人気が出てくると必ずといっていいほど、批判をするアンチの存在が出てくるようになります。これは有名人はある程度仕方がないと受け入れるしかない反面、行き過ぎた悪質なアンチに芸能人は困っており、BTSも同様です。
そんなアンチに対して、これまでBTSはさまざまな方法で警告やメッセージを送っています。
一体どのように対応したのでしょうか。今回はアンチに対するメンバーの行動が神だったエピソードをご紹介していきたいと思います。
BTSのアンチに対する行動が神!
Even though you don’t know how you have such influence in my life, but i would like to say Thank u for everything, thank you for spreading the light of positivity into this hazy world i love you @BTS_twt pic.twitter.com/mFzB1mFALV
— VL Sailo ✨⟬⟭⟭⟬✨ (@VanlalhruaiiSa1) September 1, 2021
有名になりメディアの露出も増えると多くの人々からも注目され、ファンも増えていく反面、嫉妬や妬みなどから批判する人々もいます。そんなアンチに対して、BTSのメンバーはどのような反応をしたのでしょうか。
これまでにアンチに対する、メンバーが対応したエピソードをいくつかご紹介していきます。
テテがWeverseを荒らすファンに警告
2019年7月に設立された公式ファンコミュニティ「BTS Weverse」
スマホアプリの中にできたファンコミュニティ内ではARMY同士だけではなく、メンバーとのコミュニケーションをとることができ、設立されてから2021年8月末現在で、250万人以上の方が登録しています。
ARMYが登録をして使用しているコミュニティなので荒れにくいのですが、中にはメンバーの目を引きたいがために過激な投稿をするアンチもいるようです。
メンバーから注目されることで返事がもらえるのを期待しているのです。
そんなアンチに対し、テテが警告をします。
あるアンチがJ-HOPEが変な顔をしている写真を面白おかしく使ったものを投稿しました。
その投稿を見てテテは
「今後、ひどい事故画像をあげる方にはコメントしません」
と警告したのです。
常にメンバーを気遣い、大事に思っているテテだからこそ、大切なメンバーをバカにするような投稿を許せなかったのでしょう。
ファンコミュニティはBTSとARMYが一緒に仲良く楽しむ場所であり、人を傷つけるような投稿をしないで欲しいと勇気をもって注意したテテに称賛の声があがりました。
Weverse テテが度が過ぎたARMYへのリプで
「あまりにも酷い事故画をアップした人へはコメントしない❗️」ってはっきり言ってて、すごく共感したしスッキリした❗️最近Weverseを見てても
メンバーが事故画に反応したりコメント返してくれることがあるから。って@BTS_twt #BTS— aya_0130_bts⁷ (@ya0130bts) July 14, 2019
現在、テテの投稿は削除されていますが、このことがあってからARMY同士でメンバーを悲しませるような投稿をしないようにと呼びかけ合うようになったといいます。
RMがアンチに対してコメント
デビュー初期の頃、BTSは多くの批判を浴びていました。ある番組でRMはBTSに対する批判的なコメントを読むコーナーに出演します。
「BTSの音楽はヒドイ」「RMはアイドルをする容姿ではない」といった内容を読み終えた後に一言、「私は証明します。」ととてもシンプルに返事をしました。
その一年後、BTSは世界的K-POPアイドルグループとなり、心無いコメントをした人が間違っていたことを証明をしてみせたのです。
また、アメリカのロサンゼルスで行われた「第62回グラミー賞授賞式」に出演したBTSは受賞式前に開催されたレッドカーペットにも登場し、RMがインタビューでアンチについてコメントしています。
該当シーンは3:13頃から始まるのですが、内容は
「光あれば必ず影があります。いつもそのような悪い言葉に集中することはできません。もし、耳を傾け続けていたらこのインタビューに立つのも怖くなってしまうでしょう。
いまでも、耳がムズムズします。誰かがいまこの瞬間にもTwitterやどこかで(僕ら)を嫌っているからです。ですが、僕らにはファンがいます。彼らは僕らを愛してくれる。だから何でも克服できるんです」
とコメントをしました。
現在、匿名の人物たちからの心無い言葉に苦しめられるアイドルも少なくありません。
世界的に大人気であるBTSにも例外はないですが、RMはアンチの存在に耐えられるのは、それ以上にBTSを支えてくれるファン=ARMYがいるからといいます。
BTSメンバーたちは、ARMYの愛さえあればどんな困難も克服できるといってくれています。私たちはBTSがいつも笑顔でいられるよう、愛を送り続けたいですね。
SUGAがアンチに対してコメント
SUGAがアンチに対するコメントにどう対応しているのかVliveで生配信を行ったことがありました。
ARMYから「悪質なコメントとか見ないで、いつも綺麗なものだけを見ていてください」とコメントが寄せられ、これに対し、SUGAは
「実は、そういったヘイトコメントは読まないし、心配もしていません。悪意あるコメントがたくさんされていてもいいです。僕はインターネットをあまりしないので、読むことはないですし、見る理由もありません」とコメントしました。
普段は物静かなSUGAですが、ここまでハッキリと伝えていて気持ちが良いですよね。
ですが、このコメントに対し言い方が悪かったのか賛否があり大荒れしてしまったのです。
「トゲトゲしい言い方。ストレスたまっているのかしら」
「ユンギのVlive見ましたが、良くも悪くもユンギは含みを持った話し方を元々する人なのか、そういう話し方をするようになってしまったのか、正直全体的に見てて気持ちの良いものではありませんでした。」
などの意見が寄せられ、このような事態になってしまったのもアンチコメントが多いということが発端なのでしょう。
SUGAは見ないし気にしないということを言いたかっただけなのでしょうが、発言は難しいですね。
BTSのアンチへ向けた曲
アンチに対するコメントを出しているBTSですが、アンチへ向けた曲もあります。
代表曲と言えば「MIC Drop」ではないでしょうか。
かっこいいロック調の曲で日本でも話題になりました。
「MIC Drop」とは文字通り「マイクを落とす」という意味で、パフォーマンス中にSUGAがマイクを落とすシーンは本当にかっこいいですね。
この曲はオバマ大統領が晩餐会でのスピーチ締めくくりに行った、マイクを落とすパフォーマンスにインスパイアされて作られました。
聴いている人もスッキリするほどアンチを黙らせる一曲となっています。
歌詞の中には「失敗すると思ってただろう。元気だよごめん。ごめんビルボード。ごめんワールドワイド。息子が売れすぎててごめんママ」
など個人に向けたものではなくデビュー当時風当たりが強かったことへの気持ちが書かれたものとなっています。
デビュー当時のBTSは「どうせすぐ消えるグループ」「売れるわけない」などアンチコメントが続出していました。
ケンカを売っている曲ではないですが、これまでさまざまな言葉やコメントを投げかけられたBTSメンバーの気持ちを歌に託したと思われます。
本当にかっこいい曲なのでまだ聴いたことがない方は、そんな背景も踏まえてぜひ一度聴いてほしい曲です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人気があるがゆえに増えるアンチ。これは人気ものには付き物といっても過言ではないので、普段はコメントなどをすることはありません。
しかし、BTSも人間であり感情があります。悪質なものやどうしても我慢できないコメントに対しては警告したくなるのも当然です。
コミュニティや公の場で警告やコメントをしなければいけないほど、アンチのしているコメントは非常に深刻なものとなっているといえるのではないでしょうか。
少なくなっていけばいいと願わずにはいられませんね。