ペ・ヨンジュンさんや、イ・ビョンホンさん達と並ぶ韓流四天王と呼ばれているウォンビンさんですが、2010年以降のドラマや映画には出演していないのはご存じですか?
ウォンビンさんが出演した作品はどれも話題作のため、たくさん常に出ているイメージがありますが、実は13本ほどしか出演していないのです。
今回は、2010年に放映された映画『アジョシ』以降俳優活動をしていない理由や、妻イ・ナヨンさんについても詳しく調べましたので是非ご覧ください。
ウォンビンはどんな人?
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- 生年月日:1977年11月10日
- 身長:178cm
- 血液型:O型
ウォンビンさんの本名はキム・ドジンと言い、両親と兄と3人の姉がいる7人家族です。
末っ子として生まれたウォンビンさんは、幼い頃から芸能人になりたい夢があったのですが、カンウォンドのジョンソン郡という交通の便もとても大変な山奥と言っても良いほどの地域で家族と住んでいたため、家出をしては、親に見つかりその度に連れ戻されていたそう。
親にはいつも、市内に出るだけでもお前よりハンサムな人がたくさんいるんだから、芸能人になることを簡単に考えず、しっかり勉強をしなさいと、よく怒られていました。
引用元:https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1936864
こちらのエピソードは芸能活動を始めたウォンビンさんが、よく話していたことで韓国ではとても有名な話なんです。
高校を卒業しても俳優になる夢を諦めきれず、当時、姉が住んでいたソウルへ行き居候しながらアルバイトをし、少しずつオーディションに挑戦する日々を過ごしていました。
そんな中、偶然ケーブルテレビ第一放送の新人演技者の募集があり、そのオーディションを受けて1995年の第3期公開採用タレントとして選ばれデビューすることになったのです。
当時タレント受験者たちは、ショップで専門メイクアップを受けてスタジオで撮影したポートフォリオ写真をプロフィールに提出していました。
ですが、ウォンビンさんは塀を背景に家にあったフィルムカメラで姉が撮った写真を提出し合格したのです。
デビューして間もなく、衣装室で新人を捜すためにカメラを回して突入するテレビ番組があり、今は亡き韓国を代表するファッションデザイナーのアンドレ・キムさんの目に留まりました。
そして、彼のファッションショーに出演してから徐々に芸能関係者から注目されるようになったウォンビンさん。
ファッションショーをきっかけにスタージェイ・エンターテインメントとマネージメント契約を結ぶことになり、所属事務所代表の提案で現在のウォンビンという芸名を使うようになったのです。
1997年のドラマ『プロポーズ』で役者デビューを果たし、その時の役は大きな犬を散歩させる異国的な隣家の男性役で、セリフはほとんどありませんでしたが、目鼻立ちのはっきりとした顔と、特有のオーラだけで存在感をアピールしました。
その後、テレビ『スーパーサンデー』の人気コーナーで登場し、徐々にイケメン俳優として注目を集め、2作品目のドラマ『レディ・ゴー!』で、早速、初主演を務め、秀才で金持ちの学生ですが暗い影のある役を演じたウォンビンさん。
『レディ・ゴー!』레디고! (1997) チャ・テヒョン、ウォンビン、ユン・ソナ。大学の映画サークルを中心に、学生運動を経験した先輩学生の苦悩や地方大出身者の就職難も描かれ、チャン・ドンゴン氏が兄役でウォンビン氏は歌まで披露?、キム・ヒョンジュさんも出演。皆さん若いhttps://t.co/npyeJbCQzk pic.twitter.com/1pqhbTt3gz
— mipo (@mipo_fokmds09) January 24, 2021
ドラマのOSTにも参加し、ユン・ソナさんとデュエット曲を歌ってその年のMBC歌謡大祭典の舞台にも上がり絶好調の役者人生を歩みだしました。
1999年のキャンパスドラマ『クァンキ』ではチェ・ガンヒさんや、ヤン・ドングンさん、イ・ドンゴンさん達と主人公の1人として出演し、ヘアスタイルも話題になったりと注目を集め、その年のKBS演技大賞男子新人賞を受賞。
翌年に出演したドラマ『コッチ』では、長髪だった髪を切ってイメージチェンジを試み、粗暴で乱暴ですが正義感のある青年を演じ演技力でも「期待以上」と好評を得て、反抗的で男性的なイメージをアピールすることに成功したのです。
10/5(水)スタート! 『コッチ』 #ウォンビン が心優しいアウトローを好演した不朽の名作ドラマ!3人の兄弟の身に降りかかる様々な事件、そして家族の絆、少女・コッチの目を通して描かれる情緒あふれる繊細なストーリー。詳細⇒https://t.co/S5dQsGzVVo pic.twitter.com/U50PHynP0L
— KBS World (@KBSJAPAN) October 3, 2016
初期は外見に比べて演技力が足りないという評価を受けていた時もあったウォンビンさんでしたが、ドラマ出演するごとに徐々に演技力も良くなっていき批判などもなくなったとか。
また、『コッチ』の撮影現場で大先輩俳優のパク・グンヒョンさんがウォンビンさんに「そんな演技しかできないのか?私の前でもう一度やってみろ!」と怒鳴りつけ、彼の演技力を引き出したことで有名なんです。
その後も演技指導の先生について勉強をし演技力も伸びました。このように演技面でも注目すべき成長を続けたウォンビンさんは、視聴率42%を超えるドラマ『秋の童話』でトップスターになるのです。
#秋の童話 終了
往年の名作、四季シリーズ第一弾、
やっと観れました❣️内容を全然知らなかったので古いけど新鮮。韓流あるあるてんこ盛りで毎日視聴楽しみました。若き日のソンヘギョちゃんすごく良かった。スンホンssiももちろん👍ですが、私は断然ウォンビンssiのテソクオッパ派❤️沢山泣きました😭 pic.twitter.com/QK8UXDzHQk— サラン (@miomio5103) October 5, 2020
ソン·ヘギョさん、ソン·スンホンさんなどが出演したこちらのドラマで、ホテル財閥グループの末息子でソン·ヘギョさんが演じた女性を愛する役を熱演。
ウォンビンさんは、一気にスターダムにのし上がりKBS演技大賞で男子優秀賞、第37回百想芸術大賞でテレビ部門男子新人演技賞を受賞。
そして2002年には、日韓共同制作ドラマ『フレンズ』で主演男優に決まり女優の深田恭子さんと共演で、日韓の国境を越えた運命的な愛を描いて好評を得ました。
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ドラマ放送後、ウォンビンさんの名前が日本での検索ワードに急上昇し、日本でも韓流スターとして爆発的な関心を集めたのです。
イ・ナヨンと結婚!馴れ初めや夫婦仲は?
