お笑いコンビ、霜降り明星のツッコミを担当している粗品さん。粗品さんはとても母親思いで、M-1で優勝したとき真っ先に母親に電話したとも話していました！
粗品さんのこの母親思いの背景には、粗品さんの父親が17歳の時に亡くなっているということも大きいかと思います。そんな粗品さんの父親は病気のとき、ハンドベルで意思疎通をしていました。また、父親がハンドベルで演奏した、きよしこの夜が感動すると話題に！
この記事では、粗品さんと父親のハンドベルやきよしこの夜のエピソード、また粗品さんが父親のお墓を建てたことについて、まとめています。
粗品の父親は病気でハンドベルで意思疎通をしていた！
粗品さんの父親は、元々体が丈夫ではなく、粗品さんが幼少期のときから入退院を繰り返していました。そして症状も進行していくなか、粗品さんの父親は自宅療養という形を取るようになります。
その時、粗品さんの父親は主治医から「毎日水分をこれくらいは摂取してください」と言われました。しかし、このとき粗品さんの父親の体はとても弱っていて、ほぼ寝たきりのような状態。
そのため、自分で水を取りに行くこともできず、「水ちょうだい」と家族に言うことも難しい状況でした。そんな時、粗品さんの父親は水が欲しいときには、手拍子を2回打つ、と家族に伝えます。
その案を聞いた粗品さん、そして粗品さんの母親も父親の手拍子を聞くと、水を渡すようになりました。
しかし、数日後、粗品さんの父親は「こんな風に家族をこき使うようにするのは嫌」だと言い、それを聞いた粗品さんは、ハンドベルを購入します。
粗品さんも粗品さんの母親も絶対音感の持ち主。音を聞くとその音階が理解出来るため、ハンドベルで意思疎通することを提案しました。
粗品さんの父親が飲み物を欲しいとき、「ド」なら水、「レ」ならお茶、「ミ」ならジュースというように、音と飲み物を組み合わせることを提案しました。
粗品の父親がきよしこの夜を演奏エピソードが感動！
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ハンドベルで飲み物を渡すようになり、何日か経ったとき、父親の寝室から「音」が聴こえてきました。しかし、その音はどの飲み物の音でもなく、音の種類も様々。
粗品さんがその音をよく聞くと、つたないながらもメロディーになっていて、耳を澄ませると、その音は「きよしこの夜」でした。粗品さんがカレンダーを見ると、その日はクリスマス。粗品さんが父親の寝室に行くと、父親は涙を流していました。そして、こう呟きます。
「すまんなぁ、俺のせいで家族に迷惑をかけて、せっかくのクリスマスも台無しやなぁ」
粗品さんは、そんな父親の言葉を聞き「そんなことない」と涙が止まらなったそうです。しかし、粗品さんと父親が感動しているなか、母親だけには「きよしこの夜」だというのは伝わらなかったようで、母親は家中の飲み物を持ってきたと話していました。
粗品のハンドベル、めっちゃいい話。オチまで含めて完璧。
— 阿G (@ag_hopemon) July 27, 2019
「松本人志のすべらない話」何回も出演してるベテラン芸人さん達も緊張して声が震えてたのに、”霜降り明星”粗品の落ち着きと、話しの上手さよ。私的には粗品の、父ちゃんのハンドベルの話しがMVSだった。あと、ゲストや客入れ無しの方が断然いいね。
— ノン🐨 (@norico11101) July 27, 2019
この時に使用したハンドベルは、今でも大切に部屋に置いてあるそうです。とても感動するエピソードですよね！粗品さんの父親もとても優しい人柄であることが伝わってきます。
粗品が亡き父親のお墓を建てた
短いジュッで幸せそうな顔してる粗品w pic.twitter.com/eKwmvjc10g
— あざらし@酒袋 (@sosina_seiya) October 27, 2020
粗品さんは自身のYoutubeにて、父親について話していました。
「糖尿病になって腎臓をいわして（患って）透析生活していて。『このままでは死にます』と言われて母ちゃんからもらった腎臓を移植した。移植は成功したけど免疫が低くなっているからガンになってしまった」
粗品さんの実家は大阪で焼き肉屋を営んでいますが、父親が亡くなってからは母親が1人で切り盛りしてました。そのため、粗品さんが優勝した2018年の『Mｰ1グランプリ』までは、経済的に苦しい時代が続いたようです。
しかし、霜降り明星と言えばレギュラー番組も多く、かなりの売れっ子。その結果、粗品さんは自身のSNSで父親のお墓を建てたことを発表。
今日やっと父ちゃんの墓が建ちました
死んでから１０年かかりました
ファラオかえ— 粗品（霜降り明星） (@soshina3) October 14, 2020
このツイートには、多くのファンが感動したようでした。
「本当によかったね！ 若くして親孝行してる粗品さんを尊敬します」
「お父さん、絶対喜んでるとおもいます！」
「立派な息子さんですね。粗品さんまた大人になりましたね」
「ベルの音色聴かせてあげて下さい」
きっと父親も自慢の息子だと、思っているのではないでしょうか(^^)
粗品のwikiプロフィール
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名前：粗品(そしな)
本名：佐々木 直人（ささき なおと）
生年月日：1993年1月7日
年齢：[birth day=”19930107″]歳
出身地：大阪府
最終学歴：同志社大学文学部国文学科中退
活動時期：2010年～
公式Twitter：https://twitter.com/soshina3
公式Instagram：https://www.instagram.com/soshina9/?hl=ja
粗品さんは、2009年高校1年生の時にR-1ぐらんぷりに初出場。その後、同級生とのコンビ、「スペード」を結成しました。そのコンビで、ハイスクールマンザイに出場し、決勝進出となります。
高校3年生に、コンビ「ドンパルトン」として大会に出場した粗品さんは、この時相方のせいやさんと出会います。そして大学1年生の時にオーディションを受け、ピン芸人として吉本興業へ所属。
2013年1月にお笑いコンビ「霜降り明星」を結成し、多くの場で活躍されています。
まとめ
粗品さんの父親は病気だったためハンドベルで意思疎通というのは、とても感動するエピソードですよね。父親の家族をこき使っているようで申し訳ないという話を聞き、ハンドベルというアイデアが出た粗品さんも、とても素敵だと思います。
また、父親が病気と闘っているなか一生懸命にハンドベルできよしこの夜を演奏したエピソードも、涙なしでは聞けないですよね。とても素敵な家族だと思いました。
父親が亡くなってしばらくしてから、父親のお墓を建てたことを報告した粗品さん。多くの場で活躍している粗品さんの姿、きっと父親に届いているのではないでしょうか！
お読みいただきありがとうございました。
