韓流

【韓国ドラマ】母親・祖母役の女優7人！韓国のオンマと言えば？

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韓国ドラマを見ていると、「このお母さん役の人、あのドラマでもお母さん役で出てたなあ…」なんて思うことありませんか？

韓国ドラマのお母さんやおばあちゃんといえば小言を言いながらも助けてくれたり、怒ったらどんな悪役よりも怖かったりと憎めないキャラクターで視聴者を魅了してくれますよね！

そんな様々なドラマにお母さん役として出演されていて「国民の母」と呼ばれる女優7人を紹介したいと思います。名前は知らなくてもお顔は見たことある方たちばかりなので、ぜひチェックしてみてください！

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ドラマで母親・祖母役を演じる女優！

「国民の母」「国民のおばあちゃん」と呼ばれる7人のベテラン女優のこれまでの活動や出演作品などをご紹介します。この方たちがいたからこそ今の韓国の映像作品があるといっても過言ではないくらい長きにわたってご活躍されてきた女優さんたちです。

キム・ヘジャ

 

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・本名　キム・ヘジャ
・生年月日　1941年9月14日
・血液型　A型

キム・ヘジャさんは1960～1970年代のテレビ放送初期から活動しており「国民の母」と呼ばれ親しまれています。現在も高齢の年齢にも関わらず特有の愛らしさと爆発的な演技力で全世代から愛され尊敬されています。

キム・ヘジャさんが「国民の母」と呼ばれるようになったのは、1980年から2002年まで22年間放送されたドラマ「田園日記」に母役として出演したのがきっかけでした。

「田園日記」でキム・ヘジャさんの夫役として出演しているチェ・ブラムさんとはその後も夫婦として出演した作品が多く、二人が本当の夫婦と思っている人がたくさんいたそうです。

圧倒的な演技力を様々な作品で見せてくれているキム・ヘジャさんですが、デビュー直後に撮影した自身の卒業作品で演技力に失望し一度女優を辞めてしまいます。

その後、結婚し主婦として暮らしていた彼女ですが、27歳で再び演技をしたい思いが強くなり、3年間演劇舞台で活躍した後に、テレビ活動を始めていったそうです。

代表作品が数えきれないほどあるヘジャさんですが、2019年に出演されたドラマ「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」は、改めてなぜ彼女がたくさんの人から愛され、尊敬される俳優なのかを証明した作品でした。

私も大好きなドラマなのですが、最終回のエンディングのナレーションにはすごく感銘を受け、考えさせられたので紹介したいと思います。ヘジャさんが第55回百想芸術大賞の大賞授賞時のコメントでこのナレーションを引用したことで有名ですよね。

내 삶은 때로는 불행했고 때로는 행복했습니다.

삶이 한낱 꿈에 불과하다지만 그럼에도 살아서 좋았습니다.

새벽의 쨍한 차가운 공기,

꽃이 피기 전 부는 달큰한 바람,

해질 무렵 우러나는 노을의 냄새…

어느 하루 눈부시지 않은 날이 없었습니다.

지금 삶이 힘든 당신…

이 세상에 태어난 이상 당신은 이 모든 걸 매일 누릴 자격이 있습니다.

대단하지 않은 하루가 지나고 또 별거 아닌 하루가 온다 해도

인생은 살 가치가 있습니다.

후회만 가득한 과거와 불안하기만 한 미래 때문에 지금을 망치지 마세요.

오늘을 살아가세요. “눈이 부시게!”

당신은 그럴 자격이 있습니다.

누군가의 엄마였고,

누이였고,

딸이었고

그리고

“나”였을 그대들에게…

【引用元】https://blog.daum.net/han5502/8350837

以下意訳

“人生は時には不幸で、時には幸せでした。
人生はただの夢に過ぎないと言いますが、それでも生きてきて良かったです。

夜明けの澄んだ冷たい空気、
花が咲く前に吹く甘い風
日が沈む頃に染み出る夕焼けの香り
どんな日もまぶしくない日はありませんでした。

今、生きるのが辛いあなた
この世界に生まれてきた以上あなたは毎日このすべてを楽しむ資格があります。
大したことない一日が過ぎて、またなんでもない一日が来たとしても
人生は生きる価値があります。

後悔でいっぱいの過去と不安だらけの未来のために今を無駄にしないでください。
今日を生きてください。眩しく。
あなたはその資格があります。
誰かの母であり、姉であり、娘であり、
そして私だったあなたたちへ…”

