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【韓国ドラマ】主人公よりも印象に残った悪役俳優7選

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映画やドラマを見る上で一番注目する登場人物は主人公ですが、作品によっては個性的なサブキャラクターや悪役などが登場し、見る人によっては主人公よりも好きなキャラクターがいることもあります。

人気投票をすると主人公よりも人気があるキャラクターが沢山いた！なんてこともあるわけで、それは悪い事ではなく作品としての面白さに結びついています。

今回は、韓国ドラマにおける主人公よりも印象に残った悪役俳優を紹介したいと思います。

イ・ジュノ「キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜」

最初に紹介するのは人気ドラマ【キム課長とソ理事」から、ソ理事役を演じたイ・ジュノさんです。

イ・ジュノさんといえば人気アイドルグループ2PMのメンバーとして知られ、俳優としても映画「監視者たち」「二十歳」、ドラマ「ただ愛する仲」「赤い袖先」などの人気作品に出演していますが、俳優としてのブレイク作となったのが今回紹介する「キム課長とソ理事」です。

イ・ジュノさんは「キム課長とソ理事」でエース検事から大手企業の財務理事になったソ理事役を演じており、当初は会社の横領事件をもみ消すためにピンハネの天才であるキム課長を利用する目的で採用します。

しかし、お金に関することには天才的なキム課長が横領事件の裏側にすぐに気づいてしまい、ソ理事と度々対立するようになるのです。

最初、ピンハネして会社をやめようとしていたキム課長と、割り切って汚れ仕事をしていたソ理事でしたが、次第に同じ目的のために協力関係になり大手企業と戦う道を選ぶことになります。

この2人のブロマンスとヒロインを巡る三角関係が本作の見どころですね。

このように、イ・ジュノさん演じるソ理事はよくある悪役のイメージとはちょっと違ったタイプですが、タイトルからも分かるように主人公と同等の魅力があるからこそ成立する作品だと思います！

チュ・ジョンヒョク「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

続いて紹介するのは、日本でも大人気となった「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」でクォン・ミヌ弁護士役を演じていたチュ・ジョンヒョクさんです。

ドラマ「ユミの細胞たち」「D.P. -脱走兵追跡官-」などの出演作で知られるチュ・ジョンヒョクさんですが、広く認知されるきっかけとなったのはこの作品でしょう。

ウ・ヨンウが弁護士として働き始めた当初は、皆好意的に受け入れるといった感じではありませんでした。

とはいえ、ヨンウの明るさや天才的な能力を知ることで徐々に壁はなくなり、仲間として受け入れるようになっていくのですが、その中で唯一反感を持ったままだったのがミヌです。

腹黒策士ことミヌは、同期であるヨンウに対して過剰なライバル意識を燃やし、何かと彼女に突っかかり視聴者をイライラさせたキャラクターで、2人で1つの案件を担当した際にも彼女を出し抜くことばかり考えていました。

ついには彼女を蹴落とそうと匿名で内部告発までしてしまいます。

実は上司に媚を売ったりライバルを蹴落とそうとするミヌこそがリアルな人物なんですが、周りがいい人ばかりなこともあって1人だけ浮いてしまっています。

とはいえ、どこか抜けているキャラクターとして描かれているので憎みきれないんですが…。

チェ・ジノ「ミスターサンシャイン」「浪漫ドクターキム・サブ」

名前は知らなくとも顔は見たことがあるであろうチェ・ジノさんは、数多くの作品で悪役を演じてきた名バイプレーヤーです。

悪役として出演した作品を挙げればキリがないのですが、その中でも代表的なのが「ミスター・サンシャイン」と「浪漫ドクターキム・サブ」です。

主演のイ・ビョンホンさんをはじめ、数多くの有名俳優が出演し大ヒットした「ミスター・サンシャイン」では、親日派の左議政イ・セフン役として出演したチェ・ジノさんは、強いものにはこび弱いものは虐げるという最悪の人物を演じました。

このように大作ドラマにも役名ありで出演する様になったチェ・ジノさんですが、俳優としてデビューするも10数年間はエキストラや脇役としてだけ活動してきたそうです。

しかし、ドラマ「相続者たち」でキム・ウビンさんの父親役を演じたことで広く知られるようになり、2016年のドラマ「浪漫ドクターキム・サブ」にキム·サブを敵視する病院長ド・ユンワン役として出演したことでブレイクします。

