韓流ブームって廃れたことがある?というほど、常にブームが続いているように感じる方も多いのではないでしょうか。
韓流ドラマやK-POPなど、日本に多くの作品を届けてくれました。そして、そんな韓流ブームの先駆けともいえる「韓流四天王」の存在を忘れてはいけません。今回は第一次韓流ブームを牽引した初代四天王について、現在の活動も含めて詳しくご紹介します!
初代四天王は誰?現在は何をしている?
韓流ブームの元祖!ペ・ヨンジュンら“四天王”の現在(シネマトゥデイ) https://t.co/v6e8Vqf0NG pic.twitter.com/qghdPzekWZ
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韓流ブームを牽引した人気俳優としてよく使われるのが「四天王」という存在です。韓流四天王は韓国で決めたものではなく、ある日本の出版社が特集で「四天王」として紹介したことが始まりといわれています。
四天王というからには4人いるわけですが、その名は多くの人が見聞きしたことがあるでしょう。初代韓流四天王とは、ペ・ヨンジュンさん、イ・ビョンホンさん、チャンドンゴンさん、ウォンビンさんの4人です。
韓流四天王について紹介する前に、まずは第一次韓流ブームについて簡単に振り返りましょう。第一次韓流ブームは2004年前後に始まったとされていますが、2003年にドラマ「冬のソナタ」が日本ではじめて放送されたのがきっかけです。
ドラマの話題性や人気はうなぎ上りで、2004年には何度も再放送されるようになりました。それだけ放送されれば、もちろん一度は目にするという方も多いでしょう。少しでもドラマを観るとハマってしまう…それが韓流ブームにつながった要因の1つです。
韓流ドラマが日本で話題になると同時に、出演する俳優・女優にも注目が集まるのは当然のことでしょう。中でもひと際注目され、韓流ブームを牽引したのが初代四天王なのです。
しかし、時代とともに注目されるドラマや俳優・女優が移り変わるのは日本でも韓国でも避けられません。第二次・第三次・第四次韓流ブームと続くように、四天王と呼ばれる俳優も変わっていきます。
それでも日本で韓流ブームの土台を作ったといっても過言ではないのが、初代四天王ではないでしょうか。そんな初代四天王の現在の活動について詳しく見ていきましょう!
ペ・ヨンジュン
「韓流ブーム」や「四天王」の代名詞ともいえるのが、ペ・ヨンジュンさんです。ペ・ヨンジュンさんは、先ほどご紹介したドラマ「冬のソナタ」の主演で、韓流ブームの先駆けとなりました。【祝ご結婚!】結婚を発表したぺ・ヨンジュンの代表作『冬のソナタ』韓国KBSノーカット完全版を6/14後0:00~女性チャンネル♪LaLa TVで毎週日曜一挙放送スタート!http://t.co/jtuyYnMpbO#スカパー pic.twitter.com/yp26keG8Ft
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日本では「ヨン様」と呼ばれることが多く、特に中高年の女性に人気が高い俳優です。ドラマだけでなくファンにも優しい微笑を見せてくれることから、「微笑の貴公子」という愛称もあります。
そんなペ・ヨンジュンさんが芸能活動を開始したのは1994年です。「愛の挨拶」でデビューし、「若者のひなた」「初恋」「愛の群像」「ホテリアー」など多くのドラマに出演しています。
1996年のドラマ「初恋」は韓国で視聴率65.8%という驚異的な数字を叩き出しました。そして、ペ・ヨンジュンさんにとって転機となったのが2002年の「冬のソナタ」です。韓国でも話題のこのドラマでは、主人公チュンサン役で数多くの賞を受賞しています。
2003年にはじめて日本で「冬のソナタ」が放送されると、ドラマとともにペ・ヨンジュンさんの知名度もどんどん上がっていきました。来日した際に空港に大勢のファンが押し寄せたことは、ニュースにもなった程です。
日本でも大人気のペ・ヨンジュンさん主演の映画「四月の雪」は、全国400か所以上の映画館で上映されました。2009年には旅行エッセーの自著出版記念で来日し、東京ドームでイベントを行っています。
