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ぽっかぽか】はどんなドラマ？出演者の現在は？

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皆さんは「ぽっかぽか」というドラマをご存知でしょうか。深見じゅんさんの人気漫画をテレビドラマ化した作品で、平凡なサラリーマン夫婦と娘の3人家族を主人公にした、心温まるホームコメディです。

「ぽっかぽか」はTBS系列の昼のドラマ「花王・愛の劇場」で3回にわたりテレビドラマ化されました。(「ぽっかぽか」が1994年6月〜7月、全30話「ぽっかぽか2」が1995年9月〜10月、全40話「ぽっかぽか3」が1996年12月〜1997年2月、全45話。)

ドラマ版の「ぽっかぽか」は原作の漫画と比べると、登場人物の扱いがだいぶ異なる場合がありますが、ドラマは大変好評でした。

そこで今回は、この「ぽっかぽか」に主要キャストとして出演した女優・俳優の皆様の現在についてご紹介したいと思います。

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ぽっかぽかはどんなドラマ？

自然あふれる郊外のベッドタウンで暮らす田所一家。田所慶彦は田村精密機械・営業部勤務、妻の田所麻美は朝寝坊で昼寝が好きな主婦、そして娘の田所あすかは幼稚園に通っており、慶彦を「ちち」、麻美を「はは」と呼んでいます。

お隣の鶴見家は、大人しくてあまり目立たない主人の鶴見修一、妻の鶴見幸子、そして娘の鶴見あさみの3人家族。

そして田所家の向かいに住んでいるのはしっかり者の主婦・八木文江が単身赴任で夫が不在中の家を守っています。

「ぽっかぽか」では田所一家の日常生活とご近所などで起こる出来事が、結婚、出産、育児、など夫婦間で起こる様々な問題と絡めて描かれます。

主に問題や悩みを抱えるのは麻美のママ友であり、若い夫婦間の問題が多く、各回のエピソードもほとんど麻美を中心に描かれますが、時にはリストラ、熟年離婚などのように慶彦の会社での人間関係が主体となる場合もあります。

そして、麻美や慶彦が中心となり問題や悩みにぶつかったり、幼いあすかの視点からの絵本的タッチのエピソードなどもあり、彼らの日常がコミカルに、時にはシリアスに描かれたホームコメディとなっています。

主題歌は1~3シリーズ通して楠瀬誠志郎さんの「しあわせはまだかい」がそれぞれ違うバージョンで使われました。

出演者の現在は？

それではここで、ホームドラマの名作「ぽっかぽか」に出演した皆様の現在に迫ってみましょう。

七瀬なつみ（田所麻美）

七瀬なつみさんが演じた田所麻美は独身時代はアパレル業界に勤務しており、趣味は作詞・作曲で好物はおでん。家族には内緒の喫煙者でもあります。

七瀬なつみさんは映画「桜の樹の下で」の体当たり演技でブレイク、「ぽっかぽか」の母親役で全国的な知名度を獲得します。その後もドラマ「おみやさん」の他、映画、舞台と活躍し、2022年現在も女優として活動しています。

学生時代から筋金入りの「ビートたけしファン」である七瀬なつみさん。レコード、書籍、たけちゃんマン人形、などを収集。かつては、起床後および就寝前には愛情を込めて「たけちゃん」とたけしさんが生まれた足立区に向かって100回叫ぶということを実践しました。

七瀬なつみさんは2000年にTVディレクターと結婚しますが、2003年に離婚。2006年に俳優の若杉宏二さんと再婚。長男を出産しますがその後、別居の末離婚が報じられましたが、息子さんのため若杉という姓のままで離婚も公表していないと語っていました。

2021年には片岡鶴太郎さん主演のドラマ「終着駅シリーズ　停年のない殺意」に出演し、ベテランらしい落ち着いた演技を見せてくれました。また、自身のブログには息子さんに作ったお弁当、そして日常の出来事などを綴っています。

 

