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【名前をなくした女神】はどんなドラマ？子役の現在は？

 

現在では普通に聞かれる「ママ友」や「公園デビュー」という言葉ですが、これらはおそらく1990年代あたりから使われ出したと思われます。

この「ママ友」をテーマにしたドラマ「名前をなくした女神」を皆さんは覚えていらっしゃいますか。

「名前をなくした女神」はフジテレビ系列で2011年4月12日から6月21日まで放送された連続ドラマでキャッチコピーは「ようこそ、ママ友地獄へ。」主演は杏さんでした。

「名前をなくした女神」は子供の小学校受験を控えたママ友達の間で繰り広げられる、嫉妬、見栄、嘘、裏切り、そして騙し合いなど、複雑な人間関係を描いたドラマです。

杏さんはこの作品が連続ドラマ初主演となり、夫役のつるの剛士さんも2年ぶりの連続ドラマ出演。そしてKEIJIさん(EXILE)の連続ドラマ初出演作となりました。主題歌はアンジェラ・アキさんの「始まりのバラード」。桑田佳祐さんも絶賛した名曲です。

そして、この作品では当然ながら子役の存在が大きなウエイトを占めています。そこで今回は、この「名前をなくした女神」に出演した可愛い子役の皆様の現在についてご紹介したいと思います。

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名前をなくした女神はどんなドラマ？

そもそも、タイトルの「名前をなくした女神」とはどういう意味でしょうか？日本の女性は結婚すると「〇〇さんの奥さん」そして子供を持つと「〇〇くん、〇〇ちゃんのママ」と呼ばれるようになり、自分の名前で呼ばれなくなってしまうという意味です。

では、ストーリーの説明に入る前に、主要人物とその家族をご紹介しましょう。

秋山家は、短大卒業後ハウスメーカーに就職しましたが、リストラによりやむなく専業主婦となった、明るく真っ直ぐな性格の秋山侑子と夫の会社員・秋山拓水、そして一人息子、もも組の児童で5歳の秋山健太。

安野家は明朗快活で世話好きですが、家庭では夫からDVを受けている安野ちひろと夫で銀行員の安野英孝。一人息子でもも組児童、5歳の安野爽。

進藤家はセレブママを気取るためにおしゃれに精を出し、無理して高級マンションに住むヤンママの進藤真央と夫でトラック運転手の進藤陸。そして一人娘でもも組、5歳の進藤羅羅。

沢田家は輸入ネットショップ社長の沢田利華子と夫で元人気モデルの沢田圭。そして5歳でもも組児童の沢田海斗。沢田利華子の連れ子で11歳の沢田空斗。

本宮家はクールな面を持つカリスマ主婦読者モデルの本宮レイナと、夫で会社社長の本宮功治。そして一人娘でもも組児童、5歳の本宮彩香。

「名前をなくした女神」はこの5家族のもも組児童の小学校「お受験」を軸に、5人の「幼稚園ママ友」の間で繰り広げられる複雑な人間関係を描いています。

一度入ったら抜け出せない「ママ友地獄」。卒業、就職、結婚、出産で終わると思っていた女性の闘い。しかし、そこに待ち受けていたのは「ママ友」「お受験」という新たな闘いだったのです。

この作品では加熱する「お受験戦争」を背景に「ママ友」社会の光と闇を描くことで、母親たちの強さ、もろさ、弱さ、恐ろしさを炙り出します。

これは突然そんな闘いに巻き込まれた平凡な主婦が、暗く長いトンネルを抜け出し、光を見出すまでの奮戦記であり、また見失いそうになった自分を取り戻し、自らの芯の強さ、母性の強さを再度自覚する、再生のストーリーとも言えます。

トンネルを抜けた時、彼女の前にはきっと、母として、妻として、そして一人の女性として、自分の人生を豊かにしてくれるベストな選択肢が待っているはず・・・。

出演した子役の現在は？

それではここで、「名前をなくした女神」に出演した子役の皆様の現在に迫ってみましょう！

小林星蘭 (本宮 彩香 )

本宮家の一人娘でお受験のために母親の厳しい躾や日々の学習ドリルなどを素直にこなしている、本宮綾香を演じた小林星蘭さん。2009年にカルピスのCMで芸能界デビュー。同年「サマヨイザクラ」でドラマデビューも果たします。

2010年には映画「君が踊る、夏」ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」に出演し、2011年に「名前をなくした女神」 で大活躍。2012年には「名前をなくした女神」で共演した谷花音さんとの音楽ユニット「すたーふらわー」でCDデビューもしました。

その後も「ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」「謎解きはディナーのあとでスペシャル船上探偵・影山」「水曜ミステリー９駐在刑事」などに出演。声優として「若おかみは小学生！」「ヒーリングッド・プリキュア」も担当しました。

2022年2月、小林星蘭さんは自身のインスタグラムを更新し、ピンクヘアの最新ショットを公開。踊る動画をアップしました。フォロワーからは「可愛すぎる」「めっちゃこの色似合う！」「星蘭ちゃんの可愛さに心奪われました」などの声が続々と上がっています。

 

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谷花音 (進藤 羅羅 )

進藤家の一人娘で少し生意気ですが、本来は素直でおしゃまな進藤羅羅を演じた谷花音さんは「名前をなくした女神」の後ドラマ「全開ガール」への出演やNECのCMのナビゲーター への起用で一躍注目を浴びました。

