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【BTSは謙虚】グループ成功の理由はうぬぼれない人間性!

2020年に発表された「Dynamite」以降、世界中で注目を浴びているBTSは大成功を収めたK-POPグループですよね。成功した裏には彼ららしい「謙虚さ」があります。

メンバー自身も「うぬぼれないように生きてきた」と公言するほど誰に対しても謙虚な姿勢でやってきたからこそ今のBTSがあると思います。そこで今回はBTSの謙虚さがわかるエピソードをご紹介していきます。

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「Billboard」インタビューで語ったカルマの精神

2021年8月にアメリカ「Billboard」のインタビューでこれまでどのような気持ちで活動してきたのかメンバーそれぞれが語っています。

RMは「2017年以降、僕たちはうぬぼれないようにしてきました。いつか反動がくるんではないかと恐れているからです。僕たちは常にカルマについて考えています。」

カルマとは日本語で「因果応報」の意味で「自分の行いは自分に返ってくる」という思想になります。

メンバー全員、うぬぼれないよう謙虚に行動してきたということがRMの言葉でわかりますね。今までそのように行動してきたからこそ今の快挙があるのかなと思います。

SUGAは「私たちは特別な人間ではありません。私たちの器はお茶碗ぐらいのサイズで、そこに溢れるほどのたくさんの愛を注がれています。」「小さな会社からデビューしましたが、初日から大変でした。私の夢は決して大きくありませんでした。」と語りました。

今でこそ、曲を出せば大ヒットし、数々の受賞歴があるBTSですがここまで来るにはSUGAの語っている小さな夢から叶えて行こうという謙虚さから始まったのでしょうね。

ですが、新型コロナウイルスの流行により全スケジュールはストップし、今までとは違ったゆっくりしたペースに苦戦したとも語っています。RMは「エネルギーを発揮する場を失い、士気が低下しました」と話しました。

予定していたツアーも全て無くなってしまったことについてテテは「感情がまるでジェットコースターのようだった」と語っており、かなりのダメージを受けたようです。

それでも人生には良い時期もあれば悪い時期もあるということをデビュー当時から考えながら行動してきた謙虚さがあったからこそ、困難に立ち向かった時にも立ち止まることなく活躍し続けてくれているのではないでしょうか。

今でも挨拶がホルダー挨拶

K-POPアイドルにはホルダー挨拶というものがあります。BTSであればRMがまずかけ声をかけ、全員で挨拶していますよね!

RMが「トゥル セッ!バン!」という掛け声を最初にかけるのですが、この意味は直訳すると「2、3」という意味で、日本語で簡単にいうと「せーの!」というような感じです。

その後、メンバー全員で「タン!アニョハセヨ防弾少年団イムニダ」と言うのですがこの意味は「バン!タン!こんにちは。防弾少年団です。」という意味ですね。BTSはデビューから現在までずっとホルダー挨拶を続けています。

また掛け声とともに銃のポーズをするのが特徴的で、このポーズは手話でメンバーの人数である「7」を意味するポーズでもあるということです。

世界で活躍する現在も変わらず続けているということは、初心を忘れない謙虚さも少なからず隠されているように感じますね。

今でも挨拶をするときに、深々と頭を下げるBTSの姿も多くみられます。

スタッフに対しても謙虚

BTSのすごいところはデビュー以来、スタッフや一緒に仕事をする人たち、共演者に対する態度が全く変わらず、常に謙虚で、相手に敬意を払い、いつも明るくポジティブな雰囲気を作り出しています。

9人組のボーイズグループStray Kidsのリノは、デビューする前、BTSのバックダンサーとして活動をしていました。「Fire」や「Spring Day」、「Not Today」などのパフォーマンスでBTSと一緒にステージに立っていたのです。

それから月日が流れ、リノはStray Kidsとしてデビューをしましたが、番組でBTSと再会を果たします。J-Hopeはすぐにリノに気が付き「リノじゃない?」と声をかけてくれたそうです。

BTSには多くのバックダンサーがいるにもかかわらず、J-HOPEはリノの事を覚えており、アイドルとしてデビューしたことを祝福してくれたそうです。

リノはJ-Hopeが自分を覚えていたことに感激し、優しく接してくれたJ-Hopeにとても感謝していると語っていました。ダンサーやスタッフなど、関わっているすべてのスタッフを気遣うBTSの優しさがよく分かります。

