エンゼルス・大谷翔平投手は2021年7月27日(日本時間28日)の本拠地・エンゼルススタジアムで行われた、ロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場しました。
大谷翔平投手は、10点ビハインドの5回2死三塁で迎えた第3打席目、
左腕ゴンバー投手の真ん中に甘く入ってきたスライダーを捉え、右中間スタンドへ2試合ぶりとなる特大の36号2ランホームランを放ち、この一発で、本塁打王争い2位のゲレロJr選手に4本差をつけ独走状態となります。
さて、今回は特大36号2ランホームランにまつわる内容をみていきましょう。
36号は2ランホームラン!
えー、打ってるじゃん!!
36号2ラン。#大谷翔平 https://t.co/SxKBsyXwbX pic.twitter.com/pk8xaIEL5m— とっしー@NGT48なう (@ngtnow4) July 28, 2021
大谷選手は2021年7月27日(日本時間28日)の本拠地・エンゼルススタジアムで行われた、ロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場すると、2打席凡退で迎えた第3打席目でした。
チームは、序盤からロッキーズ打線に捕まり、0‐10と10点差をつけられ劣勢の状態でした。大谷選手も、1打席目(ファーストライナー)、2打席目(空振り三振)の2打席凡退と抑え込まれていましたが、5回裏2死3塁のチャンスで第3打席が回ってきます。
前の打席では、外角のスライダーで三振に取られており、この打席でも外角のスライダーを中心に攻められ、1ボール2ストライクと追い込まれた状況ではありましたが、先発左腕ゴンバー投手が投げた6球目でした。
外角を狙ったスライダーが真ん中の甘いところに入ってくると、逃さず一閃!完璧に捉えた打球は、右中間スタンドに飛び込む特大の36号2ランホームランとなりました。
大谷翔平36号特大ホームラン!!👏🔥
ゲレーロjrと4本差に!!
なおエンゼルスは10-2で負けている模様!🤔#大谷翔平 #MLB #野球 #エンゼルス #ShoheiOhtani #WeBelieve
— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) July 28, 2021
※今回も打った瞬間ホームランとわかる当たりで、確信歩きです!!また見れましたね。
2戦ぶりの1発は、打球速度110・4マイル(約178キロ)、角度26度、飛距離は463フィート(約141メートル)を計測。飛距離は、2021年7月9日のマリナーズ戦で放った33号ソロに並ぶ自身2位タイになるようです。
ちなみに、これまでの最長は、2021年6月8日のロイヤルズ戦で放った17号2ランの470フィート(約143メートル)のようです。
実は大谷選手、前日の試合では、今季12度目となる投打で同時出場のリアル二刀流として「2番・投手」で出場し、メジャー自己最多となる5勝目を挙げたばかりでした。
投手としては、7回99球を投げて被安打5、失点1、打者としても1回に先制タイムリーと14個目の盗塁を決めるなど、4打数1安打1打点1盗塁と投打で躍動。3試合連続安打と2試合連続の打点をマークしております。
登板翌日の試合でも当たり前のように活躍をみせる大谷選手。野手としても試合に出てくれるということは、シーズン中は、ほぼ毎日大谷選手を見ることができるので、私たちにとってはありがたいことですが、凄く大変なことだと思います。
※もちろん経験はないですけどね。
以前、元メジャーリーガーの上原さんが、フジテレビの番組で語っていたことがあります。
「1年間って長い。投げた次の日にバッターで立つって僕の中じゃ、考えられない。投げた次の日は体中、筋肉痛ですよ。なのに出てるってすごいこと」
と、同じプロ野球選手が言われるのですから、大谷選手のリアル二刀流での出場を続けていることの凄さが伝わりますよね。
36号の試合内容は?
