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【BTSラップライン】それぞれの声の特徴や曲を紹介！仲良しエピソードも！

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一瞬も目を離すことができないダンスパフォーマンスと、胸に響く圧倒的な歌唱力で人々を魅了し続けるBTS。

BTSはボーカルラインの歌の素晴らしさもさることながら、ラップラインの高速ラップも最高にかっこいいのです。彼らのラップを聴くと、思わず体が動き出すほどテンションがあがります！

今回は、一度ハマると抜け出せない「ラップライン」の魅力に焦点を当て、それぞれの特徴や曲を交えながらご紹介いたします。

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ラップラインとは？

「ラップライン」とはグループの中でラップパートを担当するメンバーのことで、BTSのラップラインは「SUGA・J-HOPE・RM」の3人を指します。

「ラプラ」「ラップラ」と略して呼ぶ方も多いですね。

グループ名「防弾少年団」には、『10代・20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く』という意味がこめられている。韓国では、「バンタンソニョンダン（방탄소년단）」と発音されるため、「バンタン」と略される。

2017年から、世界進出を視野に入れ、防弾少年団のローマ字表記である「Bangtan Sonyeondan」の略称で、英語圏向けの名称であった「BTS」を通称として用いるようになった。同時に『現実に安住することなく、夢に向かって絶えず成長していく青春』という意味を込めて、BTSを「Beyond The Scene」と定義付けた。

【引用元】BTS (音楽グループ) – Wikipedia

デビュー当時はヒップホップ色が強かったBTS。グループ名の由来の通り、同世代の若者たちの想いを代弁するかのような、強いメッセージが込められたヒップホップナンバーを数多く披露してきました。

このようにBTSの楽曲には欠かせない彼らのラップは、グループを支えてきた大きな存在と言えるでしょう。

彼らが作詞作曲に携わっている楽曲も多く、ラップラインの多彩な才能を窺い知ることができます。

そんな才能に溢れた彼らですが、一歩ステージを下りれば可愛い一面を見せてくれる、そのギャップもたまりません！

ラップラインそれぞれの特徴は？

少年時代からヒップホップが身近にあったSUGAとRMは、もともとアンダーグラウンドのヒップホップシーンで活動していた生粋のラッパー。ハードコアヒップホップ（リリックが過激なヒップホップの派生ジャンル）を好んで聴くゴリゴリのラッパーです。

BTSは当初、SUGAやRMのようなラッパーを中心に、歌やラップがメインのヒップホップグループとして活動する予定でしたが、歌に加えてダンスもするアイドルグループへと路線を変更しており、それについていけない練習生が次々と事務所を辞める事態に陥りました。

練習生が辞めたことでグループのラッパーが足りなくなり、ボーカル志望として練習に励んでいたJ-HOPEがラッパーに転向。このエピソードを知らなければ、ラップ未経験だったことなど感じさせないほどJ-HOPEも素晴らしいラッパーですよね。

SUGA

アンダーグラウンド時代は「Gloss」という名前で活動していたSUGA。ラッパーの他、作曲家やプロデューサーとしても活動しており、当時から音楽の才能を開花させていたことが分かりますね。

所々しゃくりあげるテクニックを挟み、しっかりと発声するSUGAのラップ。荒々しく強い声の高速ラップだけではなく、優しさを含んだ柔らかく甘いSUGAの声に癒されている方も多いと思います。

①「大吹打／대취타(デヂッタ)」

SUGA（ソロ名義「Agust D」）のソロ曲といえば「大吹打／대취타(デヂッタ)」が有名です。2ndミックステープ「D-2」のタイトル曲で、2020年にリリースされました。

「D-2」はアルバムチャート「ビルボード200」で11位、「大吹打／대취타(デヂッタ)」はシングルチャート「ホット100」で76位を記録したそうです。

2021年11月現在、MVの再生回数は3億回を突破しており、SUGAのラップが世界的に注目されていることが分かります。

②「Trivia 轉 : Seesaw」

2018年発売の「LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’」に収録されている「Trivia 轉 : Seesaw」も、人気の高い楽曲です。攻撃的なかっこいいラップとは違い、恋愛の葛藤を優しく歌い上げる歌声に聴き惚れます。

