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【BTS宿舎生活】共同生活にはルールがあった?エピソードまとめ!

仲が良いBTSの原点ともいえる宿舎生活時代。一体どんな風に暮らしていたのか気になりますよね!さぞかし仲良く暮らしていたのでは…なんて思いますが、当時はBTSメンバーも多感なお年頃。

7人が快適に暮らしていけるように、共同生活にはあるルールがあったとか、なかったとか…⁉今回はそんなBTSの宿舎生活に関するルールやエピソードについてご紹介します。

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1位を取ったら広い部屋へ引っ越しを事務所と約束

BTSが最初に共同生活を送ることになった宿舎が通称『青い家』です。論峴洞(ノニョンドン)のビルを改装した17坪というとても小さな宿舎で、玄関は靴まみれ、リビングには大量の干した洗濯物、そしてひしめき合う2段ベッドが家の中を支配していました。

もちろん個人が部屋を持つことは叶わず、BTSはいつもみんなで小さな食卓を囲み、一緒に眠っていました。今となっては信じられない境遇ですが、練習生時代からデビュー後の約2年間を青い家で過ごしています

年頃だった7人の共同生活は、やはり最初は喧嘩もあったようです。いびきがうるさいだとか、片づけをしないだとか、些細なことが原因のようですが、これまで違った環境の中で育ってきたのだから当然ですよね。

そんな中でお母さん役やお父さん役を担ったヒョンラインは本当にすごい!彼らだってまだ年端も行かない少年だったのに、懸命に弟たちの面倒を見ていました。今の家族のようなBTSの関係性を作ったのは、ヒョンたちの努力が大きかったのかもしれませんね。

ワールドワイドスターを夢見てもっと高みを目指すBTSは、1位をとったら引っ越しをする約束を事務所と交わします。さすがに狭いですよね…防犯上も良くないかもしれません。

そんな野望を胸に、ついに1位を獲得することができた楽曲が『I NEED U』

BTSの代表曲のひとつですね。今でこそ数々の賞を総なめしているBTSですが、初めて『1位』を獲得したその姿はとても嬉しそうで、とても印象的でした。

こうして約束通りBTSは、思い出が詰まった初めての宿舎から引っ越すことになります。青い家はメンバーが共に暮らしながら夢を育てた場所でもあるので、やはりBTSにとって特別な宿舎だったようです。

そんな思い入れのある青い家は楽曲となって今も愛され続けています。

なあ、SUGA 3年前ここに初めて来たときのことを覚えてる?
なぜだかヒョンとぼくで 喧嘩ばかりしてたときを
壁紙も風呂もベランダも 全部が青い家
そのときぼくは そこがめちゃくちゃ広い家だと思ったんだ
だけどぼくの野望がすごく大きくなって あんなに大きく見えていた新しい家も 今ではすごく狭くなった

当時の思いがぎゅっと詰まったRMの語りから始まる『引っ越し』。優しく染みわたるようなサビの部分で何度も繰り返されるフレーズには、7人の強い決意や覚悟が込められていて、今聞いても胸に刺さります。

引っ越そう
慣れ親しんだこの場所とのお別れ
引っ越そう
今より高いところに

当時のBTSの気持ちが真っすぐに込められた感慨深い楽曲ですよね。今や世界を股にかけて活躍するBTSの原点とも呼べる青い家での共同生活。きっとメンバーにとって、色褪せない思い出になっているのではないでしょうか。

RMが寝たらテテもすぐ寝る

約束通り広い宿舎へと引っ越しをしたBTSは、ついに念願の部屋を獲得!しかしこの時はまだ1人1部屋というわけではなく、ここからかの有名なルームメイト制が始まります。ルームメイトの顔ぶれは全員が固定ではなく、途中で交代することもありました。

最初は①ジン・SUGA ②J-HOPE・ジミン・テテ ③RM・ジョングクという部屋割りから新たな宿舎生活が始まります。

ジンとSUGAはお互いのことを「永遠のルームメイト」だと公言しているのは有名ですね。息の合う2人は賑やかに過ごすというよりも、一緒に映画を観たりして静かに過ごしていた様子。