ウォンビンさんの妻は2歳年下の女優イ・ナヨンさんで、2015年5月30日に結婚しました。
引用元:https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2104820
ナヨンさんは、1998年に『JAMBANGEE』というジーンズのCMでデビューし、芸能人の中でも圧倒的な小顔と美貌で注目を集めたのです。
モデル以上の身体比率を誇っていて、そのためか、本業の役者の仕事よりCMや広告の方で活躍することが多く「CMクイーン」というニックネームが付けられているナヨンさん。
2人は、2013年7月に付き合っているという噂が広まり、そこから公開恋愛を始めました。2011年にナヨンさんがウォンビンさんの所属事務所に移籍したことが出会いのきっかけです。
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当時、2人のスタイリストが同じ人だったということもあり、スタイリストを通じて話す機会が増え、お互い少しずつ関心を持つようになったとか。
2人共インドア派らしく、お互いの家で会うことが多かったため、 パパラッチに撮られる写真もどちらかの家の駐車場でした。
公開恋愛をしてから約2年後にゴールインしましたが、結婚を電撃発表したことで、できちゃった婚と疑われたのですが、当時は否定していた2人。
しかし、結婚式を挙げた同年の12月に長男が誕生したので、やはりできちゃった婚じゃないかと厳しいバッシングを受けたのです。
韓国では一般人の結婚式でも豪華にする傾向があり、招待客も多いのが普通ですが、2人の結婚式はウォンビンさんの故郷で、両家の家族約50人ぐらいで行われ芸能関係者は出席しない非公開結婚式でした。
マスコミには式が終わった後に知らされたそうです。
夫婦仲はというと、いつかのインタビューでナヨンさんは、ウォンビンさんとは仲良く過ごしていて一番よくしゃべる友人のような関係、そして、2人で家事と育児をしていて、子供ともよく遊んでいると話していました。
ずっと俳優活動をしない理由は?
ドラマや映画出演は少ないものの、ウォンビンさんが出演した作品はどれも注目されるという素晴らしい評価を得ています。
しかし、ドラマは2002年の『フレンズ』、映画は爆発的な人気を得た2009年の『アジョシ』が最後の出演作となり、合計映画5本とドラマ8本の出演のみで、近年役者としての俳優活動をしていないウォンビンさん。
アジョシのウォンビン、ハンサムが過ぎる。 pic.twitter.com/ymI2EOcjQW
— ユーコ (@yukowalski) January 8, 2019
広告、CMなどには出演していて数年前に撮影したCMが現在もまだ放送されているようです。
このように、芸能活動は活発的ではないウォンビンさんですが、夫婦でビルを所有する不動産経営もしているようで、最近145億ウォン(約14億5千万円)で購入したビルが185億ウォン(約18億5千万円)まで時価が上昇したとのこと。
広告と不動産経営で十分生活ができるのです。そうは言っても、ファンからすると10年以上演技者として活動していないウォンビンさんの演技が見たいと思っているはずですよね。
この十数年間何もなかったわけではなく、出演オファーはしているのです。
2015年に上映し1000万人以上の観客動員数があった映画『神と共に』や、2017年の映画『軍艦島』にも出演のオファーがありましたが、すべて見送ったウォンビンさん。
最近のドラマでは2021年の12月から日韓同時放送作の『不可殺』もオファーがあったようですが、10年以上のブランクがあるため、放送前から期待されていた超大作ドラマという事もありプレッシャーが大きかったようです。
結局、こちらのドラマも見送りになりました。
2013年にイ・チャンドン監督の映画にキャスティングされましたが、監督自らシナリオが気に入らないという理由で制作を打ち切ってしまい、チャンドン監督の次回作を待っているという噂もあります。
ナヨンさんはイ・ジョンソクさんと共演した2019年のドラマ『ロマンスは別冊付録』で約9年ぶりにドラマ復帰をしました。
その時のインタビューで夫の作品復帰について質問があり「作品に出ないからってなぜそんなに悪く言われるのかわからない。」と話していたナヨンさん。
「本人はヒューマニズムのようなことを作品を通して語り、表現したい思いがあるようですが、なかなかそのような作品に巡り会えず、作品選びに苦戦しているんです。」とも話していました。
ウォンビンさんが納得する作品に巡り合えたらまた俳優活動をしてくれるかもしれませんね。
まとめ
ウォンビンさんについてご紹介しましたが、みなさんいかがでしたか?オファーを見送っている真相は、はっきり分かりませんが、確実に私たちファンはウォンビンさんのドラマや映画の出演を待っています。
おそらくこの先も監督たちはウォンビンさんにオファーをし続けると思うので、どんな作品に出演してくれるのか今から楽しみですね。期待して待ちましょう。