韓流

【東方神起】元メンバーも含めた5人の現在!

K-POPを日本に広めたといっても過言ではないぐらいの存在である東方神起。一大ブームを起こし、ヒットした楽曲は数知れず!CMソングにもなっていましたし、リリースする曲はかなり売れていたので、音楽番組でも定期的に見る機会がありました。

しかし、あるときから解散説がささやかれるようになり、グループが危機的状況になったときには大きくニュースにも取り上げられていました。

今回はそんな東方神起や元メンバーの現在の姿や少し遡って東方神起に何があって今に至るのかも紐解いていきたいと思います。

【2022年最新】KARAメンバーの現在は?
【2022年最新】KARAメンバーの現在は?2010年代に日本で活躍した韓国アイドルグループと言えば、少女時代やKARA。 少女時代は2022年8月にメンバー全員が揃い、久し...
【最新】少女時代メンバー8人の現在!日本でも大人気の8人組ガールズアイドルグループの少女時代ですが、2017年10月10日に所属事務所のSMエンターテイメントとの契約満了を...

東方神起はどんなグループ?

東方神起は2003年に結成され、その翌年に韓国でデビューした5人組”アカペラ・ダンスグループ”!

韓国の大手芸能事務所で知られているSMエンターテインメントが、当時の韓国アイドル界で一般的であった役割分担を廃して、メンバー全員がメインボーカルを務められるアカペラ・ダンスという新たなスタイルのボーイバンドを企画。

グループ名である東方神起は、”東方の神が起きる”という意味で名付けられ、漢字の通ずる中国、韓国、日本に広く知られるグループになるようにという願いが込められているそうです。

2005年に日本デビューを果たしましたが、日本ではなかなかすぐには人気は出ず、苦労の日々を重ねました。韓国ではすでにトップアイドルの地位を確立し、各賞を総なめにするなど絶大な人気を誇っていた彼らでしたが、海を越えた先では無名時代を送ったことも。

日本で韓国出身のトップ歌手といえばBoAさんしかおらず、それもまた東方神起からすると後ろ盾がなかったため、苦労する一つの要因となりました。

言葉の壁”を乗り越えなければ、売れることが難しいことは事前にメンバーは把握していたため、日本デビューするために3カ月も部屋にこもり日本語を勉強したそうですよ。

そんな努力を重ねて日本で活動してくれていたなんて思うと、胸にぐっとくるものがありますよね。

小規模なライブハウスを転々としながら、道なき道を開拓し続け、地道に人気を上げていった東方神起は、日本で2ndアルバム『Five in the Black』を引っ提げて全国ツアーを敢行!

2007年6月には、トップ歌手の登竜門と言われている日本武道館にて2日連続公演を成し遂げ、大盛況のうちに終了しました。

そして東方神起の活躍はとどまるところを知らず、韓国、中国、日本以外にも台湾、マレーシア、タイなどアジア各国に人気をとどろかせ、誰もが知るレジェンドアイドルとなったのです。

東方神起の足跡をたどると、どんな困難にも屈しない精神力がトップスターになった理由でしょうね♪

なぜ5人から2人になったの?

東方神起は元々5人組で、初期メンバーはユンホさん、チャンミンさん、ジェジュンさん、ジュンスさん、そしてユチョンさんの5人でした。しかし、あることをきっかけに現在の東方神起である2人へとなってしまったのです。

東方神起が所属していたSMエンターテイメントは、当時”奴隷契約”と呼ばれるほど、タレントやアイドルに不利な契約条件で働かせていた実態がありました。そうした実態が明らかになったのは東方神起による主張があったから!

2009年に東方神起は時事番組『時事マガジン2580』に出演し、彼らのギャラはグループを売り出す費用や下積み時代のレッスン費用をあらかじめ差し引いたうえで、残りの売り上げを東方神起が40%事務所側が60%と分配していると主張。

契約期間13年と長期にわたって拘束される契約を結ばされていることも発覚。13年も契約するとなると、アイドル生命が尽きるぐらいの長さだと不当性を訴えました。

これらの主張を含め、事務所に対して裁判を起こす準備を進めていることも改めて表明。トップアイドルと大手芸能事務所との間にこうした契約問題が浮上していることに世間は一気に注目し、社会問題として取り沙汰されるようになったのです。

韓国の芸能界と言えば、小さい頃からスカウトし、事務所によってダンス、歌、プロ意識などすべてにおいて育成されるイメージがあります。

練習生として努力を重ねてきたからこそ、日の目を見ることも多いのかもしれませんが、デビュー後は毎日フル回転で働き、十分な休みもなく働き続けても、その対価となるギャラを搾取されてはモチベーションも下がりますよね。

当時、東方神起のギャラは5年契約で一人当たりおよそ1億4千万円。年収にすると3000万円ほどということになります。ちなみに同じく世界中で活躍を広げているBTSは一人当たりの年収はおよそ8億円!!

