韓流

【製パン王キム・タック】の出演者の現在は?子役についても

2010年最大ヒットとなったKBSで放送されたこちらのドラマ!全30話で平均視聴率は38.7%、最終回では瞬間最高視聴率なんと58.1%の記録をたたき出し、韓国ドラマ歴代5位の人気作品です。

視聴者の心を鷲掴みにした『製パン王キム・タック』はいったいどんなドラマだったのでしょうか。また、主要キャストの俳優さんや子役の方はどうされているのかまとめてみました。

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製パン王キム・タックはどんなドラマ?

1970年代、結婚したら後継者を産まなくてはいけない暗黙のルールがあった時代に、子宝に恵まれず、悩みを抱えていた食品会社「コソン食品」の会長とその妻。

そんな中、会長は、使用人との間に息子を授かります。そのことに焦った会長の妻も、室長と関係をもち、息子を授かります。

会長と使用人だった母の間に生まれた「キム・タック」、本妻と室長の間に生まれた「ク・マジュン」。

それぞれ別の環境で育った異母兄弟のタックとマジュンは、プライドと父への思いをパンに込め、パン作りの技術、恋、後継者争いで対決することになります。

70〜80年代の韓国製パン業界を育てた人物の実話を元にしたドラマで、友情、恋愛、家族愛ありの、世界で1番幸せになる最高のパンを求めた人々の情熱が描かれた感動ドラマです。

出演者の現在

10年以上前に放送されたこちらの作品ですが、どんな方がキャスティングされていたのでしょうか。出演俳優さんたちの現在についても追ってみたいと思います!

ユン・シユン(キム・タック)

 

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1986年9月26日生まれのユン・シユンさんは当時まだ新人でしたが、幼いころから俳優になることが夢で大学も演技学科に進学しますが、なかなか機会に恵まれませんでした。

ユン・シユンさんの名前が世間に知られたのは、2009年「明日に向かってハイキック」でした。

放送の序盤は、前作「思いっきりハイキック」の主人公だったイユンホ役のチョンイルさんに似ていることから“偽イユンホ”(前作の主人公の名前)と呼ばれたり、イ・ジュンギさんとも似ていることから“偽イジュンギ”とも呼ばれていました。

しかし放送を重ねていくごとに、ユン・シウンさんの魅力が伝わり、視聴者たちにしっかりと名前を刻むこととなります。

ユ・ンシユンさんが人気俳優になった一番のきっかけは、製パン王 キム・タックでした。

初主演作品がいきなり大ヒットし、名前より「視聴率50%」という数字で覚えられてしまったそうで、その後の出演作での成績が傷になりスランプだったこともあると告白しています。

2014年から2016年には海兵隊に入隊し、除隊後も毎年新ドラマに出演され続けています。苦境を乗り越え確実に演技派俳優として知名度をあげてきたユン・シユンさん。

最新作は2022年上半期公開予定のドラマ『ヒョンジェは美しい』で「イ・ヒョンジェ」役を演じます。

チュウォン(ク・マジュン/ソ・テジョ)

 

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1987年9月30日生まれのチュウォンさんは、内気な性格を直すために中学生の時に演劇部に入りました。 2006年5人組グループ「プリーズ」のメンバーとして活動をスタート。 その後脱退し、ミュージカル「アルタボーイズ」でデビューをします。

多くのミュージカルで活躍をしますが、ドラマ初出演作が製パン王キム・タックでした。

主人公に執拗な嫌がらせをする悪役「ク・マジュン」を演じた為、当時の視聴者である大衆から冷たい視線を浴びていたこともあるそうです。それほど演技力が高かったとも言えますね。

その後の出演作品も続けてヒットし「視聴率王子」と異名がついたこともあります。日本でもリメイクされた『グッドドクター』や『のだめカンタービレ』などの話題作にも出演し、トップ俳優の仲間入りを果たすこととなったチュウォンさん。

2017年には歌手のBOAさんとの交際を公にしましたが、約10ヶ月で破局。最新作はNetflix作品の『カーター』で、チュウォンさんは主演を務めており、2022年に公開されます。

ユジン(シン・ユギョン)

 

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1981年3月3日生まれ。チェウォンさん演じる「マギュン」の母親に嫌がらせを受け、復讐したいとの思いからマギュンと結婚する「シン・ユギョン」役を演じていたユジンさん。

もとはアイドルグループS.E.Sでセンターを務めトップアイドルとして活躍、グループ解散後ソロ活動でも人気を博し、俳優としても活躍してきました。

2011年に俳優のキ・テヨンさんと結婚され、2015年に第一子となる長女、2018年に次女を出産しています。

現在は俳優としての活動は休業し、バラエティ番組メインで出演。コロナウイルス感染で大きな困難の中にいる方達のために寄付やボランティア活動も続けられているそうです。

イ・ヨンア(ヤン・ミスン)