いかがでしょうか。このドラマでは母親役として出演はしていませんが、平凡な毎日の大切さに気付かせてくれるドラマで、ヘジャさんの演技力でさらに素晴らしい作品になっています。日々の生活に疲れた方におすすめしたいドラマです！

キム・ヨンオク

 

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・本名　キム・ヨンオク
・生年月日　1938年1月6日
・血液型　B型

たくさんのドラマに出演されているキム・ヨンオクさんですが、最近では世界中で話題になった「イカゲーム」に出演されたのをご存じの方も多いのではないでしょうか？

キム・ヨンオクさんは高校卒業後、演劇や映画で女優生活を始めますが母から女優生活を反対され1959年にアナウンサーとして春川放送局に入社します。

しかし年棒が低いという理由で8か月でアナウンサーを辞めてしまい、1961年にMBC声優劇会に1期として入社し声優活動を始めます。1960年～1970年代には声優と女優を兼業し、1980年代以降は女優としての活動を増やしていきました。

声優時代の代表作としては、韓国版の「マジンガーZ」の主人公「兜 甲児」、「太陽の子エステバン」の主人公「エステバン」等があり主に少年の声を担当していました。もし現在まで声優を続けていたら韓国の野沢雅子と呼ばれていたかもしれません。

キム・ヨンオクさんが30代の頃からすでにおばあちゃんの役を演じるようになります。1996年に放送されたドラマ「世界でもっとも美しい別れ」では、キム・ヨンオクさんと同年代の俳優さんの母親役として出演したりもしました。

2000年代後半では、今まで老人役で活躍されていた俳優が続々と他界し、こうした配役を引き受ける俳優が減っていくなか、キム・ヨンオクさんはますますひっぱりだこになります。

出演されているドラマの一部を紹介すると「コーヒープリンス1号店」「花より男子」「ドラゴン桜」「恋のスケッチ～応答せよ1988～」「まぶしくて」「彼女の私生活」「ザ・キング：永遠の君主」「イカゲーム」「海街チャチャチャ」等があります。

ジャンルを問わず様々な作品に出演されているので、みなさんが視聴された韓国ドラマの一つには登場されているのではないでしょうか？

「国民のハルモニ（おばあちゃん）」として、これからも様々な作品でお会いできることを楽しみに見守っていきたいですね。

キム・スミ

 

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・本名　キム・ヨンオク
・生年月日　1949年9月3日
・血液型　O型

キム・スミさんは1971年にデビューします。デビュー当初からエキゾチックで個性的な美貌を持った女優でしたが、その時代に好まれるスタイルではなく、デビュー後もしばらく無名だったそうです。

キム・ヘジャさんも出演されていた1980年から放送開始されたドラマ「田園日記」で22年間お母さん役で出演されています。

当時32歳で老人の役を演じており、息子役の俳優さんより若い年齢だったそうです。このドラマで演じた母親役の印象が強く、その後も主に母親や祖母役としてドラマに出演されています。

キム・スミさんといえば口が悪い演技で有名ですが、そんな中にも特有の愛らしさと親しみやすさからたくさんの人に愛されている理由が分かりますね！

またキム・スミさんは、料理上手なことでも有名です。2018年には「スミさん家のおかず」という番組が放送されました。その番組内の企画で東京の新大久保に「スミさん家のおかず」という名前でお店をオープンしました。

残念ながら現在は閉店してしまったようですが、たくさんの在日韓国人に懐かしいおふくろの味を届け愛されたそうです。

今は、料理関連の活動を中心にされているキム・スミさんですが、またパワフルで愛らしい演技を見せてくれることを楽しみにこれからも注目していきたいですね！

コ・ドゥシム

・本名　コ・ドゥシム
・生年月日　1951年5月22日
・血液型　A型

コ・ドゥシムさんも「国民の母」と呼ばれる代表的な方ですね！様々なドラマでよく見かける女優さんの一人です。そんなコ・ドゥシムさんですが、地上波演技大賞の最多受賞者でもあります。

デビュー28年の2000年度にSBS演技大賞まで授賞し、百想芸術大賞TV部門での大賞を含めると、テレビドラマで活動している女優が受けることができる賞はすべて授賞されている唯一の女優です。