2020年、Apple MusicとiTunesでストリーミング及び購入されたBTSの楽曲を元にして、ランキング形式のプレイリストが作られたのですが、その中にも「Trivia 轉 : Seesaw」はランクイン。これに対しSUGAは「愛に感謝する」とコメントを残していました。

③「Interlude : Shadow」

SUGAのソロ曲といえば「Interlude : Shadow」も外せません。2020年発売の「MAP OF THE SOUL : 7」に収録されている一曲です。

名声を手に入れるために無我夢中で走り続け、トップアーティストになったからこそ感じる恐怖や苦悩を包み隠さず表現しています。

④「All Night」

今は亡き、ヒップホップ界の代表的アーティストの1人であるJuice WRLD。2019年にリリースされたSUGAとRM、Juice WRLDのコラボ曲「All Night」は、ゲームApp「BTS WORLD」のサウンドトラック「BTS WORLD OST」の収録曲です。

リリックの一節に「ARMY」の単語が出てくるのですが、この遊び心がARMYにとって嬉しいポイントですよね。クールなようでどこか甘さもあり、とてもかっこいい楽曲です。聴いていると自然に体が動き出します。

J-HOPE

前述の通り、J-HOPEはもともとボーカル志望者で、ラッパーではありませんでした。ただ、地元では有名なストリートダンサーとしてその名が知られていたJ-HOPE。主にヒップホップミュージックに合わせて踊っていたので、ヒップホップに親しみはあったそうです。

それでも聴くと歌うはまったく違いますよね。ラップ未経験という大きな壁を乗り越え、努力に努力を重ねてラッパーとしての技術を磨き上げてきたのでしょう。J-HOPEのラップは、天性の明るさが伸びやかな歌声に表れていると思います。

2018年に公開されたミックステープ「Hope World」の中の一曲「Hope World」。この曲で「悪口や下品な言葉、だけど俺の音楽ではしない」という歌詞が出てきます。

本来ラップは攻撃的な言葉を使うことが多いですが、J-HOPEは酷い言葉で煽ったりせずポジティブな言葉で気持ちを伝えます。ヒップホップのダークなイメージにとらわれないJ-HOPEの神髄を感じますね。

①「Daydream」

ミックステープ「Hope World」のタイトル曲「Daydream」は、ポップでノリの良いリズムが心地よい一曲です。MVもおしゃれでとても可愛いのでぜひご覧ください。

BTSのJ-HOPEとしてではなく、本来の自分チョン・ホソクとしての、現実的ではない夢や様々な欲求を想像して表現しています。

②「Outro : Ego」

「MAP OF THE SOUL : 7」に収録されている「Outro : Ego」。思わず口ずさみたくなるような、リズミカルなメロディーが耳に残る楽曲です。

「デビューしてからいろいろな苦悩があったけど、運命の選択をして今ここにいる。もう迷わず進み続けるぞ」といった内容が込められており、聴いていて気分が明るくなります。

③「Trivia 起 : Just Dance」

コンサートでも盛り上がる「Trivia 起 : Just Dance」が好きな方も多いのではないでしょうか。この曲は「LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’」に収録されています。

踊る時に感じるときめきと、恋に落ちる様子をリンクさせたノリノリの一曲です。ダンスが大好きなJ-HOPEならではの楽曲ですね。

④「Chicken Noodle Soup」

2019年リリース、WebstarとYoung Bによる楽曲「Chicken Noodle Soup（Feat.AG aka The Voice of Harlem）」のサビを引用して新たに作られた、アメリカの人気シンガーBecky Gとのコラボ曲「Chicken Noodle Soup」。

2021年11月現在、YouTubeでのミュージックビデオの再生回数は3億回を突破しています。様々な声の出し方で表現するかっこいいラップと共に、世界中から集められた50名のダンサーと踊るキレキレのダンスシーンにも注目です。

RM

 

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小学6年生でヒップホップの魅力にハマったRMは、SUGAと同様にアンダーグラウンド出身のラッパーです。「RunchRanda」と名乗り、活動していました。

