ドラマ『天国の階段』で大ブレイクしたクォン・サンウさんは一躍大スターになりましたが、それまでの役者歴についてや、ドラマや映画の作品についても詳しく調べてみました。その他、現在のクォン・サンウさんについても併せてご覧ください。
クォン・サンウはどんな人?
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- 生年月日:1976年8月5日
- 身長:183cm
- 血液型:O型
母親と兄の3人家族のクォン・サンウさんは、生後6ヶ月の頃に父親を亡くしています。兵役はデビュー前に終えていたのですが、母子家庭で家計が苦しかったため早く入隊して早く仕事に就きたかったとか。
もちろん、志願入隊ではあったのですが、事実上、母親による強制入隊だったといつかのインタビューで話していたクォン・サンウさん。
そして、1998年にモデルとしてデビューしましたが、俳優志望だったため、ミュージックビデオやドラマの端役を経て、2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』で役者デビューを果たしました。
モデル時代から併せると数年の無名時代もありましたが、2001年のアクション映画『火山高』でスクリーンデビューし注目を集めます。
【권상우】クォンサンウ情報![http://t.co/Co4X4K8LUj]チャン・ヒョク、シン・ミナ、クォン・サンウ主演’火山高’リブートプロジェクトに突入!2001年封切した韓国映画’火山高’製作会社は今年創立20周年を迎えて pic.twitter.com/vcWFYPq1pl
— へいん (@kswoo8050) April 19, 2015
その後、2002年のドラマ『ただいま恋愛中』や、2003年のドラマ『太陽に向かって』でメインキャストに抜擢され、徐々に名前が知られるようになったクォン・サンウさん。
2003年のドラマ『天国の階段』は、アジア各国で放送され、日本でもかなりの人気を集め一気に韓流スターの仲間入りになりました。しかし、一部のインターネットユーザーからは下手な演技俳優だと書かれることもあったそうです。
発声が悪く、声のトーンが少し高くて、大田(テジョン)出身という事もあり発音も不正確だったので、セリフを言うと劇の雰囲気が悪くなると酷評する人もいたのですが、表情や雰囲気で表現する演技力は良いと高評価を得ることもあったとか。
2010年のドラマ『野王~愛と欲望の果て~』や、2013年のドラマ『レディプレジデント』などでの演技を見れば分かるように、発音さえ除けば演技力は良いと、芸能関係者も話していたそうです。
演技力論争と歳月のためか、2000年代後半以降、以前ほどの人気は見せられず、本人も結婚、育児とカフェ事業など他の仕事に熱中する姿もありましたが、もちろん俳優の仕事もしていないわけではなく、数は少なくなったもののドラマや映画にも出演しています。
『天国の階段』などで見せたクォン・サンウさん特有の感性演技と、鍛え上げられたいい体格を利用したアクションシーンなどで、まだまだ活躍中です。役者として注目もされましたが、身体を鍛えていることでも有名なクォン・サンウさん。
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現在は身体を鍛えている芸能人が多いため、それほど珍しいことではありませんが、2000年代初めには歌手のキム・ジョングクさんや、ピ/RAINさんと共に体格のいい芸能人の1人として注目もされていました。
特に腹筋は今でも芸能人の中では、最高に綺麗でバランスの取れたシックスパックと評価されているんです。私生活では2008年に、女優のソン・テヨンさんと結婚し2児の父親になりました。とても家族思いの良い夫、父親をしていることでも知られていますよね。
天国の階段でブレイク!おすすめ出演作品についても
2003年のドラマ『天国の階段』は、世界的にブレイクしたドラマで、全22話の作品で最高視聴率45.3%を記録し、SBS演技大賞ネチズン最高人気賞と、10大スター賞の2つの賞を受賞。共演は、こちらのドラマで涙の女王と呼ばれるようになったチェ・ジウさんです。
もう20年近く前の韓流ドラマ【天国の階段】だけど…何回見ても泣ける(T ^ T)#天国の階段 #韓流 #チェジウ #クォン・サンウ pic.twitter.com/8TKkNojxUh
— はる (@Haru77160310) May 13, 2021
チェ・ジウさん演じる韓国で有名な建築家の教授の娘チョンソと、クォン・サンウさん演じるデパートや遊園地を経営するグローバルグループの会長の一人息子ソンジュは、兄妹のような関係でもあり、時には恋人のように共に安らげる間柄でした。
チョンソの親が再婚したため、新しい家族と仲良くしようと努力しますが、継母とその連れ子に色々なことから嫉妬され、チョンソからソンジュを奪うために激しい嫌がらせを受けます。
そして、ソンジュが海外へ留学し数年後に帰ってきて再会を果たそうとするのですが、そこで大事件が起きる、はかなくも切ない恋心を描いたラブストーリーです。
こちらのドラマは、日本でも再放送を数年にわたって放送し、とてもつらい物語ではありますが、何度も観たという視聴者も少なくありませんでした。
この「天国の階段」の出演が有名なクォン・サンウさんですが、他にも数多くのドラマや映画に出演しており、2009年のドラマ『シンデレラマン』は、1人2役を務めた作品です。
