日本ドラマとは違った魅力があり、非現実感を味わえたり、ドキドキの展開等、見ている人を物語の世界に引き込んでしまう韓国ドラマ♪
今回は人気がゆえに視聴者たちの反響が大きく、その世論をシナリオに反映させて途中でストーリーが変更になったドラマについて調べてみたいと思います!
ファンの意見で途中ストーリーが変更になったドラマ
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韓流ブームが始まって間もない頃は、単調なラブストーリーよりもドロドロした展開のものが選ばれる傾向にあり、やや突飛な展開や、韓ドラといえば「交通事故」とも言われるほどバッドエピソードが織り込まれることが多い時代でした。
そんな中、ドキドキする展開で大衆を引きつけ、視聴者からの意見が殺到したドラマの中にはどんな作品があるのでしょうか!早速見ていきましょう♪
美しき日々
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— 韓国ドラマ放送予定:韓ドラスタート‼︎ (@kandorastart) February 25, 2022
2001年に放送されたドラマ『美しき日々』は、様々な境遇に置かれた4人の主人公が複雑に折り重なる運命に振り回され、傷だらけになりながらも夢を追い続け、それぞれの愛の形と絆を築いていく純愛ラブストーリーです。
イ・ビョンホンさん、チェ・ジウさん、リュ・シウォンさん、イ・ジョンヒョンさんをメインキャストに迎え、最高視聴率35.9%を記録し、その年最大ヒットとなった作品でもあります。
このドラマは、終盤でイ・ビョンホンさん演じる「ミンチョル」とチェ・ジウさん演じる「ヨンス」が結ばれるものの、ヨンスが慢性骨髄性白血病に犯され命の危機に晒されるというストーリー。
最初の脚本ではヨンスは病死してしまうことになっていたのですが、視聴者からのハッピーエンドを望む声が殺到し、骨髄移植によって完治するという話に変更されたんです。
音楽業界の内幕、25年前の未解決殺人事件、隠された血縁、突然の重い病など、泣きどころと引きつけどころ満載で、放送当初から話題になっていたドラマだけに視聴者の反響も大きかったのでしょう。
ちなみに主人公の「ミンチョル」は当初重要な役じゃなかったそうで、違う人がキャスティングされていたんですが、イ・ビョンホンさんが役を気に入り、ドラマに出たいと監督に直談判したため、急遽キャラ変更されたそうですよ。
星に願いを
今やジャニヲタおばさんだけど、20年前はケーブルTVで韓国ドラマ「星に願いを(1997)」を初めて見て主役「アン・ジェウク」に恋して正座して見てた♡ 「冬ソナ」よりずっと前。
まだ日本に韓国雑誌が売って無くて
娘が生後4ヶ月の時に友達と3人で韓国に雑誌買いに行った行動力は今ヲタ活に役立ってる pic.twitter.com/hIFcPqvfky— ふっと君 時々パンダ🐼(ジャニ垢) (@kismyft2_masaki) March 9, 2019
1997年放送の『星に願いを』は、逆境に立たされながらも、明るく気丈に生きる天涯孤独のヒロインが、ファッションデザイナーとしての才能を開花させ、ついには身分違いの恋を成熟させるまでの成長を描いたシンデレラストーリー。
韓国ドラマでは初めて中南米でも放送されたドラマで、中国や台湾での韓流ブームのきっかけとなった作品でもあり、最高視聴率は49.3%を記録、放送前から大きな話題を呼び社会現象まで起こしました。
当時トップスターだったチェ・ジンシルさんとチャ・インピョルさん、新人俳優だったアン・ジェウクさんがメインキャストとなり、ドラマ内では恋の三角関係を繰り広げています。
元はチャ・インピョルさん演じる「イ・ジュンヒ」とチェ・ジンシルさん演じる「イ・ヨニ」が結ばれるストーリーだったのですが、放送後に人気の中心となったのは「カン・ミン」役のアン・ジェウクさんでした。
ヒロインを一途に思うキャラクターとルックスで女性ファンの心を鷲掴みにし、ジュンヒとヨニがくっつきそうなストーリー展開に、ミン推しの視聴者が激しく反対、ミンとヨニが結ばれる話に急遽変更されました。
女性なら一度は夢見るようなシーンが何個も出てくる胸キュンドラマとなっています♪
ロマンスが必要2012
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付き合って12年目で様々な葛藤の末、別れた後も同居を続ける男女を中心に30代女性3人組の仕事と恋愛、友情をコミカルに描いたドラマ『ロマンスが必要2』は2012年に放送され第3弾まで製作された人気シリーズです。
韓国版『SEX and the CITY』との呼び声も高く、漫画的ラブコメ展開ではないリアルな構成と、多くの共感を生むセリフで同世代の女性から特に支持を集め、キスシーンが多いことでも話題になりました。
何度も別れては戻るカップルの彼氏「ユン・ソクヒョン」役をイ・ジヌクさん、ヒロインの「チュ・ヨルメ」役をチョン・ユミさん、ある日、ヨルメと出会いアプローチをかけていく「シン・ジフン」役をキム・ジソクさんが演じています。