また、済州島出身ということもあり、済州島広報大使も務められています！

「国民の母」と呼ばれるだけあり、デビュー当初から生まれたばかりの赤子を抱っこしている母親役を演じていたそうです。1990年代～2000年代はいくつかの作品を除いては庶民家庭の母役として主に登場しています。

そのようなことから「国民の母」と呼ばれるようになったようです。

母親役ばかりやっていてラブロマンスは一度も演じたことがないと言っていたコ・ドゥシムさんですが、2021年に公開された映画「輝く瞬間」では俳優チ・ヒョヌさんと切なくも温かい愛のストーリーに挑戦しています！

チ・ヒョヌさんとの年齢差はなんと33歳！そんな年の差がある二人の映画なので、良くも悪くも話題になりました。「輝く瞬間」は年上の女性と若い男性の愛の物語に疑問を持つこと自体が偏見であることを繊細に説得する映画だそうです。

いまでは、母親役もラブストーリーまでも完璧に演じてしまうコ・ドゥシムさんですが、次はどんな役でお会いできるのか楽しみですね！お体に気を付けてこれからも長く活動してほしいです。

ナ・ムニ

 

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・本名　ナ・ギョンジャ
・生年月日　1941年11月30日
・血液型　B型

ナ・ムニさんは1961年にMBCラジオ公採1期としてデビューをします。声優時代は洋画のダビングを主にしていて、マリリン・モンローの担当声優だったそうです。

韓国のテレビ局が開局した当初は俳優重要が増えたため、多くの声優が俳優を兼業したりしていて、ナ・ムニさんもこの時期から女優活動を始めます。

同僚のキム・ヘジャさんなどが主演などを務め演技大賞を受賞するなど成功を手にしていた1970年代～1980年代は、男性俳優より体格が大きいという理由で目立たない小さな役ばかりまかされていたそうです。

そうして長い間、無名生活を送り名前が知られるようになったのはナ・ムニさんが50歳以降のことでした。

1995年に放送されたドラマ「風は吹いても(原題)」で北朝鮮の方言を使う80代のおばあちゃん役を演じ、助演にも関わらずKBS演技大賞など様々な賞を受賞し全盛期を迎えます。

これをきっかけにナ・ムニさんは人気を博し、様々なドラマに出演するようになり「国民のおばあちゃん」と呼ばれるようになります。代表作品としては「私の名前はキム・サムスン」「思いっきりハイキック！」「ナビレラ」映画「怪しい彼女」などがあります。


2017年に公開された映画「アイ キャン スピーク」では、総観客数320万人を動員し、この映画を通して第1回ザ・ソウルアワーズで役者人生56年ぶりに映画部門で初の主演女優賞を受賞し、人気スター賞と共に2冠王を記録しました。

その後も様々な賞を受賞し合計14の授賞式で賞を総なめにしました。

面白くてパワフルなおばあちゃんのイメージが強いですが、共演された俳優さんたちによると、リーダーシップがありカリスマあふれる女優さんだそうです。

ドラマ「ただ愛する仲」で共演した2PMのジュノさんがインタビューで「先生(ナ・ムニさん)の演技は、眼差しだけで相手の心を動かすことができる」と話しており、成功した今でも演技に対して努力を忘れず熱心な姿に驚いたそうです。


様々な賞を受賞しても初心を忘れず、手を抜かないナ・ムニさんだからこそ見た人に元気を与えられる演技ができるのですね。これからも様々な作品でパワフルな演技を見せてほしいです！

ユン・ヨジョン

 

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・本名　ユン・ヨジョン
・生年月日　1947年6月19日
・血液型　B型

ユン・ヨジョンさんといえば、映画「ミナリ」を通してアカデミー賞で助演女優賞を受賞し、今となっては世界で名の通るアカデミー女優となりましたよね！

そんなユン・ヨジョンさんは1966年に芸能界デビューします。俳優の間でもセリフが完璧で集中力が高いことで噂されるほどだったそうですが、小さいころから様々なスピーチ大会で賞を総なめにしていたとか。

女優になった理由については、「母にとってのスターは私だった。だから、人から目立つ仕事をすれば誇らしく思ってくれるのではないかと思った。」とおっしゃっていたようです。

ユン・ヨジョンさんは新人の頃から活躍し、天才女優が出てきたと言われるくらいでした。そんなデビュー当時から女優として成功の道しかなかったユン・ヨジョンさんですが、結婚と同時にアメリカへ移住し芸能活動を一時休止します。