特大36号2ランホームランを放った試合ですが、大谷選手の活躍があったものの、チームは序盤からロッキーズ打線に捕まり、3‐12と大敗をしてしまいました。連勝は3でストップしております。
1回表:エンゼルスの先発は左腕スアレス投手でしたが、ヒットと2つのエラーで、いきなり無死満塁のピンチを迎えると2つの内野ゴロの間に2点を失います。
1回裏:1番フレッチャー選手がヒットで出塁し、無死1塁で大谷選手に打席が回ります。
初球の内角の球を引っ張りファウル、続く2球目低めの球をうまく捉えましたが、ファーストライナーでした。後続も打ち取られ、点差を縮めることができませんでした。
3回表:この回先頭の2番ロジャース選手にホームランを打たれ、0‐3とリードを広げられます。その後のエラーと2本のタイムリーで0‐5とさらにリードを広げられます。その裏、大谷選手に打席が回りますが、外角のスライダーで三振でした。
4回表:四球と2本のヒットで0‐6となったところで、ピッチャーがウォンツ投手に変わりますが、5番ヒリアード選手に3ランHRを打たれ0‐9と、一方的な展開になってしまいます。
5回表:7番E・ディアス選手と8番ジョー選手の連続の2塁打でさらに1点を加え、0‐10とこの試合最大の点差となります。
5回裏:先頭の8番レガレス選手が2塁打で出塁します。2死3塁となったところで、大谷選手に第3打席が回ってきました。1ボール2ストライクから、6球目の甘く入ったスライダーを振りぬき、右中間スタンドへ36号2ランを放ち、2-10と追い上げます。
本日のオオタニサン⚾️
登板翌日36号2ランホームラン!わぉ〜
特大141メートル弾!確信歩き#ShoheiOhtani #36号2ランホームラン#確信歩き#特大141メートル#大谷翔平#WeBelieve pic.twitter.com/stFAWQSBF8— MEG (@naginagimeg) July 28, 2021
6回表:2本のヒットと死球で無死満塁のピンチとなります。7番E・ディアス選手を投ゴロ併殺でピンチを脱したかと思われましたが、8番ジョー選手に2点タイムリーを打たれ、2‐12と再び10点差となります。
7回裏:8番レガレス選手と1番フレッチャー選手のヒットで、1死1・3塁のチャンスで大谷選手に第4打席が回ってきます。ピッチャーはこの回から右腕ローレンス投手に変わっております。低めを丁寧に攻められますが、しっかり見極め四球を選び満塁とします。
続くゴスリン選手も四球で押し出しとなり、1点を返しますが、反撃もここまで。9回裏に大谷選手に打席が回りますが三振で、3‐12でエンゼルスは敗れました。序盤の3つのエラーからの失点が響きましたね。
2位のゲレロJrに4本差をつけ独走!
大谷君の36号HR。初速が時速177.67km、飛距離141.1mだそうです。#大谷翔平 #shoheiohtani #mlb #laa pic.twitter.com/aKIGesh8aq
— ogi550y (@ogi550y) July 28, 2021
今シーズン36本目の本塁打を放ち、本塁打王争いでは2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.に4本差をつけ独走状態となっております。
後半戦少しペースは落ちましたが、まだシーズン58発ペースで、夢のシーズン60本塁打を達成できる範囲です。ア・リーグ記録は1961年にロジャー・マリスが記録した61本塁打みたいですので、記録更新をみてみたいですね。
後半戦に入って大谷選手は3本塁打、ゲレロJr選手が4本塁打と差が1本縮まっておりますが、ゲレロJr選手はここ4試合本塁打が出ていませんので、このままのペースを維持できれば、大丈夫そうですね。
先日の完全オフの休養から調子が上向いてきたようです。
打点でもトップのディバースに3打点差
エンゼルス VS ロッキーズ
10:3899/162
残63試合なら本塁打
20本で55本かな?(本塁打)
1位.#大谷翔平【35】
2位ゲレーロJr【32】(打点)
1位ディバース【81】
2位ゲレーロJr【80】
3位.#大谷翔平【76】(盗塁)
1位メリフィールド【25】
2位アンダーソン【16】
7位.#大谷翔平【14】 pic.twitter.com/XSWkBCFrue— EDDIE TSUCHIYA エディツチヤ (@2TRFotOHmvIXKtd) July 27, 2021
大谷選手はここまで36本の本塁打を放ち、ゲレロJr選手と本塁打争いを繰り広げておりますが、ここ3試合で4打点を挙げ、後半戦に入って10試合で8打点を積み重ねるなどシーズン78打点の3位となり、トップのディバース選手に3打点差まで迫っております。
現在の打点トップは、レッドソックスのディバース選手が81打点。2位はブルージェイズのゲレロJr選手で80打点。そして3位が大谷選手で78打点。ここでもゲレロJr選手が出てくるんですね。何者でしょうか?
実はゲレロJr選手、打率328(1位)、本塁打32(2位)、打点80(2位)と三冠王を狙える位置につける程の成績を収めているとても優秀な選手なんですね!本塁打王に関しては、現在、大谷選手が立ちはだかっているわけです。
打点王争いをしているディバース選手も実は27本塁打で3位タイにつけるなど、本塁打王を狙える位置にいますので、まだまだ侮れません。
そして今回、この3名の選手の成績など調べていて知ったのですが、大谷選手は1994年7月生まれの[birth day=”19940705″]歳とまだまだ若いことは知っておりましたが、ディバース選手は1996年10月生まれの[birth day=”19961124″]歳と大谷選手より3つ若い!!
さらにゲレロJr選手に至っては、1999年3月生まれの[birth day=”19990316″]歳!!!大谷選手より5つも年下なのです。
3選手ともまだ20代ですので、今後もこの3人は打撃3部門を争う良きライバルとして切磋琢磨していくのでしょうね。
まとめ
今回は、大谷選手の特大の36号2ランホームランについてみてきましたが、また確信歩きを見ることができましたね。
そして大谷選手は、本塁打王だけでなく打点王も狙える位置につけており、打撃部門の2冠王も獲得できるかもしれません。しかし、そこには、ゲレロJr選手やディバース選手が立ちはだかる壁となることがわかりました。
大谷選手の本塁打王・打点王の行方が今後どうなるのか、非常に楽しみですね。
ぜひ、本塁打・打点とタイトルと獲って2冠王となってほしい!
最後は個人的な願望となってしまいました。
読んでいただきありがとうございました。