ある時、ラッパーのSleepyを通じて音楽プロデューサーのPdoggと知り合い、Big Hit Entertainment（現 HYBE）のパン・シヒョク代表に紹介されたそう。当時から多くの人の目にとまる実力が備わっていたことが分かるエピソードですね。

RMのラップは、耳にスッと入ってくるささやくような低い声がとても心地いいです。重みを感じるラップ、高速で畳みかけるようなラップ、軽やかで穏やかなラップ、いろいろな声色で表現し楽しませてくれます。

幼い頃の夢は詩人だったというRM。自身の気持ちを表す言葉選びのセンスの良さに震えます。豊かな感性が本当に素晴らしいです。

①「Bicycle」

2021年6月に発表されたRMのソロ曲「Bicycle」。自転車が好きなRMは、いつか自転車に関する曲を作ってみたいと考えていたそうです。

「悲しくなったら自転車に乗ろう」という温かいメッセージが込められており、RMの優しい歌声に癒されます。

②「Trivia 承 : Love」

調べていると「LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’」に収録されている「Trivia 承 : Love」が好きというARMYが多かったです。ストレートに愛を感じることができる一曲ですね。

「사랑（サラン/愛）」と「사람（サラム/人）」の音が似ていることからアイデアが生まれた美しいこの曲。詩的な歌詞がとても素敵です。

③「Intro : Persona」

「MAP OF THE SOUL : 7」に収録されている「Intro : Persona」は、何度も何度も書き直して完成した楽曲だそうです。ずっしりとしたワイルドなラップが心にガツンと響きます。

BTSが世界的に有名になり、他者から与えられたペルソナ（仮面/外的側面）をつけた自分と本当の自分。「自分は誰なのか」と自問自答する深い歌詞が印象的です。MVもとてもかっこいいのでぜひご覧ください。

④「Seoul Town Road」

2019年リリース、アメリカの人気ラッパーLil Nas Xとのコラボ曲「Seoul Town Road」。癖になるリズムが病みつきになり、繰り返し聴きたくなる一曲です。

原曲のタイトル「Old Town Road」の「Old」の部分を、韓国の首都「Seoul（ソウル）」に変えたタイトルと歌詞が粋です！馬の色がBTSカラーの紫に変えられているところも嬉しいですね。

2020年第62回グラミー賞では、BTSのメンバーがパフォーマーとして参加し、Lil Nas XやBilly Ray Cyrusたちとのコラボステージを披露しました。この映像は、ただただかっこいいの一言に尽きます。

ラップラインの曲は？

ラップラインの数ある名曲の中でも、ARMYの好きな曲としてよく名前があがる「Outro : Tear」「땡（ddaeng）」「UGH!」の3曲は本当におすすめです。

①「Outro : Tear」

2018年発売の「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」に収録されている「Outro : Tear」は、BTSが解散するかどうか悩んでいたときに、SUGAからメンバーへ向けて書かれた曲です。

このエピソードを知ってから聴くと、グループの終わりを感じていたメンバーの苦しみが、ラップラインの歌声を通して伝わってきます。

②「땡（ddaeng）」

ARMYからの人気が高い「땡（ddaeng）」は、2018年のBTS FESTAで公開されたのですが、未だアルバムには未収録の楽曲です。（音声ファイル共有サービス「SoundCloud」で聴けます）

「땡（テン）」はハズレの音を表していて、日本語でいう「ブー」の音です。他にも金属の鐘が鳴る音、花札で2枚の札が同じ月であった場合など、様々な意味がある「땡（テン）」。言葉遊びが効いている歌詞がかっこよく、アンチに対する皮肉がたっぷり込められた強烈な一曲です。

③「UGH!」

デマを拡散したり執拗に叩いたり、アンチやメディアに対する怒りを表現した「UGH!」は「MAP OF THE SOUL : 7」に収録されています。世間に媚びず、ストレートに気持ちを吐き出している歌詞が痺れるぐらいかっこいいです。