2019年12月、広告の撮影がありましたが、制作スタッフが忙しく舞台をセットしているのを見ていたのか、1ショットを撮る度にメンバーはお辞儀をしてスタッフの手を取り「ありがとうございました!」と言っていたそうです。

特にテテは、撮影を開始する前から制作チームのスタッフに挨拶をして回っていたといいます。撮影が成功する度にスタッフとハイタッチをしていたそうなのですが、「痛いですよね?申し訳ありません」と声かけもしていたといいます。

撮影終了後にスタッフがトイレ掃除をしているところにジョングクが来て、そのスタッフに「頑張ってくれてありがとう」とお辞儀をしたというエピソードも残っていました。

また、BTSが移動する際にはたくさんの記者やARMYが押し掛けますが、ある時、空港ではBTSを追う記者がカメラに集中するあまりポールにぶつかりそうになったのをテテが手を差し伸べたというエピソードが。

さらに、2019年4月に行われた「MAP OF THE SOUL : PERSONA」記者会見では、「Boy with Luv」でタッグを組んだホールジーからのサプライズ映像が届きました。

メンバーの後ろのスクリーンに投影される演出だったのですが、その映像が映し出された途端にメンバー全員が椅子から立ち上がり地面にしゃがみこんだのです。

動画が終了するまでそのままの姿勢で待機したメンバーでしたが、演出の邪魔にならないように機転を聞かせたことがよくわかるエピソードです。

なかなかこれを意識して継続するのは難しいことですし、正直少し人気が出ると横柄な態度になるアイドルもいるでしょう。しかし、BTSはずっと同じ謙虚さを持ち続けています。そこがBTSの人気の1つなのでしょう。

どんなインタビューでも真摯に対応

人気者となればインタビューを受けることも多くなっていきますが、BTSはどんなインタビューでも常に真摯に対応し、的確な返答をくれます。さまざまな取材を受けるため中には失礼な質問もあります。

ある時、記者から「ファンが集まってきてケガをしたことはない?これまでに変なファンはいた?」という質問に対し、RMは「ファンが私たちを傷つけることはない。ファンではなく、いつも自分のせいでケガをします」とユーモアも交えながら返答をし、

続けて「BTSのファンを変という言葉では表現したくない」とARMYへの敬意や愛情を表しました。

RMは記者が韓国語でインタビューをするときに「韓国語が上手くなくてすみません」と言うと「そんなことありませんよ。私はあなたの韓国語が大好きです」と答えています。

また、2019年4月にアルバム「MAP OF THE SOUL : PERSONA」の記者会見が行われ、ここでも「血・汗・涙」のMV盗作疑惑についての質問が。

この失礼な質問にさすがのメンバーにも困惑の表情が伺えたのですが、SUGAが「現在会社が討議している。僕たちも会社と同じ意見です。結果が出ればわかると思います。」と毅然とした態度で記者に返答しました。

さらに2020年に発売されたアルバム「BE」のリリース記念記者会見でも失礼な質問がありました。

記者が「事務所の収益構造の半分がBTSというのは弱点ですよね。第2のBTSが必要だと思うのですが」という質問に対しジンが「第2のBTSという言い方はもう少し考えなければいけないと思う」と話し、

後輩グループに対して「彼らにしかない道を切り開くはず、先輩として後輩を信じている」と明確な立場を示す回答をしたのです。

普通なら答えたくないような失礼な質問に対しても、メンバーそれぞれが自分の考えをしっかり伝え、誰もが傷つかない対応をしています。

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仕事に手を抜かない

そして、仕事に関しては一切手を抜かないことでも知られているBTSですが、無理してやっているのではなく楽しそうに仕事を楽しむことが上手です。

2021年9月に公開された「Run BTS!EP152」では思い出の曲ということで、アニソンイントロでヒント権争いをしていたBTSメンバーですが、J-HOPEがポケモンの曲で踊りだしたと思ったらそれにつられてみんな踊り出しました。

罰ゲームをかけた戦いだというのに楽しそうに踊っていましたよね!そして、回答を間違うとタライが落ちてくるという罰が!世界的大人気K-POPグループがタライを頭にぶつけられるなんて考えられないと思いますが、これがBTSなんですよね!