このドラマは長年の恋人である男女の別れと新しい恋の物語。のはずだったんですが、最後までヒロインが二人の男性のどちらを選ぶのか読めない展開になっており、途中でチョン・ユミさんとイ・ジヌクさんから結末を変更する提案が出たんだそうです。
脚本家を交えた話し合いの末、ソクヒョンとヨルメがよりをもどすストーリーに変更となり、当初ヨルメと結ばれるはずだったジフンは二人の愛をつなぐキューピッドになってしまいました。
ジフン役のキム・ジソクさんはこの決定を受け「私もその方がいいと思う」と変更を快く引き受けたそうです。
ラブストーリー・イン・ハーバード
韓流ドラマ、久々に見た。
そして今最終回を見終わり、
涙がポロリ。なぜこんなに俺は涙腺ゆるゆるなんや。
ラブストーリーインハーバードです。 pic.twitter.com/zYba25JAJB— shu@shu (@seventhsea7) February 24, 2016
このドラマは、ハーバード大学を舞台として始まり、法律関係のエリート一族である主人公と移民として苦労してきたヒロインをキム・レウォンさんとキム・テヒさんが演じた青春ラブストーリーです。
2004年に放送され、時代劇、復讐、恋愛の3本柱がメインだった2000年代初期の韓流ドラマにおいて法曹界を描いた作品は珍しく、各所から高い評価を得ています。
中盤から主人公たちに様々な出来事や困難がふりかかり、目が離せないハラハラ展開になっていくのですが、『ラブストーリー・イン・ハーバード』も最初はキム・テヒさん演じる「イ・スイン」が難病にかかり亡くなってしまう予定でした。
しかし骨髄移植のドナーが見つかり無事生還する話に変更され、『美しき日々』と同様にバッドエンドからハッピーエンドに方向転換したドラマです。
真実
昔見たチェ・ジウの『真実』ってドラマも金持ち一家の半地下に暮らす貧乏家族で金持ち家族にいびられる話で暗いんだけど面白くてオススメ😁いじめっ子役が派手顔美人なのは韓流ドラマの決まりなのかなw pic.twitter.com/CVhMevnUSr
— ぴか☆おりん🌹✨ (@51pika24_625xxx) January 8, 2021
2000年放送ドラマ『真実』はチェ・ジウさん、リュ・シウォンさん主演で、替え玉受験や交通事故詐称事件など、実際に起こったことがあるショッキングな事件をテーマにしたシリアスドラマ。
恋愛の三角関係、親子関係、地位や貧富の差など、ドロドロ感もあり、毎回毎回山場が盛り込まれ、最高視聴率は54.6%を記録、ジェットコースターのようなストーリー展開で”ドラマを見るために早く帰宅する”という現象を巻き起こしました。
このドラマでは主演の二人に負けない存在感を出し、性格がめちゃくちゃ悪いお嬢様で、自分の犯罪をも人になすりつける「シニ」役を演じたパク・ソニョンさんがキーパーソンになっています。
最後にシニは、自分の犯した「真実」が明かされるのを恐れてこの世を捨て、自らの命を絶ってしまうのですが、当初は違う結末を予定していたとのこと。変更の詳細は分かりませんでした。
冬のソナタ
こんばんは😆
🐒のウォークマンのCMわかります🤣大丈夫です ついていけます!
ソニーのウォークマンですね😊
冬ソナは 韓流は うーん(;´д`)
でも 冬ソナ 良いよ!と言われ観てしまいました。ハマりました🤣
雪だるまキス(*´3`*)です😂 pic.twitter.com/MuVsuu09RZ— ハル ✞⛓꒰ঌ🖤໒꒱ああぁ⊕狂✞ You are a psychopath (@SONGS082442) April 14, 2021
初恋の人を交通事故で失ったヒロインは、10年後に別の人と婚約するものの、心の中では未だ忘れられない、そんな中、初恋の彼にそっくりな人が現れ、後にその彼が交通事故で記憶を失った初恋の人であることが発覚するというストーリーである『冬のソナタ』。
こちらの作品は、2002年に放送されてから不朽の名作と言われ、アジアと世界で韓流ブームの始まりにもなった純愛ドラマで、韓流ドラマに詳しくなくてもタイトルは聞いたことがある方がほとんどでしょう。
初恋の彼「カン・チュンサン」役をぺ・ヨンジュンさん、ヒロインの「チョン・ユジン」役をチェ・ジウさんが演じ、”冬ソナ現象”や空前の”ヨン様ブーム”を巻き起こし、日本での人気もすごかったですね。
作品を手がけた監督は、チュンサンが病に倒れ死亡するラストを想定していましたが、視聴者から「チュンサンを死なせないで」との声が殺到したため、このシナリオはお蔵入りとなったそうです。
まとめ
いかがでしたか♪韓国ドラマは日本ドラマよりも話数が多いので、最終回に行き着くまでに何回もトラブルが起きたり、惹かれ合う二人がすれ違ったりすることが多いイメージもあります。
なのでせめて最後くらいはハッピーに終わって欲しい!と思う視聴者の気持ちもよくわかります。
最近ではジャンルも多様化し、より見応えのある作品が増えてきている韓国ドラマはこれからも私たちを楽しませ続けてくれることでしょう♪