韓国では完璧というものが芸能人には求められる事が多く、アイドルであれば歌やダンスが上手くないと批判炎上しがちです。それほどにファンや視聴者の評価が厳しいのですが、俳優さんの演技についても同じ事がいえます。
ただ上手な人には大絶賛を送り、とても愛される傾向にあるのです。そこで今回は韓ドラファンが選ぶカッコイイだけじゃない、演技も上手い20代の韓国俳優を5選ご紹介させていただきますね。
20代の演技派イケメン俳優!
この記事を書くにあたり、演技力とはなんだろう?と考えました。人によって感じ方が違うとも言えますし、定義はあるのだろうかと少し調べたので紹介しますね。
視聴者の共感を得られ、違和感の無い演技で、日常的な言葉に感情を乗せられるかが、一般的に演技力として判断される基準となるようです。
ご紹介させていただく20代の演技派イケメン俳優の5人の多くの作品を見ましたが、その世界が本当に存在して、覗き見しているような錯覚を生んで、作品に集中して一気に見終わってしまった気がします。
それでは、どの俳優さんが選ばれているのか見ていきましょう。
パク・ボゴム
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パク・ボゴムさんは1993年6月16日にソウル特別市で生まれました。現在[birth day=”19930616″]歳で身長は182cm、名前は<宝剣>と書いてボゴムで「時が来れば価値が認められる」という意味なのだそうです。
その名前のとおり、水泳選手や歌手などの進路を阻まれると新しいジャンルに挑戦して、今では俳優としての地位を確立するまでに成長されています。しかし、俳優の道もはじめから上手くはいきませんでした。
【記事】#パクボゴム 初めての記事はこれ👇
2011.9.7
「ブラインド」 キム・ハヌルの弟役、パク・ボゴム 「ハンサムな高校生フォース」https://t.co/uXs86dc0tw#박보검 #パク・ボゴム #ParkBoGum #블라인드 #ブラインド pic.twitter.com/92dsSqJ4xL— ボゴム愛JAPAN❤보검아이재팬 (@bogumlovejapan) March 15, 2017
2011年映画「ブラインド」で俳優としての活動を始めたパク・ボゴムさんですが、この時は韓国内での演技への評価は悪く、確かに声がうわずっていたり、かすれていたり、動きもオーパーリアクションで不自然でした。
コインロッカーの女
ヤバすぎる😢
ソッキョン可愛い❤️
車の移動中に見てて
内容が理解できてなかったけど
夢に出てきた🤭
改めて昨日見たら涙がとまらん😭
思い出しても涙がとまらん😭
私が仕返しに行く‼️怒🤭
許さん❗笑#パクボゴム#パク・ボゴム#박보검#ParkBogum#朴寶劍 #コインロッカーの女 pic.twitter.com/RTAjm7vFuV— えっさん (@etsusanyo) December 7, 2021
しかし2015年に出演した作品から世間の評価は変わっていきます。映画「コインロッカーの女」に出演した際のパク・ボゴムさんのコメントで『演技が成長した』と自身も体感できたように急成長をしていきました。
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同じ年のドラマ「応答せよ1988」では、感情を抑えながらも説得力のある泣き演技を見せていたり、表情や目線で視聴者を作品に集中させてしまうような演技をしています。
🎉パク・ボゴム🎉26歳!! センイルチュッカヘヨ~💕🍰
雲が描いた月明かりの世子様見て、お母さんと一緒にハマった笑 かっこよすぎ😳💕 また見たい~✨
これからの活躍も期待してます✨
とりあえずファンクラブ入ります笑#パクボゴム#HappyBogumDay #朴宝剣 #BOGUMMY#雲が描いた月明かり pic.twitter.com/xphpwIdiAE— 미키(韓ドラ垢) (@128love_k_drama) June 16, 2018
そして私がパク・ボゴムさんの虜になってしまった作品である、2016年ドラマ「雲が描いた月明かり」においては、ロマンスシーンの優しい笑顔と、王子としての厳しい表情のメリハリなど素晴らしい演技ですよね。