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羽場裕一（田所慶彦）

羽場裕一さん演じる田所慶彦は麻美とはお見合い結婚。プロポーズのきっかけは、デートで出かけた静岡で食べたバナナサンデーです。おおらかな性格ですが、頑固な面も持ち合わせています。

羽場裕一さんの名前を聞いてもすぐには顔が思い浮かばない方もいらっしゃると思います。

ネットで調べてみると、「あーこの俳優さんか！」「あの悪役のね」と合点することが多いのではないでしょうか。時代劇でも現代劇でも素晴らしい存在感を持った俳優さんです。

羽場裕一さんはドラマ「ぽっかぽか」における心優しいお父さんの役で人気を集めます。その後「温泉若おかみの殺人推理」などのシリーズに出演。2021年には「イチケイのカラス」「大富豪同心2」2022年には「必殺仕事人」などで活躍中です。

羽場裕一さんの息子・羽場涼介さんは俳優としてテレビや舞台で活躍しています。お二人は別々ですが、「相棒」に出演したこともあります。いずれは親子の共演が実現するかもしれませんね。

また、妻の羽場さゆりさんは元女優。現在は脚本家として活動していて、「世にも奇妙な物語」などの脚本を手がけたこともあります。ただし現在は専業主婦になっているという噂もあります。ちなみに夫婦関係は良好のようです。

 

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上脇結友（田所あすか）

上脇結友さんが演じた田所あすかは田所家の長女で幼稚園児。ショートカットにズボンというスタイルのために、いつも男の子に間違えられます。

上脇結友さんは「ぽっかぽか」でデビュー後ドラマ「若葉のころ」「3年B組金八先生」などに出演。2017年、俳優の田中康寛さんと結婚し長男を出産します。お二人は共通の知り合いが開いた食事会で出会って交際に発展したそうです。

結婚願望はあったけれど、まさかこんなに早く結婚するとは思ってもいなかった上脇結友さんが結婚した決め手は、田中康寛さんが家族を大切にする人だからということです。

上脇結友さんは2011年の「生まれる」以降はドラマには出ていないようです。舞台には定期的に出演しており、2020年には「忖度裁判」に出演しています。

お子さんもまだ小さいので、何かと大変だと思います。しかし、お子さんが大きくなって手がかからなくなったら、またドラマなどに出演して明るい笑顔を見せてくれたら嬉しいですね。

 

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山田雅人（中村篤志）

慶彦の会社の同僚で、大学時代からの親友・中村篤志を演じた山田雅人さんは、南こうせつさんに憧れて16歳で歌と作曲を始め、シンガーソングライターとしてライブ活動を開始。ライブ中のMCを聞いた松竹芸能の社員にタレントとしてスカウトされました。

森脇健児さんとともに、若者向けのバラエティ番組「ざまあKANKAN!」の司会に抜擢され、全国区に進出する足掛かりを掴み、松竹を円満退社後は「ぽっかぽか」など多くのテレビ番組に出演します。

山田雅人さんは2022年現在も「かたりの世界」を続けています。自分にとって「芸を磨く」とは何かを常に考えているのです。山田雅人さんが実践する「かたり」というのは一人芝居あるいは朗読、漫談、落語などといったものとは全く違うものです。

取材を重ね、現地を訪ねて辿り着いた真実に迫る。どんなに時代が変わっても忘れてはいけないものがある。そして「あきらめない」を伝えたい。これをテーマとして語り始めた山田雅人さんは、自らのライフワークを見つけたのです。

その日の観客と一緒に作り上げる、それが「かたり」であると考える山田雅人さん。聞き手である私たちはそれを聞きながら頭の中に浮かべた映像に浸ることができるのですね。とても素晴らしい取り組みだと思います。今後も末長く続けていただきたいものです。

 

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宮田早苗（中村洋子）

中村篤の妻・中村洋子を演じた宮田早苗さんは「ぽっかぽか」以降も「ショムニ」「HERO」「ナースのお仕事」「おくりびと」「ハッピーフライト」などの作品に出演。最近も「サロガシー」「相棒Season20」など、2022年現在も女優として活躍中です。