ペ・ヨンジュンさんの人気の理由は、「微笑の貴公子」と呼ばれる外見や演技力だけではありません。2011年に起きた東日本大震災のときには、日本に10億ウォン(約7300万円)を寄付しています。
国内外で社会貢献をするペ・ヨンジュンさんの人柄も、人を惹きつける要因の1つではないでしょうか。そんなペ・ヨンジュンさんは、プライベートでは女優のパク・スジンさんと結婚し2児の父親となりました。
小室佳代、ヨン様ファン説
ペ・ヨンジュン『太王四神記』より pic.twitter.com/Xmqkig6Aew
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2006年に芸能プロダクション「KEYEAST」を設立し、2011年「ドリームハイ」以降はほとんどメディアに登場することがありません。また、主演作は2007年の「太王四神記」が最後となっています。
俳優業は休業状態ではありますが、「KEYEAST」を韓国でも大きな芸能プロダクションにした後、2018年には経営権を売却し筆頭株主となりました。暗号通貨やスポーツ企業への投資など、実業家として活躍されているようです。
チャン・ドンゴン
韓流四天王「チャン・ドンゴン」 ⇒ http://t.co/n4aEIwhX http://t.co/yhMyhdCl
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チャン・ドンゴンさんはCMにエキストラとして出演していましたが、両親の勧めで芸能事務所のオーディションを受けました。オーディションに合格したチャン・ドンゴンさんは、1992年「われらの天国」で俳優デビューを果たします。
そのルックスと高い演技力から人気を博し、2001年公開の映画「友へチング」は韓国での興行収入1位を記録したのです。そんなチャン・ドンゴンさんの代表作は、「ドクターズ」「ブラザーフッド」「マイウェイ」「ファースト・キス」など数多くあります。
「ブラザーフッド」のプロモーションで来日した際には、そのルックスだけでなく佇まいもファンを惹きつけることとなりました。韓流ブームとともに日本での知名度や人気も向上し、ファンクラブも設立されています。
単にイケメン俳優というのではなく、誠実な性格が魅力のチャン・ドンゴンさん。2010年に女優のコ・ソヨンさんと結婚し、2児の父親となりました。気になるチャン・ドンゴンさんの現在ですが、俳優として活躍中です!
【定期】「王宮の夜鬼」の前に観ておくチャン・ドンゴンは「マイウェイ」ですよ! pic.twitter.com/mL3fHweC7i
— 猫じゅうろく (@jdg19720307) October 3, 2021
2011年「マイウェイ 12,000キロの真実」や2018年「王宮の夜鬼」など、主演として映画に出演しています。さまざまなジャンルに挑戦し続けており、俳優として、そして大人の男性としての魅力が高まっているのではないでしょうか。
イ・ビョンホン
美しき日々
【配信開始】イ・ビョンホン主演 土曜更新>https://t.co/tT7P0qiwpe #GYAO pic.twitter.com/YUn8EEhPVe— GYAO! (@Yahoo_GYAO) October 28, 2017
イ・ビョンホンさんは、もともと広告モデルをしていたのですが、母親の友人の勧めでオーディションを受けることとなりました。見事に合格したイ・ビョンホンさんは、1991年にドラマ「アスファルト、我が故郷」で俳優としての道を歩み始めます。
翌1992年にはドラマ「明日は愛」に主演として出演し、俳優としての知名度を上げていきました。1995年の映画「誰が俺を狂わせるのか」でスクリーンデビューを果たし、ドラマ・映画ともに活躍の場を広げていきます。
ドラマや映画だけでなく、歌手としても活動しているのがイ・ビョンホンさんのすごいところです。1999年にアルバム「to me」を発売し、歌手としても注目されました。