この作品もあり2016年にはKBS演技大賞を、歴代最年少での男性最優秀賞を筆頭に多くの賞を受賞しており「スマートで賢い俳優」と最大級の評価を得ることになりました。
ソ・ガンジュン
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ソ・ガンジュンさんは1993年10月12日に京畿道軍浦市で生まれました。現在[birth day=”19931012″]歳で身長は183cm、本名はイ・スンファンさんで芸名の由来は先輩俳優のマネージャーです。韓国ではマネージャーの名前を借りると「大当たりする」というジンクスがあるようですね。
競争率2000倍といわれる新人発掘オーディション<アフターズリーグ>を勝ち抜き<5urprise(サプライズ)>のメンバーとして、2年間の演技、ダンス、歌の練習生生活を送ることになりました。
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近年K-POPが大人気となっていますが<5urprise>は他のアイドルグループとは方向性が違い、演技活動に重点を置いているため、俳優や舞台などの活躍が目立っています。
今日たくさん運転してクタクタになったのに
家に着くなり真っ先に
華政の録画見た(^_^;)毎日テレビ愛知でやってる
華政にドハマりしてる✌ソ・ガンジュンがなんとも美しい✨#華政 pic.twitter.com/tJIr6MgpY7
— meru* (@micaotome1216) May 3, 2019
ソ・ガンジュンさんは2013年ドラマ「放課後サプライズ」で俳優活動をはじめました。以降、2013年ドラマ「グッド・ドクター」などコンスタントに出演を重ねていき、2015年ドラマ「華政」では初の時代劇に挑戦しています。
初の時代劇と言うのもあり、はじめはぎこちなかった演技も、研究や努力を重ねたそうで、最終的には自然な演技になっていきました。しっかり勉強して研究する姿勢が、良い結果に繋がっているようです。
俳優ソ・ガンジュン、ドラマ「チーズ・イン・ザ・トラップ」の最後の撮影現場での様子…その2。 pic.twitter.com/WB6CHNeP8c
— クンダTV (@kndatv) March 4, 2016
2016年ドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」に出演した際のインタビューでは『僕が演技をうまくできるとは思っていません。だけど華政の時よりは成長していて、いい方向で見てくださるのではないかと思います』とコメントしています。
#ソ・ガンジュン が人間とAIロボットの1人2役を熱演!韓国ドラマ「#キミはロボット」 5月4日(月)夕方4時~ #BS12 #トゥエルビ で放送スタートhttps://t.co/EwfhUjeNDb pic.twitter.com/H5MgIqt7FL
— Korepoコレポ (@Kkorepo) April 27, 2020
この謙虚からくる勤勉こそがソ・ガンジュンさんの持ち味で、しっかりと作品毎に演技力を高めていっているのが伝わってきますよね。2018年ドラマ「キミはロボット」では、一人二役など新しい事に挑戦しています。
久々にコラージュ作ってみた🌹#ソ・ガンジュン #Watcher pic.twitter.com/b642ynU8CB
— mao💫 (@mao_skjfan) July 27, 2019
そして、2019年ドラマ「WATCHER<ウォッチャー>」では、肉体を作り込むなどの努力をして、トラウマと内面心理を繊細に表現する演技力を見事に見せてくれたのです。
ナム・ジュヒョク
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ナム・ジュヒョクさんは1994年2月22日に釜山広域市で生まれました。現在[birth day=”19940222″]歳で身長は187cm、名前は<柱赫>と書いてジュヒョクで「輝く柱になるように」という意味を込めて、おじいさんが付けたそうです。