「劇団東京乾電池」に所属している宮田早苗さんですが、舞台デビューは「星降る夜お逢いしましょう」でした。それ以降は「劇団東京乾電池」の公演のほか、様々な舞台に出演。その後テレビドラマにも進出しました。

2014年に出演した「ニビシ醤油」のCM「こころに、ごちそうを。『母の手紙』篇」に出演し、ドイツにサッカー留学した息子を心配する母親を演じますが、視聴者からは「ニビシのCM泣ける」「号泣あれはずるいー！」など大きな話題となりました。

このようにCMやテレビドラマ、映画では母親役を多く演じていますが、宮田早苗さんは結婚されているのか？お子さんはいるのか？プライベートの情報がないので不明です。

宮田早苗さんは「病気」というワードで調べられたこともありましたが、病気であるという事実はなくお元気です。おそらく以前舞台で先天的な病気を患う主人公の母親を演じたり、ドラマ「ラジエーションハウス」で病気にかかった女性を演じたからかもしれません。

舞台で培われた確かな演技力で、デビュー以来名脇役として活躍してきた宮田早苗さん。今後もドラマや映画で頑張っていただきたいと思います。

松田美由紀（八木文江）

松田美由紀さん演じる八木文江は田所家の向かいに住むしっかり者の主婦で、義理の両親と息子の面倒を見ています。

松田美由紀さんの夫は1989年に亡くなった俳優の 松田優作さん。姉は女優の熊谷真実さん。そして長男は俳優の松田龍平さん、次男は俳優の松田翔太さん、長女の松田ゆう姫さんはエレクトロユニット「Young Juvenile Youth」のボーカル担当です。

10代からモデルとして活動し、1979年「金田一耕助の冒険」でデビュー。以降「ぽっかぽか」「魔女の条件」など多くの作品に出演。最近ではドラマ「犬神家の一族」「SUPER RICH」などに出演。2022年現在も女優として活躍中です。

長女の松田ゆう姫さんが自身のインスタグラムで母・松田美由紀さんとの2ショットを公開。これは松田美由紀さんの還暦の誕生日を祝ったもの。 微笑ましい1枚で、ファンからは「お母様素敵」「ゆう姫そっくりで美人親子」など絶賛の声が。

また、実の姉である女優の熊谷真実さんも自身のインスタグラムで松田美由紀さんの写真を公開。松田美由紀さんのライブの告知をしたり、還暦のお祝いを述べたりと、姉妹の仲の良さが感じられ、フォロワーからも「めっちゃ素敵な姉妹」などの反響がありました。

田中哲司（峰岸一）

田中哲司さんが演じた峰岸一は峰岸工務店の長男で、竹下先生とお見合いをしますが、白紙となります。

現在も名脇役として 活躍する田中哲司さん。「ブラッディ・マンデイ」「SPEC」「真犯人フラグ」などのヒット作に出演していますが、基本的には悪役を演じるイメージで知られ、「田中さんはやっぱり悪い方がいいね」などというツイートが送られたことも。

2007年のドラマ「ジョシデカ！女子刑事」で共演した女優の仲間由紀恵さんと親しくなり交際へと発展。2014年に結婚し2018年には一卵性双生児の男の子が誕生しました。

子供が生まれてからは田中哲司さんも心を入れ替えたようで、それまでやらなかった料理まで手伝うようになったそうです。子煩悩パパになり、妻をサポートし、おむつ替えやお風呂に入れたりもしているとのことです。

今後も家庭を大事にしながら名脇役としてドラマや映画に出演してほしいですね。

吉瀬美智子（辰巳/斉藤珠子）

蕎麦屋の娘で出前担当の辰巳(斉藤) 珠子を演じた吉瀬美智子さんはモデルとしてデビューした後、ドラマ「LIAR GAME」「ブラッディ・マンデイ」などで注目されます。そして2021年は映画「劇場版シグナル」などで活躍中です。

