岸田文雄政調会長が、9月1日に総裁選挙へ立候補することを正式に発表いたしました。
総理大臣となれば、外交において必修ともなる英語力が気になるところですが、岸田さんの英語力はどうなのでしょうか。
今回は岸田さんの英語力は外交でも通用するのか、掘り下げていきたいと思います。
岸田文雄の英語力は流暢に話せても質疑応答は通訳
こちらの動画は、2015年の外務大臣だった頃にベルギーで開催された会議の時です。視線が下に行くので原稿を読んでいるのでしょうが、流暢に20分以上にも渡って英語でスピーチをされます。しかし、質疑応答の時には通訳を介していました。
また、2019年に開催されたシンガポールサミットの時の岸田さんのスピーチがこちらになります。
やはり下を向いて原稿を読んでいる感じもしますが、とても流暢な英語ですよね。しかし、しばらくすると「ここからは日本語で話させてください。イヤホンで同時通訳できますので。」と言い、日本語で話されます。
この会議の様子を見ると、原稿を英語で読むのは流暢だけど、質疑応答は苦手なのかな?といった印象を受けます。
というのも岸田さんは、父親の仕事の関係で6才から3年間、アメリカのニューヨークに住んでいました。
そのため帰国子女ですが、滞在は3年間だったので、日本の生活であまり英語を使っていなければ、自信を持って会話をするほどの英語力ではないかも知れません。
しかし、岸田さんの英語は発音がとても綺麗と評価が高いのは、子供時代にアメリカで生活していたので発音が耳に染みついていて、綺麗な発音なのかも知れないですね。
岸田文雄の嫁も英語力が凄かった!
岸田さんと奥さんの裕子さんは、1988年にお見合い結婚をされています。
裕子さんの父親は、広島県にある三次開発興行株式会社の社長・和田邦二郎さんではないかと言われていますが、詳細は明らかになっておりません。もしそうならば、裕子さんは社長令嬢ですね!
学歴は広島女学院高等学校を卒業しています。この学校は中高一貫の私立女子校で、高校からの募集は行っておらず、2020年現在の中学校の偏差値は62です。
中国地方では最も歴史の長いミッションスクールだそうで、広島県内のでもトップクラスのお嬢様学校と言われ、英語を使う機会がたくさんある学校だそうです。
裕子さんは広島女学院同窓会の役員を担っています。
G7広島外相会合配偶者プログラムで、裕子さんが広島女学院高等学校を訪問したと、外務省のFacebookに掲載されていました。世界平和について活発な意見交換を行ったそうです。
当時岸田さんは外務大臣を務めていましたので、裕子さんは政治家の妻として、素晴らしい立ち振る舞いをされていらっしゃいますね!
また、岸田さんが外務大臣を務めていた時には、裕子さんも外交にも同行されていました。通訳なしで会話も交わしていたそうですので、英語力に優れていることが伺えます。
岸田文雄は外交で通用する?
実際に岸田さんの英語力は外交で通用するのでしょうか。
4ヵ国語を習得しているアメリカ出身のコメンテーターのケビン・クローンさんが、日本を代表する政治家達の英語力を判定したものがこちらになります。
【政治家たちの英語力】
《90点》
●小泉進次郎
関東学院大学→コロンビア大学大学院で政治学修士号を取得。自身が研究員だった米シンクタンク・CSISで、2019年5月に英語で講演《88点》
●河野太郎・外務大臣
慶應大中退→ジョージタウン大学卒。ジョージタウン大時代に、米議員のインターンを経験。米メディアの取材にも英語で対応《75点》
●安倍晋三・総理大臣
成蹊大卒→南カリフォルニア大留学。神戸製鋼所に在籍したサラリーマン時代には、ニューヨークで勤務。IOC総会では東京五輪プレゼン演説を英語でしている《70点》
●岸田文雄・自民党政調会長(帰国子女)
小学校低学年まで米パブリックスクールに通っていた。外務大臣時代の2015年1月、国際シンポジウムで英語演説====以上、合格ライン====
《50点》
●加藤勝信・自民党総務会長
東大卒で、コロンビア大学ビジネススクールで講演。発音は完全な “日本人英語”●茂木敏充・経済財政政策担当大臣
東大卒→米国・ハーバード大学ケネディ行政大学院で行政学修士取得した超エリート。しかし、発音は加藤氏と同じく “日本人英語”《10点》
●野田聖子
高校時代に米留学。上智大学外国語学部時代は英語漬け。会見では冒頭だけ英語で挨拶。基本は日本語●石破茂
英語は理解できるが、英語力は未知数。会見では冒頭だけ英語で挨拶。基本は日本語《判定不能》
●菅義偉・官房長官
法政大卒。外国特派員協会での会見はすべて日本語。2019年5月の訪米時も、日本語だけ。政界引退後、フィリピンへの語学留学が夢引用元:https://blogos.com/article/397282/
岸田さんが70点の理由は、発音はきれいですが原稿を読み上げているだけで、質疑応答は通訳まかせでアピールができていない事だそうです。
確かに高得点の安倍総理、小泉進次郎さんは堂々とスピーチを行い、通訳を介さず外交を活動をされています。
【安倍総理の英語力】
初めて聞いたけどさすが日本のトップとだけあってとても自信があるはっきりとした英語に聞こえる。
世界の英語ネイティブ国から笑われるかもしれないというとてつもないプレッシャーがある中ここまで自分のタイミングで早口にならずに話せるのはすごいと思うのだがどうですか? pic.twitter.com/gZ7LvMg2ni
— けんや@0から最速バイリンガル (@k_eeeeeeeeeeen) April 28, 2020
#小泉進次郎 日本政治はクレイジーでダイナミックだ。
私は帰ってきた。#CSIS 軍需産業大支援組織 はMyHomeだった。と凄いこといってます。5分過ぎ辺りパコパコ英語で。https://t.co/JE8iudSjIg 2019may4#神奈川 の為に働いてないな。ステーキなニュース?#TBS
は死んでるなあ— @digisun (@digisun) September 22, 2019
外交をスムーズにユーモアも交えて会話するとなると、通訳なしの方がよいとされますので、岸田さんが、ここからのどこまで英語力が底上げするかは注目ですね。
岸田文雄のwikiプロフィール
名前:岸田 文雄(きしだ ふみお)
生年月日:1957年7月29日
年齢:[birth day=”19570729″]歳
出身校:早稲田大学法学部卒業
公式サイト:https://kishida.gr.jp/sousaisen/
公式Twitter:https://twitter.com/kishida230
公式Instagram:https://www.instagram.com/fumio_kishida/?hl=ja
岸田さんは祖父が元衆議院議員の岸田正記さん、父親が元衆議院議員の岸田文武さん、従兄弟が参議院議員の宮澤洋一さんといった、政治一家育ちです。
小学校1年生から3年生までアメリカのニューヨークに在住。帰国後は有名進学校の開成高校へ入学、早稲田大学から長期信用銀行へ就職というエリート経歴の方です。
1987年に父親の正紀さんの秘書となったのち、1993年に衆議院議員に初当選を果たし、政界進出となりました。
まとめ
岸田さんは帰国子女で、流暢な発音で英会話する事が分かりました。しかし質疑応答となると、通訳を介されています。
その点が少し外交で不安要素と言われているものの、同時に外交するうえでの合格ボーダーラインとも言われています。
尚、岸田さんの奥さんは英語が堪能な方ですので、夫婦で外交活動する際の心配は少ないように感じました。
総裁選挙の結果はどうなるのでしょうか。岸田さんはじめ、菅義偉さん、石破茂さんから目が離せませんね!