ラップラインは仲良し

パフォーマンス中のかっこよさとは違い、バラエティ番組での気の抜けた可愛い姿もラップラインの魅力のひとつですよね！

VLIVE「Run BTS! 2018 – EP.50」と「Run BTS! 2018 – EP.51」で、ロッテワールドにて様々なミッションを遂行することになったメンバーの姿があります。チーム分けでラップラインが同じチームになり、おそろいの被り物を被った可愛い3人が映し出されます。

「なんでよりによってこの3人なんだ…」と言いつつも、ジンに「お前たちすごく可愛いね、3人で集まってるから」と言われると「この組み合わせで頑張ろう」と嬉しそうです。（EP.50該当シーン28:31頃～）

「Run BTS! 2018 – EP.51」で、いよいよゲームスタートです。まず最初にバイキングでのゲームが行われ、ラップラインは2位の結果に。

次はウォーターライドに乗り、走行中に写真を撮られるスポットで風船ガムを膨らまし、その状態でうまく写真に写るかどうかを競います。

先頭J-HOPE、SUGA、RMの並びで乗車。風船ガムを膨らますことができないRMは、SUGAに膨らませ方を聞きますが、うまくいかない様子に「しぼんだ風船じゃん」と突っ込まれます。3人でワイワイ騒ぎながら出発。（EP.51該当シーン13:24頃～）

落下するたびにワーワー叫んで楽しんでいるラップライン。落ちるとき、ちゃっかりSUGAの背中に顔を伏せてなるべく濡れないように隠れるRMが、ラップラインの中ならではの弟感があってとても可愛いです。

全チーム乗車後、撮った写真を渡されて確認するメンバーたち。ラップラインも顔を寄せて写真を確認する楽しそうな姿があります。写真の結果、バイキングの時の点数を合わせてラップラインが1位に躍り出ました。予想外の出来事に思わず身を寄せ合います。

最後、ジェットコースターでのゲームも終了し、見事ラップラインが優勝。仲良く肩を組んで喜び合うラップラインの様子がとても可愛いです。

ラップラインの息の合った仲の良い姿は、VLIVE「Run BTS! 2020 – EP.100」にも映し出されていました。

ゲームの前の事前クイズでテテが勝ち、チームメンバーを4人選んでいきます。選抜した結果、ラップラインとボーカルラインに分かれてのチーム戦となりました。

ラップラインは戸惑いつつ3人で集まります。実際はラップラインが勝ったこともあるのですが、SUGAは「僕たちこれで一回も勝ったことないだろ？」と言いながら苦笑いしています。

まずはバドミントン対決。これも笑いどころが多いのですが、バドミントンの次の競技、足球でラップラインの神業が繰り出されます。（足球のシーン28:29頃～）

ラップラインはなかなかうまくボールを蹴ることができず、3人でドタバタしてとても楽しそうです。ボーカルラインも笑いが止まりません。

いよいよこの回のハイライト。（33:13頃～）ジミンのサーブを受けたSUGAがまずスネで蹴り、そのボールをJ-HOPEが蹴ったものの尻もちをつき、ボールは中途半端な場所へ落ちます。すかさずRMが駆け付けますが、スカッと空振り。みんな大爆笑です。

その後もRMがみぞおちでボールを受けたり肩で弾き飛ばしたり、RMが安定したと思いきやSUGAが空振りしたり、バドミントンに続き足球もボーカルラインに負けてしまいました。

エピソード100は神回のひとつなので、ぜひ動画でご覧ください。ラップラインの可愛いポンコツ姿に癒されますし、お腹が痛くなるほど笑えます。

以下の動画には、上記でご紹介したエピソード以外にも、3人の仲の良い様子が映し出されています。

ラップラインは仲良しですが、ベタベタくっついたりはしません。お互い程よい距離感を保ち、楽しそうに笑い合う姿がとても可愛いです。

まとめ

三者三様の魅力が溢れるラップラインのラップ、本当にかっこいいですね！体を動かしたくなる心地よいリズムが癖になる楽曲ばかりです。

ラップラインの磨かれた音楽センスに脱帽です。これから先、新たにどんな曲が誕生するのか楽しみで仕方ありません。

今回ご紹介しきれなかったソロ曲やラップラインの曲は他にもたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。

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