その名前の効果があったのか、中学でバスケットをはじめると3年間で30cmも身長が伸びたのだとか。しかし、足の怪我もあってスポーツを断念すると、伸びた身長を生かしてモデルへの進路を進む事にしました。
ジョンシン インスタ
wwww会えて嬉しいです。兄弟って話をすごくよく聞くので…
SONGZIO ソウルファッションウィーク
ナム・ジュヒョク イ・ジョンシン pic.twitter.com/hAAsZYhtX4— はっ笑 (@dokihamuchan) October 18, 2014
2013年ブランド「SONGZIO」のモデルとして芸能界デビューをはたすと、2014年ドラマ「インヨ姫」で俳優活動をはじめます。2014年バラエティ番組「学校にいってきます」で一気に知名度があがりました。
見たら止まらなくなって、結局夜更かし😱 めっちゃ面白い😁#恋するジェネレーション #ナム・ジュヒョク pic.twitter.com/PeUBDbeasi
— おやま (@kdorapop_M) July 12, 2019
2015年ドラマ「恋するジェネレーション」で早くも初主演を務めると、その後は順調に話題作に出演していき、トップ俳優の仲間入りをします。それもルックスだけではなく演技力があったからなのではないでしょうか。
特にナム・ジュヒョクさんの場合は、普通の青年を演じる事が多い気がしますが、同じ様な役柄でも、他の作品の役を感じさせない役作りをされているのか、ドラマ毎にその役として記憶が残っており、演技力の高さがうかがえます。
【#ナム・ジュヒョク】
ドラマ「まぶしくて ー私たちの輝く時間ー」が #衛生劇場 @EISEI_GEKIJO で放送決定🎉✔️11月4日(月) 23:00放送スタート❣️
毎週月曜 23:00~25:30(2話連続放送)番組詳細はこちら🔍ぜひご覧ください📺💘
▶︎https://t.co/ug41UeBq4X#ナムジュヒョク #NAMJOOHYUK #남주혁 pic.twitter.com/RrySG06Lm3— YG JAPAN official (@YGJAPANofficial) October 29, 2019
2019年ドラマ「まぶしくて」では、ナム・ジュヒョクではなくジュナにしか見えないほど役に没頭していたのが伝わってきます。本人も泣くシーンで『自然と涙を流した』とコメントしているほどでした。
ヨ・ジング
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ヨ・ジングさんは1997年8月13日にソウル特別市で生まれました。現在[birth day=”19970813″]歳で身長は177cm、名前は<珍九>と書いてジングで「九つの宝に恵まれる」という意味があり、名字も珍しい事から、決まるまで両親は色々悩まれたそうです。
韓国の俳優の中では特に高身長というわけでもなく、自身も『イケメンではなく石男子』と答えており、韓流の王道イケメンとは少し違うのかもしれませんが、謙虚な気持ちと愛される人柄がとても素晴らしいのです。
大きな瞳と低く響く声や、謙虚さと勤勉な姿勢。そしてスタッフに愛される人柄によって持っていた演技の才能を光り輝くものとした経験こそが、名前の九つの宝に恵まれたと言えるのではないでしょうか。
ヨ・ジング
「サッド・ムービー」の時がデビューで8歳だったの。
子役すらやったことなかったこの子にどんだけ号泣させられたか😭😭😭
いい役者さんになったね👏#これ見た人は子役が成長した画像貼れ pic.twitter.com/o1N7Oc4CRM— nobry :)) (@noma1022) May 15, 2018
2005年映画「サッド・ムービー」で8歳にして俳優デビューしました。ここから20代半ばまでドラマ28、映画13、合わせて41作品という膨大な出演量となっています。韓流ファンなら一度は目にしている訳ですよね。
『왕이 된 남자/王になった男』
映画とは全く違う物語になってきた。8話の視聴率9.455%
tvN月火ドラマの記録を破った「100日の郎君様」の少し上を行きながら上昇中↗️
ヨ・ジング くんの2役がすごい😲まだ21才😲