J-HOPE・ジミン・テテの部屋はまさにイメージ通りのお祭り部屋!3人の部屋にはゲームが置いてあったので、ワイワイとゲーム三昧で過ごしていたようです。この部屋ではJ-HOPEが一番のヒョンなので、弟たちを顎で使っていた!なんて語ったこともありました。

そしてRMとジョングクの部屋。きれい好きなジョングクに対してRMは片付けが大の苦手。なんとRMがつけていたコンタクトレンズが床に落ちている(捨てている…)ほど苦手なようです。ジョングクが渇いたコンタクトを踏んでしまうのだとか。驚きですね…!

洋服好きなRMは、もちろん服もたくさん散乱!ジョングクはきれいに畳んだ自分の服を置く場所がなく、ベッドの上に並べていたことから寝る場所がなくなり、J-HOPE・ジミン・テテの3人部屋に入り浸っていたようです。

ルームメイトについてはBTSのラジオ番組の中でも語ってくれたことがありました。

MCのSUGAによる「今のルームメイトは気に入っているけど、正直ほかの部屋が羨ましく思うこともある?」という問いかけにすっと手を挙げたジョングク…。(ちなみにテテも上げました…)

それに対してRMが抗議するという爆笑の展開!ちなみにRMはいびきが大きいことでも有名です。RMを心底リスペクトしているジョングクですが、どうやら同室で過ごすのはちょっぴり大変だったようですね…!

後にそんなルームメイトも入れ替わり、①ジン・SUGA ②J-HOPE・ジミン ③RM・テテ ④ジョングクという部屋割りに変更となりました。ちなみになぜマンネであるジョングクが1人部屋なのかというと…ジャンケンで勝ちとったようです。さすがの強運ですね…!

ジョングクと相部屋だったRMの新たなパートナーはテテ。RMはテテとの関係を「感性兄弟」と呼ぶほど価値観の合う2人です。ゲームが大好きなテテはRMともゲームをしていたようで、RMも夜遅くまで付き合ってあげていたそうです。

ある夜、RMが「そろそろ寝よう」と言うとテテは「あと1時間だけやらせてください」とお願いします。RMは繊細なので、同室でテテがゲームに明け暮れていては眠れません。

1時間だけ許可したRMでしたが、時間を過ぎてもやめる気配がないテテに「どうしてぼくが君の趣味に明け方まで付き合わなければならないんだ!」とついには怒ってしまいます。

しかしこれが効いたのか、テテはその後RMが寝たら自分も徹底して寝るようになったようです。ゲームではなく2人で映画を観ていた時も、RMが途中で眠ってしまったときには映画を中断してテテも寝るのだとか!

なんとも素直なところがテテらしいですね。1時間の約束を守れなかったのも、楽しくてつい時間を忘れてしまったのでしょう。ヒョンに忠実なテテの一面が健気ですね。

お風呂はJ-HOPEが先でジミンが後

ジン・SUGAと同じく、ルームメイトといえばやはりJ-HOPEとジミン。その後BTS全員が1人部屋を使えるようになってからも、寂しがるジミンのためにJ-HOPEがルームメイトを続けたことは有名です。

J-HOPE・ジミン・テテの部屋には半身浴ができる浴槽付きのお風呂があり、BTSメンバーの中でもSUGAが一番よく利用していたそう。

入浴剤を使ってお風呂に入ることが多いというSUGAですが、きれい好きなJ-HOPEからは「半身浴したあとに浴槽に残ったものとか掃除してくださいよ!花びらとか…」と苦言を呈されます。

宿舎で花びら入りの入浴剤を使って半身浴するSUGA…可愛すぎますね…。そしてヒョンであろうとしっかり注意するJ-HOPEもさすがはBTSの影のリーダー!

そんなJ-HOPEとずっとルームメイトとして過ごしてきたジミンは、お風呂に入るときは必ずJ-HOPEの後に入るのだとか。ヒョンたちから従順だと言われているジミンらしいルールですね!