2012年には「beポンキッキーズ」のメインキャストを鈴木福さんとともに最年少で務め、翌年「福と花音」のユニットで「ネコニャンニャンイヌワンワンカエルもアヒルもガーガーがー」でデビュー。「上京物語」で映画デビューもします。

また、2014年には舞台「Paco~パコと魔法の絵本〜from「ガマ王子vsザリガニ魔人」で主役のパコを演じました。

2022年現在もタレントとして活躍中の谷花音さん。大学受験のために芸能活動をセーブして日々勉強に取り組んでいるそうです。また、半年間アメリカへ留学し、帰国しました。

2月には「クイズ！あなたは小学5年生より賢いの？」に出演し、高校2年になった今「将来は英語の教員免許を取りたい。もしも先生になれたら生徒たちに留学の話ができたらいいなと思う」と将来の夢を語っています。頑張ってほしいですね。

 

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藤本哉汰 (秋山 健太 )

藤本哉汰さん演じる秋山健太は、秋山家の一人息子で引っ越し先と過去の環境の違いから、同級生から好奇の目で見られ、 いじめられることもありますが、誰からも好かれる明るく優しい性格です。

藤本哉汰さんは「名前をなくした女神」以降も「家政婦のミタ」「おんな城主直虎」「こどもしょくどう」「明日、ママがいない」などに出演。近年も「仮面ライダーゼロワン」「青のSP-学校内警察・嶋田隆平」などでイケメン俳優として活躍中です。

大河ドラマ「おんな城主直虎」では三浦春馬さんとも共演しました。現場では直接話す機会もあり「三浦さんはものすごく優しくて、学校の話を聞いてくれたり、色々とお話ししてくれました」と当時を振り返っています。

多くのドラマに出演している藤本哉汰さんですが、歴代の作品を見ていくと幼い顔立ちが少しずつ青年になっていく姿がわかりますね。演技にも磨きがかかってきたように感じられますので、今後の活躍がとても楽しみです。

 

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長島暉実 (安野 爽 )

長島暉実さん演じる安野爽は安野家の一人息子で容姿とメガネも父親そっくり。母思いの性格ですが、内気で恥ずかしがり屋のため友達は少ないようです。

長島暉実さんは4歳からテレビドラマに出演し、「名前をなくした女神」以降も「美男ですね」「ハングリー！」「ちびまる子ちゃん」など多くのドラマに出演。2022年現在は日本テレビのミニバラエティ番組「ワーズハウスへようこそ」に出演中です。

長島暉実さんはNHK教育テレビの「にほんごであそぼ」にもレギュラー出演していました。この番組は日本語の豊かな表現に親しみ、日本語感覚を身につけることを狙いとする言語バラエティ番組です。「ややこしや」という流行語もこの番組から生まれました。

現在は前述の「ワーズハウスへようこそ」以外ドラマなどには出演していないようですが、いつかまたドラマで、成長した姿を見せてくれるのではないでしょうか。期待しましょう。

 

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今井悠貴 (沢田空斗)

今井悠貴さんが演じた沢田空斗は沢田利華子と前夫の子で沢田海斗の兄。明朗活発でしっかり者。弟をとても可愛がっています。

今井悠貴さんは3歳の時、母親に「テレビに出たい」と言ったところ劇団に連れて行かれ、そのまま子役の仕事を始めました。2003年からドラマに出演。「ごくせん」「ガリレオ」「コードブルー」「医龍」大河ドラマ「西郷どん」など人気作品で活躍しています。

2020年にはドラマ「ハイポジ1986年、二度目の青春。」に主演。その後も「父と息子の地下アイドル」「ケイジとケンジ所轄と地検の24時」「24JAPAN」などに出演し、2022年現在も俳優として活躍中です。

今井悠貴さんは最近では正統派からクセの強い役柄まで演じており、鬼気迫るその演技力が「怖い」「不気味」と感じる視聴者も多いようです。これはドラマ「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」において、テロを企てる狂気に満ちた少年を演じたためです。

これほど視聴者に強いインパクトを与える演技力はさすがですね。役者としての成長の証ではないでしょうか。今後も幅広い演技ができる実力派の俳優を目指して頑張ってほしいですね。ちなみにお年頃の今井悠貴さん、現在は彼女もいないし、何の噂もないようです。

 

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内田淳貴（沢田海斗）

内田淳喜さんが演じた沢田海斗は沢田利華子と沢田圭の子供、沢田空斗の弟役として出演。ハーフということで、「名前をなくした女神」出演当時、可愛すぎる！と話題になりました。

現在についてですが、芸能活動はやっていないのか、情報が見つけられませんでした。

もしかしたら芸能界は引退し、別の場所で頑張っているのかもしれませんね。きっとイケメンに成長していることと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか、「名前をなくした女神」。「ママ友」ドラマという発想が斬新で面白かったですね。

ママ友たちを中心にストーリーが展開していきますが、なんといっても子役の皆様が可愛かったです。泣いたり笑ったり、大人顔負けの演技力だと思います。

出演した子役の皆様が俳優やタレントとして現在も活躍している姿は微笑ましいものがあります。学業も大変だと思いますが、うまく両立させて頑張ってほしいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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