13年間アメリカで暮らしましたが、結局離婚し韓国へ帰国します。アメリカでは、ユン・ヨジョンさんがスーパーのレジ係として働いたお金で二人の息子を育て、夫は一銭も稼がなかっただけではなく、浮気までもしたそうです。

そのため韓国に帰国後、女優生活を再開したユン・ヨジョンさんはどんな役でも引き受けて息子二人を守ろうとしたといいます。

その後1987年に放送されたドラマ「愛と野望」でドラマ復帰しました。このドラマで高視聴率を記録し、大きな人気を得て人気女優の座に復帰します。

ドラマだけではなく映画でも多数の作品で役を選ばず旺盛に活動していき、そしてついに彼女の演技力が世界に認められたのが2020年に公開された映画「ミナリ」でした。

青龍映画賞でユン・ヨジョンさんがスピーチで「韓国には昔から良いコンテンツがたくさんあった。ただ急に世界が注目しているだけ」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

デビュー当初から今まで、全力の演技で良い作品を作ってきたユン・ヨジョンさんだからこそ説得力がありますよね！オスカー女優ユン・ヨジョンさんの次期作は2022年3月25日にApple TV+で放送される「パチンコ」だそうです。

あるインタビューで「俳優は命をかけてやらないといけない。演技者が楽な演技は、見る人には気分が悪い演技になり、どんな場面でも緊張のない演技は魂の抜け殻のようなもの。」と答えているくらい演技に対して真剣なユン・ヨジョンさん。

自分の演技にプライドを持ちカリスマある人だからこそ、世界から認められたのでしょう。そんな生き方を見習っていきたいですね！

キム・ヘスク

 

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・本名　キム・ヘスク
・生年月日　1955年12月30日
・血液型　B型

キム・ヘスクさんは、韓国ドラマを好きな方なら一度は見たことあるのではないのかというくらい様々なドラマに出演されていますよね。

最近ではドラマ「賢い医師生活」でユ・ヨンソクさんのお母さん役として出ていました！数々のドラマでお母さん役をされているので、「国民の母」と呼ばれています。

キム・ヘスクさんは1974年にデビューされています。ユン・ソクホPDの四季ドラマ「秋の童話」「冬のソナタ」「春のワルツ」「夏の香り」すべてに出演しているため「韓流の母」とも呼ばれています。

母親役という基本イメージがありますが、演技の幅がとても広いので固定されたイメージがない俳優として有名だそうです。

俳優ソン・ホジュンさんが映画「大きくなる奴」の出演依頼を受けたときキム・ヘスクさんも出ると聞いて出演を決めたというくらい他の俳優さんからの信頼が厚いのが分かります。

キム・ヘスクさんといえば、心優しく愛らしい役から冷酷で残酷な役まですべての感情の演技ができる役者という印象がありますが、旦那さんとは死別していたり、事業を始めるも失敗し借金取りに追われたりとたくさんの苦労をされているからなのかもしれません。

(自分のことをあまり明かさない方なので、旦那さんとは離婚か死別かは明確にはなっていないそうです)

2021年は「賢い医師生活2」での愛らしい役から「調査官ク・ギョンイ」の二つの顔を持つ法師財団の理事長の役だったりと、幅広い演技を見せてくれました。

予測不可能なくらい幅広い演技をされるキム・ヘスクさん。これからもドラマや映画で長く活躍していってほしいです！

まとめ

いかがだったでしょうか？今回は様々な韓国ドラマでお母さん役やおばあちゃん役で出演されている女優7人について調査してみました！

国民の母と呼ばれるだけあってデビュー当時から母親役をされている方が多かったです。韓国ドラマといえば、主演と同じくらいお母さんやおばあちゃんが良くも悪くもストーリー展開のキーパーソンだったりしますよね。

韓国ドラマになくてはならないオンマ(お母さん)やハルモニ(おばあちゃん)として、作品を盛り上げてくれる大先生たちのご活躍をこれからも応援していきたいです！

今回紹介した女優さんたちの半数以上が出演されている「ディア・マイ・フレンズ」というドラマがあるのですが、さすがの演技力はもちろんのこと、笑いあり涙ありの素敵なストーリーなのでぜひおすすめしたい作品です！

最後までご覧いただきありがとうございました。

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