2010年に実業家の田中健彦さんと結婚しますが、2021年に離婚。二人の馴れ初めは2005年頃のパーティー。そこから田中健彦さんの猛アプローチが始まり、交際に発展します。田中健彦さんはもともと吉瀬美智子さんの大ファンだったそうです。

吉瀬美智子さんが結婚を決めたきっかけは「これまで旦那さんがそばで支えてきてくれたこと」「いつも笑顔と大きな心で温かく見守ってくれたこと」だそうです。

お二人の間には女の子が二人。吉瀬美智子さんはドラマのレギュラーの仕事があっても娘たちのお弁当作りは欠かさないそうです。田中健彦さんも子育てには協力的で、吉瀬美智子さんは「イクメンパパ」と呼んでいたとのことで、離婚はとても残念です。

2021年、テレビ番組で芸能リポーターの井上公造さんが、吉瀬美智子さんの離婚の原因は本人の潔癖症にあったと語りました。本人の潔癖症に対し、夫は脱ぎ散らしのタイプだったようです。

 

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柏原崇（三好武）

町内会長・三好敏子の息子・三好武を演じた柏原崇さんは1993年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。翌年、ドラマ「青春の影」で俳優デビュー。映画「Love Letter」で日本アカデミー賞新人賞を受賞します。

その後もドラマ「白線流し」「イタズラなKiss」映画「アナザヘヴン」「相棒ー劇場版ー絶体絶命！」などで活躍します。

2004年には女優の畑野浩子さんと結婚しますが、同年、路上にはみ出し駐車をしていた人物とトラブルを起こし、芸能活動を休止して謹慎生活に入ります。謹慎明けの2006年にドラマに復帰。しかしこの年、離婚してしまいました。原因はこのトラブルだそうです。

最近はテレビなどでも柏原崇さんの姿を見ません。これについては、まず前述の駐車トラブルによるイメージダウンが挙げられます。手をあげてしまったというのはやはり致命的ですね。

そしてもう一つ考えられるのは畑野浩子さんとの結婚。この結婚が畑野浩子さんを気に入っていた芸能界の大物の逆鱗に触れ、事務所の権力を使って柏原崇さんに圧力をかけたのではないかとも言われています。

中国でも人気のある柏原崇さん。2022年現在、日本での活動の予定はなさそうですが、いつかまたお会いできる日を楽しみにしています。

 

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山崎邦正/月亭方正(魚政)

軽トラックで移動販売をしている魚屋さん・魚政を演じた月亭方正さん。旧芸名は山崎邦正でした。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！！」にレギュラー出演後 「天才てれびくん」の司会も担当します。

その後も山崎法制として多くのバラエティ番組に出演し大活躍。2008年に落語家の月亭八方さんから「月亭方正」を名乗ることを許可され、落語家として高座に上がるようになります。

月亭方正さんの妻は山崎あやさん。現在YouTuberとして「Aya Free Life」というチャンネルで活動中。始めたきっかけは「月亭方正さんのことを知ってもらいたい」「落語に興味を持ってほしい」ということだそうです。

月亭方正さんと山崎あやさんの出会いは六本木でのナンパがきっかけだとのこと。路上で見かけ、可愛いと一目惚れして声をかけた相手が山崎あやさんでした。月亭方正さんの猛アタックの後交際が始まり、やがてプロポーズ。2001年に結婚を発表しました。

2022年、コロナ禍の中でも各地での独演会や三人会などに忙しく飛び回っている月亭方正さん。これからも人気落語家として上方落語を盛り上げていただきたいものです。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。ドラマ「ぽっかぽか」。心がほっこりとする、まさにホームドラマの名作ですね。お昼の時間帯にぴったりの作品でした。

出演者の方々もほぼ現在まで活躍しているのは嬉しいことです。特に、530人もの応募者の中から選ばれたというだけあって、あすか役の上脇結友さんの演技は抜群。天才子役でした。現在は母親になっているなんて微笑ましいですね。

皆様の今後の活躍をお祈りしたい気持ちになります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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