スウェーデンの16歳の環境活動家、グレタトゥンベリさんが国連でスピーチをして以降世界中から注目を浴びるようになりました。
グレタトゥンベリさんのスピーチの時の熱っぽさと表情は、一目見るとかなり印象に残りますよね!
今回は、そんなグレタトゥンベリさんの経歴やプロフィール・疑問視されている中国との関係や評価についてまとめていきたいと思います。
グレタトゥンベリの経歴
グレタトゥンベリさんはスウェーデンで生まれ、ストックホルムで育ちました。
グレタさんが8歳の時に気候変動に関する話を聞き、何も対策が行われていないことが理解できなかったそうです。
8歳でそんな感性を持てるものなんですね…。既に異次元な感じがします。
グレタさんは11歳の時にアスペルガー症候群 、強迫性障害 (OCD) および選択的無言症と診断を受けています。
診断を受けたグレタさんは、アスペルガーを病気とは見なさず、代わりに「スーパーパワー」と呼び今に至ります。
「スーパーパワー」…何だかピッタリの響きですね(笑)
自然災害をきっかけに環境活動家に
環境活動をするようになったのは2018年8月20日・グレタさんが15歳の時です。きっかけはスウェーデンで起こった262年ぶりの猛暑と山火事でした。
スウェーデン政府がパリ協定に従って二酸化炭素排出量を削減することを要求し、9月9日の2018年スウェーデン総選挙まで学校を欠席。
その間スウェーデン議会の外に座りこみをして抗議しました。
その後は更に活動を広げていきます。
「気候変動のための学校ストライキ」
「大人が私の未来を台無しにしようとしているので私はこれをしている。」
と書かれたリーフレットを配布するという行動を開始したグレタさん。
ゼロからスタートする時は、最初は様子を見ながら徐々に加速して…という感じではなく、しょっぱなから飛ばしていたんですね。
そしてグレタトゥンベリさんは、毎週金曜日に学校をボイコットし始めます。
「未来のための金曜日」と題して、地球温暖化対策を大人たちに訴える抗議活動を行っていたのです。
その抗議活動は全世界の学生に影響を与え、計137か国・5000か所で数百万人以上もの人がストライキに参加し、現在も精力的に世界各地で抗議活動を行っています。
グレタトゥンベリのwikiプロフィール
名前:グレタトゥンベリ(Greta Thunber)
本名:グレタ・エルンマン・トゥーンベリ(Greta Ernman Thunberg)
生年月日:2003年1月3日
年齢:16歳(2019年9月時点)
出身地:スウェーデン(ストックホルム)
Instagram:https://www.instagram.com/gretathunberg/
グレタトゥンベリさんは2013年生まれの16歳、スウェーデンのストックホルム出身です。
SNSではインスタを頻繁に更新されていて、フォロワー数はなんと80万人以上!
その辺の地方都市の人口より多い数ですね…。
と思ったら、Twitterのフォロワー数は2019年10月時点で274万人…!!
もう政令指定都市レベルのフォロワー数です。16歳でこんなフォロワーがいる子なんて世界中探しても中々いないのではないでしょうか。
いかにグレタさんが注目されている人物なのかがわかりますね。
SNSを積極的に使うことで、自分の支持者を集めていく狙いも持ちながら発信しています。
グレタトゥンベリの家族
グレタさんの家族も、活動を支持しています。
父親のスヴァンテ・トゥンベルクさんは俳優をされていたようですが、仕事内容はエキストラなどのチョイ役などで知名度は無く、あまり売れていなかったようですね。
「職業:俳優」と聞くとすごいイメージを持ちますが、どこの国でも売れるのは難しいですよね。
今は妻(グレタさんの母親)のマネージャーやプロデュースなどをしています。
なんと父親の親戚にはスヴァンテ・アレニウスさんというノーベル賞受賞者までいるというから驚き!!
日本では先日、吉野彰さんがノーベル化学賞を授賞されましたね♪
グレタさんの母親のマレーナ・アーンマンさんは現地では割と名前が知られているオペラ歌手で、日本でも知る人ぞ知る存在なのだそう。
年収は母親の方が高い可能性もありそうですね!
他にはグレタさんの妹、ベアタ・トゥンベルクさんがいて家族は合計4人です。
妹さんも「アスペルガー症候群」の障害があると言われていますが、直接語られたわけではないので事実かどうかはわかっていません。
中国との関係がヤバいって本当?
グレタトゥンベリさん中国をやっちゃって!
え?アメリカは責めるけど中国は別にこのままでもいいの?それ意味が無いんじゃ・・・あっ(察し) https://t.co/1YlotAgHRV pic.twitter.com/JPS3RBw6fh— NYNICG2 (@NYNICG2) September 29, 2019
グレタトゥンベリさんについて検索してみると、「中国」というキーワードが上がってきます。
これは何故なのかというと、再三大気汚染・環境汚染について訴えてはいるものの、その矛先が二酸化炭素排出量世界ナンバーワンの中国をスルーして、主にアメリカに向けて発信されているということが引っかかっているようですね。
全体の3割を担ってしまっている中国に全く触れずにトランプ大統領を名指しで批判したりもされているグレタトゥンベリさん。
確かにちょっと違和感は感じますね…。
二酸化炭素の排出を減らすには、グレタさんが飛行機に乗らずに船移動するよりも中国を説得する方が明らかに効果的です。
平和活動をしているのであればこの数値を知らないはずがないので、中国に触れられない理由でもあるのでしょうか?
是非とも猪突猛進に中国に立ち向かっていって欲しい所です。
グレタトゥンベリの評価は?
独特なスピーチで賛否両論を巻き起こしているグレタトゥンベリさんですが、グレタさんの自国・スウェーデンがあるヨーロッパでの反応や評価はどうなのかと言いますと、物凄い影響力を及ぼしているということがこの写真でわかりました。
すごい数の人ですね!
こちらは9月28日に投稿された写真ですが、場所はカナダのモントリオールです。
ヨーロッパのみならず世界各地で抗議活動を行っているんですね。
毎回数十万人~数百万人規模で参加者が集まるそうです。
やはりグレタさんを評価している人が多くなければこれ程までに人は集められないですよね。
否定的な人がいたとしても、グレタさんの活動や主張を評価し、支持する若者が世界中に相当な数がいるということがわかりますね。