全くしていないわけではなく、過去にはジンがMCに挑戦したり、テテがドラマに出演したりしたこともありました。

しかしそれらを理由にBTSの活動に穴をあけたことは一度もありません!それはあくまでもBTSというグループ活動がメインであるからです。

BTSは7人全員が個性豊かで、多くの才能を持っています。ソロとして活動しても多くの仕事があったはずですよね。しかし彼らがその能力を発揮するのはBTSの一員として。BTSという大きな基盤が彼らの源になっているようです。

一見自由奔放なBTSですが、その姿をよく見てみると7人全員が思いやりを持ち、支え合いながら活動していることが窺えます。同じ方向を向いて進んでいるように見えますよね。彼らの今の活躍があるのは、この『グループ活動』が一つの大きな要因ではないでしょうか。

そこにはこれまで築いてきたメンバー同士の信頼や愛情があり、いつもグループを優先し、メンバーとARMYのことを考えてくれるBTSだからこそできることなのかもしれませんね。

グループ活動にこだわった理由は?

それではそもそもなぜBTSはグループ活動にこだわったのでしょうか。まず大きな理由にパンPDの存在があると言われています。

グループ活動をメインにすることで、デビュー当時まだ幼かった7人にグループとしての自覚や、メンバーを思いやる気持ちを目覚めさせるといった目的で「基本的に7人一緒」という方針だったようです。

ここで今のチームワークが養われたのですね!その目論見は大成功です。パンPDはBTSを育てるために様々な方針を打ち立てていたようですが、素直に従って成長してきた努力家なBTSメンバーの人柄もあると思います。

そんなパンPDはメンバーと一緒に、RMにドッキリを仕掛けたことがありました。かなり重たい空気の中、パンPDにお説教されてしまうRM。小さくなっていくRMがだんだん可哀相になってきますが、このドッキリで確かめたいのは「BTSとソロ活動のどちらを選ぶのか」ということ。

しかしパンPDがそう問うや否や、間髪入れず「BTS(防弾少年団)です」とRMは答えます。本当に一瞬も隙がないくらいの即答でした。

それを聞いたパンPDとほかのメンバーは大喜び!RMには辛いドッキリだったかもしれませんが、この時の全員の反応で、すでにグループとしての活動が浸透していることが分かります。

そんなパンPDの方針だけでなく、BTSのグループ活動にはスケジュール上の問題もあったようです。休日がほとんど取れないほど忙しく活動していたので、物理的にソロ活動は不可能だったわけですね。

ほかにもソロ活動においてさしたる必要性がなかったのではないかとも言われています。ソロ活動をしないとはいえ、BTSはグループのアルバムの中にそれぞれのソロ曲を収録し、ステージ上で楽曲を披露することも。

それ以外にもミックステープをリリースすることで自作曲を世に出すことができるので、楽曲制作にも携わることができます。音楽活動ではBTSのメンバーとして手厚い環境が整っているのですね!

メンバーがソロ曲に力を入れることでグループ活動に影響を及ぼすことはなく、むしろプラスに働いているように感じます。ジンはインタビューで「BTSのジン」と「ソロ曲のジン」の違いについて尋ねられ、次のように答えました。

「BTSは7人がひとつになって曲を完成するので、誰か1人に合わせてキーをとったり、曲を解釈することはできません。しかしソロ曲ではそれが可能です」
「グループ曲は恐れ多くて、ぼくは触れようなんて思いもしませんでした。実力があるメンバーが多いので、ぼくは欲を出さなかったのです。だからソロ曲の機会を与えられたときは、欲を出さなければいけないと思いました。ほかのメンバーが作業するのを見ながら、ぼくも挑戦してみていいんじゃないかって

周囲のことをいつも考えているジンの、謙虚な人柄が見えるインタビューです。ジンにとってソロ曲を生み出すことは「グループだけではできない新たな挑戦」のようですね。

またJ-HOPEも初めてミックステープをリリースした時のことを、インタビューで次のように明かしています。

「現在取り組んでいる音楽に本当に良い影響を与えたと思います。ミックステープを通じてたくさんのことを学び、アーティストとして、ミュージシャンとして、進みたい方向が本当の意味で見えてきたのだと思います。
たくさんの人にこのミックステープを気に入ってもらえて、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。今後も音楽制作を続けて、J-HOPEにしかできない音楽のスタイルを表現していけるように頑張ります」

BTSというグループとしてではなく、自分のための楽曲を作ることで新たな刺激に繋がり、自身の感情と向き合うこともできるようです。そしてJ-HOPEは同じインタビューでBTSメンバーのことについても語りました。

