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【韓国ドラマ】応答せよシリーズ!3部紹介!繋がりについても

今やスーパースターとなった人気俳優や、人気K-POPアイドルグループのメンバーが出演していた韓国ドラマとしても有名な「応答せよシリーズ」

今回は各3部作のあらすじはもちろん、シリーズ通してどのような繋がりがあるのでしょうか。ご紹介します!

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応答せよシリーズとは?

 

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応答せよシリーズは全3部作。2012年に放送された「応答せよ1997」は第1作目、2013年に放送された「応答せよ1994」は第2作目、2015年に放送された「応答せよ1988」が第3作目となります。

「韓国国内でこの応答せよシリーズを観ていない人はいないのではないか」と言われるほど人気作品へと成長した本作品は、ケーブルテレビ内で放送されたにもかかわらず高視聴率を記録し、韓国ドラマの歴史を変える作品として、今もなお新規ファンを増やしています。

・応答せよ1997

 

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2012年7月から9月にわたって放送されたシリーズ第1作品「応答せよ1997」は、ソウル特別市に次ぐ人口規模第2位の釜山広域市が舞台。2012年、かつて高校の同級生だった人々が同窓会を開催し、その場である1組が結婚を発表するといいます。

それをきっかけに、青春時代を過ごした1997年を振り返っていくストーリー。1997年当時に流行した音楽や、韓国に暮らす人々が実際に体験した出来事が描かれていたこと、現在と過去を往来することにより、現在の状況が明かされる仕組みが視聴者に好評でした。

主演をつとめたのは、現在も活動を続けているK-POPアイドルグループ、Apinkのメンバーであるチョン・ウンジさん。そしてこの作品で大ブレイクを果たすことになる当時新人アーティストだった、ソ・イングクさんです。

その他にも、INFINITEのホヤさんや俳優のイ・シオンさんなどが起用されています。ドラマの舞台が釜山であることから、方言の演技が必須だったため、キャスティングされた芸能人の多くは釜山出身または慶尚道出身でした。

本作品は当時「視聴率1%であればヒット作品」とされていたケーブルテレビでの放送だったにもかかわらず、最終回には平均視聴率7.55%、最高視聴率は9.47%を記録。「応答せよ」といった言葉が流行語として扱われるなど、社会現象を起こしました。

また、主演のチョン・ウンジさんとソ・イングクさんがカバーし、本作品の主題歌となっていた「All For You」は韓国国内の音楽チャートで1位に輝き、その年に開催された音楽賞で4つの賞を獲得しています。

この第1作品目のヒットをきっかけに、本作品を手掛けた監督であるシン・ウォンホさんと、脚本家のイ・ウジョンさんが手を組み「応答せよシリーズ」が制作。韓国国内だけでなく、海外の韓国ドラマファンにも愛されるシリーズへと成長していきます。

・応答せよ1994

 

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2013年10月から12月にわたって放送されたシリーズ第2作品「応答せよ1994」は、主に釜山の高校を舞台にしていた前作とは一変、地方からソウル特別市にやってきた学生が暮らす下宿先が舞台。

前作同様主人公の結婚相手がいったい誰なのか、過去を振り返り現在をたどるストーリー構成となっている本作品。同様の手法が用いられているにもかかわらず、新たな表情をみせた応答せよシリーズはまたも大ヒット作品となります。

主演は「花郎(ファラン)」でヒロインをつとめたことでも有名な女優、コ・アラさん。また、その他キャストにはB1A4のバロさんやBTOBのユク・ソンジェさんなど、人気K-POPアイドルグループが起用されています。

本作品は最高視聴率11.9%となり前回の記録を更新。前作は青春ストーリーが色濃かったのに対して、今回は三角関係などといった恋愛ストーリーが印象に残るといった視聴者の声が挙がりました。

・応答せよ1988

 

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現在応答せよシリーズの最新作となっている第3作品「応答せよ1988」は、2015年11月から2016年の1月までにわたって放送。また、日本では「恋のスケッチ~応答せよ1988~」と題されています。