そんなイ・ビョンホンさんが日本で「四天王」と呼ばれるきっかけになったのが、ドラマ「美しき日々」です。「冬のソナタ」に出演したチェ・ジウさんとの共演もさることながら、イ・ビョンホンさんの魅力に多くの日本人ファンが魅了されました。
2004年に「美しき日々」がはじめて放送されると、「ビョン様」の名で瞬く間に人気を博したのです。イ・ビョンホンさんの活躍の場はアジアにとまらず、2009年に「G.I.ジョー」でハリウッドに進出しました。
【コラム】“韓流四天王”からハリウッドを経て国際的スターへ イ・ビョンホンの俳優生活30年を辿る #イ・ビョンホン #白頭山大噴火
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ハリウッドでも韓国でも活躍するイ・ビョンホンさんは、さまざまなドラマや映画に出演し高い評価を得ています。その演技力の高さは「千の顔をもつ俳優」とまでいわれているのです。
そんなイ・ビョンホンさんのプライベートについてですが、女優のイ・ミンジョンさんと2013年に結婚しています。1児の父親となったイ・ビョンホンさんは、2019年にロサンゼルスに住宅を購入したと報じられました。
アメリカにあるユニバーサル・スタジオの近くにある住宅で、その価格は200万ドル相当だそうです。この価格は当時の日本円に換算すると約2億2000万円となります。ハリウッドでの仕事が多いため、今後の活動のために購入したといわれています。
ウォンビン
秋の童話見終わった
ウォンビンがイケメンでしたわ pic.twitter.com/3Aksx0MuTj— ☻あーつん☻ (@AyatowAkAikuiku) January 14, 2018
ウォンビンさんは1996年に芸能活動を開始しましたが、その前は自動車整備士の仕事をしていました。1996年に受けたオーディションに合格し、さらにこのとき、韓国の有名デザイナーであるアンドレ・キム氏の目に留まったことで芸能界デビューを果たします。
デビュー作となったのは1997年のドラマ「プロポーズ」です。その後2000年のドラマ「秋の童話」に出演し、ドラマとともにウォンビンさんの知名度も一気に上昇していきます。
日本でウォンビンさんの人気が向上したきっかけの1つも、このドラマといえるでしょう。主要キャストとして存在感を発揮し、多くの女性視聴者の心を掴みました。そんなウォンビンさんは日韓合作ドラマ「フレンズ」で深田恭子さんと共演しています。
2005年に入隊のため芸能活動を休止しましたが、もともとあった膝の症状が悪化したため手術を受けています。兵役は困難という診断を受け、除隊しリハビリに専念していました。
「アジョシ」ウォンビン#映画に出てくる銃を構えるかっこいい男性 pic.twitter.com/wuJpxIXzdp
— 南宮龍八 Namiya Ryuhachi (@korewood65) September 2, 2021
そして2009年に映画「母なる証明」で待望の復帰を果たし話題になりました。2010年には映画「アジョシ」に主演で出演し、韓国でも日本でも話題となっています。韓国ではその年の興行収入第1位という快挙を収めているのです。
プライベートでは2015年に女優のイ・ナヨンさんと結婚しました。1児の父親となったウォンビンさんの現在の活動ですが、ドラマは前述した「フレンズ」以降、映画は「アジョシ」以降の出演はありません。CM出演やモデルとしての活動をしているようです。
まとめ
今回は、第一次韓流ブームを牽引した初代四天王と、4人の現在についてご紹介しました。もともと「四天王」と呼び始めたのは日本の出版社といわれており、日本に韓流ブームをもたらした立役者といっていいでしょう。
そんな初代四天王といわれているのは、ペ・ヨンジュンさん、チャン・ドンゴンさん、イ・ビョンホンさん、ウォンビンさんの4人です。4人とも芸能界を引退しておらず、それぞれの分野で活躍を続けています。
初代四天王の中でも特に日本での人気が高かったペ・ヨンジュンさんは、現在ほとんどメディアに登場していないようです。実業家として活躍しているということですが、「微笑の貴公子」と呼ばれた笑顔を見せてくれるといいですね!
今後の4人の活躍に注目しましょう!最後までご覧いただきありがとうございました。