ロサンゼルス・エンゼルスで、現在大活躍中の大谷翔平。その紳士的な振る舞いが神対応と言われ、敵チームのファンや選手たちも大谷を絶賛!その人柄あふれる行動に、感動した!という称賛の声が止まりません。
今回は、どのようなファンサービスが注目されているかを調べてみました!
オールスターゲーム直前の即席サイン会
今年のメジャーリーグ・オールスターゲーム、史上初の投打二刀流で出場した大谷選手は、インタビューや記念撮影など大忙し!
その中でファンスペースから手を伸ばしてサインを求めるファンに、丁寧にサインをしていく大谷選手。この様子をエンゼルスの公式ツイッタースペイン語版が、動画付きで公開しています。
✍️ ¡Guarden ese autógrafo de Ohtani!#VamosAngels | #AllStarGame pic.twitter.com/UaXY72jToG
— Angels Béisbol (@AngelsBeisbol) July 13, 2021
『 その大谷のサイン、とっておいてね!』と、ツイートされた内容に対してファンからは
・サインをわたしのコレクションにしたい!
・ハリウッドスターみたい!
・言われなくてもとっておく!
などといった、称賛の声が寄せられていました。多忙なレッドカーペットで、短い時間でもファンの元に立ち寄ってくれる姿。とても好感が持てますね!
敵地でネット越しのサイン対応
今年5月、ボストンでの大谷選手の対応にも称賛の声があがっています。試合終了後、ベンチに戻る際にバックネットへ向かった大谷選手。そこにはたくさんの子供たちが、感染症対策でマスクをつけて待っていました!
大谷選手はネット越しに差し出されたボールを受け取り、サインを書き始めるとそこにはあっという間に人だかりが…!この様子をレッドソックスのスペイン語実況アナウンサー ニルソン・ペペン氏が、自身のツイッターに画像付きで公開しています。
『試合にはこういうことがもっと必要!よくやった大谷翔平!』と称賛の声をツイートします。
Shohei Ohtani firmando autógrafos a los fanáticos bajo la lluvia. #Angels #MLB pic.twitter.com/uZuW3hvS7E
— Nilson Pepén (@JuniorPepen) May 16, 2021
この日のサインは少し特別でした。なぜかというと、コロナ渦になってから試合前後にサインに応じたのは、この日が初めてだったからです!
ボストンとロサンゼルスでは飛行機移動で約6時間かかります。国内でも気軽に移動出来ないご時世もあって、子供たちには感動の思い出になったでしょうね!
少年のおねだりにバットをプレゼント
敵地でのファンサービスはサインだけではありませんでした!2018年4月、ロイヤルズ戦の試合前に起きた出来事です。この様子を野球記者のジェフ・パッサン氏が、自身のツイッターに写真付きで公開しています。
この日も試合前に忙しくファンにサインをしていた大谷選手。全身青いユニフォームを着て、お父さんと一緒に球場に来ていた対戦相手のファンのレオくんは「バットをもらえませんか?」と何度も問いかけます。
大谷選手は通訳の水原さんを通して何と言っているのかを知ると笑い、レオくんにもサインボールを渡し、その場を去りました。
4分後、お父さんと席に戻ろうとしていたレオくん。そこに大谷選手がフィールドを横切って戻ってきました。その手には何とバットが…!ロープへ身を乗り出し、大谷選手はレオくんにそのバットをプレゼントしたのです!
この行動に対し大谷選手は、インタビューにこう答えています。
「彼があれでスイングすることができ、いつか良い選手になれば良いですね」
「でも、これはいつもできるわけではありません。バットがなくなってしまいますから」
【引用元】https://news.jsports.co.jp/baseball/article/20180414141541/
やり取りをツイートしていたジェフ・パッサン氏も「彼は、100年内でされていないことをやろうとしている。そして、彼はバットを欲しがった6才の男の子への余裕があり、新しくお気に入り選手となったのだ」と称賛の声をツイートしています。
This is Leo Guastello. He is 6 years old. And the story of how he got this bat is wonderful. pic.twitter.com/5Bo6RhnYYd
— Jeff Passan (@JeffPassan) April 12, 2018
Shohei Ohtani is 23 years old. He’s trying to do something that hasn’t been done in a century. And he still had time for a 6-year-old boy who just wanted a bat and along with it got a new favorite player.
— Jeff Passan (@JeffPassan) April 12, 2018
これこそスーパースター!こうした想定外のファンサービスで、大谷選手は記録だけではなく、記憶に残る選手になっているんでしょうね。
ファンへ投げたボールが落ちてしまい…?!
ファンへのプレゼントはバットだけではありませんでした!2018年5月、敵地シアトルで試合前の出来事です。
キャッチボールを終えた大谷選手はファンのリクエストで、ボールをプレゼントしようとスタンドへ投げたのですが、ボールは壁に当たって手前のブルペンに落ちてしまいました。
外野席の下にブルペンがある球場だったため、何と大谷選手はレフトからブルペンまで走ってそのボールを取りに行き、サインをして手渡してくれたのです!走ってベンチに戻る際には、ファンから大きな拍手が送られました。
その様子を見たシアトル在住のマリナーズファン、ジョシュ・エバンス氏は「感謝と尊敬の意味を込めての拍手だよ」と感動しながら話しています。
普通なら残念だな…と、あきらめざるを得ないファンを失望させないところ、さすがです!敵味方関係なくファンになっちゃいますね。
落とし物のサングラスをお返し…?!
観客席に投げ入れてくれたものはボール以外にもありました。今年4月、敵地ヒューストンでの出来事です。
レフトの守備についた大谷選手、フェンス際に落ちていたサングラスを発見します。
それを約6mの高さがあるスタンドまで投げ返しました!その日の対戦相手アストロズファンの人のサングラスだったようで、飛んできたサングラスをナイスキャッチし、嬉しそうにサングラスをかけ直す姿に、周りからは拍手も!
米スポーツ記者のファビアン・アルダヤ氏は、その様子を動画付きでツイッターに投稿。
Now Shohei Ohtani is helping folks get their sunglasses back. True pro outfielder move. pic.twitter.com/FoKIKKFEFh
— Fabian Ardaya (@FabianArdaya) April 24, 2021
ツイートされた内容に対してファンからは、
・本物のエンジェル
・何をやっても絵になる
・かっこいいとはこういうこと
などの称賛の声が上がり、4000件超の ”いいね” がついています。
まさに大谷選手の人柄が表れるファンサービスですよね!コントロールの良さも驚きです。
まとめ
今回は大谷選手のファンサービスについてまとめてみました。
プレー以外での人柄が伺えるファンサービスが多く、敵味方関係なく多方面にファンが増えている理由がよくわかりました!
引き続き好調な成績を伸ばしている大谷選手の “神対応” に、今後も期待していきたいと思います。