家族のように仲が良いBTSですが、ジミンは日頃から相手に敬意を払うことを心掛けているように感じます。ヒョンのことを上手に立て、甘えるときには甘えて、弟の前ではヒョンらしく振舞う。

上下関係に厳しい韓国で育ったジミンの美学のようなものがあるのかもしれませんね。礼儀正しく、優しく、可愛らしくてかっこいい!ジミンのギャップはとどまるところを知りません。

喧嘩をした時には全員が集まって話し合う

どれだけ仲が良くても時には喧嘩することももちろんあります。2018年に韓国で放送されたテレビ番組に出演した事務所の代表であるパンPDは、BTSの衝突について語りました。

パンPDは「葛藤を抱えたままの状態にならないように、喧嘩することを恐れるな」とBTSに教えていたそう。

そして「2人で喧嘩をしたときも、和解する時は7人全員で話し合うように」と言い聞かせており、BTSはその教えをきちんと守っていたようです。

BTSの喧嘩といえば、ワールドツアー中のビハインド映像として公開されたジンとテテのステージ裏の出来事ではないでしょうか。

ダンスの位置についてテテが「もう少し早く移動してほしい」とジンにお願いしたところ「ぼくはできる限り早く移動しているのに、どうして文句を言うの?」と少し強めに返してしまいます。

本番10分前にはジンが「ぼくが子供じみていた。ごめん」と謝りますが、2人は目を合わせることなく本番を迎えます。無事にステージを終えた後、ホテルに戻った7人は全員が集まって話し合いをしました。

「本番前にピリピリして、ジンヒョンの気持ちも考えずに自分勝手だった」と反省するテテと「ぼくだって落ち込むことはある。でもテヒョンの話を無視して怒らせてしまったのはぼくだ」と素直に打ち明けたジン。

そうしてお互いの気持ちを理解した2人は無事に和解します。喧嘩から少し時間が経ち、お互いが冷静になれたこともあるでしょう。そして何より当事者以外のメンバーも全員が集まるということはとても意味があることだと分かります

ほかのメンバーがいることで冷静に相手の話を聞くことができ、熱くなって話がこじれてしまうことも防げます。またメンバーが一緒に話を聞いて、一緒に理解を深めてくれることで、より一層絆が深まりますよね。

発端は2人が始めた喧嘩だとしても、良くも悪くもその雰囲気はメンバー全体に影響を及ぼします。全員で話し合うことによって、いい方向に進めているのですね。

どんなに小さな喧嘩でも、その原因や和解したことを7人でパンPDに報告していたというBTS。喧嘩以外の日常生活でもよく情報の共有が行われているようですが、こういった日々の積み重ねから癖づいたものなのかもしれませんね!仲良しの秘訣にも感じます

しかし時が経つにつれてその様子も少しずつ変わってきたようです。RMとジミンがVLIVE「ひとまず当事者同士で話し合ってもらい、戻って来た時に事情を聞く」という方式に変わったと明かしてくれました。

成長したBTSの7人は相手のことをよく理解できるようになったこともあるでしょうし、関係性がより強固なものになっているでしょうから、当然の変化かもしれませんね。ひとまず当事者で話し合いをすることも、信頼関係があるからこそ。

そもそも以前のように喧嘩をすることはなくなったというジミンと、喧嘩に燃やす情熱はステージ上に注ぐべきだと語るRM。パンPDの気持ちを思うと、嬉しいやら、ちょっぴり寂しいやら…、そんな風にBTSの成長を一番近くで見ているかもしれませんね。

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まとめ

「ぼくたちって、7人集まったら本当に昔話しかしないんだよね。お年寄りみたいに」と語っていたジミン。それだけBTSにとって宿舎時代の思い出は色濃く、今の自分たちの基盤として刻まれているようです。

パンPDの教えのもと、ぶつかりながらも7人で色んな想いを共有してきたBTS。寝食を共にしながら多くの経験を積み、一緒に成長してきた彼らが築いてきたのが今の素敵な関係なのでしょう。

これからも兄弟のように仲の良い姿をたくさん見せてほしいですね。7人で支え合うBTSの活躍をもっと応援していきましょう!

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