このド・ユンワンは続編にも悪役として登場しキム・サブたちを苦しめ、今やチェ・ジノさんは韓国を代表する悪役俳優の1人となりました。

キム・ゴヌ「ザ・グローリー ～輝かしき復讐～」

2023年にソン・ヘギョさん主演により大ヒットしたドラマ「ザ・グローリー」は、高校時代に壮絶ないじめを受けた主人公の復讐を描いた作品です。

そのドラマでいじめグループのメンバーの1人ミョンオ役を演じていたのがキム・ゴヌさん。

このドラマには、圧倒的悪女ぶりを発揮したヨンジンや、ヨンジンと長年不倫関係にあるジェジュンなど、強烈なキャラクターが何人も登場しますが、その中でミョンオはパク・ソンフンさん扮するジェジュンのパシリ的存在で、主人公と一番最初に接触する人物です。

彼もまた、グループの中ではからかわれる側であり、そんなミョンオが仲間たちを出し抜こうとした結果、主人公にうまく利用されることとなります。

正直、他の加害者たちと比べるとキャラが弱い印象ですが、彼がグループ内をかき回したことで主人公の復讐が成功したと言えます！

演技初挑戦となったドラマ「サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～」ではパク・ソジュンさん演じる主人公のライバル格闘家、そして「青春の記録」でもパク・ボゴムさんの同期でライバル役を演じるなど、今後の活躍が期待される俳優の1人です！

ホ・ソンテ「イカゲーム」

数多くの映画やドラマに悪役として出演することの多いホ・ソンテさんは、大ヒットドラマ「イカゲーム」でチャン・ドクス役を演じ世界的に知られるようになりました。

俳優デビューは35歳の時とかなり遅いのですが、2016年には映画「密偵」に出演し、ソン・ガンホさんからビンタされるシーンが話題となりました。

悪役を演じることが多いホ・ソンテさんですが、“コワモテだけど実はいいヤツ”というようなキャラクターを演じることも多く、見た目とのギャップによりコミカルさを演出するのを得意としています。

そんなホ・ソンテさんですが、「イカゲーム」ではコミカルさはないバリバリの悪人役！

登場人物の多くはお金に困った訳アリの人ばかりなのでいい人は少ないのですが、組織から追われる悪逆非道なキャラクターを演じています。

チャン・ギヨン「マイ・ディア・ミスター～私のおじさん〜」

今や人気主演俳優となったチャン・ギヨンさんですが、2018年に出演した「マイ・ディア・ミスター」のイ・グァンイル役で強烈な印象を残し、その後のブレイクのきっかけとなりました。

イ・グァンイルはIUさん演じるヒロインを脅迫し、毎日のように取り立てに来る借金取りなんですが、実は過去のある事件により愛憎紙一重という因縁の関係で、ただのチンピラというキャラクターではありません。

物語の序盤はただの悪役としか思えませんでしたが、2人の関係性が明らかになっていくことで彼の複雑な心情が明らかになっていきます。

最初は脇役でしかなかったイ・グァンイルですが、終盤は完全にメインキャラクターの1人と認識するようになります！

オム・ギジュン「ペントハウス」

最後に紹介するのは、今韓国で一番悪役イメージの強い俳優オム・ギジュンさんです！

ミュージカル俳優としてトップスターに登りつめ、テレビドラマではコミカルからシリアスまで幅広く演じてきましたが、大人気シリーズ「ペントハウス」出演以降は悪役俳優として大ブレイク中なんです。

そんなオム・ギジュンさんが「ペントハウス」で演じたのは、超高層マンション・ヘラパレスの最上階ペントハウスに住む建設会社代表チュ・ダンテです。

夫婦関係は表向き良好ですが、完璧主義の性格を周囲にも求め、意に沿わないと暴力を振るう冷徹な人物像です。

金持ちで権力者でサイコパスというキャラクターは、マクチャンドラマ史上最高の悪役とも呼ばれており、シリーズを追うごとにその悪役ぶりが増していくのもポイント！

「ペントハウス」でのブレイク以降も「シスターズ」「7人の脱出」で悪役を演じているオム・ギジュンさんですが、今後ダンテ以上の悪役を演じることはできるのでしょうか！？

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回紹介した以外にも、ナムグン・ミンさんやシン・ソンロクさん、ソン・ソックさんにユ・アインさんといった人気俳優も悪役で人気を博してきましたが、このラインナップを見るとやはり悪役を演じるにはかなりの演技力が必要ということですね。

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