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韓流の先駆け!日本で活躍した韓国芸能人の現在は?

2000年代前半に日本に韓流ブームが訪れました。それを牽引したのが韓流四天王と呼ばれる俳優陣ですが、実は韓流ブームの先駆けとなった芸能人がいることをご存知でしょうか。

日本で見ない日はないというくらい当時高い知名度を誇った韓国芸能人が、現在どのような活動をしているのか気になる方も多いでしょう。今回は、そんな韓流の先駆けとなった4人の韓国芸能人の現在についてご紹介します!

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日本で活躍した韓国芸能人の現在は?

韓流ブームの先駆けとなった韓国芸能人として、ユンソナさん、BOAさん、桂銀淑さん、ヨンアさんが有名です。しかし、最近はあまり日本のテレビで見かけない…と気になっている方も多いのではないでしょうか。

日本から撤退してしまったのか、芸能活動を継続しているのか気になるところです。4人の現在について迫っていきましょう!

ユンソナ


1975年生まれのユンソナさんは、1994年にオーディションに合格し芸能界デビューを果たします。韓国でのドラマ初出演は、ペ・ヨンジュンさん主演の「愛の挨拶」です。その後「大王の道」「愛の群像」など韓国のドラマに次々に出演し、基盤を固めていきました。

2000年に来日すると、2001年に「もう一度キス」で日本でのドラマ初出演を果たします。「ファイティングガール」では深田恭子さんとの共演で話題となり、ユンソナさんの日本での知名度も一気に上がっていきます。

木村拓哉さん主演のドラマ「GOOD LUCK!!」や、劇場版「木更津キャッツアイ」に出演し、日本でも女優としての基盤を固めたといっていいでしょう。そして、ユンソナさんの活躍の場は女優業だけにとどまりません。

バラエティ番組にも多数出演し、SONA名義で歌手としての活動もしていました。そんな多忙なユンソナさんですが、日本で活躍していた当時も韓国での人気は高く両国を行き来していたようです。

韓国でも日本でも幅広く活躍されている中、ユンソナさんは2006年に実業家と結婚し1男1女を出産しました。家族は韓国にいるため、日本で仕事をするときは単身で来日していたようです。そのため、日本での仕事を中断し、韓国での仕事に専念するようになりました。


韓国で芸能活動を続けていたユンソナさん。順風満帆に見えたものの、2017年に息子のスキャンダルによってユンソナさんが謝罪文を公表するまでに至ります。小学校での暴行事件ということですが、当初「事実と異なる」と否定していました。

謝罪文を公表したもののバッシングは収まらず、ドラマを降板することになったのです。その後家族でカナダに生活拠点を移しました。韓国でのドラマ出演は2017年の「最高の一発〜時空を超えて〜」が最後となっていますが、芸能界を引退したわけではありません。

生活拠点は移したものの、2018年に日本の通販番組に出演しました。その後日本でのメディア出演はないようです。

BoA


BoAさんは、韓国で2000年にデビューした歌手です。1998年に兄のオーディションについて行ったところ、なんとBoAさんがスカウトされました。約2年にわたり歌やダンスのレッスン、そして日本語と英語の勉強をしたそうです。

2000年に「ID; Peace B」でデビューしたBoAさんは、「女性新人賞」を受賞するほどの実力でした。デビュー前から世界進出を視野にいれており、2001年には日本での活動を開始します。「ID; Peace B」の日本語盤でデビューしました。

2002年発売の4thシングル「LISTEN TO MY HEART」でミリオンヒットを記録し、日本中でBoAさん名前が知られるようになりました。他にも「VALENTI」や「メリクリ」など、数多くのヒット作を出しています。

日本有線大賞や日本レコード大賞などでの受賞歴もあり、日本でのBoAさんの人気は確固たるものだったといえるでしょう。NHK紅白歌合戦には6年連続で出演しています。

そして、もともと世界進出を視野に入れていたBoAさんは2008年にアメリカでデビューを果たしました。アメリカに進出すると、全米ツアーを開催するなど歌手として人気を博します。

アメリカをはじめ諸外国での活動が増えたことで、日本での露出が減ってしまったのでしょう。しかし、日本での活動は継続しており、2017年には5年半ぶりにライブを開催しました。

2020年には韓国デビュー20周年、2021年には日本デビュー20周年という伏し目を迎えたBoAさん。Twitterでは「#BoA20yearsinJapan」タグが話題となりました。韓国でも変わらぬ人気で活躍されているようです!