そう考えると世界中を席巻した彼らのギャラが3000万円はちょっと少ないですね・・・。

そうした不遇に強く不満を抱いていたのが、ジェジュンさん、ユチョンさん、ジュンスさんでした。見合っていない契約に以前から違和感を感じていた3人は、この”不遇の契約”が明るみになる前から中国の化粧品会社へ投資していました。

個人の金銭投資であれば何も問題ない、と事務所も容認していたのですが、東方神起の名前を使い、投資に関与していないユンホさんとチャンミンさんの画像までも使って大々的に宣伝していたことが判明します。

相談もなく、”東方神起”として化粧品会社へ投資をし始めたことに事務所は『東方神起としての肖像権は使用しないこと』、『理事等の役職に就かない事』を条件に3人の化粧品事業への活動を許可。

しかし譲歩条件も守ることなく、またユンホさん、チャンミンさんへ相談することもせずに活動を再開することに・・・。これにより、事務所との関係は悪化し、以前からの契約問題をめぐって訴訟を起こす事態になってしまったのです。

何度も話し合いを重ねましたが、妥協点を見つけることはできず、ついに3人は脱退・・・。

世間ではこの一連の出来事を『東方神起分裂騒動』と呼んでいますが、実際メンバー同士の仲はどうだったのでしょうか。投資も3人で始めているし、解散、分裂などと言われるとやはりメンバー同士の仲が悪かったのでは?と思いますよね。

しかし、東方神起はそうではありませんでした。下積み時代から切磋琢磨し合ってきた仲間ですので、メンバーは家族以上に仲が良かったそうです。メンバーは共同生活で毎日をともに過ごし、練習生時代を含めると10年以上一緒に歩んできたことになります。

脱退した3人のうちの一人、ジェジュンさんは「事務所に残る」と言ったユンホさんとチャンミンさんを「一緒に出よう。5人じゃないと意味がない!」と泣いて説得したそうです。

このことから不仲説は否定できますし、ユンホさんとチャンミンさんの2人は「”東方神起”を守りたかったため事務所に残った」と話しています。こうして、5人グループだった東方神起は2人のグループになりました。

メンバーの現在

ジェジュンさん、ユチョンさん、ジュンスさんが脱退してから、現在に至るまで東方神起はユンホさんとチャンミンさんの2人で活動しています。騒動となった契約問題は改善され、東方神起の2人は今もSMエンターテインメントに所属

脱退した3人は、名前の頭文字をとって”JYJ”として活躍していましたが、一番人気が高かったユチョンさんは薬物使用により有罪判決が下され、芸能界引退を発表しました。

JYJはジェジュンさんとジュンスさんの2人になってしまい、解散とは発表されていませんが、事実上の解散かと思われます。

それぞれソロでの活動は継続的に行っており、ジェシュンさんは2022年11月25日に『徹子の部屋』に出演!ライブも開催予定で、『J-JUN LIVE TOUR 2022~Fallinbow~』が2022年12月1日、2日に国立代々木競技場第一体育館にて行われます♪

ジュンスさんもラジオミュージカルに出演しており、完璧な歌声を披露していますよ!

 

この投稿をInstagramで見る

 

김준수(@xiaxiaxia1215)がシェアした投稿

2人体制になっても東方神起はライブやドームツアーを開催しています。

2018年には、日経エンタテインメントが発表した、2018年コンサート動員力ランキングで、同年に引退した安室奈美恵さんや全アーティストの中で首位に立っていたB’zを抑え、48公演128万人動員で1位を獲得する偉業も達成!

2019年以降は日本での公演は行っていないようですが、韓国では精力的に活動中。ユンホさんは2021年にソロアルバムをリリースしていますし、チャンミンさんはバラエティ番組のMCを務めるなどして活動の幅を広げています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

有名な曲も多く、よくテレビで見ていただけにグループが分裂する事態になったことは非常に残念でした。ですが、各々輝ける場所を変えて頑張っているので、これからも応援していきたいですね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

【韓国アイドル】活動休止からカムバックしたグループ!毎年続々と新たな韓国アイドルグループが誕生し、次々に新たな魅力をK-POPファンに披露する韓国音楽業界。その一方で伝説的人気を誇ったアイ...