本作品はかつてソウルオリンピックが開催された1988年が舞台。ソウル特別市道峰区双門洞で暮らす主人公と、その幼なじみ4人を含めた5組の家族を中心に物語が繰り広げられます。

主演は2019年まで活動していたK-POPアイドルグループ、Girl’s Dayのメンバーであるイ・ヘリさん。その幼なじみの1人には「雲が描いた月明り」がヒットしたことでも有名な俳優、パク・ボゴムさんが起用されました。

前作2作品同様、この「応答せよ1988」も韓国国内でストーリーが進むごとに人気が上昇。放送されていたケーブルテレビ局が開局して以来の最高視聴率19%を最終回にたたき出し、また新たな記録を作り上げることに成功しています。

ストーリー内で中国に遠征する場面もあったためか、ドラマの大ブームは韓国だけでなく中国でも起きることに。オンラインサイトでの視聴再生回数が2億を突破し、韓国ドラマがいかに海外市場で求められているかを証明しました。

第1作品「応答せよ1997」は高校生の青春ストーリーを中心に、第2作品の「応答せよ1994」は三角関係の恋愛ストーリーを軸にしていた応答せよシリーズ。本作品は家族や兄弟愛、友情が描かれており、視聴者からは「涙なしでは観られない」という意見も。

応答せよ3作品の繋がりは?

 

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「応答せよシリーズ」は、シリーズといえど各作品が独立した1つの物語となっているため、あまり繋がりが見当たらない作品でもあります。しかし、もちろん共通点は複数あるようです。

まず1つめの共通点は「主人公が誰と結婚するのか、過去を振り返って現在を紐解いていくストーリー展開」です。

複雑に絡みあう人間関係のなか、主人公が誰と結ばれたのかは最後の最後まで明かされません。物語のなかで張りめぐらされた伏線やまさかの展開など、主人公が誰と結ばれるのか視聴者が予想するのも、このドラマの楽しみ方の1つです。

2つ目の共通点は「主人公の父親役と母親役が全シリーズにおいて固定された同一の俳優陣」であることです。

父親役に起用されているのは、現代劇時代劇問わず多くのヒットドラマ作品に出演している名優、ソン・ドンイルさん。母親役には「国民のお母さん」と呼ぶ人もいる女優、イ・イルファさんが起用されています。

2人とも全シリーズに本名で出演しているため、主人公の苗字は全て❝ソン❞となるのも共通点の1つです。

最後にご紹介する共通点には「当時の出来事、流行などをきめ細かく再現し組み込まれているところ」が挙げられます。

この高クオリティの再現は「応答せよシリーズ」がヒット作品となった理由の1つであり、例を挙げると「応答せよ1994」では、崩落事故としては世界最多の被害となってしまった❝三豊百貨店崩落事故❞がストーリー内で登場。

そのほかにも当時活躍していた芸能人が出演するなど、その時を実際に生きてきた人や、主人公たち同様に青春ど真ん中だった人たちのノスタルジーを刺激する内容は、老若男女問わず愛される作品だと高評価を受けています。

このようにそれぞれが独立した物語として楽しめるものでありながら、共通点も多いのが「応答せよシリーズ」です。どの作品から観てもじゅうぶん満足できますが、放送されていた順から視聴するのがおすすめとなります。

1作品目で疑問に思うようなシーンが次作品で謎が明かされるケースもあることから、シリーズを長く愛してくれている視聴者を、少しでも多く楽しませようとする製作者たちの心づかいも感じられますね。

まとめ

第3作品「応答せよ1988」放送終了後から6年経った現在でも、新規ファンを増やし続編も望まれるまで人気作品となった「応答せよシリーズ」

タイトルの影響で「昔の韓国がどんなものだったか知らないけれど、楽しめるかな?」と思っていた人も「もっと早く見ればよかった!」というほど、各作品とも笑って泣けて、満足できる内容となっています。

この機会に、ぜひ第1作品目から視聴してみてはいかがでしょうか?

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