「お互いを理解することで、BTSならではのチームワークが生まれました。それに1人1人の役割が違っていて、音楽でもやっていることは違います。だから今は助け合いながら、もっとうまくなるために努力を続けています

ソロ活動することは7人それぞれが成長することに繋がり、グループ活動に戻った時にそれらが生かされるのではないでしょうか。個人が磨かれて、グループとしてもっと輝くなんて素敵ですね。結果的にグループ全体の底上げになっています。

兵役入隊したらソロ活動になるの?ARMYの予想と願望

そして多くの注目を集めているのがBTSの兵役問題ですよね。今の状況だと最年長であるジンは、2022年の自身の誕生日(12月4日)までに入隊する義務があります。もちろんジン以外のメンバーも全員が入隊の対象年齢です。

兵役中は約2年程度の活動休止は免れません。7人の入隊時期がズレればそれだけ休止期間も長引くため、ARMYからは特例として同時入隊を希望する声が多く上がっているようです。できるだけ最低限に留めたいですよね。

兵役が免除されない限り、グループとしての活動を数年休むことになるのは明白な事実。韓国の男性にとっては義務ですので仕方ありません。

さらにBTSと事務所の契約期間は2024年までだと言われています。事務所側が証券申告書内で、BTSの今後について言及していることも明らかになりました。

記述によると、軍入隊や疾病など不足の事態によって活動中断となるリスクに備えるため、グッズ販売や映像コンテンツの売上など、アーティストが直接活動を伴わなくても間接的に参加できる方法を拡大しているとのこと。

また、軍入隊による主要アーティストの空白期間に対する売上減少リスクを最小化するため、アルバムや映像の事前制作、活動可能メンバーを通じたアーティストの運用など、多方面の事業的検討を行っていると記載されました。

つまり事務所の方針としては、兵役前(または後)の活動可能なメンバーにより、柔軟なアーティスト活動を視野に入れているということです。状況にもよるでしょうが、ソロ活動やユニット活動も念頭に置いた計画があるかもしれません。


そんなソロ活動についてはあまり否定的な意見は見られないように思います。兵役中は仕方ないことですし、これまでずっとグループを主体として走り続けて来たBTSの努力の賜物なのではないでしょうか。

そして寂しさや不安を感じながらも、もし兵役に行っても7人が揃えばまたBTSとして活動してくれると信じているARMYが多いようです。メンバー同士仲が良いからこそ、ARMYもそう思えるのですね。

「BTSが頑張っているのだから自分も頑張る」という声も聞こえてきました。中には兵役中に韓国語をマスターするという素敵な目標を立てる人も。前向きで素敵ですね!

もしもメンバーがソロ活動をしたらどんな活動か予想!

兵役を前にこれまでになかったソロ活動の活発化が予想される中、ARMYからは様々な意見が飛び交っています。基本的にはやはりそれぞれが『アーティスト』として活動するのではないかという声が大半のようです。

アーティスト活動以外に多く見られたのはやはりSUGAのプロデュース業です。すでに活動していて基盤が整っていることから、本腰を入れる可能性も囁かれています。

もともとデビュー前はプロデューサーなどの裏方を希望していたSUGA。そのため可能性は高いと思いますが、やりたかったことをやりながらも、今ではBTSというグループでの活動を第一に考えてくれていることがファンとしては何より嬉しいですよね!

SUGA以外には、テテの俳優業やミュージカルといった声も多いようです。以前花郎〈ファラン〉というドラマに出演した際も好評でしたし、テテ自身も俳優活動は30歳を超えてから考えていることのひとつだと語っています。

役に憑依するようなテテの感受性の高さは、きっと俳優にも向いていますね。テテもやりたい気持ちがあるようですし、新たな可能性を秘めていて楽しみです。

すでに世界的に活躍するスーパースターとなったBTS。この先もしソロ活動をすることになっても、アーティストとして音楽の中に身を置きながら新たなものに挑戦し、そしてそれぞれが培ったものを胸に、またグループへと戻ってくるのかもしれませんね。

まとめ

今回はBTSが積極的にソロ活動しない理由についてまとめてみました。これまで7人で団結して努力し続けて来たBTS。これから先は兵役などまだ不透明な部分も多いですが、きっとこれまで通りBTSとして力を尽くしてくれるのではないでしょうか。

そしてARMYたちの「寂しいけれど、信じて待っている」という意見がとても印象的でした。それだけメンバーの溢れる魅力がファンに伝わっているグループなのですね。

個性豊かな7人が化学変化を起こし、飛躍を続けるBTS。グループを大切に思う彼らだからこそ、ソロ活動も応援していきたいですね!

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