桂銀淑


桂銀淑(ケイ・ウンスク)さんは、1977年にモデルとしてデビューし1979年に歌手デビューした歌手です。デビュー当時はアイドル歌手として人気を博しヒット作を出しました。

そして、作曲家の浜圭介さんに実力を見出された桂銀淑さんは、1985年に日本で歌手デビューを果たします。デビュー作は「大阪暮色」で、その後「すずめの涙」「夢おんな」「真夜中のシャワー」などのヒット作に恵まれました。

紅白歌合戦の初出場の際には「すずめの涙」を披露し、持ち前のハスキーボイスで魅了しました。桂銀淑さんは1988年から1994年まで、7年連続で紅白歌合戦に出場しています。

プライベートでは1992年に実業家のキム・ヨンスさんと結婚した桂銀淑さん。公私ともに順風満帆に見えたものの、2007年11月に覚醒剤取締法違反(所持)で現行犯逮捕されました。その後有罪となり、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が下されたのです。

ビザの延長ができなくなった桂銀淑さんは、2008年8月に韓国に帰国しました。そして、執行猶予があける2011年にフジテレビ系の番組「芸能界の告白」に出演し、「日本に帰ってファンや関係者に謝罪したい」とコメントしています。

来日して以来日本を拠点に活動していたため、韓国では新曲を出していませんでした。そんな桂銀淑さんですが、2014年、32年ぶりに韓国で歌手活動を再開します。


復帰も軌道に乗り始めたと思われたものの、2014年に詐欺罪で起訴され、2015年には再び覚醒剤で逮捕されてしまいました。今回は懲役1年6か月、罰金80万ウォン(約8万円)の実刑判決となります。

刑務所を出所した後、2016年12月にクリスマスコンサートに特別出演し芸能界への復帰を果たしました。2019年に韓国の芸能プロダクションと専属契約を結び、37年ぶりに韓国でアルバムをリリースしています。

日本では2019年4月にTBS系「爆報!THEフラーデー」に出演し話題になりました。「桂銀淑 Japan official twitter」での情報発信や日本公式ファンクラブ「桂銀淑 OFFICIAL FANCLUB」の発足など、日本人ファンに向けた活動も行っているようです。

ヨンア


ヨンアさんはスカウトをきっかけに、2003年に韓国で芸能界デビューしました。CMやドラマをメインに活動したヨンアさんは、2004年に日本に活動拠点を移しています。

そして、抜群のスタイルが魅力のヨンアさんはファッションモデルとして活躍するようになるのです。特にファッション雑誌「Oggi」の専属モデルとしては9年もの間活動し、20代から30代の女性からの高い人気を得ました。

「Oggi」を離れてからも多くのファッション雑誌に登場し、モデルとしての人気は変わりません。最初は日本語がわからずホームシックに陥ったというヨンアさん。日本語習得のためにご自身で努力されたそうです。

ファッションモデルだけでなく、CMやバラエティ番組など幅広いジャンルで活躍したのは、その努力のたまものではないでしょうか。日本で知名度も人気も高いヨンアさんですが、プライベートでは2009年に韓国の実業家と結婚し、韓国で挙式をあげました。

夫は韓国で暮らし、日本に活動拠点を置くヨンアさんは引き続き日本で暮らすことに。結婚当初から遠距離生活だったヨンアさん夫妻は、2014年に離婚を発表しました。


その後、2014年に日本の実業家と再婚し、2016年12月に第一子となる長男を出産しています。相手の男性との出会いは共通の友人の紹介で、約1年の交際を経てゴールインしました。夫はアイドルグループ「AKB48」の立ち上げに関わった芝幸太郎さんです。

結婚・出産を経て、ヨンアさんは現在も日本でモデルとして活躍しています。来日当時に親友となったという女優の米倉涼子さんとは、現在も変わらず仲良しなんだそうです!

まとめ

今回は、日本の韓流ブームの先駆けとなった4人の韓国芸能人の現在についてご紹介しました。2000年代前半に韓流ブームが訪れましたが、ブーム前に来日し活動を開始している方もいます。

その代表といえるのが、今回ご紹介したユンソナさん、BoAさん、桂銀淑さん、ヨンアさんです。4人とも現在も芸能活動を継続していますが、日本のメディアに登場しなくなって久しい方もいます。

韓流ブームの先駆けとなった韓国芸能人の方々の今後の活躍に注目しましょう!最後まで読んでいただきありがとうございました。

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