2021年8月3日のVLIVEで「Run BTS!」の最新エピソードが公開されたのですが、メンバーたちが朝鮮時代にタイムスリップし、「アミボム石」を探すミッションに挑戦しました。

メンバーの中にわざと「アミボム石」を探せないように邪魔をするスパイが隠れており、メンバーたちはお互いを疑うことに。そしてメンバー全員からテテが疑いをかけられることになってしまいます。

ここまでにテテは体を張ってジョングクを助けたり、自分の個人ミッションを手伝ってあげたりと活躍していたにもかかわらず、メンバーから疑われ困惑した様子を見せたのです。

必死にメンバーたちに潔白を訴えるテテなのですが、それでも疑われてしまい最後には泣きそうな顔でスパイではないと主張。あまりにも必死すぎるテテの様子をジミンが見て「ちょっと待った。一回ゲームを中断しよう」と言います。

RMやSUGAもテテを落ち着かせようと必死になっていましたね。ゲームの世界に入り込んでしまったテテとそんなテテを落ち着かせようと必死になるメンバーの姿に思わず笑ってしまったのですが、ゲームであろうと仕事に対して手を抜かないBTSの姿を見ることができました。

世界的人気を誇るBTSですが、いまだにバラエティ番組では面白い姿を全力で見せてくれますし、体を張って笑わせてくれます。そこがまた世界中の人を虜にしてしまう魅力なのではないでしょうか。

仲良しメンバーでも尊敬と敬意を持っている

BTSメンバーを見ていると仲良しでも年上のメンバーには常に尊敬と敬意を持って接していることがわかります。

育った環境も、性格も好きな音楽も全く違うけれどメンバーは皆「この7人だからこそ、ここまで来られた。運命の出会いだ」と言及しています。

互いの存在に感謝し、リスペクトし合い、助け合い、励まし合い、共に歩むグループが放つ、優しさや強さに満ちたきらめきや尊さ、そこに惹かれたというARMYはとても多いことでしょう。

過去にメンバーについて発言したことがあるのですが、メンバーはそれぞれ次のように話していました。

ジョングク:「メンバーみんなとは、一緒にいる時間が長いから、話さなくてもお互いわかり合える。目に見えない絆みたいなものがあると感じている。」

メンバーは友情という言葉の意味を教えてくれた。本当の家族ではないけれど、家族だと思える人たちだ。」

テテ:「良くないことがあっても、頂上に着くために、一緒に全部乗り越えようそういう気持ちでみんなが集まっていると思う。名誉とか、そういうものに拘らない。僕たちBTS7人は、そういうグループだと思う。」

SUGA:「フォーカスはいつもチームに合わせて考えている。チームがうまくいってこそ1人1人がうまくいくことだと、みんなが本当に良く知っているので、お互い言葉にしなくても分かり合える。」

「たとえ、僕が自分で好きな人を選んでチームを結成したとしても、今のメンバーには敵わないと思う。僕が1人で何かをするより、7人みんなでする方が、はるかにたくさんのシナジーを感じられる。こんなに相性の良い人たちはいるだろうか、運命なんだなとよく感じる。」

J-HOPE:「こういう7人がどうやって集まれたんだろうと思う。ただ長い間一緒にいたからこうなれるとは思わない。ある意味、運命だなと。すごく幼稚な言い方かもしれないけれど、これは運命なんだって。」

この言葉の端々にはメンバーへの愛と尊敬、敬意という言葉しかないように感じますね。

チームで仕事を続けていくには謙虚さだけではなく、尊敬や敬意を持っていないといつかバラバラになってしまいます。それがBTSには一ミリも感じない本当に素敵なグループではないでしょうか。

まとめ

今回は、BTSが大成功した理由について調査してきました。BTSの大きな魅力である謙虚さは今や全世界を虜にする大きな武器となっているのではないでしょうか。謙虚さをずっと持ち続けるということは簡単なことではありません。

ですが、BTSはデビュー以来ずっとそのままの謙虚さを保っているところが本当に尊敬できる部分だなと感じますね。

関わる全ての人たちに対する真摯的な対応だけではなく、ARMYへの愛情や、メンバー同士でも尊敬や敬意を示し合っている姿があったからこそ、ここまで大きなグループへと成長したのでしょうね。

楽曲やパフォーマンスだけでなく、人間性も素晴らしいBTSを今後も応援していきましょう!

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