 

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主人公に好意を寄せるパルボンベーカリーの孫娘「ヤン・ミスン」役を演じたイ・ヨンアさんは1984年10月23日生まれ。高校生の頃から地元にファンクラブがあったほど有名だったそうで、路上スカウトされ芸能界に入ります。

2003年に中国で放送されたマクドナルドのCFでデビューをすると、すぐにドラマ「黄金のりんご」の主人公の少女時代の役に抜擢され脚光を浴びます。このドラマで名前が知られるきっかけとなりました。

かわいらしいルックスで愛され、20代のころから主演を務める女優さんです。

2018年にドラマ『最後まで愛』で共演した俳優のカン・ウンタクさんとの熱愛が発覚しましたが、2019年に交際6ヶ月で破局。

その後2020年に3歳年下の一般男性と結婚し、同年第一子が生まれています。2021年にコロナ禍で延期になっていた結婚式をあげ、同年公開映画『天使はウイルス』でスクリーン復帰されました。

チョン・グァンリョル(ク・イルジュン)

主人公キムタックの父親「ク・イルジュン」役を演じたチョン・グァンリョルさんは1960年2月11日生まれで、日本でも知名度の高いベテラン俳優です。

1980年、テレビ局のオーディションに合格して役者の道に入りますが、しばらく売れない下積み時代を過ごすことに。5ヶ月間山に籠って自分と向き合ったこともあるそうですよ。

そんな中1995年に美人スタイリストのパク・スジンさんと3年間の交際を経て結婚、息子が生まれています。

長い無名時代があったチョン・グァンリョルさんですが、試行錯誤して努力をし続け、1999年に韓国史上最高の視聴率を記録した時代劇『ホジュン宮廷医官への道』で主演に抜擢、一気に有名になりました。

今では幅広い役柄を演じ、「脚本家、演出家が選ぶ演技が上手い俳優10人」にも選ばれるほど。有名俳優の父親役としても沢山の作品に出演し、最新作は2022年6月放送予定ドラマ『ジンクスの恋人』。今度はキ・ドフンさんの父親役として登場します。

子役の現在は?

主要キャストの子供時代を演じ、その可愛らしい容姿と演技で視聴者の心を掴み、ドラマを盛り上げた子役俳優たち。彼らの今についても調べてみました。

オ・ジェム(キム・タックの子供時代)

 

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キム・タックの子供時代を演じた1998年11月11日生まれのオ・ジェムさんはドラマ出演当時12歳でしたが、堂々とした演技で名子役とも呼ばれ、視聴者に強いインパクトを与えました。

このドラマで「男子青少年演技賞」「タレント子役賞」を受賞し、その後も子役としてドラマ出演を続けます。2014年以降は俳優業をストップして、ソウル国民大学校の公演芸術学科に進学し、俳優としての基盤を固めたオ・ジェムさん。

その後2017年に活動再開、最近では2019年公開映画『遊び人ティーチャー』に出演し、今後もどのような活躍を見せてくれるのかファンの間で関心が集まっています。

シン・ドンウ(ク・マジュンの子供時代)

 

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ク・マジュンの子供時代を演じたシン・ドンウさんは1998年11月25日生まれ。このドラマで「男性子役大賞」を受賞し、実力派として名を馳せ、その後も『僕の彼女は九尾狐』や『偉大な遺産』など数多くの有名ドラマに出演されていました。

2018年から2020年まで約19ヶ月の兵役についており、その後Instagramにて「1からスタートする思いで、良い姿をお見せするため熱心に準備します」とコメントされているので、除隊後の今はまだ準備期間なのかもしれません

「陸軍生活をしながら様々な人と出会い、新しい経験を通して多くのことを学び、本当に重要な軍生活をしたようです」と語っていたシン・ドンウさんの更に成長した姿や、これからの活躍にも期待です。

チョ・ジョンウン(シン・ユギョンの子供時代)

シン・ユギョンの子供時代を演じたのは1996年3月10日生まれのチョ・ジョンウンさん。当時愛らしさと演技力の高さで話題になり、俳優としてその後も『ドリームハイ2』や日本でもリメイクされたドラマ『TWO WEEKS』など多数の作品に出演。

映画やCMでも幅広く活動していたチョ・ジョンウンさんですが、俳優としての出演は2018年公開映画『ときめきプリンセス婚活記』以降はしていないようで、現在はミュージカルメインに活躍されているそうです。

まとめ

いかがでしたか?

隠し子、相続争い、足の引っ張り合いといったドロドロしたストーリーの中にも、主人公キムタックがパン職人を目指すところは思わず応援したくなります。

最後まで飽きずに楽しめるドラマとなっています。まだ観ていない方はぜひご覧になってみてください!

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