クォン・サンウが二役を熱演!「シンデレラマン」第1話~5話のあらすじ-BS11|予告動画 – ナビコン・ニュース https://t.co/mpCEuvUpEh#クォン・サンウ #シンデレラマン #BS11 @jyuittyan_bs11 #韓国ドラマ pic.twitter.com/hydrwDgD6H
— ナビコン-韓ドラここが知りたい (@navicon_kandora) January 23, 2018
こちらは、東大門のファッション街を背景に、クォン・サンウさんが演じる成功を夢見る貧乏な男性と、やせ細った財閥3世の男性の人生が行き交う物語で、生きている背景や性格は正反対ですが、顔だけは似ている2人が入れ替わり人生の交換をするというストーリー。
シンデレラのような人生の逆転を夢見る男女の成功と挫折、恋と葛藤が盛り込まれている話で、クォン・サンウさんの他には、ガールズグループ少女時代のユナさんや、ソン・チャンウィさん、ハン・ウンジョンさんが出演しています。
490万人以上の映画動員数でクォン・サンウさんが出演した作品で一番多かった大ヒット映画が、キム・ハヌルさんとコン・ユさんと共演した2002年のロマンスコメディ映画『同い年の家庭教師』です。
こちらの作品は、キム・ハヌルさん演じる女子大生が授業料を稼ぐために家庭教師のアルバイトをするのですが、母親の金持ちの友人の息子であるクォン・サンウさん演じる不良高校生の家庭教師を任されることに。
実は、進級できずに留年してしまった高校5年生で、なんと同じ年だったのです。彼のあまりの態度の悪さに爆発寸前ですが、徐々にお互い惹かれあっていく若者の物語で、こちらでも第39回百想芸術大賞男性新人演技賞と、第40回大鐘賞映画祭男性新人賞を受賞。
もう一作品は、2010年の映画『戦火の中へ』ですが、こちらは『私の頭の中の消しゴム』や、『サヨナライツカ』のイ・ジェハン監督が、朝鮮戦争における驚きの実話を映画化した悲劇の戦争悲話なんです。
戦火の中へっていう韓国映画
最近見た映画で一番のおすすめ!
朝鮮戦争時釜山橋頭堡の戦いで戦った学徒兵の話
演出の仕方とか自分好みの作品で最後はめちゃくちゃ感動した! pic.twitter.com/OHtvQoE5cE— タイヤキ(✽ ゚д゚ ✽) (@LzSvdpKShesWxt) September 6, 2017
交戦シーンなどのスケールが凄いなど、実話をもとにしただけあって色々と考えさせられるストーリーだったと視聴者からの声があり、色んな意味で注目された映画でした。
胃がんの噂とは?
クォン・サンウさんが胃がんだという噂が出ていましたが、病気を患っていたのはご本人ではなく、ずっと応援してくれていたファンの方のことだったのです。
引用元:http://ekr.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/07/2012060700571.html
2012年、第65回カンヌ国際映画祭に出席するなど忙しかったクォン・サンウさんでしたが、胃がん闘病の末この世を去ったファンの弔問に行ったことが報道されました。
「絶対に行かなければならない」と、スケジュールを調整した中でのご本人の強い希望だったとのこと。そのファンの方が生前、会いたがっていることを知り海外でのドラマ撮影から帰国して病院へお見舞いに行ったこともあったそうです。
胃がんという噂はクォン・サンウさんの自身のものではありませんでした。
現在は?
不動産投資成功者としても知られているクォン・サンウさんですが、2008年に女優のソン・テヨンさんと結婚。
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そして、2013年にソウル市郊外に地下1階、地上6階建てで、息子ルッキ君の名前と母親の誕生日にちなんだ「ROOKIEN1129」という名前のビルを建てたことで話題となりました。
翌年の2014年には、韓国一のセレブ街として知られている清潭洞(チョンダムドン)で約80億ウォン(約8億円)のビルを購入して妻のソン・テヨンさんにプレゼントしたとか。
2015年ソウル市内の漢江(ハンガン)沿いに位置する聖水洞(ソンスドン)に地上2階規模の工場を約80億ウォンで買収。
そして、オーストラリアのゴールドコーストに別荘として高級ペントハウスを約17億ウォンで購入したり、他にもビルを買収していて高額な賃貸料の収益が予想されています。合計約700億ウォン台の不動産王になったと話題になりました。
現在は、アメリカのニューヨークで家族と暮らしているクォン・サンウさんですが、映画やドラマの撮影のたびに韓国に帰国しているようで、2021年末ぐらいから1人で韓国に戻ってきているようです。
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既に、映画『パイレーツ2』、『クリスマスプレゼント』や、『私たちは育つ』の撮影を終え、公開を控えている状態。
コロナ禍で、撮影もそうですが海外の出入国も厳しくなっている中で大変だと思いますが仕事のため、家族のために行ったり来たりとすごいですね。
まとめ
クォン・サンウさんの経歴や、出演されたドラマや映画についてもご紹介しましたが、みなさんいかがでしたか?ドラマ『天国の階段』のインパクトが大きすぎて無名時代があったとは思えないぐらいでしたね。
ドラマより映画出演の方が多いクォン・サンウさんですが、今年2022年も既に撮影が終えている3本の映画の上映が楽しみでなりません。今後の出演作にも期待しましょう。