都承旨キム・サンギョンの苦悩の表情が素晴らしく、偽王とのケミが見所だ😊 pic.twitter.com/lnHe0IXoYq— hanayo4 (@hanayo4) January 30, 2019
2019年ドラマ「王になった男」は特に演技力の高さが見られました。このドラマでは「王・イホン」と王とそっくりの「道化師ハソン」の二役を演じているのですが、相反するふたつの役柄を演じたかと思えば、さらには高度な演技をしていたことに気がつきます。
同じ冷酷に振る舞うシーンでも、元々冷酷な方の人物と温和な方の人物では、目の使い方が違うという演技をされているのです。ただ凄みのある圧力だけは似ているので、ドラマ内では周囲の人々が、王と道化師が入れ替わっているのに気づかないのも納得してしまいます。
そしてなにより声が低いのにしっかり届くので、見ていてとても気持ちよくなるのです。史劇が似合うイメージがあるのも、この声からなのかもしれません。
パク・ヒョンシク
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パク・ヒョンシクさんは1991年11月16日に龍仁市器興区で生まれました。現在[birth day=”19911116″]歳で身長は183cm、名前は<炯植>と書いてヒョンシクで「光を植える」という意味があり、大物に育って欲しいという願いが込められているそうです。
小さな光が大きな光になるようにとの願いもあるそうですが、パク・ヒョンシクさんは練習生からコツコツと自身を磨いて、現在のような知名度になっていますので、まさに名前の通りになっているのではないでしょうか。
パク・ヒョンシク出演のミュージカル「オオカミの誘惑」。初ミュージカルの初日でした^0^。박형식 출연의 뮤지컬 「늑대의 유혹」.
첫뮤지컬의 첫날이었습니다 ^0^. #パク・ヒョンシク #박형식 #ZEA pic.twitter.com/P5QDJFiFi5— kazumi (@kazumisi) July 19, 2017
2010年アイドルグループ<ZE:A(ゼア)>のメンバーとして芸能界デビューすると、2011年「オオカミの誘惑」でミュージカルを経験し、2012年ドラマ「愛の贈りもの」で俳優活動をはじめました。
ZE:Aのパク・ヒョンシク×5urpriseソ・ガンジュン競演「家族なのにどうして~ボクらの恋日記~」、6/16(木)LaLa TVにて放送スタート!https://t.co/B2bzpwi7kT pic.twitter.com/v7XFuArTlk
— 韓流Mpost(エムポスト) (@mposttv) June 15, 2016
2014年ドラマ「家族なのにどうして」に出演したことで、長編ドラマ、高視聴率と相まって知名度が一気に上昇したのです。ここからは多数の話題作に出演していき、演技をするアイドル<演技ドル>の中でもトップクラスとなります。
出演作毎に違う役柄が多くカメレオン俳優とも呼ばれるほどで、とくに王や御曹司の役をした際には、役毎に表情にでる感情表現が違っており、上品な雰囲気もあわさり存在感が凄いと感じさせられました。
花郎のパク・ヒョンシクがイケメンすぎて辛い。
観たすぎて寝たいけど寝たくない。
長髪も似合うとかきいてない。 pic.twitter.com/2dEMlKAm1E— 遊弥 (@SeiyuYy) August 8, 2020
2016年ドラマ「花郎<ファラン>」での演技は見事で、自分の正体を隠しながらも上品であり、しかし仲間との子供のような表情で接している姿など、複雑な心理を持つ役柄を見事に表現したのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか?
間違いなく今後も韓流を盛り上げてくれる俳優さん5人ですので、気になった俳優さんがいたら過去の作品を見てみるのも良いのではないでしょうか。私も記事を書いていて、見ていなかった作品を見てみたいと思ってしまいました。
これからも話題作を届けてくれると思いますので、その時に気になった俳優さんのドラマを一気に視聴するのも楽しいかもしれないですよね。演技力という部分に注意して見てみるのも、楽しみ方のひとつだと感じていただけたら幸いです。